リベラル勢力総結集で政権交代!(288)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》

《【経済私考】安倍政権を支える保守の守護神達/同志社大学教授-浜 矩子》

 安倍政権に対する支持率は何故もっと下がらないのか。この質問をよく頂戴する。
 傾向的にみれば、支持と不支持が拮抗していて、実は通念的にイメージされているほどの高支持率政権ではない。だが、モリカケ問題や閣僚・準閣僚の不審発言の連発ぶりをみれば、確かに不思議だ。もっと劇的な支持率急落に見舞われていておかしくない。
 何故そうならないのか。その要因は三つある。かねがね筆者はそう考えてきた。
 一に確信犯的右翼要因。二に迷える若者達要因。三に状況変化待ち経営者要因。
 一については多言を要しない。国粋主義的愛国精神に燃える人々だ。
 二は先行き不安に怯えているから「強い日本を取り戻す」や「一億総活躍社会」等の元気出る風メッセージに引き寄せられてしまう人々である。そして三は、苦しい経営環境を何とか変えてほしい、変えてくれるまではこの政権を支持し続ける他はないと観念している人々だ。この読みが大きく外れているとは思わない。ただ極最近、第四の要因がある事が解った。これも経営者要因だ。ある講演会で質問を受けている時に判明したものである。
 1人の質問者から、概略、次の通りの質問を頂戴した。「講師の安倍政権批判はよく解る。だが本日の話は、むしろ野党政治家達に聞かせてほしい。彼らが、安倍政権による政策の軌道修正に繋がる様な提案ができるよう、方向付けしてやって頂きたい」こう力説された後、質問者は次のように続けた。「ここにいるのは皆、中小企業経営者だ。つまり保守派である。政権交代を望んでなどいない。政策が、まともになってさえくれればそれでいい。講師も、結局は同じですよね?」講師は、決してそうではない。
 この政権が退場しなければ、政策は絶対にまともにはならないと確信している。
 だから、そう申し上げた。そこは見解の相違ということで円満に終わった。
 だが、それはそれとして、この質問者の発言は実に示唆的だ。それを裏打ちしている論理の脈絡は、次の通りだ。先ず出発点として、中小企業経営者である以上、保守派でなければいけないという認識がある。保守政治を守り抜くことは必須。それが大前提となっている。
 だが安倍政権の主張や姿勢には、どうも危うさを感じる。それは否定できない。
 だが、この安倍政権の危うさが政権交代を招いてしまうのは、絶対的に拙い。
 だから安倍政権に何とかまともな保守政権らしくなってほしい。そうなるまで、支持を止めるわけにはいかない。この論法でいくと、どうなるか。それは安倍政権を巡って失策や醜聞、傲岸不遜や傍若無人が明らかになればなるほど、より強くこの政権を支持しなければならないという行動論理に繋がっていく。世論が総じて安倍政権から離反しそうになればなるほど、自分達が頑張ってサポートしなければならない。それが保守派たる中小企業経営者の使命だ。そういう思い込みが募る。こうした皆さんの必死の思いにつけ込んで、支持率を積み上げている。それが安倍政権だ。益々、許し難い。(基本文献-週刊金曜日)


【読者提供;参議院選挙-選挙向け特別資料(部分編集・文責:民守正義)】

《リベラル野党・会派の「共通政策」を多くの方に伝えて下さい。》

 2019年6月15日、野党側の政治事務所に足を運んだところ、2019年6月13日時点で、5 野党・会派の参院選の32の1人区全てで一本化が完了をしたこと、そして同年5月29日に「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の「共通政策」に合意、署名をされたことを知らされました。野党側の政治事務所の方は、今回の選挙における「共通政策」は、かなり画期的なモノだと、期待のこもった表情でそう言われておりました。
 今回の参議院選挙における「共通政策」は、以下の通りです。

<5野党・会派の「共通政策」>

1,安倍政権の進めようとしている憲法「改定」とりわけ第9条「改定」に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力をつくすこと。
2,安保法制、共謀罪法など安倍政権が成立させた立憲主義に反する諸法律を、廃止をすること。
3,膨張する防衛予算、防衛装備について憲法9条の理念に照らして精査し、国民生活の安全という観点から他の政策に財源を振り向けること。
4,沖縄県名護市辺野古における新基地建設を直ちに中止し、環境の回復を行うこと。
更に普天間基地の早期返還を実現し、撤去を進めること。日米地位協定を改定し、沖縄県民の人権を守ること。また、国の補助金を使った沖縄県下の自治体に対する操作、分断を止めること。
5,東アジアにおける平和の創出と非核化の推進のために努力し日朝平壌宣言に基づき北朝鮮との国交正常化、拉致問題解決、核・ミサイル開発阻止に向けた対話を再開すること。
6,福島第一原発事故の検証や、実効性のある「日なん計画」の策定、地元合意等ないままの原発再稼働を認めず、再生可能エネルギーを中心とした新しいエネルギー政策の確立と地域社会再生により、原発ゼロ実現を目指すこと。
7,毎月勤労統計調査の虚偽など、行政における情報の操作、捏造(ねつぞう)の全体像を究明するとともに、高度プロフェッショナル制度など虚偽データに基づいて作られた法律を廃止すること。
8,2019年10月に予定されている消費税率引き上げを中止し、所得、資産、法人の各分野における総合的な税制の公平かを図ること。
9,この国のすべての子ども、若者が、健やかに育ち、学び、働くことを可能とするための保育、教育、雇用に関する予算を飛躍的に拡充すること。
10,地域間の大きな格差を是正しつつ最低賃金「1500円」を目指し、8時間働けば暮らせる働くルールを実現し、生活を底上げする経済、社会保障政策を確立し、貧困・格差を解消すること。また、これから家族を形成しようとする若い人々が安心して生活できるように公営住宅を拡充すること。
11,性的マイノリティ(原文LGBTs)に対する差別解消施策、女性に対する雇用差別や賃金格差を撤廃し、選択的夫婦別姓や議員間男女数同数化(パリテ)を実現すること。
12,森友学園、加計学園及び南スーダン日報隠蔽(いんぺい)の疑惑を徹底究明し、透明性が高く公平な行政を確立すること。幹部公務員の人事に対する内閣の関与の仕方を点検し、内閣人事局の在り方を再検討すること。
13,国民の知る権利を確保するという観点から、報道の自由を徹底するため、放送事業者の監督を総務省から切り離し、独立行政委員会で行う新たな放送法制を構築すること。
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 以上の13項目が、5野党・会派の「共通政策」です。改めて見ると、これはおもしろいと思います。それに、しんぶん赤旗を見ると、この「共通政策」は、「市民連合」から政策の原案が提起をされ、5野党・会派で真剣に協議し練り上げ、それを再び市民連合に提起する。
 こうしたキャッチボールを繰り返した上で、最終的に調印にいたったモノとのことです。
 ただ野党側の事務所の方が言われていたことですが、ここまで画期的なモノを知らない人が多いとのことです。主な理由として、5野党・会派の「共通政策」を取り上げているのが、しんぶん赤旗だけで、大手メディアや、テレビなどで報じられていないとのことです。
 今回の選挙戦は、上述の5野党・会派の「共通政策」を他の方々に伝えていくことが大きな鍵になってくると思います。甚だ勝手なお願いですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
 フェイスブックやツイッター、SNS などで拡散をしてください。
                                 2019年6月19日
※5野党・会派の「共通政策」について分からないことや、今後の選挙における展開等で、要望や、質問のある方は、以下の宛先にご連絡をしてください。野党側の政党の方々に、励ましの声や、意見などが寄せられることは、野党側の政党の方々にとって励みになると思います。なので出来るだけ多くの方々の声を、野党側の政党の方々に届けましょう。
 またフェイスブックやツイッターの無い方のことを、考慮をして、質問書、意見書を、下記参考に用意をさせて頂きましたので何卒、ご了承のほどお願いいたします。
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<衆参議院選における野党共闘のおねがい>

  立憲野党御中
 先日、取り決められた、5 野党・会派の「共通政策」や、今後の展開について知りたいこと、やって頂きたいこと、疑問に思っている事等、有体に申し上げます。
 私達は、自分達の声が反映された世の中にしていくことを、望んでおります。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒、私たちの声をお汲み取り頂けますようお願い申し上げます。(管理者:但し紙幅上、「罫線」省略)
●以下の宛先に皆様の声を届けましょう。現在、野党共闘の共通の連絡先が、定まっていないので、現在判明している各政党の連絡先を列挙する形で、記載をいたします。
皆様に負担を強いる形になってしまいますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
■立憲民主党 本部:〒102-0093東京都千代田区平河町 2-12-4 ふじビル 3F
TEL 03-6811-2301、FAX 03-6811-2302
■国民民主党 本部:〒100-0014東京都千代田区永田町 1-11-1
TEL 03-3595-9988、FAX 03-3595-9961
■日本共産党 本部:〒151-8586東京都渋谷区千駄ヶ谷 4-26-7 日本共産党中央委員会
TEL 03-3403-61111、FAX03-5474-8358
■社会民主党 本部:〒104-0043東京都中央区湊 3-18-17
TEL 03-3553-3731、FAX03-5540-9087
◎社会保障を立て直す国民会議の連絡先が分からなかったので、割愛をさせて頂きます。
(総合文責:民守 正義)
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《-ヒロシマの継承と連帯を考える<核と人類は共存できない>》

◎日時:2019年8月6日(火)開場12:20/開会12:50
◎場所:広島YMCA国際文化ホール
◎参加費1000円(高校生以下・福島避難者-無料)
◎内容
 ●平和講演「ヒロシマ、フクシマ、原発再稼働」講師:河合 弘之さん
   (弁護士・映画監督・脱原発弁護団全国連絡会-共同代表、等)
 ●被曝証言-切明 千枝子さん
 ●沖縄から-高里 鈴代さん
 ●うたと演奏-SETOMAYU(せとまゆ)さん
 ●福島、被ばく・避難-水戸 喜世子さん/安倍 ゆりかさん
 ■まとめ-米澤 鐡志(広島・電車内被爆者)
 ■コーディネーター‐河野 美代子さん(広島被曝二世・産婦人科医)
◎主催:8・6ヒロシマ平和の夕べ
 ●連絡先:〒730-0031広島市中区紙屋町2-2-25大野ビル5F河野クリニック気付
      ℡090-2063-9452/Fax050-3730-6587/E-mail【86h@heiwayube.org】


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(民守 正義)