リベラル勢力総結集で政権交代!(277)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【中国脅威論のウソ】自衛隊が沖縄戦の悲劇を繰り返す/沖縄基地建設反対運動のリーダー 山城博治さんインタビュー》
私はこの間、「実は辺野古はダミーで、政府の本当の狙いは与那国島や石垣島、宮古島等の南西諸島に自衛隊基地を造ることにあるのではないか」と思い、その事をいろいろな集会で訴えてきました。辺野古に通う多くの県民に、もっと南西諸島での自衛隊基地建設にも関心を持ってほしいと願い、敢えて挑発的な言葉を用いました。南西諸島が軍事化されるのではないかと懸念を持ち始めたのは、米国の安全保障政策の指針となる「4年毎の国防戦略見直し(QDR)」として、2006年に公表された「QDR2006」を読んでからです。
ここでは初めて中国が「最大の軍事的な潜在的競争国」と名指しされました。
米国が持っている航空母艦や潜水艦等の打撃力の過半を太平洋、とりわけ西太平洋にシフトするという旨も書かれていました。米ソ対立、冷戦終焉後の米国の新たな世界戦略が示されたときです。南西諸島がQDRに基づく中国包囲網の大きな防衛ラインに位置づけられていくことを憂慮し、07年に米海軍掃海艇が与那国島に入港すると聞いたときには、すぐに抗議に駆けつけました。沖縄の島々の海洋を調査し、母港化する計画なのだろうと思ってきました。以来、状況は本当に厳しくなりましたね。米軍の軍事戦略に基づいた南西諸島への自衛隊配備には、辺野古のような反対の声が上がらず、関心も薄いという批判が南西諸島からは出ていますが、理由の一つに、13年の「建白書」があると指摘しなければなりません。
「建白書」は、当時、県民最大の関心事となっていたオスプレイの普天間基地配備計画について、その配備計画の撤回を求め、更には普天間基地そのものの閉鎖・返還と県内移設反対の3点を骨子とする政府に宛てた要請書の事です。県内41の全市町村長が連名署名の上、安倍(戦争)首相に渡されました。このとき、上京した県民代表団が銀座から東京駅方面にデモ行進をした際、数寄屋橋付近で日の丸や日章旗を翳した一団から、「沖縄の反日非国民」「ゴキブリ野郎」「ドブネズミ」など罵詈雑言を浴びせられました。
私達は「日本はおかしくなっている」と固まりました。それで沖縄はもう一回、団結しなきゃいけないということになり、保守の翁長雄志さんが超党派で擁立されて、14年の県知事選挙に出ることになったのです。これが「オール沖縄」の原点で、これを促した「建白書」が今の沖縄の政治運動の基本原則、「憲法」になっていますが、そこから一歩も出ていないという状況があります。南西諸島に含まれる与那国島、宮古島、石垣島も同じ沖縄で、軍事の、戦争の脅威に晒されようとしているのに、抗議に踏み出せないのは、「建白書」が自衛隊に言及していないからだと思います。例えば翁長前知事が「建白書」の枠から踏み出せなかったのは、自分を押し立てた政治の枠組みに忠実たらんとしたからだと思います。
でも今、この状況の中で、軍事化や戦争に反対するという立ち位置をもう一度確認すべきです。自衛隊の基地建設問題に一切言及しなかった「建白書」の枠組みを超える必要があります。「自衛隊に言及したら、オール沖縄の団結を乱してしまう」「翁長さんがカーブを切ったときの立ち位置を壊すな」等の声が依然ありますが、沖縄戦の悲劇を考えたら、「辺野古反対」で収まるはずがない。沖縄の地元の新聞にも同じような傾向があるように感じます。米軍については毎日のように特集を組んで、反米軍基地という立ち位置で報道しているのに、自衛隊配備問題については、ある意味沈黙しています。
軍事戦略で動いている米軍より、住民の日常に入り込み、どのような影響があるか分からない自衛隊の方が怖いです。沖縄にとって自衛隊は日本軍の亡霊で、とりわけ高齢層の県民にとっては米軍より日本軍が怖いのです。住民に玉砕を命じたのは日本軍ですから。
私の父は、宜野湾嘉数高地の戦闘で17歳の防衛隊員として徴用され、読谷村から南進してくる米軍シャーマン戦車のキャタピラ下に潜り込み自爆を命じられた少年兵だったようですが「牛馬はとても大事だが、お前らの命は一銭五厘」と日本軍の兵隊は平然と語っていたと言います。現在の自衛隊配備計画を見ても、住民保護計画が考慮されていません。
島が戦場になったら、住民は逃げ場所がありません。戦時中、慶良間島に米軍が上陸した際に、日本軍が住民を集団自決に追いやったように、離島が玉砕の島とされるような悲劇を繰り返してはいけません。しかし、そもそも中国脅威論自体が嘘で、政府のプロパガンダであるということも確認しておく必要があります。いとも簡単に防衛抑止力、国防等という、まことしやかな大義に絡め取られてしまうべきでない。戦前も同じような国防論で、玉砕戦まで強いられたのですから。米軍としては、西太平洋にシフトしていく基本戦略を取りながらも、沖縄に最前線基地を固定しようとしているわけではありません。
06年からの在日米軍再編の計画の中で明らかになったのは、「中国から距離をおいたところで米軍を維持し、固定化せずにローテーションのようなグルグル回りで中国を牽制する」という軍事戦略です。ここには米軍は、中国の近海の喉元に銃を突きつけるような沖縄の海兵隊、沖縄の基地はおかないという米国から中国へのメッセージが込められているように思われます。米軍は中国に対して「平和的であるために、貴方方が一番嫌がっている沖縄の基地を縮小します、海兵隊を撤退させます、だから私達は貴方方に本気で向かい合うつもりはありません」というメッセージです。このため米軍は、9000人の海兵隊員と1万2000人の家族をグアムに撤退させると言い続けています。最終的には、沖縄の米軍基地は全部グアムに移転したいのだと思います。しかし、それを引き留めているのは日本政府です。
沖縄にいてくれれば駐留経費も出します。「思いやり予算もつけます」と言うのですから、米軍も出ていかない。ただ米軍が、これ以上沖縄で展開しないので、穴埋めとして南西諸島に配備されることになったのが自衛隊ということです。
日本政府が米国の思惑を本当に受けとめるなら「そんな穴埋めは要りません、日本側も西太平洋、東シナ海地域を平和の海にします」というメッセージを送るべきです。
それをしないのは、意識的に有事を作り出して緊張を日本中に煽り、その中で、抑止力としての自衛隊は必要、憲法「改正」は必要、という流れを作っていきたいからでしょう。
戦争国家の発想は対外脅威を煽ることです。そして自国の団結を求める。日本においてそれが天皇制だったし、軍国主義でした。再び同じ轍を踏まないためには今、私達自身の平和の構想力が問われています。また中国の脅威を日本政府が煽り続けるのは、自衛隊の大量失業を防止する策もあると思います。米ソ対立、冷戦構造がなくなり、北海道を中心に張り巡らされていた大量の自衛隊をどこに持っていくかということは、前世紀末から考えられてきたことです。中国の脅威を言い続ければ現状約18万(定員25万人)の自衛隊体勢を維持できる、というのが事の本質じゃないでしょうか。自衛隊縮小論に歯止めをかけるための政府防衛族の、大きなプロパガンダと言えると思います。日中米は西太平洋等の海域で平和を作る努力をすべきです。意味のない緊張を互いに煽り、意味のない軍事費を投入していくことは無駄でしかありません。日本の防衛費は5兆円を超え、中国は20兆円近く、米国は70兆円近くあります。その何兆円というお金があれば、世界で今、餓死したり貧困に喘いでいる何億という人々の命や生活が救われるかもしれません。
日中米の評価も高まる事と思います。平和を構築していく方法を考えましょう。
互いに理解し合えば、軍事や抑止力はいらない。軍事による「抑止力」より、対話の方がずっといい。戦争より平和がいい。私自身、南西諸島への自衛隊配備に対する反対行動が足りていないと思っていますが、それでも私達は、これらの島々での闘いを孤立させてはなりません。今後も連帯してできる限りの行動に取り組んでいきます。
今、沖縄戦の悲劇が、今度は沖縄島から離島へ拡散していくという構図が見えます。
県議会は「建白書」に捉われず、日本政府が自分達の県土を戦場にするような事を想定し、作戦を練り、しかもその有事を自ら呼び込もうとしていることに対して、警鐘をならさなければいけないと思います。(談)(基本文献-週刊金曜日/管理者:部分編集)
《【安倍-中東情勢「役立たず」】イラン訪問は「成果ゼロ」逆に「日本船タンカー攻撃」で緊張激化》
緊張関係にある米国とイランの“橋渡し役”をトランプ米大統領から頼まれたといい、意気揚々と会談に臨んだものの「成果ゼロ」だった。日本メディアは、安倍(外交音痴)首相のイラン訪問を<41年ぶり>等と持ち上げ、ハメネイ師との会談を<安倍首相への異例の厚遇>と大々的に報道していたが冗談じゃない。NHKは<ハメネイ師から『核兵器を製造も、保有も、使用もしない。その意図はない。するべきではない』との発言があった>という安倍(外交音痴)首相の会談後の発言を速報。さも、安倍(外交音痴)首相がハメネイ師から新たな言質を引き出したかのように「演出」していたから呆れる。
ハメネイ師の姿勢は会談前から全く変わっておらず、会談後も「トランプ大統領はメッセージを交換するに値する相手ではない」「トランプ氏に返事はしない」―とのコメントを発表。大ハシャギで報じているのは日本メディアだけで、安倍(外交音痴)首相の“橋渡し役”は意味がなかったのだ。「イランと米国の緊張関係が続いているのは、米国がイランとの間で交わした2015年の核合意を一方的に破棄して制裁を加えているからです。ロウハニ大統領もハメネイ師も『合意を履行する用意がある』と一貫して言い続けているので、安倍首相が本当に説得すべきは米国です。説得する相手を間違えている時点で、今回の訪問は仲介ではありません」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)いつもの「やっているフリ」だったワケだが、安倍(外交音痴)首相が計算外だったのは、日本の海運会社「国華産業」が運航するパナマ船籍のケミカルタンカーがホルムズ海峡で攻撃された事件だろう。現地には緊張が走り、安倍(外交音痴)首相の囲み会見のニュースも、かき消されてしまった。
米トランプ政権は訪問を狙ったかのように、イランの追加制裁を発表。
安倍(外交音痴)首相がイラン訪問中なんて事は、何とも思っていない。
要するに米国はハナからアベ外交の成果など期待していない。(基本文献-日刊ゲンダイ)
《【引き裂かれた大地】南京大虐殺-証言集》
<中国民間人の証言2>
【証言2-7楊明貞:南京戦当時-中華門北東にある文思巷】
◎日本軍が南京城侵攻の時、突然、我が家に銃を乱射して侵入。家主のお婆さんと管理人の御祖父さんが即死した。父は左腕を撃たれ、大量の血が流れた。午後になって、また二人の日本兵が押し入ってきて、母が懐に隠し持っていた袋を銃剣で突き、零れ落ちた金品を奪っていた。暫く日が過ぎ、庭にいると、また日本兵が来て、まだ7歳の私を強姦しようとしました。まだ傷ついている父は、必死で私を庇おうとしましたが、日本兵は馬乗りになって殴りつけ、父の首を三度も切り付け、父は動かなくなりました。次の日、またも二人の日本兵がきて、まだ、微かに意識の有った前で、先ずは抵抗する母を、何度も殴って強姦しました。
そして母親の性器に銃身を捻じ込み、玩びました。そして次は、泣き叫ぶ7歳の私を強姦しましました。私は性器から大量の血が流れました。彼らは畜生です!
◎父が死に、母も精神的におかしくなり、自殺し、私は孤児になりました。
◎私は15~16歳の結婚している女性に面倒を見てもらう事になりましたが、その数日後に、そのお姉さんも三人の日本兵に輪姦されました。そのお姉さんも夫に「日本兵に犯された女」と責められた事もあり、入水自殺しました。
◎仕方なく私は、暫く乞食になりましたが、その間も日本兵に殴られる等、酷い目に遭いました。そして私は意に反して15~16歳も年上の人と結婚しましたが、夫や夫の姉に「親なし子」と毎日のように罵られ殴られました。本当に辛い毎日でした。
◎全ては日本兵に親が殺されたせいです。恨んでも恨み切れません。私は「南京大虐殺」の生き証人です。日本兵は中国人男性と見れば殺しまくり、女性と見れば強姦するのを見ている。街中は死体だらけ。どうして「南京大虐殺はなかった」と言えるのでしょうか?
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《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》
①職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
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◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp(なおツイッターでの投稿は①匿名性が高いこと、②ウイルス対策上等、業者助言により一切、開封・受付いたしません。)
(民守 正義)
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