リベラル勢力総結集で政権交代!(253)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【国際環境】国際環境NGO FoE Japan「COP24報告会」気温の上昇を1.5℃以下に~パリ協定の目標達成へIPCCの警告生かせ》
国際環境NGOのF0E Japanは2月27日、ポーランドのカトヴィツェで昨年12月に開催されたCOP24(気候変動枠組み条約第24回締約国会議)の報告会「気温の上昇を1.5℃以下に!IPCCからの警告と日本に求められる気候変動対策」を都内で開いた。
2015年のCOP21で採択された「パリ協定」は、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べて2度より十分に低く保ち、1.5度に抑えることを目指している。COP24に先立ってIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)が公表した「1.5℃特別報告書」の内容を、IGES(地球環境戦略研究機関)の甲斐美紀子さんが解説。「1.5度と2度では、海面上昇をはじめとする自然災害の影響は大きく異なる」と説明した。2度上昇すれば99%のサンゴが消滅し、魚や農作物にも大きな損害が生じるとし、エネルギーの脱炭素化はもちろん低エネルギー需要社会の構築等、SDGs(持続可能な開発目標)に沿った、あらゆる分野での変革が必要だと強調した。これを受けてFoE Japanの小野寺ゆうりさんがCOP24の政府間交渉をレポート。
小野寺さんは、COPには、温暖化の責任を先進国に求めて技術や財政的支援を受けたい途上国と、そうした責任を回避し途上国との取り組みの差異をできるだけなくしたい先進国という構図があると説明。そうした中でCOP24では20年から始まるパリ協定の目標達成に向けた「タラノア対話」の進展による情報共有と取り組み強化が期待されていたが、結果として、実施方針において途上国との差異をなくすという先進国の要求が認められた。
その一方で、先進国は途上国とは異なる責任において報告義務を負うとされ、先進国は2年毎に途上国に対する資金目標を提出する等の義務が記載された事を指摘。
タラノア対話については、IPCC「1.5度特別報告書」が米国やサウジアラビア等の強い反対によって評価されず、取り組みをより強化する結論には至らなかったという。
温室効果ガス排出量取引など国際市場メカニズムのルールについてはCOP25に先送りされた。COP25では温暖化による損失と被害の議論が大きな柱になる予定だ。
小野寺さんは、「現在提出されている各国の取り組みが完全に遂行されても3度上昇となる」として、危機感の欠如に警鐘を鳴らした。1990年以降、先進国の温室効果ガス排出量は殆ど減っておらず、化石燃料関連の投資額は気候関連資金を大幅に超えているとして「今後の各国・地域レベルでの取り組みを強化する事が極めて重要だ」と強調した。(社会新報)
《【維新「部落差別発言」】維新の参院選候補・長谷川豊が「プロ、犯罪の」と部落差別発言! 丸山穂高、長谷川を公認する維新の反人権体質》
丸山穂高議員による「戦争しないとどうしようもない」発言が飛び出した日本維新の会に、またも「暴言」問題が浮上した。今夏に行われる予定の参院選で維新から公認を受けている候補者である元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏が、講演会で差別発言を行った。
問題となっている発言は、5月15日にYouTubeに投稿された動画に収められている。
会場の様子から、今年2月24日に東京・下北沢にある世田谷区の公共施設で行われた講演会の模様の一部であると見られるが、そこで長谷川は、明確な部落差別発言を公言した。
動画では、長谷川氏は「日本にある消された歴史、日本にある空白の歴史の話からしなくてはなりません」と話しはじめ、初端からGWIP陰謀論を展開。その中で、長谷川氏は「女は三歩下がって歩け」という言葉は、実際は「女は三尺下がって歩け」という言葉だったという話をし始め、このように説明を始めた。少々長くなるが、以下に発言を書き起こす。
「日本には江戸時代に、あまりよくない歴史がありました。士農工商の下に、穢多・非人、人間以下の存在がいると。でも人間以下と設定された人達も、性欲等があります。当然、乱暴等も働きます。一族野盗郎党となって、十何人で、取り囲んで暴行しようとしたとき、侍は大切な妻と子供を守るためにどうしたのか。侍はもう刀を抜くしかなかった。でも刀を抜いたときにどうせ死ぬのです。相手はプロだから、犯罪の。もうぶん回すしかないのですよ。ブンブンブンブン刀ぶん回して時間稼ぎするしかないのです。どうせ死ぬのだから。でも自分がどうせ死んだとしても、一秒でも長く時間を稼ぐから、大切な君だけはどうか生き残って欲しい。僕の命は君のものだから、僕の大切な君は、かすり傷一つ付けないと言って(刀を)振り回したときに、一切のかすり傷が付かないのが、二尺六寸の刀が届かない三尺です。女は三尺下がって歩け、愛の言葉です」(発言ママ)
もはや絶句するほかない。江戸時代の差別的な身分制度を「あまりよくない歴史」だったとしながら、「性欲等があります。当然、乱暴等も働きます」「相手はプロなのだから、犯罪の」と、まるで生まれながらの犯罪者であるかのように語るとは─。当然、これは「江戸時代の話だから」等といって正当化できるような問題ではない。被差別部落を巡る問題では、暴力や犯罪と結びつけた形で差別がまかり通り、根も葉もない噂だけで「部落民は怖い」「あの地域に近づくな」「暴行される」等といった偏見が助長されてきた。
長谷川氏の話は、そうした現代に続く差別を助長する、非常に悪質なものだ。
だいたい、この“「女は三歩下がって歩け」ではなく、実際は女性を守るための「三尺」だった”という話自体、ここ数年、見かけるネトウヨ説。そもそも「女は三歩下がって歩け」という言葉が実際に男尊女卑の意味をもって、この国で使われてきた事実を無視して、“本当は間違い”“実際は愛の言葉”等と説明する事自体、「滑稽」を通り越している。
長谷川氏はいったい“穢多非人による性犯罪”という最悪の偏見は、元々の「自己開発説」なのか、何かの差別書の引用なのか。
<長谷川豊は差別批判に「切り取り」「著作権侵害」「捏造」と開き直り>
ともかく、このような明確な部落差別発言を、維新の公認候補者として参院選に出馬予定の長谷川氏は講演会という公の場で垂れ流していたのである。だが、この発言部分を抜き出した動画がTwitter上で拡散され、問題になると、長谷川氏は釈明・謝罪するどころか、こんな反論を寄せているのだ。〈かつて、このような暗い歴史があったという史実を述べる事が貴殿には差別発言ですか〉〈これが反維新のいつものやり方です。こうやって切り取り、悪意を持ってレッテル貼り。江戸時代の時代に暗い歴史があったと述べる部分を切り取り著作者の許諾を取りもせず拡散。犯罪を平気で行うのがこの連中のやり口です。情報ありがとうございます。毅然と対処いたします〉〈切り取りならまだ(ダメですが)対応出来ますが、ここまで来れば、ただの「捏造」ですから厳正に対処します〉
〈屁理屈つけてこうして犯罪をする人間はネット上には大勢いる。そしてウソを1万回言ってまるで真実のようにする。本当に可哀そうな集団だ。皆さん、無視で!〉
この期に及んで「黒い歴史があったという史実」等と主張し「捏造だ」「著作権侵害だ」と騒ぐ…。だが長谷川氏の発言は「切り取り」でも「捏造」もなく事実、行われたものだ。
「ウソを1万回言って、まるで真実のようにする」のは、長谷川氏の方ではないか。
そこまで自分を正義の味方ぶるなら、今でも部落差別-同和地域はある。どうぞ同和地域に居住して、共に部落解放運動に取り組もうではないか!?この対応に行動でもって同調するなら、少しは見直させて頂く。結局、逃げるなら〈屁理屈をつけて〉は貴様の方だ。
だいたい自民党・維新等の保守系議員が、問題発言した時の反論に「こっそり録音」とか「切り取り」とか、明確な録音があっても「捏造だ」とか…。往生際悪く、まともな反論はしない。立派な「大和魂」だ(笑)。
<長谷川豊を選挙に出す維新の責任、丸山穂高を生んだ党の「差別」体質>
今回の部落差別発言は、長谷川氏のみならず維新の責任問題でもあるのは間違いない。
というのも、長谷川氏のこうした差別的体質を維新はよく理解しながら、またも公認候補者にしたという“共犯”関係にあるからだ。長谷川氏といえば、女性差別・セクハラ発言や弱者への自己責任押し付けなど暴言に枚挙に暇がないが、中でも世間を震撼させたのは、2016年に自身のブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くなら、そのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」というタイトルで文章を投稿した件だろう。〈8~9割ほどの患者さんの場合「自業自得」の食生活と生活習慣が原因〉〈透析患者には一人年間500万円かかります。日本人の平均年収以上ですね。必死に払っている保険料、そうやって食い潰され続けているのです〉と主張し、人工透析患者に関するデマを書き連ねて罵倒、更には健康保険制度を〈日本の病魔〉と斬って捨てた。しかも、この暴論に批判が殺到しても、長谷川は〈自堕落な生活で人工透析患者になったハナクソ同然のバカ患者〉等と強調。人工透析患者に対する誤解や偏見を拡散しただけではなく、“自業自得なのに特権にありつく金食い虫”という憎悪感情さえも煽った長谷川氏の下劣な態度には反吐が出るが、そんな差別発言で非難を浴びた後に、維新は2017年の衆院選で長谷川氏を擁立したのである。そもそも「維新」の代表-松井も高校時代に重大な非行(婦女暴行)事件を起こして処分を受けている。代表からして「維新」は長谷川の弁のとおり、「現代-差別と偏見・暴虐組織」を本質としている。無論、長谷川は落選したが、またも懲りずに維新は長谷川を公認した。つまり維新は全く反省の色もない長谷川の数々の暴言を容認している。加えて松井代表は、大阪府警の機動隊員が沖縄・高江のヘリパッド建設工事に反対する市民に「触るな、土人が」と吐き捨てた問題で、よりにもよって機動隊員に〈出張ご苦労様〉と労う投稿を行う等、要は「差別意識の塊」。更に「維新」創設者である橋下徹は「慰安婦制度は必要だった」「(在日米軍は)もっと風俗業を活用して欲しい」等と丸山議員並みの暴言を繰り返してきた。いわば維新そのものが「暴言」「暴論」で人気取りをしてきた政党なわけで、丸山議員や長谷川氏の存在はその象徴の一つでしかないのだ。それだけに「維新が強い」と言われる大阪人の人権意識と政治的民度も疑われる。一体、今回発覚した長谷川氏の差別発言に、維新は、どのような判断を行い、責任をとるのか。少なくとも明らかな事は、維新は「丸山議員しかり、吉村府知事しかり、松井大阪市長しかり、橋下の一切のマスコミからの撤退しかり、長谷川しかり」一切の公職から辞任する事だ。ここで菅-民主党政権時代に「自民党-稲田 朋美議員」の委員会発言を逆にプレゼントする。「責任は感じるものでなく、取って頂くものだ!」(参考文献-リテラ/文責:民守 正義)
《シリーズ:ワンポイント「双極性障害」》
【ワンポイント5】
◎よく「真面目な人ほど、心の病気にかかり易い」と言います。こうした一面的な決めつけ(ステレオタイプ)はできませんが、事「双極性障害」の場合は、医学的に以下の事が
解ってきました。
●循環気質-社交的でユーモアのあるタイプ。しかし気分が高揚期と沈滞期が周期的にあり、その状況で思考を変える面がある。
●発揚気質-いつも自信満々で、後先を考えず、突っ走るタイプ。行動派リーダー。
その反面、刺激を求めて移り気。
●いつも不機嫌で怒りっぽく、周囲に対して批判的で不満を抱いている。
◎但し、これらは「病前気質」の事で、「異常な範囲」を超えない限り、これら自体が「双極性障害」ではありません。従って一定程度、自分で「自覚を感じる」場合は、とにかく「休む」「睡眠を取る」「規則正しく生活する」等、予防に努めましょう。(産業カウンセラー:民守 正義)
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《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》
①職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
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◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp(なおツイッターでの投稿は①匿名性が高いこと、②ウイルス対策上等、業者助言により一切、開封・受付いたしません。)
(民守 正義)
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