「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-74)
《Ken Sway Kenと管理者の【憲法改悪・戦争体制阻止】》
《宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使が警鐘:「安倍」の圧力一辺倒は半島有事の引き金になる/ 成田俊一(ジャーナリスト)》
9月19日の国連総会でトランプ米大統領が朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)に対する宣戦布告とも言えそうな演説をした。「北朝鮮の脅威により米国が自国や同盟国の防衛を迫られれば、北朝鮮を完全に破壊するしか選択肢がなくなる」と、北朝鮮の国家破壊という衝撃的な言葉を使ったのだ。その翌日の20日。今度は日本の安倍(戦争)首相までもがトランプの宣戦布告演説を全面的に指示するとした上に「必要なのは対話ではなく圧力だ」と、更なる経済封鎖の強化を世界各国に呼びかけた。
こうした中、宋日昊(ソンイルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使は9月28日、平壌(ピョンヤン)市内の普通江(ポトンガン)ホテル会議室で日本ジャーナリスト取材に応じた。
<「安倍首相が戦争をそそのかしている」>
宋大使は開口一番「安倍首相が戦争をそそのかしている張本人でしょう…」と手厳しく指摘した。その理由を聞くと「トランプ大統領の手先になって、その手先の先頭になって、世界各国で、共和国との経済関係を切ってくれとか、敵に回ってくれとか、触れ回っているのが安倍首相です。とにかく機会ある毎に政府関係者であろうが、現地のマスコミ記者であろうが、共和国への敵対発言を言い回っている事は周知の事実だ。安倍首相だけではない。
河野太郎外相も共和国の中傷と誹謗を繰り返している。そうなると、安倍首相が言う圧力というのは、他国に行って、共和国との国家関係を邪魔し、関係を遮断し妨害するという行為のことなのか。それを平気で繰り返しているのか…」と安倍(戦争)首相の姿勢と言動をたしなめた。この安倍(戦争)首相の“トランプ手先論”を中国政府系シンクタンクの専門官から幾度となく聞いていた。海外から見れば、安倍(戦争)首相がトランプ米大統領の手先になっていることは常識なのだろう。それにしてもトランプの北朝鮮破壊という演説に対して、北朝鮮は史上、初めてという委員長声明、つまり金正恩国務委員長が反論声明を出した。その中身がこれまた凄い。金委員長は「…我が国家の『完全破壊』という歴代のどの米国大統領からも聞いた事がなかった、前代未聞の横暴非道な無知のラッパを吹いた。怖じ気づいた犬ほど吠え立てるものである。…」と、トランプを吠える犬に例えて非難すると共に、声明の結びはなんと「…米国の老いぼれ狂人を必ずや火を持って制するだろう」と、「火」つまりICBM(大陸間弾道ミサイル)攻撃までも匂わせたのだ。
<「言いがかりのような脅威説」だ>
10月に入り、日本は選挙に突入した。この選挙にも一言述べておきたいという宋大使。
「日本の選挙そのものに干渉する気はないが、今回の解散の目的は憲法改正にあるのでしょう。ただ選挙期間中にデマに満ちた『北朝鮮脅威説』を喧伝するような、共和国を不当に利用し、言いがかりのような脅威説を流布することは座視できない。もう既に国会議員の中には、共和国の脅威説を煽って、根拠もない危機を浮き彫りにして人気を得ようとしている輩もいる」と言う。例えば10月4日の安倍(戦争)首相の街頭演説を伝えた新聞記事。北朝鮮のミサイル発射について「動きを完全に捕捉している。私達は、しっかりと国民の命と幸せな暮らしを守り抜いていく」「強い外交で核ミサイル問題や拉致問題を解決していく」等と載せているが、仮に、この安倍(戦争)首相の街頭演説を聞いていたら、きっとアゴが外れるような思いになるだろう。Jアラート(全国瞬時警報システム)さえ誤報続きだというのに、ミサイル発射の動きを完全に捕捉しているなぞ、国民の誰が信じると思うのだろうか。あるいは、この10年間、少しも進展していない拉致問題が何故、解決すると虚構とウソを言い重ねる事ができるのだろうか。拉致問題について宋大使はこんな言い方をしている。「共和国は日本政府に対して全ての調査結果を伝え報告している。それを発表していないのは日本政府の方だ」と断定的に言った上で「日本には明らかに拉致問題を自分達に都合のいいように利用している一部の勢力がある事は承知している」と。宋大使が言った日本政府に報告しているといった調査とは、2014年の日朝ストックホルム合意に基づいた全ての日本人調査結果報告のこと。
特命内閣官房参与の飯島勲氏も別の週刊誌上で「その調査結果はとっくにまとまっているのに、日本政府が受け取りを拒んでいるのがバレバレなのだよな。これ、どう見てもおかしいぜ。そんな報告書を受け取ったら、安倍内閣が世論の袋叩きに遭うのが怖くて見て見ぬ振りしている、って話なら、情けないたらないやな」と書いているが、宋大使によれば、この調査結果は、既に日本政府に渡されているというのだ。自民党の政府関係者によれば、政府が、この情報を全面公開をしない最大の理由は「横田めぐみさん死亡」という記載情報を公開すれば、全員奪還を約束したはずの安倍(戦争)首相の言説の矛盾と責任追及が避けられなくなるからだと言うのだ。言うまでもなく北朝鮮の軍事的敵対者は米国である。
その米国軍の基地を抱える日本が朝鮮半島有事の時、北朝鮮と米国の戦争に巻き込まれるという想定は、果たして、どのような状況下で起こり得るのか。宋大使の警鐘を紹介する。
「既に日本と米国と南朝鮮(韓国)は3ヶ国軍事同盟を結んでいるのが実態です。そんな3ヶ国軍事同盟で、日本が先走った行動に出れば出るほど、その結果責任を日本が取る羽目になる。それは日本の国民を、どん底の不幸に落とし込むということを意味しているのであり、その悲惨な中で、何も悪くない日本の一般の国民の事が心配ですよ」と言うのである。日本の政治・経済・文化を知り尽くしている宋大使、締め括りとして「我々は、日本に対して明確に要求しておく。第一に朝鮮民族に与えた罪状に対して、しっかりと清算しなければならないこと、それは日本国家の責任であり、人間としての責任だということ。それと、安倍首相が国際社会に圧力をかけて北朝鮮に政策を変えさせなければならないとか言っているようでは、日本の未来は知れている・・・」と総括した。
<経済制裁の影響は>
9月11日、国連安保理は対北朝鮮制裁決議第2375号を採択した。その影響はどうか。
平壌市内で言えば、現状ではそれほど明確な変化は見当たらない。むしろ買い物客でごった返していたのが印象的だった。市内の光復通りにあるスーパーマーケットの食品売り場では、女性達が魚介類や野菜など食材を買い求めていた。魚、肉等の鍋料理用のパックや各種の「おかず製品」が並ぶ。予想していた以上に食材の種類は豊富だ。飲料水の種類も多く日本酒もあった。この店でよく買い物をするという女性客に聞くと「以前に比べていろいろな食べ物が買えるようになりました」と答えた。この賑わいぶりを見ながら「今日も日本のNHKをはじめテレビ各局は、臨戦態勢で緊迫する北朝鮮とかいって嘘っぱちを報道しているだろう」と思いを巡らせた。(基本文献-週刊金曜日/管理者:部分編集)
【管理者は、この記事を掲載するにあたって、一定の反発も予想した。しかし北朝鮮を非難するにも「日本政府、及び日本メディアの一方的な情報だけで判断するのは、極めて危険」との判断の下、北朝鮮側の生の主張と隠された「事実」を聞いて、より客観的に評価する事が重要である事から掲載した。】
《【北朝鮮-危機扇動】シリーズ》
<麻生…本音がポロリ「自民圧勝は北朝鮮のおかげ」>
正直すぎる発言だ。麻生太郎副総理兼財務相が26日、都内で開かれたパーティーで挨拶し、衆院選で自民党が勝利したことについて、「明らかに北朝鮮の『おかげ』もありましょうし、~」と発言した。自民党の選挙のキャッチフレーズは「この国を、守り抜く。」だった。安倍(戦争)首相が街頭演説で、北朝鮮問題について一番長く時間を割く等、自民党議員は、しきりに北朝鮮危機を煽っていたが、麻生大臣はそれが功を奏したとニンマリして「本音がポロリ」と意図的扇動を選挙に活用した事を、自らバラシタわけだ。
だから「北朝鮮のおかげ」と情勢の緊迫を“感謝”しているような表現になったのだ。
今度の選挙では、北朝鮮危機対応を任せるには自民党政権しかない、と考えて自民党に投票した有権者は少なくないとみられる。そんな有権者も、安倍(戦争)政権の危機宣伝に「何度も引っかかるオレオレ詐欺みたいに、すぐ騙されるな!」と言いたい。(参考文献-日刊ゲンダイ/文責:民守 正義)
<自民党新聞折り込みチラシ「北の驚異からこの国を守り抜きます」
では具体的に何が出来るか。ミサイル防衛は無力。j-アラート無意味、制裁する手段は今や何もない>
衆議院解散総選挙-自民党は北朝鮮の脅威を煽るのを最大のキャンペーンとした。
自民党新聞折り込みチラシ「この国を守り抜く信頼の約束」、そして「北の驚異からこの国を守り抜きます」安倍(戦争)首相の発言は常にそうだが、言葉は勇ましい。
だが実態は、いつもの様に何もない。そしてまた騙される。国民はその事を、もう少し理解すべきだ。
1:ミサイル防衛は何の役にも立たない。
・北朝鮮のノドンは飛行中、及び落下中、秒速2000メートルから3000メートルと言われている。打ち落とす迎撃ミサイルPAC3の速度はマッハ5、秒速1800メートル。迎撃するミサイルが向かってくるものより遅い。
・迎撃ミサイルPAC3射程は15キロメートル。上に向かって撃つから、守っている地域はせいぜい2-3キロ。自衛隊敷地の市谷に配備しても、国会議事堂も官邸も霞が関も丸の内も銀座も新宿も守っていない。
・撃たれたミサイルはどうなるか。当たらなければ市街地に落ちてくる。だから、実験の発射すらできない。当たればミサイル2個分の残骸が市街地に落ちてくる。
・日本向けノドンは200-300発北朝鮮に実戦配備されているというが、どこにあるかはわからない。発射時把握できなければ、ミサイルの軌道計算が出来ない。撃墜は出来ない。
・落下地点がどこだかわからない。軌道計算できなければ、撃墜は出来ない。
・発射時の把握は衛星から行うが、主力は光学監視システムの衛星。夜中撃てば解らない。
2:敵基地攻撃の無意味さ
・日本向けノドンは200-300発実戦配備されているというが、仮に迎撃実施出来て、僥倖なら数発破壊はありうるかもしれない。しかし残りの200発以上で日本攻撃が出来る。日本攻撃される敵基地攻撃など日本防衛に何の役にも立たない。
3:J-アラートの無意味さ
どこに着弾するかわからない。だから10県以上に警告を出すことになる。
今、北朝鮮が開発しているのは米国向け。自分達はここまでの能力を持っているのだと誇示しようとするから、事前に発射を解るようにする。だが戦争になって、日本向けノドンを発射する時には当然、事前通知しないからは把握できない。
4:制裁
今日、日本が制裁して、北朝鮮に打撃を与えるものは何もない。
以上みたように、「守り抜く」というのは言葉だけ。実態は何もない。
国民は、もう安倍(戦争)首相の言葉だけ勇ましくて、実態が何もない発言に目覚めるべきだ。(基本文献-孫崎享のつぶやき/管理者:部分編集)
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《「旅券没収と渡航制限付き旅券」撤回訴訟:緊急支援のお願い/
本ブログ読者:フリーカメラマン杉本祐一さんから》
<「旅券没収と渡航制限付き旅券発給の経過と争点/旅券強制没収の経過/裁判の経過と情勢報告等」については、9/10の本ブログ【「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-27)】稿末「ご案内コーナー」を、ご一読ください。>
〔杉本祐一裁判支援カンパを、よろしくお願いいたします。〕
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