リベラル勢力総結集で政権交代!(271)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【奴隷的鎖-在留資格】外国人の不安定な在留資格》

  外国人が日本で生活するためには在留資格(VIZA)が必要であるということは多くの人が何となく知っていることではあるけれど、実際に在留資格と言われ説明できる人はそうはいない。在留資格は、大きく分けると就労等の活動に制限のない日本人の配偶者や永住者、定住者等や活動に制限のある留学生や労働者等に分けられる。最近、問題になっている技能実習生等は後者に分類されるけれど、在留資格的には非常に弱い立場にある。
 例えば実習先で解雇されたような場合、次の実習先が直ぐに見つかればいいが、現実はそんなに甘くない。次の実習先が見つからなければ、働く事ができないので、たちまち生活ができなくなってしまう。例え最賃違反や労災隠し、不当解雇があったとしても、法律が定めた実習先以外での就労は禁止されているので、組合で不当解雇を争っていても、コンビニなんかでバイトしようものなら、即入国管理局に収容されて問答無用で強制送還になってしまうのである。では活動に制限のない日本人の配偶者や永住者等はどうだろうか。
 これらの在留資格の人は、職場を解雇されても、コンビニ等どのような職場でも働くことができ、場合によっては生活保護も受けることができるので、在留資格的に少しは安定している。しかし配偶者としての在留資格を持っている人の中には、パートナーからDVを受けており、離婚すると特別な場合を除いて日本にいることができなくなるので我慢して耐えている人や、在留資格の更新をパートナーが手伝ってくれず、そのままオーバーステイになって、無理やり国に帰国させられる人もいる。また日本で生まれ、日本で育ち、日本人と同じように学校に行っている子供が、親が在留資格をなくしたため、言葉も解らない本国に親子共々、強制送還された事例もある。外国人にとって在留資格は、時として命と同じくらい大切なものであるが、本当にちょっとしたことで、失ってしまうものでもある。
 技能実習生問題に限らず外国人問題について考えるとき、在留資格の事も頭の隅において考えるとより問題の本質が見えてくるだろう。(基本文献-なにわユニオン)


《【年金破綻の国民犠牲】金融庁炎上の裏で安倍政権が「年金先細り」の“不都合な事実”を隠蔽! 年金の「財政検証」結果公表を参院選後に先延ばし》

 またも安倍政権が選挙のために「不都合な事実」を隠蔽しようとしている。
 金融庁が「今後、年金の給付水準は下がる」「年金が減るから老後のために2000万円を資産運用して貯めておけ」と突如言い出した「報告書」に反発が高まっているが、これとは別に今年6月前半に行われると見られていた「財政検証(厚労省「財源率再計算」)の結果公表が参院選後に持ち込まれようとしているのだ。「財政検証」とは、2004年の年金制度改正によって導入された、公的年金の「定期検診」とも呼ばれるもので、少なくとも5年に1度、公的年金の健全性を点検し「財政の現況および見通し」を作成するもの。
 前回は2014年6月3日に公表され、厚労省はこの結果について“100年先までの見通しを検証し、若い世代が将来受け取る年金は将来の時点で働いている人々の賃金の50%を上回る見込み”とHPでも説明している。それが今年の「財政検証」の結果は、厚労省が「作業中」だとして公表時期の見通しを示さないのだ。これは明らかにおかしい。
 というのも「財政検証」の公表に至るプロセスは、前回とほぼ同じスケジュールで進んできたからだ。前回の2014年は3月10日に「経済前提に関する専門委員会」で取り纏めが行われ、その後、検証作業を経て6月3日に結果が公表されている。一方、今年は3月7日に専門委員会が行われ、今年3月12日の衆院厚労委員会では厚労省の木下賢志年金局長も「財政検証は、前回は6月3日に公表いたしましたけれども、今回も3月に、先般、経済前提を踏まえて財政検証を開始いたしましたので、それが終わり次第公表する」と述べていた。ところが今年は未だ に「財政検証」公表の時期さえ出ない─。
 何故こんな事になっているのかといえば、今回の「財政検証」の結果でも、将来的に年金給付額が下がる事を示す厳しい内容になると見られているからだ。事実、4日付けの日本経済新聞は、〈検証は将来の年金額が少子化で先細りする結果になる公算が大き〉いとし、こう伝えている。〈財務省の幹部は検証結果を見据え、「選挙前に公表しても(政権にとって)いいことはない。マイナスの影響の方が大きい」と話す。年金部会の別の委員は「公表は参院選後になるかもしれない」と明かす〉つまり厚労省は前回と同じスケジュール感で作業を進め、今年6月前半での「財政検証」結果公表を考えていたが、安倍政権にダメージを与える内容になる事から、参院選後まで公表を遅らせようとしようとしている─という事らしい。
 一体、安倍政権はどこまで国民を欺くつもりなのか。というのも、安倍政権は過去にも国民の年金を溶かしてしまったことを選挙後まで隠すという姑息な手に出た前例があるからだ。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2015年度、公的年金積立金の資産運用成績で約5兆3000億円もの運用損を出したが、これを国民に知らせまいと画策。例年、GPIFの前年度の運用成績公表は7月上旬に実施されていたが、2016年は7月10日に参院選の投開票があったため、巨額損失問題が投票に影響を及ぼす事を恐れた安倍政権は、公表を選挙後の7月29日まで遅らせたのだ。先日も来日したトランプ大統領が“参院選後には農業と牛肉で大きな数字が出る”と述べたように、安倍(虚弁)首相がアメリカから迫られている農産物の関税大幅引き下げを拒否するのではなく、選挙後には妥結すると“密約”を交わしていることが発覚。
 これも自らの選挙のためだけに国益を売り渡すという、国民を騙す背信行為だ。
 その上、今度は、年金給付額が下がるという重大事を、選挙が終わってから公表しようとする─。完全に、党利党略のための権力の濫用だ!

<安倍自民党は97日連続で審議拒否中!年金問題と消費増税の追及を恐れ>

 しかも安倍政権の“国民騙し作戦”はこれだけではない。国会では衆参で3月から予算委員会が開かれておらず、野党が要求し続けている集中審議を与党が拒否。
 立憲民主党・蓮舫議員のツイートによると、5日行われた参院予算委員会の理事懇談会では、〈「どんなに努力しても結果に至らない」と、自民筆頭から党執行部を説得できないため与野党の筆頭間協議が整いません、との発言〉があったという。
 その結果、衆院では6日現在で実に97日も予算委員会が開かれない状況に陥っている。
 無論、自民党が予算委員会の審議を拒否し続けているのは、選挙を前に、安倍(虚弁)首相にとって「不都合な事実」が続々と明らかになっているからだ。3月分の景気動向指数の基調判断が最悪の「悪化」まで引き下げられ、3月の「毎月勤労統計」調査の速報でも実質賃金が前年同月比マイナス2.5%と大幅下落した。このような状況で本当に秋に消費増税を実行するのかという問題は重大事であることは間違いない。そして、ここにきて金融庁の報告書案が国民に突きつけた「年金の給付水準は下がる」「年金が減るから老後のために2000万円を資産運用して貯めておけ」という事実─。更に、ここでそうした年金危機を裏付ける「財政検証」の結果が公表されて予算委員会で集中審議が行われれば、消費増税と年金問題で、安倍(虚弁)首相は野党から徹底的に追及を受ける事になるのは必至だ。とりわけ年金問題は、安倍(虚弁)首相にとって第一次政権時に「消えた年金」問題で支持率を落としたトラウマがある。
 何が何でも国会追及から逃げたくて仕方がないのは想像に容易い。身勝手な自己保身と党利党略のために、消費増税と年金という国民の生活に直結する問題が議論されず、有権者を欺いて「不都合な事実」を選挙後まで隠蔽しようとする。逆に言えば、全てを明らかにすれば選挙に大打撃を与えるという事を、安倍(虚弁)首相はよく理解しているのだ。
 安倍(虚弁)首相が今、何から逃げ、何を隠そうとしているのか。そこにこそ、投票の判断材料として国民が知るべきだ!(基本文献-リテラ/管理者:部分編集)


《【引き裂かれた大地】南京大虐殺-証言集》

<中国民間人の証言>

【証言2-6元中国民間人-戎秀英:南京戦当時-東関頭(南京城内南部河辺)】
◎日本軍が攻めてきたとき、私達家族は祖父の船に隠れた。しかし日本兵は橋の上から、私達の船に向かって銃を撃ち始め、祖母は流れ弾に当たって死んだ。
◎翌日の朝、日本兵20人ぐらいが銃を持って、十隻ぐらいの船に上がり込んで、徹底的に食料を盗んでいった。そして男たちは強制連行された。女性も一隻の船に押し込め、夜になると強姦しようと襲いかかってきた。私達は川に飛び込み、逃げ出し、岸辺で強制連行で重労働されていた父が川に飛び込み、私達を救おうとしました。私と母は、父の懸命の説得等もあって、なんとか岸辺に上がる事はできましたが、生後間もない妹は溺死した。
◎思い通りにはならなかった日本兵は、男の人全員を一つの船に押し込め、その中に父もいた。日本兵は一人ずつ銃剣で刺し殺し、川に放り込んだ。一人の中国人が「昨日、貴方の服を洗濯したのに何故、殺すのですか?」と大声で叫びながら殺されるのを聞いた。
◎母は、私達子供に、紐で首を絞めるよう、命じて自殺を図りましたが、結局、未遂に終わりました。ようやく家に戻ると家は焼かれ、家財は薪にされる等、住める状態でなかった。
 仕方なく亡父の知り合いに頼んで、その人の船で暮らしました。暫くして難民区内-金陵女子大学に避難しました。しかし実際は、余りにも避難民が多く、凄く混んでいた。
◎それから同じ避難区内の伯母の家に住んで、なんとか生計を立てましたが、凄く貧しかった。それで母と弟たちの事を思い、当時、私は14歳でしたが、8歳上の男の人の嫁に行きましたが、夫の家も貧しく、とても苦労した。一家八人の内、四人も殺され、悲惨な目に遭い、今でも日本軍国主義を憎んでいるし、許せない。


【証言2-7元中国民間人-郭秀蘭:南京戦当時-中華門西街】
◎毎日、サイレンが鳴り防空壕に隠れる中、日本兵が防空壕の中に多くの人がいるのが分かると、機関銃で一斉射撃。殆ど殺されてしまった。そして日本兵は防空壕に火をつけ、やがて防空壕は崩れ落ちた。防空壕に入らず隠れていて、かろうじて助かった祖父と私達は「寺に行けば安全だ」と大廟に行った。しかし祖父も日本兵に捕まり苦力にされました。
 私が六歳、妹は三歳で、隣の家の童養女に出されました。でも隣も大家族で、食べ物もすくうほどもなく、学校も行けず、今も文字が読めません。私の一生は苦労の連続でした。
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(民守 正義)