リベラル勢力総結集で政権交代!(315)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【軍学共同】あらゆる軍事研究に関与せず:龍谷大学が学長声明を発表》

 龍谷大学(京都市、入澤崇学長)が6月20日、理工学部を創設した1989年に当時の信楽峻麿学長が行った所信表明を継承し、「あらゆる軍事研究に関与しない」事を鮮明にする学長声明を発表した。声明は「近年、国の市立大学への助成金が減少しているのに比して、防衛費が著しく増加している。教育への投資が少なくなり防衛ないし軍事関連の予算が増えている事について、大学として強い懸念を覚える」とし、防衛装備庁の「安全保障技術推進制度」による研究テーマの公募に触れて次のように述べている。
 既に本学は、理工学部を創設した1989年11月30日、当時の信楽峻麿学長が評議会において、「大学は、平和憲法体制の下において、如何なる軍関係機関、軍関係職員との直接研究上の関係を結ぶべきではない」と述べた上で、「龍谷大学としても平和的研究と大学の独立を侵す如何なる団体との連携をも結ぶべきではない」との所信表明(「大学と社会との連携に関する原則について」〈1989年度第9回評議会にて〉)を行った。
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<本学は、改めてこの信楽元学長の所信表明を確認し、ここに継承することを宣言する。
 今、世界では、排他的感情が渦を巻き、争いやテロ行為によって「尊い命」や「生きる自由」が奪われ、人類が希求する平和な社会が脅威に晒されている。平和構築に向けて人類の叡智が試されていることを認識しなくてはならない。また本学には、戦前期から戦中期にかけて軍事教練、国威発揚のための儀式等の形で戦争に協力したという負の歴史がある。
 2011年には反省の意を込めて戦没者名簿を作成した。軍事強化の空気に染まってしまった事実を直視し、深く自省せねばならない。こうした現状や本学の歴史を踏まえて、ここで改めて本学の掲げる『浄土真宗の精神』に立ち返り、全ての命を尊び、大切にする利他的な生き方を培う事の大切さを感じると共に、この事を学生の一人一人に対して伝え続けていく事が龍谷大学の使命であると考える。」「龍谷大学は、1639(寛永16)年、西本願寺境内に「学寮」が設けられた事から始まり、本年は創立380周年を迎えた。
 創立以来、「浄土真宗の精神」を建学の精神とし、今日に至っている。
 そして本学は、この建学の精神に基づき、「平等」「自立」「内省」「感謝」「平和」の意味を深く理解し、人類社会が求める「時代を担う人間の育成」に努め、更に学術文化の振興や豊かな社会創り、世界の平和と発展に貢献する大学を目指している。先頃、創立380周年の基本コンセプトとして建学の精神を踏まえた実践哲学「自省利他」を掲げたところだ。
 教育を支える研究活動についても同様に、戦前・戦中期の反省を基に本学ならではの学際的かつ個性豊かで、国際的に通用する研究推進に努めている。人間存在の本質を見据える本学はそれらの研究成果を、学内における研究・教育に留めず、地域社会と国際社会に広く公開していく事で、世界の平和と発展に貢献していく。創立380周年を迎えた事を機に、改めて龍谷大学の姿勢を提示する。『龍谷大学はあらゆる軍事研究に関与しない。』
*なお龍谷大学は過去2回「公正採用」を中心に、大学教員に対し管理者(民守)自身が人権講師に招かれる等、熱心な取り組みを行っている。(基本文献-長周新聞/管理者:部分編集)


《【これが真の「参議院選挙総括」だ!】安倍(外交音痴)首相:参議院選挙向け「韓国叩き」大誤算-関連株下落等々、選挙後の「安倍政権の失速」》

 参議院選挙では消費税や年金問題が最大争点だったが、自民党-安倍政権は、その争点逸らしに「韓国への輸出規制問題-韓国批判」に躍起だった。ところが、これが「安倍政権の短命」へと裏目に出てきている。元徴用工問題を巡る事実上の報復措置として発動した対韓輸出規制がブーメランとなって跳ね返り、日本の半導体素材企業の株価を押し下げているのだ。安倍政権は1日にフッ化ポリイミド、レジスト(感光材)、エッチングガスの3品目に対する輸出規制を発表し、4日に発動。発表前の先月28日と先週末12日の株価を比較すると散々だ。フッ化ポリイミドとレジスト関連のJSR(3.4%減)、信越化学工業(2.9%減)、エッチングガス関連のステラケミファ(4.6%減)、昭和電工(0.5%減)と軒並み下落。
 日経平均株価は400円超も上げている中で-である。ここにきて周辺国の韓国支援の動きが目立ってきた。ロシアは韓国企業にフッ化水素供給を提案。
 朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)は連日に亙って激しいアベ批判を展開している。対外宣伝メディア「わが民族同士」(15日付)は、こうコキ下ろしていた。
〈国際社会の嘲笑と軽蔑を受けている日本が、こうした幼稚な事をして何かを得ようとしているのなら、それこそ愚かなこと〉〈惨めな立場に陥った今こそ、安倍一味が正しい判断をしなければならない時〉「米朝協議を巡り、金正恩指導部は文在寅政権に厳しい注文を付けてはいるものの、朝鮮半島の緊張緩和に向けた基本的な立場は同じ。とりわけ日本の戦後処理に関わる問題は民族共通の課題ですから、韓国擁護に回るのは当然です」(南北外交事情通)安倍(外交音痴)首相が日朝首脳会談の無条件実施に方針を百八十度転換し、拉致問題について「最後は金正恩委員長と向き合って解決しなければならない」と幾ら繰り返しても、見向きもされない訳である。公示後のテレビ出演では「残念ながら、北朝鮮に対して今、一番発言力があるのは習近平中国国家主席、トランプ米国大統領だと思う」と文在寅大統領をコケにしていたが、一時は韓国に北朝鮮との橋渡しを依頼していたというから唖然だ。韓国の中央日報(9日付電子版)によると、安倍サイドが仲介を要請したのは昨年3月と9月に来日し、安倍と面会した徐薫国家情報院長一行。徐薫は米朝首脳会談実現に汗をかいた情報機関のトップだ。その後、北村滋内閣情報官と朝鮮労働党統一戦線部幹部が7月にベトナム・ダナン、10月にモンゴル・ウランバートルで接触。
 この幹部はハノイ会談失敗で粛清され、極細ラインも途絶えたとされている。
◆「参議院選挙で、自公大勝で安定政権」?冗談じゃない!この「株価下落で国家経済破綻の危機の増大」「東アジアにおける一層の“アベ外交”の孤立化(現実に東アジアに「親日国」が、あるか!)」、そして「徴用工問題における国際裁判所等、ボロ負け」、更には「間もなく始まる日米経済協議における『農産品の総負けに自動車関税も35%前倒し+医療・サービス・年金等の米国企業の参入』」等々、むしろ国際的・国家経済的に見ると「安倍政権-失速寸前」と言っても言い過ぎでない。そもそも「選挙総括は、結果だけを見て近視眼的に行うものではない。」安倍政権が大勝した事で、グローバルに『経済的・政治的にもたらすリスク』まで複眼的・複雑的思考で分析してこそ「選挙総括」だ。殆どの野党も、そこまで思考が及ばないのが残念だ!(参考文献-日刊ゲンダイ/文責:民守 正義)


《【ハンセン病患者・家族の差別の歴史】懲罰施設、患者が撤廃交渉-記録発見-差別との闘い:ハンセン病療養所》

 群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」にかつて存在した懲罰施設「重監房」を巡り、戦後まもなく患者らが厚生省(当時)に房の撤廃を求めた交渉記録が同県中之条町の蔵から見つかった。蔵の所有者の父で、重監房の存在を特報した毎日新聞記者、関喜平さん(1909~83年)が入手して保管していたとみられ、専門家は「患者の差別との闘いを記録する貴重な資料だ」と話す。年内に同園で展示する予定。

<「日本のアウシュビッツ」23人が死亡>

 この重監房は「特別病室」の名称で設置され、全国のハンセン病療養所で「反抗的」と見なされた患者が移され、監禁された施設。高さ4メートル以上のコンクリートの壁に囲まれた八つの独房があった。38年から47年までの間に少なくとも93人を収容、23人が死亡したとされ、「日本のアウシュビッツ」とも呼ばれる。53年に解体され、2014年に園内にできた「重監房資料館」内に復元された。重監房の存在は、毎日新聞中之条通信部(当時)の記者だった関さんが特報。47年8月27日の本紙に「獄死続出」「零下十六度の厳寒中にたった二枚の布団しか与えられず凍死」と悲惨な状況を綴り、国会調査団の実態調査に繋げた。今回見つかった記録には、国会調査団が来訪する直前の「昭和二十二年九月十八日午後三時四十分ヨリ七時三十分マデ」同園で交渉が行われたとあり、「本省側」は厚生省の医務局長や療養課長、「患者側」はリーダー的存在の藤田武一氏らが出席。
 患者側は「特別病室(一切の監禁施設)撤廃」を求め、国側は「特別病室は撤廃する。
しかし監禁室は本予防法(らい予防法)が現存する限り撤廃は出来ぬが運用は園長に任る」と回答したと記されている。記録は原稿用紙2枚に綴られ、複写されたものと見られる。
 交渉内容は患者らが園の実態を綴った書籍「風雪の紋」(82年刊行)にも書かれていたが、重監房資料館の黒尾和久部長は「複写とはいえ、記録の現物を見たのは初めて。
関さんが取材の過程で患者達の信頼を得て、譲り受けたものではないか」と話す。
 関さんの長男-光さん(70)が2年ほど前から遺品の整理を、始めて交渉記録を発見。
 光さんも小学1年だった56年冬、父に連れられ、園に宿泊した記憶があるという。
「スキーに行った帰りで、藤田さん達が迎えてくれた。子供が来るなんて滅多に無いから、私のお茶には当時、貴重だった砂糖を入れ、歓待してくれた」と振り返る。
 交渉記録は8月18日まで展示される。問い合わせは同資料館(0279・88・1550)。
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《-ヒロシマの継承と連帯を考える<核と人類は共存できない>》

◎日時:2019年8月6日(火)開場12:20/開会12:50
◎場所:広島YMCA国際文化ホール
◎参加費1000円(高校生以下・福島避難者-無料)
◎内容
 ●平和講演「ヒロシマ、フクシマ、原発再稼働」講師:河合 弘之さん
    (弁護士・映画監督・脱原発弁護団全国連絡会-共同代表、等)
 ●被曝証言-切明 千枝子さん
 ●沖縄から-高里 鈴代さん
 ●うたと演奏-SETOMAYU(せとまゆ)さん
 ●福島、被ばく・避難-水戸 喜世子さん/安倍 ゆりかさん
 ■まとめ-米澤 鐡志(広島・電車内被爆者)
 ■コーディネーター‐河野 美代子さん(広島被曝二世・産婦人科医)
◎主催:8・6ヒロシマ平和の夕べ
 ●連絡先:〒730-0031広島市中区紙屋町2-2-25大野ビル5F河野クリニック気付
      ℡090-2063-9452/Fax050-3730-6587/E-mail【86h@heiwayube.org】


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(民守 正義)