「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(59)
《Ken Sway Kenと管理者の【叛-共謀罪】キャンペーン:ステップ2》
〔『共謀罪』法-廃案を目指して大衆運動の再構築を!〕
<共謀罪と加計学園疑惑-国民は怒っている!/佐藤甲一(ジャーナリスト)>
30年近く政治を取材のフィールドにしてきたが、これほど「醜悪」な政治姿勢を曝け出した政権は記憶にない。6月18日に閉会した第193回通常国会の最終局面における政府与党の対応は、まさに国民主権という日本の民主主義のあり方を無視した、私達国民を愚弄するもの以外の何ものでもない。安倍官邸と自民党が行った「共謀罪」法案の成立と加計学園疑惑を絡めた今国会の会期末処理は、そうした国民の危惧が現実のものであることを、見事に曝け出した。森友学園問題が、安倍首相の周囲にいる人物が官僚の忖度によって優遇された、という問題であったとするならば、加計学園を巡る問題は、より日本の民主主義=政治システムの存続にとって重大である。仮に安倍首相が国会答弁するように、首相自らが加計学園優遇の意向を示す事はなかったとし、かつ山本幸三内閣府特命担当大臣の説明を信じるのなら、官僚システムが政治の判断を仰ぐ事無く、加計学園選定に向かって「首相の名を語って暴走」した事になる。更に山本大臣の説明によれば、出向中の文部官僚がスパイまがいの行為をして、確認不十分の情報を出身官庁にご注進するという、統制不在の状況に内閣府は陥っていた訳だ。本当なら、いずれも公僕たる高級官僚が、国民の利益を顧みる事無く行政を欲しいままにしていた事になり、もはや日本の行政システムの危機である。
即刻、関係者を処分し、更に安倍首相以下これを放置した責任をとる必要がある。
担当大臣が部下の一官僚をスパイ呼ばわりしている神経を疑う。先ず山本大臣は監督不行届で辞意を表明するのが相当だろう。だが、そうなってはいない。
むろん、場当たり的と見える彼らの説明を、そのまま信じるほど国民は愚かではない。
100歩譲って山本大臣と首相最側近の萩生田光一官房副長官の名前を取り違えてメールしたという山本大臣の説明を信じたとしても、それだけ萩生田の意向、つまり「安倍首相の影」が内閣府に満ち満ちており、政策の決定と遂行に影響を与えていたということになる。
「語るに落ちる」とは、このことだ。加計学園選定に安倍首相の意向が働いていたのではという疑問が指摘する本質的な状況は何ら変わらないのである。政治主導とは、政治が方向性を示し、その結果責任を政治家が負う、ということである。方向性を示すのはいい。
その目的が「友人」に利益をもたらすことであり、その目的達成が容易になるように制度を設計したのではないか、という国民の疑問が沸き起こるや否や、根拠となる文書を「怪文書」と決めつけ、証言者の人格を貶めるような会見を行ない、かつ有力なメールが出現すれば、「スパイの勘違い」と言い放ち、責任を物言えぬ官僚に押しつけて辻褄合わせで幕引きを図る、これが佐藤栄作氏、吉田茂氏に続く、戦後第3位の在任日数となった「安倍一強政治」の行き着くところの手法である。
【管理者:また官邸人事も「政治主導」は、聞こえはいいが、内局職員から見れば「お好みド素人人事」もいいところだ。国民も「公務員は悪。政治家主導の政治を!」というバカげた単純理解は、止めた方が良い。現実の政治家は「憲法も行政法等の基本的法律も知らない(医者で言えば内臓の仕組みも知らない)ド素人集団で、利権の嗅覚だけは鋭い」のが殆どだ。中には漢字もまともに読めない首長(安倍(独裁)総理・元大阪府横山ノック知事・現大阪府松井知事)もいて、それをフォローする官僚(職員)も大変だ。管理者は「政治主導」でもなく「官僚主導」でもなく、「政治家と行政職員の調和(協調)」が、最も大切だと確信する。】
安倍晋三が「総理大臣」であるが故に持つ権力は「天賦」のものではない。
権力は下から付託されるもの、つまりは総理大臣の権限は私達の権利の総体であることを忘れないことだ。国民は怒っている。終わらなかった政権はないのである。(週刊金曜日/管理者:部分編集)
《【腐蝕の安倍政権】シリーズ》
<講演ドタキャン:疑惑の下村氏が恐れる特捜部の捜査のメス>
加計学園から「200万円の闇献金」が渡っていた事が報じられた下村博文元文科相。
先月29日の会見で「疑問の点があれば、都議選が終わった後に丁寧にお答えする」と言っていたが、再び会見するつもりはサラサラないようだ。予定されていた講演会もドタキャンしている。下村は5日都内で「都議選の結果と、その後の政治課題について」とのテーマで講演する予定だったが、4日になってドタキャン。講演会の主催者によると「急遽、やむを得ぬ事情により講演ができなくなった」という。下村がフザケているのは、野党時代、散々、民主党大臣の政治資金問題を批判していた事だ。2010年5月28日の衆院文科委では、当時の川端達夫文科相の事務所費不正処理疑惑について、川端本人にこう詰め寄っていた。
「会計帳簿や領収書等の証拠開示がない限り、国民の目には、川端大臣の発言についての信憑性を検証する手段がない」「領収書などの証拠開示を求めたい」
自分の発言がブーメランとなっている形だ。
■8月の法務省人事後に動き出す可能性
講演をドタキャンした下村は、東京地検がどう動くかビビっているという。
東京地検特捜部が、重い腰を上げる可能性があるからだ。「特捜部は常に政治案件を狙っています。“安倍1強”のように政権が強い時は遠慮していても、弱体化すると一気に動き出す。金丸逮捕も、政権が弱った時に踏み切っています。8月の法務省人事が終われば、しがらみなど気にせず動く可能性があります」(司法記者)司法ジャーナリストの鷲見一雄氏はこう言う。「森友学園や加計学園問題等を巡る国会のやりとりを見る限り、国家としての秩序が崩壊しつつあります。検察がここで動かなければ、国民の不信感は確実に高まるでしょう。実際、世論の高まりを感じてか、裁判所や検察関係者の間では『今のままでは国家の秩序が崩壊してしまう』と批判の声が上がっているといいます。告発があれば、検察は動かざるを得ないところまで来ているのではないでしょうか」
下村の疑惑を見逃せば、国民の感情は、そのまま「検察不信」に直結する。 (基本文献‐日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)
<菅が「首相は正しい、嫌いな記者の質問には答えない、後藤田は密告で管理」>
安倍政権の体質を最もよく表している菅官房長官。説明責任を果たすように態度を変えるどころか全く変わらない。安倍(独裁)首相の「こんな人達に負ける訳にはいかない」と指さしながら言ったことに対して、記者会見で東京新聞女性記者とのやり取りで酷い対応を、また取った。
記者「首相発言は、有権者を軽視しているかのような発言ともとれるが、問題があるとは思わないか?」
菅「まったくあるとは思いません」
記者「秋葉原での大声での抗議の声が出ていることをどう思うか?」
菅「失礼ですけど、あなたの主観に答える事は控えたいと思います。客観的な事実に基づいて質問していただきたい。」
記者「秋葉原での声をどう受け止められたかを聞いている。国民の政権に対する怒りの声だという受け止め方はしないのか?」
菅「ですからあなたの主観ですから(答えない)。当然、民主主義国家ですから選挙運動というのは自由です。」
記者「総理の『一部有権者蔑視』とも取れる発言には問題がないと?」
菅「まったくないです」
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この菅の対応「グッディ」でも上から蓋する対応でよくない印象だと批判されていた。
第一、記者が聞いているのは「記者の主観」ではなく「秋葉原での大声での抗議の声が出ているという客観的事実」をどう思うか?を聞いているので、菅の「貴方の主観に答える事は控えたいと思います。客観的な事実に基づいて質問して頂きたい。」というのが間違っている。だから、ここで他の記者が「菅さん、客観的事実の質問ですから、ちゃんと答えてください」というべきだろう。 どうして他の記者はちゃんと追求しないのか。
記者の「秋葉原での声をどう受け止められたかを聞いている。国民の政権に対する怒りの声だという受け止め方はしないのか?」というのも、当然の質問で何ら「主観的で、事実に基づかない質問」というようなものではない。あの抗議の声を、どう捉えたかを聞いているのだから、抗議の声があったという事実に対して、どのように受け取っているかを聞いている。それならそれに答えたらいいのに「問いが正しくないので答える必要がない」といって逃げている。これが「ヒトラー安倍」に従順する「ゲッペルズ菅」という安倍政権の本質なのだ。真摯に答えていこう、反対する人にも理解してもらうように、説得的な言葉でコミュニケーションをとろうという姿勢が全くない。安倍政権に批判的な「そんな人達」とは話す必要はないと思っているのだ。ウザイと思っている東京新聞記者には、まともに答えない、バカにしてかわしたいと思う「ファシズム思想」そのものだ。
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一方で同じ自民党ながら、非安倍の派閥の後藤田正純氏の言動を執行部が監視して、政権批判したといって後藤田を批判したという事件が起こった。この事で後藤田氏は「自民党執行部はおかしくなっている」と反論している。自民党の後藤田正純副幹事長(衆院徳島1区)が、東京都議選を巡り、党執行部に対し「密告等おかしな管理をしている」と自身のホームページで批判した。惨敗について「民心が離れた党に都民が反応した。今の執行部を見ると仕方ない」と指摘した。後藤田副幹事長が都議選の街頭演説で安倍政権の反省点に触れたところ、党幹部に伝わり「安倍晋三首相を批判した」とクレームを受けたという。
後藤田副幹事長はHPで「演説では、政権の問題点を述べた後、必ず政権の成果に理解を求めてきた」と説明した。菅が警察と繋がり、官僚の動向を監視して、前川次官の「風俗手が良い」を見つけた事も、同じような「ゲッペルズ支配構造」の問題と言える。
安倍の「あんな人達」という発言の独善的・排他的ファシズム感覚が、政権には蔓延している。(基本文献-イダ ヒロユキ/管理者:部分編集)
《【改憲騒乱】自民党:改憲議論に慎重論―石破、河野氏がクギ》
5日の自民党憲法改正推進本部では、東京都議選の歴史的惨敗を受け、丁寧な議論を求める声が上がった。安倍(戦争)首相は秋の臨時国会に同党の憲法改悪案を提出する方針だが、党内には慎重論が広がりつつある。会合は冒頭を除いて非公開だった。
出席者によると、石破茂元幹事長は「自民党として国民に説明する態度が欠けていた。
そこは改憲の議論でも踏まえるべき大事な点だ」と指摘。学校法人「加計学園」の問題等を念頭に、議論を急ぐ首相を牽制した。河野太郎前行革担当相は、この日、議題になった緊急事態条項の創設に多くの論点があると指摘し「数多く議論の場を設け、時間をかける必要がある」と主張した。保岡興治本部長は会合後「臨時国会に提出する自民党案は、衆院議員100人以上(参院は50人以上)の賛成で提出する正式な改正案ではない」と記者団に説明した。首相側近も「秋の臨時国会に改正案を提出するのは現実的ではない」という見方を示す。衆院議員の任期は残り1年半。改憲を目指すとしても国民に説得力のある説明ができなければ、次期衆院選は戦えないという危機感が党内に漂う。ある中堅議員は「経済最優先で態勢を立て直すべきだ。憲法を強引に進めたら持たない」と、逆に「改憲」が呼び起こす「政権の危機」を語った。(文責:民守 正義)
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《日本全国 共謀祭(フェス)》
★日時:7月11日(火)午後4時〜9時
★一斉行動タイミング:午後7時11分
※【新宿ジャック・全国一斉共謀祭】関東圏の方、新宿ジャック、やりましょう!
〇7月11日(火)16:00:新宿駅
★会場:日本全体(都内の方は新宿西口、東口、東南口、南口計四ヶ所同時アピール行動)
【案内】ラップ共謀罪の歌/https://youtu.be/LCMz5WNM6ok
《全国大学人権教育交流会の会員を募集しています。》
ご希望の方はg_jinken@yahoo.co.jpまでご連絡ください。
詳細は全国大学人権教育交流会のホームページをご覧下さい。
http://zdaigakujinkenkyoikukoryukai.web.fc2.com/
*本ブログ管理者(民守)は同交流会-事務局長を担っています。
《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》
①職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
【本ブログ:http://blog.zaq.ne.jp/yutan0619/article/27/】
*著作「採用面接」労働条件確認
【本ブログ: http://blog.zaq.ne.jp/sp/yutan0619/article/29/】
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)
(民守 正義)
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