「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-35)

《Ken Sway Kenと管理者の【憲法改悪・戦争体制阻止】》

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《5月死去-泥憲和さん:元自衛官の護憲、平和残す/ヘイト抗議も先駆け/遺稿集出版へ》

 元自衛官として集団的自衛権の行使等に反対し、今年5月に63歳で亡くなった異色の平和活動家、泥憲和さん(兵庫県姫路市)。癌と闘いながら戦争関連法に反対し、ヘイトスピーチへ抗議し続けた、その言葉と遺志を残そうと、知人らが遺構等を収めた本の出版準備を進めている。

<「集団的自衛権(の行使)は他人のケンカを買いに行くこと。何故そんな事に自衛隊が使わなければならないのか」>

 2014年6月30日、安倍(戦争)内閣が憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使容認を閣議決定する前日。泥さんは神戸市の繁華街・三宮であった閣議決定反対の街頭活動に飛び入り参加し、マイクを握って訴えた。元自衛官による異例の発言はSNS等で2万件以上拡散されて反響を呼び、講演で全国約100ヵ所を巡った。泥さんは中学卒業後、1969年に陸上自衛隊少年工科学校に入り、75年に除隊。工場経営等を経て法律事務所職員となり多重債務相談に携わった。市民団体の事務局も務め、憲法や人権を守る活動へ傾注していった。
 泥さんはヘイトスピーチにも敢然とあらがった。「社会の公正が侵される」。
 排外主義団体が京都市の朝鮮学校前で怒号を浴びせたことが問題になっていた2010年冬、神戸市内で街宣中の団体に単独で抗議。ジャーナリストの安田浩一さんは「誰もが無関心だった時期にたった一人で正面から立ち向かった人」と話す。この行動は、ヘイトスピーチに抗議する活動の先駆けとなった。泥さんは14年春、癌で余命1年と宣告された。

 妻典子さん(58)は「全国を飛び回って生き生きしていた」と振り返る。
 しかし病状が悪化、今年5月3日に亡くなった。憲法記念日だった。
 出版を企画したのは、泥さんと10年来親交があった団体職員の岡林信一さん(46)とデザイン会社代表の吉本研作さん(73)=共に神戸市だ。泥さんが生前に書きためた原稿、SNSで発信した記事等を戦争関連法といったテーマ別に編集する。年内の出版を目指している。
 吉本さんは「物事の本質を分かりやすく語り、説得力があった」と言う。
 岡林さんは「理を尽くし、情があった。対話すれば人は変わる。そんな泥さんの思いを伝えたい」と話した。(毎日新聞)


《【衆議院選挙】シリーズ》

<国家として瓦解の道をひたすら進むのか?!なすべきことは、破壊の道を絶つ、それには安倍政権を絶つ、それには野党共闘しかないではないか!>

1:日本が、社会として、崩壊、或いは敗者の道を進んでいることは間違いない。
2:第二次世界大戦以降、日本は奇跡の経済発展をとげ、世界第二の経済大国になった。
 当時、世界は訝った。何故、日本はこんな大国になったのであろうかと。
 ドイツですら、日本に特別の調査団を出した。
 様々な理由が掲げられたが、常に高い教育水準、高い労働力に質が挙げられた。
3:しかし今日全く逆の現象が出ている。
 経済協力開発機構(OECD)は9月12日、2014年の加盟各国の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合を公表した。日本は3.2%で、比較可能な34カ国中最低だった。前年は33カ国中32位でブービー!今回は2年ぶりに最下位に転落した。

 英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」は5日、今年の世界大学ランキングを発表した。日本からは東京大が46位(前年39位)、京都大が74位(同91位)で、上位200位内に2校が入るに留まっている。アジアからは、シンガポール国立大(22位)と、中国の北京大(27位)、清華大(30位)が入っている。
 高等教育でも日本は今やアジア一の座を守れない。どこかおかしいはずだ。
 だが、どうして、こんなこんな事になっているのか、どうしたら是正できるかという真剣な議論はない。
4:分野をかえて安全保障、最近での北朝鮮を考えて見よう。
 北朝鮮は。核兵器開発、ミサイル開発を行っているのは事実だ。これをどう止めるか。
 制裁は効果がない事は1993年以降、国際社会は制裁をしたにも関わらず、開発をどんどん進めてきた事を見ても明らかだ。かつ制裁を強化しようと主張する米国、日本は北朝鮮に影響を与えられる独自の手段は持たない。影響を与えられる中国、ロシアは、北朝鮮を国家の崩壊にまで追い詰めるのに反対である。軍事的手段に訴えれば、北朝鮮はソウルに攻撃するのが明白だ。その時の被害を考えればとても出来ない。
 日本がこの軍事行動に参加すれば、これへの報復攻撃が起こる。
 北朝鮮がミサイル攻撃した時、これへの防御はない。日本攻撃出来る中距離弾道ミサイルは200-300発を実践配備していると言われる。落下するミサイルの速度は秒速20,000mから3,000m、打ち落とそうとするPAC3の速度がマッハ5の1800m。射程が15KM。

 上空に向け撃つから守っている地域は2-3キロしかない。市谷に配備しても、国会議事堂も首相官邸も銀座も大手町も歌舞伎町もどこも守っていない。北朝鮮の核兵器、ミサイルに対応するには話し合いを行い、管理していくしか手段はない。その際には、北朝鮮の体制、指導者を軍事的に排除しない事を明確にする事も含まれる。それは何も異常な事でなく、国連憲章第二条の「の武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない」を追認すればいいだけの話だ。だが安倍政権は違う。
 危機を煽る。強行的発言で味っている。そして安倍政権の政策を、政府の広報機関化した大手メディアが大々的に宣伝し、対話路線を主張する人々を攻撃するのが今の日本社会だ。

5:二つの例を出したが、日本社会では、実態はあるべき姿からどんどん乖離している。
 これら全てに安倍政権に責任あるとまでいうつもりはない。しかし安倍政権は、日本社会を、あるべき姿を巡って議論出来ない社会に変容させた。世論形勢に重要な役割を占めるメディアから、政権の政策批判、別の政策提言をする人々を排除した。
 この現象はTPP,安保法制、原発再稼働で顕著である。福田元総理は2017年8月2日、共同通信のインタビューにおいて「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」と日本の政治の現状を痛烈に批判。
 更に加計疑獄や森友疑獄を挙げつつ「政治家が人事をやってはいけない。安倍内閣最大の失敗だ」と語り、内閣人事局を通じて官僚独裁政治に走っている安倍政権に強い警鐘を鳴らした。
6:そして今10月に総選挙が行われる動きが加速した。選挙ではどうなるだろう。
 自公が3分の2の圧勝と言われている。まさに絶妙のタイミングで民進党の代表に前原氏がなった。共産党との野党共闘に消極的である。
7:今、日本で求められているのは、先ず、日本を破滅に道に突き進む事を止める事だ。
 それには今の自公政権の絶対多数、特に議席の三分の二を絶つことだ。
 今回の衆議院選挙の中心はここにある。
8:前原代表の下で、それが出来るか。出来なければ、破壊の道は益々、加速する。
(基本文献-孫崎享のつぶやき/管理者:部分編集)


<かつてスト破りに暴力団が使われた。今「安倍・菅」を批判する者に、産経新聞が誹謗記事を書く。ターゲットは東京新聞・望月記者、鳩山元首相、金子勝慶大教授>

 最近、産経新聞の人物攻撃は激しい。そして多くの場合、言いがかりの様に、批判の根拠が希薄なもので攻撃している。これらに共通する流れがある。
1.対象となる人は「安倍・菅」、これらの人々の政策や対応を厳しく追及する人、

2.批判の報道で、過激なツイートを紹介することで、イメージの悪化を狙う。
3.この産経新聞の報道を契機に「ネトウヨ」「アベウヨ」と言われる人々が、更に過激な人物攻撃を展開する。
4:特に東京新聞の望月記者への攻撃が執拗に行われている。幾つかを見てみよう。
【金子勝慶応大学教授のケース】
1;「産経」記事内容:【北ミサイル】金子勝・慶応大教授が「ミサイル発射は安倍首相のせい」ツイッターに投稿]慶応大の金子勝教授がツイッターに「安倍首相が北朝鮮を煽り、森友・加計の腐敗を隠そうとしている」という趣旨の投稿をして話題になっている。
 これまでも金子教授は「(ミサイルを発射する)北朝鮮も怖いが『戦時放送』を流す安倍政権も怖い」とツイートする等、安倍政権を批判するあまり、極端な意見を披瀝する事があり、今回も3千件を超えるリツイートがあった。金子教授は「戦争屋」と題し、15日にツイッターに以下の投稿をした。「また北朝鮮の軍事政権がミサイルを飛ばし、また国営放送でJアラート一色。森友・加計の腐敗を隠そうと北朝鮮を煽り、疑惑だらけのトランプをけしかけ武器を買うアベ。NPT批准拒否のインドにまで核技術を輸出する。目指す改憲のために日本を北朝鮮のターゲットにし戦時体制にしたいのか」
 これに対しネトウヨ「もりかけは国内問題、北朝鮮とは関係ないだろ。なぜミサイルを撃つ方を批判しない。その無茶苦茶な批判をする前に、大学教授なら安倍と漢字で書け」「安倍政権は北朝鮮のミサイルを自由にコントロールすることが出来ると言う事ですな。なら安倍政権一択しか選択肢はないことになりますなぁ(笑)」「安倍さんが一人でトランプや北朝鮮を自分一人に都合のいいように操ってるとおっしゃるんですか?逆にそこまでできる宰相ってすげぇ有能な気がしますが」等と批判的なツイートが殺到した。

2:評価
 批判するのに過激なツイートを、わざわざ報道している。自分の見解でないという逃げ道を作りながら「その無茶苦茶な批判をする前に、大学教授なら安倍と漢字で書け」「「安倍さんが一人でトランプや北朝鮮を自分一人に都合のいいように操ってるとおっしゃるのですか?逆にそこまで、できる宰相ってすげぇ有能な気がしますが」等揶揄するツイートを利用し批判している。最近の金子氏の北朝鮮関係のツイートを並べてみる。

・【戦時化するアベ】アベの記者会見での言葉。汚い政治家のイメージを払拭して強いリーダーを印象操作するため「北朝鮮がこの道を、更に進めば明るい未来はない」と言う姿を繰り返し写すテレビ。まるでイラク戦争直前のブッシュを見ているようだ。
・【核戦争を拡散するアホの安倍「外交」】森友・加計の腐敗を隠すために北朝鮮リスクを最大限煽り、原発輸出のためなら何でもするアベのアホさ。核拡散防止条約(NPT)批准を拒否し、核実験を行うインドにプルトニウムの精製、濃縮技術を提供する。
・【嘘と戦争】柳条湖事件は満州事変を、トンキン湾事件はベトナム戦争を、大量破壊兵器情報はイラク戦争をもたらした。皆デッチアゲで、通常では有り得ない事が起きたのだ。
既に経済は出口なしの戦時化が進む。嘘つきで極右のリーダーを野放しにする時、過ちが現実化する。歴史を忘れてはならない。
[鳩山元首相関連]
1;「産経」記事内容:[鳩山由紀夫元首相がツイッターで持論を展開 相次ぐ北朝鮮の挑発にも「対話の道を」「飛んで来ない環境を作ること」]
鳩山由紀夫元首相(70)が15日、北朝鮮のミサイル発射に関し自身のツイッターで「戦争で打撃を受けるのは日本だ。対話の道を開かねばならない」などと持論を展開した。
 鳩山氏は「(北朝鮮は)日本が米国の制裁に調子を合わせて踊ったから核で海に沈めると言う。かつて日本も経済制裁に耐えかねて戦争の決断をした。この国が制裁で核を放棄する筈はない。戦争で打撃を受けるのは日本だ。対話の道を開かねばならない」と強調。

 「襟裳岬の東1000キロに着水とは襟裳-東京の距離の2倍だ。それに北海道上空から落ちてくる場合には、大気圏に突入する時に燃え尽きるのではないか」とミサイルの危険性について言及した。政府に対して「いたずらに緊張感を煽り、敵愾心を燃やすより、国民に平和を与えることだ。ミサイルが飛んで来ない環境を作ることだ」と迫った。
 これに対しツイッター上では「いつも対話の道を閉ざしているのは北朝鮮だろ」「じゃ、お前行って来い」「先の戦争は国際社会の制裁のせいだというご認識だったのですね」等の声が寄せられた。

2:評価
◎ツイート:産経、人物攻撃活発化「鳩山元首相がツイッターで持論を展開 相次ぐ北朝鮮の挑発にも”対話の道を”、”飛んで来ない環境を作ること”。これに対しツイッター上では「いつも対話の道を閉ざしているのは北朝鮮だろ」「じゃ、お前行って来い」。
 対話を主張するのはメルケル首相、ハース米CFR会長等(注)メルケル、北朝鮮危機に対して対イラン・スタイル対話(イラン+五安保理常任理事国+ドイツ)を呼びかけ。
◎【5月13日 AFP】北朝鮮外務省の高官が13日、条件が整えば米国との対話を希望するという北朝鮮政府の意向を明らかにした。北朝鮮外務省北米局の崔善姫(チェ・ソンヒ)局長は、米国の元国連大使や学者らと非公式に接触したノルウェー・オスロからの帰路、中国・北京の国際空港で報道陣に対し、北朝鮮はドナルド・トランプ米大統領の政権と「条件が整えば対話するだろう」と述べた。
◎ここでも鳩山氏を非難するのに「いつも対話の道を閉ざしているのは北朝鮮だろ」「じゃ、お前行って来い」等過激なツイートを紹介する形で非難している。
[東京新聞関係]
1:報道内容/[産経報道内容標題;河野太郎外相、東京新聞を痛烈に批判「核軍縮の政治的利用」「後ろから鉄砲玉」]
 河野太郎外相が16日付の自身のブログで、核軍縮をめぐる東京新聞の報道姿勢を痛烈に批判した。河野氏が取り上げたのは、8月にスイス・ジュネーブで開かれた軍縮会議に関する東京新聞の8月23日付の記事。2014年から軍縮会議で毎年行われてきた日本の高校生平和大使による演説が今年は見送られたことを東京新聞は批判的に取り上げた。

 国連で7月に採択された核兵器を違法化する核兵器禁止条約に、日本政府は「不参加」の立場を取った。記事では、この事と絡めて「高校生達がスピーチで、禁止条約に触れる事に危機感を覚えての対応ではないか」との第三者のコメントを引用し、日本政府が平和大使の派遣を意図的に控えたかのような印象を与えている。河野氏はこれに対し「全会一致で運営されている軍縮会議で、高校生の演説に反対する国があった」と反論し、平和大使が別途、自分の考えを表明する機会を設けた事を説明した。その上で「第三者が言ったコメントを載せる分には責任はないと考えたのだろうか」と批判を展開し「後ろからの鉄砲玉」「核軍縮の政治的利用」等と東京新聞への怒りを露わにした。

2;これに対する「反論ツイッター」
「河野外相、東京新聞を痛烈批判”核軍縮の政治的利用””後ろから鉄砲玉”河野氏”全会一致で運営されている軍縮会議で、高校生の演説に反対する国があった”と反論(産経)」
 じゃー、その国どこですか。言ってみてください。非常識な国が反対したからは口実には使えません。
[望月記者関連]
1:産経新聞報道
・東京新聞の記者に産経新聞が抗議「事実無根…看過できない」
・菅官房長官の会見で名物-東京新聞の記者が謝罪
・東京新聞記者に朝日新聞記者が“加勢”菅義偉官房長官に同趣旨の質問攻め/会見時間の半分を浪費
・東京新聞記者vs菅義偉官房長官/7連発の波状攻撃に菅氏の回答は…
・官房長官の記者会見が荒れている!東京新聞社会部の記者が繰り出す野党議員のような質問で
・東京新聞記者が菅義偉官房長官に「勘違いしないで頂きたい」と噛みつくも「ご自身で真偽見極めてから質問すべき」

[反論評価]記者会見で疑問点を質問するのが当然である。仮に回答者が、これに応えなければ質問を繰り返すのに、おかしい所はない。それを「官房長官の記者会見が荒れている!」として質問する事がおかしいように報道している。(基本文献-孫崎享のつぶやき)
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《「旅券没収と渡航制限付き旅券」撤回訴訟:緊急支援のお願い/

本ブログ読者:フリーカメラマン杉本祐一さんから》

<「旅券没収と渡航制限付き旅券発給の経過と争点/旅券強制没収の経過/裁判の経過と情勢報告等」については、9/10の本ブログ【「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-27)】稿末「ご案内コーナー」を、ご一読ください。>
〔杉本祐一裁判支援カンパを、よろしくお願いいたします。〕

①フリーカメラマン杉本祐一の裁判を支える会 代表 杉本祐一
 フリーカメラマン スギモト ユウイチ 店番231 普通 口座番号1691517
/第四銀行白山支店
②他銀行からゆうちょ銀行への振り込みの場合
 ゆうちょ銀行 口座名義フリーカメラマン杉本祐一と友の会 店名一二八 店番128
 普通 口座番号3551231
③直接ゆうちょ銀行に出向いて振り込む場合
郵便振り込み口座は11200-3-5512311 「フリーカメラマン杉本祐一と友の会」


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*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
*著作「採用面接」労働条件確認
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
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●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)

(民守 正義)