リベラル勢力総結集で政権交代!(249)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【諸島軍拡】阿武町民の会会員が1300人に!「ミサイル基地はいらない」》

 陸上自衛隊むつみ演習場にイージス・アショアを配備する計画を巡り、演習場に隣接する阿武町では、郷土の未来を揺るがす、この計画に対して町民の粘り強い反対運動が勢いを増している。2月には阿武町福賀地区の住民を中心にして「イージス・アショア配備に反対する阿武町民の会」(吉岡勝会長)が発足した。福賀地区の380人(20歳以上の住民の72.9%)の会員で出発したが、発足から2カ月余りで会員は全町内に広がり、人口約3300人の有権者の半数に迫る約1300人に到達している。設立当初から「阿武町民全体の問題として、奈古、宇田に広げていく」ことを目的にし、3月初旬から会の役員である福賀地区の農事組合法人の関係者や女性グループのメンバー、子育て世代の40代の農業者等が奈古、宇田地域を個別訪問したり知人、友人を通じて会員を募って回り、町民同士の信頼関係の上に人から人へと広がった。「阿武町の豊かな自然やこれまで築き上げてきた農業、漁業を守りたい」という町民一人一人の純粋な思いを束ねる地道な運動となっている。
**************************************

<イージス・アショア計画撤回を>

 町民の会では「阿武町は人口減少や後継者不足等が深刻化する中で、地道に“選ばれる町づくり”を推進してきたが、イージス・アショアの配備は、あまりにも大きなリスクであり、防衛省の説明は、住民の思いに寄り添わない一方的な押しつけに過ぎない」「私達は、この地を愛し、この地を次世代に繋ぐ使命がある。それは農地を耕し、今日まで努力し続けてくださった先人達に対する私達の責任でもある」「そのため、地方創生の根底を揺るがし、故郷を次世代に繋げていくための妨げの要因となる、イージス・アショアの陸上自衛隊むつみ演習場への配備計画の撤回を強く要望する」との思いを広く訴えてきた。
 会員を広げる活動は、3月5日に福賀の女性達が宇田地区を一軒ずつ訪ねて回った行動を皮切りに始まった。50~70代の町民から保育園や小・中学校に子供を通わせる30代、40代へと、世代を超え、地域を超え、1カ月余りで一気に広がった。冬が明けて本格的な農業の季節が始まる中、役員達は農作業の傍ら地域を回っている。「反対表明をしている花田町長をバックアップできるよう町民の意志を示す必要がある」「これまで築き上げてきた産業や人の繋がりを守っていきたい」「美しい郷土や農地を次の世代に繋ぎたい」という思いを伝えて歩く中で、奈古や宇田の住民達も「誰かが、こういう運動をするのを待っていた」「福賀の問題ではなく、皆の問題として考える必要がある」と意志を示し、入会が進んでいる。
 署名運動とは違い、町民の会の会員を募る活動は重みがあるもので、「これは阿武町を守る町民の会だ」という住民もいる。役員達は確信を深めながら「まだ行けていない地区を歩こう」「1500人まで持っていこう」と語っている。福賀地区で農業を営む40代の男性は、仕事を終えた夕食時に奈古や宇田地区のPTA関係者の家を一軒ずつ回っている。「花田町長が反対の意志を表明していることもあり、イージス・アショアに反対する町民の会の趣旨が伝わりやすかった。“福賀の問題ではなく皆の問題として考えないといけないね”と言われる方もいた。自分達も会員は1000人いけばいいだろうと考えていたが、短期間で1300人に達した事は驚きだ。阿武町全体で反対の意志を示していけるように、これからも会員を募って上積みをして、県や国にも伝えたい」と強い意志を語る。男性は一度、町を離れたが20数年前に阿武町に戻って農業を営んでおり、「何故ここに配備なのかという思いだ。演習場周辺で農業や畜産を営む我々にとっては降って湧いたような話で、死活問題となる。阿武町を選んで他県から移住してきた同年代の農業者も同じ思いだろう。現役世代は少ないが、次の世代にバトンを渡していかないといけないという気持ちは強い。イージス・アショアは世界的にも、あまり前例がないので、どんな事が起こるか想像もつかない。むつみ演習場が国の土地であるというだけで計画を安易に進める事に憤りを感じている」と語っている。阿武町で最も人口が多い奈古地区の60代の男性は、地域を一軒ずつ回ったという。「自分が住む集落を回ると、ほぼ全員が協力してくれた。これまでイージス・アショアについては、どこか他所事という空気もあった。だが誰も、こんな田舎にミサイル基地が来てほしいとは思わない。私はこれからを担う子供にも意見を聞いてほしいと思っている。これからの阿武町をどうするかに関わる問題だからだ。近所の小学6年生に意見を聞いてみると“ミサイル基地はいらない”とはっきり意志を示していた。私達世代も田舎の良さを生かして、のんびり暮らしたいと思っている。地方に人口が増えるよう“地方創生”と国が言っているのに、人が寄りつかないようなミサイル基地計画を持ち込むのは矛盾している」と指摘した。

<県議や町議を縛る力に:県議選にも影響>

 また自民党の田中文夫県議が「イージス・アショアが来れば奈古から福田に道路が通り、奈古に自衛隊宿舎ができて人口が増えて経済効果がある」と言っている事も話題になっており、「皆、自然豊かな故郷で静かに暮らしたいだけだ。経済効果などアメとムチの使い分けで、考える次元が違う。今回、福賀の友人が熱心に頑張っているので協力した。町民が一枚岩になっていくことが、町会議員や県会議員を縛る力になっていくのではないか」と語る人もいた。このようなイージス・アショア配備反対の世論は、県議選結果にも反映した。
 誘致運動の先頭に立った田中文夫氏の阿武町での得票は、4年前の1133票から675票へと大幅に減り、萩市を含めた得票数も前回比で2200票減となった。
 選挙期間中、地元選出の2人の自民党県議は、イージス・アショア配備については一切触れず、個人演説会等でも質問を受け付けなかったことが話題になっている。
 奈古の別の男性は、「近所を一軒ずつ回った。福賀地区、特に宇生賀の人にとっては家の頭上にミサイル基地が建つようなものだ。同じ立場であれば我々も反対するだろう。奈古は10キロ以上離れてはいるが、レーダーの範囲は奈古や宇田をすっぽりと覆うことになる。今、行なっている活動は、イージス・アショアに反対する町民の会への入会をお願いするもので署名よりも重みがある。この会は“阿武町を守る町民の会”でもあると思う」と語る。
 また「福賀地区には農業を志す30代、40代の若者が県外から移住している。何故、福賀を選んだのか。それは農地を守るために県下で一番、最初に法人化を実施し、地域全体で行う農業に魅力を感じているからだ。また豊かな自然環境の中で子供を育てたいという思いがあるからだろう」と語った。福賀地区の農事組合法人ではコメや大豆、ほうれん草、西瓜等の他に薬草や酒米の栽培に取り組んでいる。先祖から引き継いだ農地を守り、維持していくために常に研究を続け、新しい農作物にも積極的に取組む姿勢が、農業を志す若者にも魅力的に映っているという。福賀地区の住民達は「防衛省がイージス・アショアの危険性や電磁波の影響について、はっきり説明できず、“安全です。大丈夫です”という説明も絵に描いた餅だ。そんな戦争の武器を設置することを誰が歓迎するだろうか。そもそもイージス・アショアは日本の防衛のためではなく、アメリカの防衛のためだ。 一度建ててしまったら負の遺産になる。子や孫たちのために今、私たちが動かないといけない。町を守るために一枚岩になっていけることが嬉しい」と語っている。福賀地区の住民が呼びかけて発足した町民の会は、全町民を巻き込んだ運動として急速に広がっている。会では役員会を開き今後の活動方向を検討すると共に、近日中に町民の会として花田町長と面会する事や、山口県や防衛省に陳情する事等も視野に入れて動いている。(基本文献-長周新聞)


《シリーズ:ワンポイント「双極性障害」》

◎管理者は、産業カウンセラーでもあり、実際、常時-数人のクライアントをもって、対応している。クライアントは個別契約と、ある特定合同労組と嘱託契約を結び、そこに相談に来られた相談者で、特にカウンセリングを要する方に対応する場合の二通りが主である。
 なおカウンセリング料は、実費(駐車場代等)以外は、無料としている。
◎また合同労組等の嘱託契約については、全く労組系統は関係なく、対応している。
◎本来のカウンセリング業務は、「心の葛藤・矛盾・人間関係等々で常態的に悩まれる方々の「自己問題の発見⇒自己解決へ」心の援助をする事(管理者:来談者中心療法)にあるが、実際の臨床体験では、鬱病だけの場合は、カウンセリングだけでも寛解した実績も多く、むしろ精神科の処方する向精神薬は「副作用・習慣性」等の逆効果が多く、極めて問題が多い。この向精神薬の問題点は、本ブログ読者でもある「細川博司」先生にも相当、教示頂いた。ただ躁状態もある場合や統合失調症等、他の病理がある場合は、カウンセリング対応だけは困難で、精神科医と連携して、精神科医の指示等を中心にカウンセリングを続行する事にしている。ある「良心的精神科医(友人)」によると、従的であれカウンセリングの重要性は認めているものの、現実問題は、「カウンセリング」を丁寧に行なっていれば「患者を裁けない」が実態のようで、精神科医自身が比較的、時間を要しない「認知行動療法」で対応し、後は「投薬」で「その場凌ぎ」も多いと正直に言っていた。
◎なお、カウンセリングの必要性は、あっても「医療行為」自体は行ってはならない。(医師法違反)しかしカウンセラーは「精神病理」に無知であってはならず、実際「産業カウセリング講習・資格試験」にも出題される。特に最近の臨床経験では、「双極性障害(躁鬱病)」を伴っている場合が多く、「双極性障害の基礎知識」は必要不可欠である。
 そこで新たな《シリーズ:ワンポイント「双極性障害」》を提供する事にした。
 なお、ここでの掲載内容は、周囲に「双極性障害」の方がいる場合の留意点を中心に記載した。何故なら「双極性障害」本人は、基本的に医師の助言・指示があるからである。
【ワンポイント1】◎多くの場合、鬱状態が長く続くと、また鬱状態が、食欲減退や意欲減退等の症状が著しい場合は「鬱病はないか」と思っているクライアントが多い。
 また精神科医も「鬱病」と誤診する場合が多い。(躁鬱病の2/3)とりわけ躁の状態が軽いと、むしろ「今日は調子が良い」と、そもそも本人の自覚なく、見過ごしている事が多い。相当、躁状態を自覚している場合は「電話やメールを昼夜、架け捲る」とか「妙に明るい」だけでなく「攻撃性が強まる(暴言を吐く)」等、明らかに他人から見ても異常行動が目立つ場合に限られる。 従って私のカウンセリングの場合、「鬱状態でないと思う時の状況-仕事の状態・周囲との人間関係・睡眠状態等」の変化した問いを行い、本人の「躁病も疑われる場合」は、とにかく「軽くでも精神科医への誘導」を行うようにしている。
 従って双極性障害の把握のカウンセラーのスタンスは躁病の可能性も含めた問い(問診)に心がける事が重要。(産業カウンセラー:民守 正義)
**************************************

《講演討論集会:なんとかならんか-この日本!?》

◎主催:同集会実行委員会
 ●連絡先:オール関西「平和と共生」
  (📠06-6607-6409/mail【ak.pnc2015@gmail.com】)
◎2019年5月26日(日)午後6時30分~8時30分(開場午後6時)
◎場所:エルおおさか本館6階・大会議室(大阪市中央区北浜東3-14)
 ●Osaka Metro(旧大阪市営地下鉄)谷町線・京阪天満橋2番出口より徒歩約670m)
◎講師:松尾 匡さん(立命大学経済学部教授)
◎資料代:800円


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!
                  (求人・就職活動中の方には必見!)
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp(なおツイッターでの投稿は①匿名性が高いこと、②ウイルス対策上等、業者助言により一切、開封・受付いたしません。)

(民守 正義)