リベラル勢力総結集で政権交代!(328)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【著作権料-収奪】手段を選ばぬ著作権料の徴収》
日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権使用料を徴収しようとして、職員を「主婦」と身分を隠して教室に入会させた上、2年間も「生徒」として潜入調査させ、そのスパイとなった職員を両者の間で続いている訴訟に証人として出廷させようとしている事が解り、関係者が唖然としている。JASRACは一昨年、著作権法22条の演奏権(楽曲を公衆に直接聞かせる権利は著作者〈作詞・作曲家〉が専有する)を盾に、全国のピアノなど音楽教室から著作権使用料をとる方針を打ち出した。これに対して教室側は、コンサートやカラオケと違い、教室での演奏は楽器の指導・練習のためなのだから、著作権使用料を請求する権利はないと東京地裁に提訴していた。教室側は50万人の反対署名を文化庁に提出している。
これまでもJASRACは、公民館やカルチャーセンターの音楽活動や商店のBGMにも使用料を請求して、どこでも強い抗議を受けてきた。重要無形文化財指定の雅楽に著作権使用料を払うよう求めて、雅楽演奏家から「1000年前の音楽に著作権はない」と窘められた事もある。著作権の本来の目的は、文化芸術の振興のために著作者を保護することにある。
その目的を捻じ曲げ、著作権使用料で利益を増やすために音楽なら音楽を私物化するなら、人々の自由な演奏や鑑賞を窒息させ、音楽人口を増やすどころか激減させる結果になりかねない。訴訟に勝つためには手段を選ばぬやり方等、音楽や芸術を語る資格すら疑われるものだ。(基本文献-長周新聞)
《【慰安婦少女像-脅迫撤去】テロ予告や脅迫に挫折「表現の不自由展」識者の見方は》
国内最大規模の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、慰安婦を表現した少女像等を集めた企画展「表現の不自由展・その後」が、開幕3日で展示中止に追い込まれた。
「表現の自由」を考えさせる注目の展示は、抗議や脅迫の前に挫折した。
「テロ予告や脅迫の電話等もあり、撤去しなければガソリン携行缶を持ってお邪魔するというファクスもあった」トリエンナーレ実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事は3日夕の記者会見で、安全に芸術祭を続けるための判断だと強調した。「行政が展覧会の中身にコミットするのは控えなければならず、芸術祭じゃなくなる」と言いつつも「円滑な運営のためだ」と理解を求めた。各地の美術館で撤去される等した作品を敢えて並べ、表現の自由を考えてもらう企画。「表現の自由をどう考えるかという議論の契機にしたいということで、芸術監督とキュレーター(展示企画者)が考えたことを進めてきた」と大村氏は説明した。
しかし開幕した今月1日だけで抗議は電話200件、メール500件。
事務局の電話回線はパンクした。2日朝には知事が例に挙げたファクスが届いた。
事務局は抗議電話に対しては意見を聴く姿勢で、職員も増強したが、電話やメールは県庁にも寄せられた。対応に忙殺され、芸術祭の運営そのものに支障を来しかねないところまで追い込まれた。大村氏は「事務局スタッフの対応能力からオーバーフローしてしまった」と指摘した。芸術監督を務める津田大介氏も3日夕の記者会見で「続ける選択肢もあったが、現場の複数の人から『もう無理だ』という声が上がっていた。現場が『地獄の日々が待っているのじゃないか』と思う選択肢は取れなかった」と説明した。
津田氏によると抗議の内訳は、半数が慰安婦を表現する「平和の少女像」に関するもので、4割程度は昭和天皇を想起させる作品に対するものだった。ベテランの愛知県職員らが電話に応対したものの、待たされた人がオペレーターに激高するなど抗議が過熱したという。職員の個人名をインターネットに上げて晒す事例もあり、津田氏は「この光景を見て続けられないと思った」。津田氏は2日深夜、大村氏に抗議が治まるまで一旦、休止する事も提案したという。ただ協議の結果、「ある種お茶を濁すような休止では、休んでも電話は止まらないだろうと。現場の疲弊を考えると、そういう選択はできなかった」と漏らした。
津田氏は記者会見で「電話による攻撃で文化事業を潰せてしまう悪しき事例を作ってしまった」「想定が甘かったという批判は甘んじて受けなければいけない」と悔やんだ。
展示中止は大村氏と津田氏の合意で決まり、出品した作家らは納得していない。
津田氏は「(作家の)了承を得られている訳ではないので申し訳ないが、やむを得ない。
一人一人に連絡したい」と話した。少女像を妻のキム・ソギョンさんと制作した韓国人彫刻家キム・ウンソンさんは「私達は作品を通じて、日本の市民と対話をしたいと思っていた。お互いを知る事が平和に続く道だと思っている。とても残念だ」と語った。
2010年の第1回あいちトリエンナーレ芸術監督を務めた建畠晢(あきら)・多摩美術大学長は「私が芸術監督を務めた際には、事前に作品を見せてくれといった事はなかった。
展示については芸術監督に一任されるべきだと考えている」と話す。
<文化と補助金の関係、考える契機に>
だが今回については、抗議の声はトリエンナーレ実行委員会の会長代行でもある河村たかし名古屋市長からも上がった。2日に会場を視察し、「日本国民の心を踏み躙る行為で、行政の立場を超えた展示が行われている」と主張。大村氏に展示中止を求める抗議文を出した。3日夜には記者団に「主催が民間団体だったら、こんな事にはならない。委員会方式だが、主催は名古屋市であり愛知県。国のお金も入っているのに、国の主張と明らかに違う」と述べた。国政選挙で河村氏と連携する大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長も2日、「公金を投入しながらイベントをやるときに、我々の先祖があまりにも人としての失格者というか、獣的に取り扱われるような展示をする事は、やっぱり違うのじゃないか」と強調していた。(管理者:「朝鮮植民地政策-従軍慰安婦問題・中国侵略等」は、まさに日本の「獣の歴史」じゃないか!それとも今更「河野談話・村山談話」を公式に取り消すというのか!その根性があるのなら、やれ!右翼テロこそ大弾圧すべきだ!)
国の補助金は実際に行われた事業に応じて後で支払われる仕組み。展示の内容によって補助金が「精査」される事になれば、憲法が保障する「表現の自由」を制限する事にも繋がりかねない。文化庁によると「表現の不自由展・その後」を含む国際現代美術展の関連事業に、約7800万円の助成を予定していた。ただ補助事業として採択を決めた愛知県からの申請書には、表現の不自由展についての記載はなかったとし、所管する柴山昌彦文部科学相は2日の会見で「確認すべき点が見受けられるため、補助金交付は事実関係を確認した上で適切に対応したい」と述べた。菅義偉官房長官も2日の閣議後会見で「補助金交付の決定にあたっては、事実関係を確認、精査して適切に対応したい」と指摘していた。
建畠さんは「個々のアーティストの表現の自由は最大限守られるべきだろう」と話す。
「公的なトリエンナーレ全体としては、公序良俗に反することや、特定の宗教的、政治的な主張をすることは避けて、ニュートラルな立場をとるべきだと考える」とし、展示の趣旨を踏まえた上で、「その意味で、今回の問題に関する津田さんの一連の判断は妥当だと思う」と述べた。文化と公的補助金の問題については昨年、映画「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞に選ばれた是枝裕和監督が「公権力と距離を保つ」と政府からの祝意を辞退し話題になった。「万引き家族」は文化庁の助成を受けており、発言は反発と称賛を呼んだ。
是枝監督は朝日新聞のインタビューに「公金を入れると公権力に従わねばならない、ということになったら、文化は死にますよ」と答えている。
◇
<上智大学元教授の田島泰彦氏(メディア法)の話>
政治家が展示内容について中止を求め、補助金について「精査する」とチェックを入れる等、今回は、広い意味で表現の自由の侵害や、検閲的な行為があったといえる。
非常に問題だ。展示内容について、賛成や批判等の意見があるのは当然で、それを公の場で議論することが言論の自由でもある。だが意見の違いを許さない不寛容さが肥大化している。今回の件がきっかけとなり、権力の検閲がなくても自己規制を拡大し、自由な表現の場が失われる恐れがある。
<ジャーナリストの青木理さんの話>
中止は非常に残念だ。芸術に政治家が介入しようとしたことは論外だ。公立の美術館で展示できなかった作品を集めるという企画は、表現を制限しようとする動きへの挑戦だったはずだ。皮肉を込めて言えば、日本の言論の不自由さを浮き彫りにした点で、今回の展示は「成功」だったとも言える。議論を呼んだ少女像は、決して反日的なものとは考えられない。こうした作品に苛烈なバッシングが寄せられ、表現を狭めようとする日本の現状が改めて明らかになった。
<早稲田大学名誉教授の戸波江二氏(憲法学)の話>
今回の中止決定は極めて残念だ。表現の自由は、表現の内容を嫌がる人達の意向で中断される事があってはならない。少女像等の設置が不快だという理由で展示を止めさせる事は表現の自由に反するし、批判が強いという理由で、主催者側が展示を取り止める事も許されない。混乱を理由に取りやめるのは、反対派の思う壺だ。今回の決定を受けて今後、様々な集会や催し等が、安全を配慮して自粛されたり中止されたりする傾向が増えないか気がかりだ。
<表現の不自由展>
2012年に東京で予定されていた韓国人写真家による元慰安婦の写真展が一旦、中止された問題をきっかけに、市民有志の実行委員会が15年に東京のギャラリーで開催。
各地で撤去される等した作品を紹介した。今回のあいちトリエンナーレでは「その後」として、15年以降に公立美術館等で新たに展示できなくなった作品も加え、16組が出品。
「平和の少女像」の他、憲法9条をテーマにした俳句等が展示されていた。
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《集団虐殺:南京から天王寺鎮へ》
★足で調べると、ここにもあった、もう一つの南京が。
ほんとにあった歴史を調査と実践で伝えます。
◎日時:2019年8月22日(木)開場18:10/開会18:30
◎場所:大阪国労会館(JR天満駅-北側すぐ)
◎参加費500円
◎内容
●講演「南京から天王寺鎮へ-ここでも集団虐殺が!」講師:松岡 環さん
●「天王寺鎮を攻略した日本兵士の証言」新DVD証言上映
-食料調達したら姑娘捜し:証言-森 太郎(仮名)
◎主催:銘心会南京(管理者も、この銘心会南京と連携した取り組みを行っています)
●連絡先:℡090-8125-1757
◎後援:「南京の記憶をつなぐ」実行委員会
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①職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
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(民守 正義)
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