リベラル勢力総結集で政権交代!(278)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【民主主義の破壊者-公安】シリーズ1》

<公安警察出身のコンビによる「警察支配」の実態とは:官邸を牛耳る杉田・北村の「公安人脈」/インタビュー森 功(ノンフィクションライター)>

 「安倍一強」を演出しているのは、疑いなく首相官邸の力だ。政敵や政府に批判的なメディアを監視し、不利な情報を流すといったやり方の裏には、杉田和博内閣官房副長官と北村滋内閣情報官の公安警察出身のコンビが絡んでいるとされるが、実態はどうか。
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─第2次安倍政権が誕生して以降、杉田和博内閣官房副長官と内閣情報調査室(内調)トップの北村滋内閣情報官という公安警察出身の官僚についていろいろな話を聞きます。特に文科省の前川喜平元事務次官をはじめ、政権にとって都合の悪い人物のスキャンダルが暴露された背後で、首相官邸を牛耳るこの2人の官僚と公安組織が動いたとの説がありますが。
A:そうした話はよく聞きますが、どうでしょうか。確証があるわけでないし、「実態としてはよくわからない」というのが私の考えです。前川元事務次官の場合、杉田副長官が「こういうところに出入りしているそうじゃないか」と「出会い系バー」に通っていることを問い詰めたといいますが、前川元事務次官を調べていたのは後に本人についてスクープ記事を報じた『読売新聞』ではないでしょうか。
─公安が、前川元事務次官を尾行していたという説も。
A:官邸が警視庁にそんな指示をしていたら、情報が漏れた場合を考えるとリスクが大きいでしょう。実際に杉田・北村両氏が、警視庁の公安部あたりに直接指示を出したり、あるいは隠密部隊を組織させて思うように操っているとは考えにくい。よく話題に上る内閣情報調査室にしても活動の大半は出版物の分析で、張り込みをするような実働部隊はいないはずです。 ただ「安倍一強」の中で官邸の危機管理部門、あるいはインテリジェンス部門が強化されているのは事実でしょうね。
─その点で、杉田・北村両氏の貢献度は大きいと。
A:杉田副長官も内閣情報官(旧内閣情報調査室長)を経験していますが、この2人は公安といっても正確には外事部門の出身であるという点で共通しています。また同じくフランスの日本大使館勤務も経験しており、国際面でも明るい。警察庁内では、「師弟関係」にあるといわれているようです。特に安倍晋三首相は「拉致問題解決」を以前から強調してきた経緯もあり、北朝鮮情報に強い杉田・北村両氏を重宝しているのです。
─北村内閣情報官は首相と最も頻繁に会っている官僚ですね。
A:そうです。北村内閣情報官は第1次安倍政権時代の首相秘書官でしたし、やはりこの間、拉致問題を仕切ってきたのは北村内閣情報官ですから、その情報を逐次首相に上げているのでしょう。外字畑の強みで世界の諜報機関とパイプがあり、前任がCIA長官だったポンペオ米国務長官とも親しい。安倍首相にしてみれば、心強い存在だと思います。やはり首相を官邸が支えている構図を考える場合、「警察」というのが一つのポイントになるでしょう。
─では、第2次安倍政権で警察が強大になったのでしょうか。

A:そうではなくて、警察出身の官僚が官邸で力を発揮しているということであって、警察庁なり警視庁なりが特別に強大になったのではありません。逆に警察も含め、官僚組織全体が官邸に対して弱くなっている傾向があるのです。これは杉田副長官が霞ヶ関の官庁の人事権を掌握している内閣人事局長を兼務している点が大きい。元々、杉田副長官は霞ヶ関の人脈が広いのですが、これによって各省庁間の調整や情報収集ができる点が彼の強みなのです。
 短命だった第1次安倍政権と異なり、「安倍一強」と呼ばれるようになったのは、やはり杉田副長官の存在が決定的でしょう。同時に、弊害もあると思っています。
─具体的に、「弊害」とは。
A:官邸が政権を守ろうとするあまり、官僚の人事権を掌握した上で霞ヶ関からネガティブな情報が漏れないように統制を強めた結果、官僚がメディアの取材に答えにくくなっているのです。というか、取材に応じなくなりましたね。実名もそうですが、匿名でメディアの取材に応じると、すぐ内部で「犯人探し」が始まるようになった。「誰が喋った⁈」と。
 さすがに公安を使う事はないようですが、以前は官僚としての気概で政権の政策や人事を批判するような勇気ある人達がいました。ところが官邸がそうした官僚に目星を付けて呼び出すような事も行われています。元々、官僚は時の政権の顔色を窺って仕事をするのですが、その度合いが酷くなって、最早ブレーキが利かない状態です。
 杉田副長官が、霞ヶ関を強権的に押さえ込んでいるためではないでしょうか。
─そういう官邸のやり方が、森友・加計両疑惑を生んだ。
A:全く、その通りで「安倍一強」の歪みでもあるのですが、行政が間違っても官邸の思うように全てが進んでいき、問題を問題としてはっきりさせる事ができなくなっています。問題が起きても、安倍首相を守るためにどうすればいいかという機能が優先して働いて、実際に何が起きたかの事実解明が押さえ込まれてしまう。森友学園疑惑にしても、これは明らかに財務省の背任行為であり、公文書の偽造という重罪まで行われているのに、それが上からの指示だったのか、あるいは忖度であったのかすら、よく解らなくなってしまっています。
─杉田・北村両氏は安倍首相を守っているつもりかもしれませんが、政治が腐りますよね。
A:問題が起きても事実関係がはっきりしないので、自浄努力が進みませんから。
 厚生労働省の毎月勤労統計調査の改竄問題にしても、明らかに「アベノミクス」の失策を隠すためにやったと思われますが、実際に何故そうなったかは見えてこない。
 国民にすれば「安倍政権に何か問題がある」と薄々、気付いても、実際はよく解らないので「仕方がない」と諦めるような心理に陥ってしまいます。

─安倍首相が、この2人の官僚に指示してやらせていると?
A:いや、そうではないでしょう。そもそも安倍首相は政策に強くないですから。
 むしろ杉田・北村両氏が首相の意向を汲んでやっている。首相のトップダウンではないし、かといって首相を無視して官邸の官僚が好き放題しているのでもありません。
 ただ2013年に成立した特定秘密保護法は以前から外事公安畑の悲願で、北村内閣情報官が安倍首相に進言していたという経緯があります。首相自身は「支持率が下がる」と、乗り気ではなかったようですが。
─戦争法(安保関連法)もそうですが、この両氏は権力が暴走する怖さを知らないのでは。
A:警察官僚とはそんなものですよ。むしろ自分達の権力がまだ足りない位の事を思っているのでは。本来なら警察官僚が前のめりになる傾向を抑える事に政治の役割があるはずなのですが、今時の政治家は勉強しませんからね。政治の側の官僚に対するチェック・アンド・バランスができていない点が、憂慮すべきと思っています。(基本文献-週刊金曜日)


《【癖になっている書類等隠滅】思いつくだけでも即、出てくる隠蔽事実》

 「報告書はもうない」―。「老後資金2000万円必要」とした金融庁審議会ワーキンググループ(WG)の報告書を巡り、自民党の森山国対委員長から飛び出した仰天発言。
 審議会の委員が長い時間と税金を費やしてまとめた報告書を、自分達にとって都合が悪い内容だから「無かった事にしてしまえ」とは無法三昧だが、安倍政権にとって「事実の隠蔽」は日常茶飯事!最も象徴的だったのがモリカケ問題だ。森友問題では「一切破棄した」「残っていない」と説明されていた、財務省や近畿財務局と森友学園の詳細な交渉資料が後になって大量に見つかった。加計問題では、愛媛県今治市の職員らが官邸を訪れた際の入館記録について「確認できない」という説明が繰り返され、愛媛県文書には記されていた安倍首相と加計理事長の「面会」についても「なし」と突っぱねられた。
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊が取りまとめた日報についても、防衛省・自衛隊は当初、「ない」とトボケていたにも関わらず、後に「見つかった」だ。
 厚労省では「裁量労働制」を巡って都合の悪い数値データの「隠蔽」「捏造」「改竄」が発覚した他、毎月勤労統計調査でもデータを密かに補正していた事を隠していた事実が判明。外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改悪案の審議では、外国人技能実習生の実態を調べた法務省調査の一部が隠されていた。ざっと挙げただけでもキリがない。
 要するに「都合が悪い事実は隠せ」が安倍政権の姿勢であり、そういう体質だからこそ、金融庁の報告書についても何ら悪びれた様子もなく、平気で「もうないよ」とか言えるワケだ。政治評論家の森田実氏がこう言う。「国民生活や政策に関わる事実について『ある』ものを『ない』とする政治はデタラメの極み。政権のおごり、傲慢もここまできたのかという思いです。本来であれば麻生財務相は辞職が当然なのに、今や『日本のトランプ』の如く暴言を繰り返している。こういう無茶苦茶な政治を許してはいけません」
「石が流れて木の葉が沈む」。「隠蔽国家は必ず『亡国』する」(基本文献-日刊ゲンダイ)


《【引き裂かれた大地】南京大虐殺-証言集》

<中国民間人の証言3>

【証言2-8張秀英:南京戦当時-溝口鳥衣、溝口薪炭場】
◎私達が住んでいる安徴省烏衣の小さな村にも日本軍が侵攻してきました。日本兵は、村人を来るなり突き殺していた。村人の女性4~50人を私も含め、広場に集められました。
◎日本兵が下着1枚になるよう命じ、広場をグルグル回され、屈辱と恐怖で泣きながら、駆けていると、日本兵は手を叩いて喜んでいました。それが終わると3歳の子を抱いている私に着いてくるように言われ、私は子を預け、日本鬼子に着いていきました。
◎日本兵は既に村人の家に火を付けて回り、私の家も煙が出ていました。日本兵は、ある人の家で強姦しました。私は泣き続け、もう、これ以上は言えません。
◎私は、ようやく家に帰ると、家は焼け落ち、三カ月の娘は焼き殺されていました。
◎私は村人たちと、まだ残っている3歳の息子と山の方に逃げ込みました。それでも日本兵が追いかけてきて、また私を強姦しようとします。たまたま私が生理中である事が解ると、日本兵は怒って、私を銃剣で切りつけ、台尻で殴りつけました。でも日本兵が出て行ったので、更に山奥に逃げましたが、私は悪寒と発熱で悩まされました。
◎やっと落ち着いてきて家族三人で暮らし始めると、夫は苦力で連行されました。
◎私は良民証をもって、そっと夫に飯を届けようとしたとき、日本兵に見つかり、良民証を取り上げ、私を犯そうとしました。子供が泣き叫び、日本兵は、今度は私を河に落そうとしました。ところが、それを見ていた日本兵(憲兵?)に気づき、私は蹂躙されずに済みました。
 それ以降、私は、恐ろしくて船着き場に行かなくなりました。
◎日本軍が揚子江北側の浦口に攻めこんできてから、岸辺の至る所で死体がありました。
◎日本兵は、街でも蛮虐・勝手な事をしていました。自分の気に食わない中国人は、揚子江に放り込み、溺死させました。また軍犬を噛みつかせ、殺したりもしていました。
◎日本兵は中国人を人間として見ていない。村人を見つけては残虐に殺す。
◎私は娘まで焼き殺された。今でも腕が上がらず、生活は困窮しています。
◎日本人は赤鬼-邪鬼です。日本人は、これでも「南京大虐殺はなかった」と言い張るのでしょうか!
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*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
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(民守 正義)