リベラル勢力総結集で政権交代!(303)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》

《【規制緩和ビジネス】「規制利権」が産み出す“規制緩和ビジネス”国家戦略特区は政府に寄生する者達の解放区/ジャーナリスト佐々木実》

 加計学園問題で再三問題を指摘された国家戦略特区を巡り、またも問題が発覚した。
 利益相反行為を指弾されたのは、国家戦略特区の規制改革案を審査するワーキンググループ(WG)の座長代理を勤める原英史氏だ。『毎日新聞』(6月11日付朝刊)によると、原氏と協力関係にあるコンサルタント会社「特区ビジネスコンサルティング」(以下『特区ビズ』)が、規制改革の要望を出した福岡市の美容系学校法人から約200万円のコンサル料を受け取っていた。学校法人は、日本の美容師資格を持ちながら国内で就労できない外国人が特区で働けるよう規制緩和を要望している。審査する立場の原氏が、『特区ビズ』の社長と共に審査される側の学校法人幹部と度々、面談していたという。
 原氏と『特区ビズ』が規制緩和提案者の相談に乗り、その見返りに『特区ビズ』がコンサル料を得る。典型的な“規制緩和ビジネス”に、国家戦略特区の実務の中心にいる原氏が関与していた訳である。2015年1月に設立された『特区ビズ』は、原氏が代表を務める政治団体「土日夜間議会改革」と同じマンションの一室にあり、『特区ビズ』社長は原氏の政治団体の事務も担当していた。『特区ビズ』は15年から翌年にかけて数十件もの特区提案に関与したという(『特区ビズ』は、現在は「イマイザ」に商号変更)。
 国家戦略特区という制度の提唱者は、竹中平蔵氏だ。特区諮問会議の民間議員に、おさまっている竹中氏の下で、当初から制度設計に関わっていたのが原氏である。
 元経産官僚の原氏は渡辺喜美行革担当相の補佐官として行革に携わった。
 経産省を退職後、竹中氏を親玉とする規制緩和推進勢力に迎え入れられた格好だ。
 制度設計に関わったのだから原氏は当然、『毎日新聞』が指摘した利益相反行為が制度上は規制されていない事を熟知している。「内閣府によると、原氏ら民間委員に提案者との利害関係を規制するルールはなく、特区制度自体の公平性・中立性が改めて問われそうだ」と記事は指摘しているが、裏を返せば、国家戦略特区は利益相反行為を可能とするよう巧みに設計されている。例えば特区諮問会議民間議員の竹中氏は神奈川県等で外国人家事支援事業を認める規制緩和の実現に貢献したが、その後、竹中氏が会長を務めるパソナが、この事業に参入した。国家戦略特区を舞台に加計学園問題が起きたのは偶然ではない。
 政府に寄生する者達の“規制緩和ビジネス”がやり放題なのだ。原氏は『国家と官僚』(祥伝社新書)で、規制改革は「既得権益者=規制利権をもつ人たち」と「一般国民」の対決だと述べている。自分を「一般国民」の味方と思い込んでいるようだが、客観的にみれば、国家戦略特区の実務を取り仕切る原氏こそ、「規制にかかわる利権」を手にしている。
「既得権益者VS一般国民」の対決では多くの場合、ごく少数の既得権益者が勝利を収める事になるとも原氏は語っていたが、政府に寄生するごく少数の者たちによる“規制緩和ビジネス”を考察する際、とても示唆に富む指摘である。(基本文献-週刊金曜日)


《【参議院選挙後「実は」の悲惨】GPIF運用益が“悲観ケース”下回る:年金支給はボロボロ》

 首相がさかんにアピールしているのが、年金積立金の運用益だ。「安倍政権で運用益は44兆円も増えた」「民主党政権の10倍だ」…。ところが、足元の18年度の運用益は、予想以上の低さなのだ。参院選公示翌日の5日、年金積立金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、18年度の運用実績を発表した。2兆3795億円の黒字で、運用利回りは年率1.52%。3年連続の黒字で、何だか順調っぽく見えるが、大間違いだ。
 厚労省が5年前に示した「財政検証」によれば、18年度のGPIFの名目運用利回りは、〈年率3.1~2.4%〉の幅で想定されている。最悪でも年率2.4%で運用する事になっている。
 2.4%を下回ると、年金制度の維持が難しくなる。つまり安倍政権の実績である1.52%は最低ラインに遠く及ばず、自慢できるような黒字ではないのである。
 最低ラインをも下回るようでは、将来の年金支給水準はいっそう引き下げられる。

■月額4万~9万円減でおさまらない

 現在、現役世代の収入に対する年金受給額(夫婦2人世帯)の所得代替率は、62.7%で月21万8000円だ。運用利回り2.4%等の悲観ケースでは、2036年に現行比4万円も減って、18万円(代替率50%)、2055年には9万円減って12.5万円(35%)になる。運用利回りが、最低ラインを下回れば、この先、年金は月4万~9万円の減額で収まる訳がない。
「18年度のGPIFの運用益は全体で黒字でしたが、日本株では2兆円の損失を出しています。海外の株高に助けられ、辛うじてプラスに浮上した格好です。GPIFは約160兆円もの年金を運用していますが、半分をリスクの高い株式に投じています。日本の株式市場も頭打ちで、世界経済も不安定な中、いつ株で大損を食らってもおかしくありません。本来なら今、引くタイミングですが、逆に、さらなる運用益を求めて株式投資の割合を増やす可能性もあります。ギャンブルで負けるパターンです」(金融ジャーナリスト・小林佳樹氏)
 安倍(虚弁)首相が過去の運用益をアピールしても、年金破綻は必然的だ。(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)


《【G20総括】安倍(外交音痴)首相のG20サミット政治利用!日程を参院選PRのために前倒し、関ジャニ村上とツーショット、でも成果は…》

 6月28日大阪で開幕した主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)。
 無論、年金問題で内閣支持率を落としている安倍(外交音痴)首相にとって、G20の自国開催はPRとしてまたとないチャンスのつもりだった。首相官邸は日付が変わった28日深夜0時過ぎに「G20世界の首脳陣 全員集結 本日開幕」という文字が躍る動画を公開したのだが、それはハリウッド映画気取りの仰々しいBGMに乗せて、安倍(外交音痴)首相が各国の首脳と握手したり、何か指示をしているかのような様子といった場面を繋ぎ合わせた、完全な安倍(外交音痴)首相のプロモーション映像となっていた。 世界の首脳と握手しているだけで“やっている感”をマジック演出して見せたが、安倍(外交音痴)首相のG20にかこつけたPRは、これだけではなかった。27日の夕方、安倍(外交音痴)首相は自身のTwitterとInstagramに、こんな投稿を行った。〈関ジャニ∞の村上さんが、ラジオ番組の企画で、G20大阪サミットの取材にお越しになりました。村上さんの益々のご活躍をお祈りしています。〉そして、この文面と共に、安倍(外交音痴)首相は関ジャニの村上信五と共に満面の笑みで写った2ショット写真をアップしたのだ。言うまでもなく大阪入りしている各国の首脳との会談が目白押しで、欧州連合(EU)のトゥスク常任議長、ユンケル欧州委員長を皮切りに、インドのモディ首相、アルゼンチンのマクリ大統領、エジプトのシーシ大統領、オーストラリアのモリソン首相、更に夜には中国の習近平国家主席と会談を行った。

 しかし、そんなスケジュールの中で、首相動静によると15時35分から50分まで安倍(外交音痴)首相は村上のインタビューを受けていたのである。 TOKIOに続いて今度は関ジャニまで…。村上による安倍(外交音痴)首相インタビューの模様は29日の『村上信五くんと経済クン』(文化放送)で放送されたが、習近平との会談前という重要な日程の中で、わざわざ時間を取ったのは、相手が人気のジャニーズタレントで、テレビ司会者としてトップの地位を築きつつある村上だったからだろう。G20に便乗してタレントを利用し、自分の好感度アップのためのPRに勤しむ…。議長としての緊張感もへったくれもないが、そもそも今回のG20、安倍(外交音痴)首相が選挙に利用するために日程設定されたものなのだ。
 その事に言及しているのは、今年1月4日付けの読売新聞の記事。この記事は、参院選を迎える安倍(外交音痴)首相の今年の戦略が、いかにも御用メディアらしい期待感を煽るような書きぶりで綴られているのだが、そこに、こんな一文があるのだ。〈G20は、先進7か国(G7)の主要国首脳会議(サミット)の後に開かれるのが慣例だ。 日本政府は今年のG7議長国のフランスと交渉し、8 月に予定されるG7サミットより早い6月のG20開催に漕ぎつけた。首相官邸筋は「全ては参院選を前に見せ場を作るためだ」と明かす。〉確かに今年のG7はフランス・ビアリッツで8月24~26日とG20の後に行われる予定となっているが、昨年はG7シャルルボワ・サミットが6月でG20ブエノスアイレス・サミットが11・12月に、2017年もG7タオルミーナ・サミットが5月でG20ハンブルク・サミットが7月に開催。

 2016年も、G7伊勢志摩サミットは5月に、G20杭州サミットは9月に行われている。

 要するに「参院選前に見せ場をつくりたい」安倍(外交音痴)首相は、G20を選挙利用するためだけに、慣例を破ってG7よりも早い、この時期に開催するよう根回しし、参院選直前の6月末に日程を設定したのだ。

<成果が全く、無かったG20>

 先ず日米首脳会談では、トランプ大統領の議長国安倍の顔を立てて“日米貿易交渉-徹底交渉”の刀合わせに終始した。またロシア‐プーチン大統領とは、日本のロシア等「経済援助」程度の会談で終えている。更に米中首脳会談では「貿易・関税問題」で、予備折衝段階から火花が散る次第である。結局、G20は「例会として集まって、『首脳宣言』もなく、散会」である。現にフランスのマクロン大統領との日仏首脳会談(26日)では、「もしG20の宣言にパリ協定が言及されていなければ、フランスは受け入れないということだ」と明言(朝日新聞デジタル27日付)。しかしトランプ大統領は地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定から脱退しており、“トランプの犬”である安倍(外交音痴)首相がパリ協定の遵守で取り纏めるような事ができるはずがない。トランプ大統領に擦り寄るだけの外交しかできない安倍(外交音痴)首相に、議長としての役割など期待する方も「外交音痴」と言わざるを得ない。それでもNHKの岩田明子記者や田崎史郎氏をはじめ、御用ジャーナリストやメディアが「失敗」を「成功」かのように宣伝したかのフェイクニュース。吉本新喜劇の「ゲスなギャグ」よりも、面白い「お笑い」だ。(参考文献-リテラ/文責:民守 正義)

***************************************

《-ヒロシマの継承と連帯を考える<核と人類は共存できない>》

◎日時:2019年8月6日(火)開場12:20/開会12:50

◎場所:広島YMCA国際文化ホール

◎参加費1000円(高校生以下・福島避難者-無料)

◎内容

 ●平和講演「ヒロシマ、フクシマ、原発再稼働」講師:河合 弘之さん

    (弁護士・映画監督・脱原発弁護団全国連絡会-共同代表、等)

 ●被曝証言-切明 千枝子さん

 ●沖縄から-高里 鈴代さん

 ●うたと演奏-SETOMAYU(せとまゆ)さん

 ●福島、被ばく・避難-水戸 喜世子さん/安倍 ゆりかさん

 ■まとめ-米澤 鐡志(広島・電車内被爆者)

 ■コーディネーター‐河野 美代子さん(広島被曝二世・産婦人科医)

◎主催:8・6ヒロシマ平和の夕べ

 ●連絡先:〒730-0031広島市中区紙屋町2-2-25大野ビル5F河野クリニック気付

      ℡090-2063-9452/Fax050-3730-6587/E-mail【86h@heiwayube.org】


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)

*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。

*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】

②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】

③採用コンサルタント。

*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!

                  (求人・就職活動中の方には必見!)

◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。

<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp(なおツイッターでの投稿は①匿名性が高いこと、②ウイルス対策上等、業者助言により一切、開封・受付いたしません。)

(民守 正義)