リベラル勢力総結集で政権交代!(247)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【入管当局「虐待」】続く医療ネグレクトや虐待行為にも、改善策は不透明:入管がクルド人を集団暴行》
外国人の「労働者」としての受け入れを拡大する改悪入管法が施行されたが、全国の入管管理局収容所内では医療ネグレクトや虐待行為が続いている。この度、茨城県牛久市にある東日本入国管理センター(通称・牛久入管)で、職員が「制圧」として被収容者の男性を集団暴行する事件も発覚し、問題となっている。牛久入管で面会活動をする支援者によると、事件が起きたのは1月18日深夜。トルコ国籍のクルド人男性デニズ・イェンギンさん(DENIZ YENGIN、40歳、難民認定申請中)は寝付けず、夜11時頃、職員に薬を求めた(入管には市販薬が常備)。だが職員はそれを拒否。デニズさんがドアを叩く等して抗議すると、他の被収容者らも「イジメやめて」「薬あげて」と抗議を始めたという。
10~15分ほど抗議を続けると、職員らが順にやってきて、最終的に10人ほどの職員にデニズさんは「制圧」された。両手を背中に捩じ上げられ、ある職員からは首(「エラ」と呼ばれる骨の出っ張った部分のすぐ下)を親指で強く押され首を絞められるような状態になった。
デニズさんは命の危険を感じ「殺さないで」と声を絞り出すと、職員は笑いながら「殺さない」と答えたという。その後も鼻や口を押さえられ、手を捩じ上げられた状態で手錠をかけられた。「制圧」は夜零時頃まで続いた。後日、デニズさんが「不服申し出」をすると、2月4日、入管側は責任を認める「理由あり」と記された判定書を出してきた。
口頭で「手錠をかけたこと」「首を指で強く押したこと」が不当だと認めたという。
支援者によると「理由あり」の判定書は非常に珍しいが、改善策がどの程度講じられるかは不透明だ。入管は「改善しなければいけない点があるから、そういう結果になった(「理由あり」が出た)。通常は所長から現場に改善の指示が出る」と述べた。
支援者らは「一歩、間違えれば死亡事故に繋がる危険で常軌を逸した集団暴行だ」と指摘しており、デニズさんも「入管の人権侵害行為は許し難い」としている。東京都港区の東京入管では2月から収容所内での給食で豚肉、牛肉、パックに入った味噌汁、醤油の提供を止めた。
味噌汁と醤油は購入しなければならなくなった。被収容者からは抗議が出ているが、入管側は「宗教上の配慮」とする。豚肉、牛肉は各々イスラム教、ヒンドゥー教の禁忌食だが、食べられる人にも一律に提供をやめる「配慮」には懸念と批判が多い。入管は、そうした声も把握しているとしつつ、「特段、止めるつもりはない」と答えた。味噌汁と醤油については、醸造の過程で成分に微量のアルコールが含まれる事が理由だが、イスラム教徒でフリージャーナリストの常岡浩介さんは、こう指摘する。「(イスラム教の聖典)クルアーンには『酔わせるもの』を摂ってはならないとあるが、醤油や味噌汁は酔うまで飲むのが難しい。醤油に含まれるアルコールを問題視するのは(イスラム教徒の中でも)極一部で、それを根拠に(全体の)提供を止めるのはおかしい」。給食について栄養面での懸念もあるが、入管側は「被収容者処遇規則で定められた栄養価の条件を満たすようにしている」と話す。
ただ支援団体SYI(収容者友人有志一同)は「入管の給食は元々とても粗末。
一食の大半は炭水化物、質の悪い油による揚げ物等。異物混入の報告もよく聞く。
入管統計を基に試算したところ、一食のコストは警察留置所の給食より更に低い。
栄養学的にも衛生的にも疑問」としている。3月1日、SYIが東京入管前で抗議をした際には「助けてください」等と書かれた手紙が何通か収容所の窓から飛んできたという。「(収容されている)外国人は100%の自由のないまま日々、過ごして、ストレスを(ママ)沢山、溜まって(中略)精神、頭おかしくなり、苦しんでいます」等の内容もあり、被収容者の「人権侵害=虐待状況」は、国際問題としても深刻だ。(基本文献-週刊金曜日/:民守 正義-部分編集)
《―アリランから島唄へ:悲しみと平和の祈りー(最終)》
本シリーズも17回ほどを数えるが、本日をもって最終としたいと思う。
本シリーズ第一回目のとき、テーマ名《―アリランから島唄へ:悲しみと平和の祈りー》の意味合いについて、「敢えて省略し、本シリーズ掲載を重ねる内に御理解を頂きたい」旨、記載したが、何となくでも御理解いただけたでしょうか。 アリランは朝鮮でも代表的な歌。島唄も今日的に沖縄で有名な歌。この両曲を繋ぎ合わせる事で、管理者(私)の思いを読者の皆様に伝えたかった。その意味で、両曲の原作詩を基にしながら、他の参考書物や当事者達の証言にも忠実に資としながら、駄文ながらも私なりにアレンジした叙情文を作成した。 これを読者の皆様に提供し、本シリーズの留めとしたい。
<―アリランから島唄へ:悲しみと平和の祈りー>(著作:民守 正義)
私の家族は元々、父母と一人娘の私との三人暮しだった。
父は当時、日本の統治領だった朝鮮で、意に反して「軍夫」として徴用されていった。
アリラン、私たち母・娘は、アリラン峠まで父を送っていったが、それから父と会っていない。アリラン、父は生きているのか、どんな苦しみに遭っているのか、心が痛む。
私たち朝鮮人は、国を奪われ、言葉を奪われ、名前まで奪われた。アリランのソウル(魂)。
それでも私たち母・娘は、貧しながらも作物を植え、足らずは自然草・芋を取りに行きながら、父を待ち続けた。アリラン、悲しみのアリラン。
わたしは親分たちに連れられてアリラン峠を越えていった。その足は重たく、何度も振り返ってー。アリラン、アリラン、悲しみも越えて-。
その中の一人が「あんたも騙されてきたのね。ここは日本の兵隊さんなどを相手にする慰安所」私は目の前が真っ暗になった。悲しみのアリランは悲惨なアリランになった。
慰安婦たちをまとめる年配の朝鮮人婦長(司令)が言った。「あんたは初めて(処女)だから将校付けだよ」早速、その日の晩、その将校やらに無理やり暴行されて…。
その日から、わたしはソウルを失った。いや、失わなければ生きていけなかった。
生ける屍。それがわたし、わたしはアリランを忘れていった。忘れる事にした。
私は無言を貫いたが、内心は驚きを隠せなかった。「沖縄の女性も私たち朝鮮人と同じ虐げられた人たちだったんだ」私のソウルは初めて怒りと悲しみが入り混じった。
それは私の数少ない友人の一人を、また失ったからだ。 私は祈る。
彼女よ、島唄の風に乗って、帰っておくれ。わたしのソウルは、生きる事にした。
ある日、山に隠れていると、恐ろしくも悲惨な出来事が-。私たち同胞-朝鮮人「軍夫」達10人程度が手足を縛られ、目隠しをされ「天皇陛下、万歳!」と叫んだかと思うと「パン!パン!」。同胞はぐったりー。私のソウルは、恐ろしさと怒り、不条理な言い知れぬ「何故?」。それは今まで味わった事の無い「苦くて、腐ったような…」私のソウルは激しく煮えたぎった。「逃亡した」として銃殺。なのに、どうして皇軍のために「天皇陛下、万歳!」-何故?何故?私は混乱と恐ろしさで、「とにかく、ここにいてはー」と山を駆け下りた。でも、それも束の間。また別の日本兵に捕まった。わたしは死を覚悟した。
いや、むしろ、これで悪夢の終わりを感じた。しかし事態は全く違った。
日本兵は、わたしに「素っ裸になれ!」と命じる。もう私には日本人は「獰猛・野蛮、畜生以下の性欲の塊」。「裸になれというなら、裸になるさ」と「死に恥ずかしさ」も無くなっていた。ところが日本兵は、ふんどしを脱いで木枝に括りつけ「オマエが先に行け!」
なんだ!「同胞は銃殺!自分達は女を盾に投降か⁉」私は「赤鬼(日本兵)」を振り向きもせず投降した。「ノージャパン」と叫んで―。
「これで故郷に帰れる」「オモニやアボジに会えるかもしれない」。でも、その安堵は、ろうそくの火を吹き消すように、直ぐに無くなった。最初の夜に、これまでの辛い話をした朝鮮の女の子が、呼び出され、米軍兵士に回され強姦され、泣きじゃくって帰ってきた。
わたしは彼女を抱き寄せ、目が覚めると彼女は、いなかった。
それに故郷に帰っても誰が、この数年間の悪夢を信用してくれようか。それどころか「赤鬼に汚された淫売」と蔑まれ、孤独に悩まされー。私は次の夜、収容所を出て、海に飛び込み「ソウル」だけの身になった。その夜空には、昨日まで一緒にいた彼女、そして自決した沖縄の人達、星の数ほどのソウルが浮遊していた。わたしは、多くのソウルたちと抱き合った。でも抱き合ったソウル達も、すぐにバラバラになり、それぞれのソウルが、カモメのように思うがままに飛んで行った。そのソウルの鳴き声は、「島唄」のように、そして「アリラン」のように。そして私も、星の間をぬいながら「アリラン峠」の方に向かって飛んで行った。わたしの「悲しみのソウル」が、繰り返されぬよう祈ってー。(終)
**************************************
【沖縄でのエピソードとアピール】◎私は一作年、二度、沖縄-高江と辺野古に座り込み行動に参加した。座り込み行動と言っても私自身、車椅子障害者。元々、座り込んでいる。
辺野古に座り込みに行ったとき、自動車から歩道に移動するとき、あっという間に男性が4人ぐらい来て、車椅子を持ち上げて歩道に乗せてくれた。また私は身体的にも麻痺があって、突然に膀胱神経麻痺で、トイレがしたくなる。高江に行った人なら御存知かと思うが、慌てて車に乗って、大分離れた公園のようなところのトイレに入ろうとした。
右が健常者用で、左が障害者用トイレ。右は長い列なのに左はガラスキ。御かげで漏らさずに済んだ。大阪なら考えられない。ハッキリ言って、「全部、障害者用トイレにしろ!」と言いたくなるくらい、マナーが悪い。他にも大阪は交通マナー等も含め悪く、それをギャグにして自慢する輩等もいるから、始末が悪い。大阪に比べられたら、沖縄の方々も気が悪いだろうが、とにかく沖縄の方々は、マナーはいいし、メッチャ優しい。
改めてFB「友達」眞志喜さんを代表にして、御礼を申し上げたい。
最後に私は、障害者であると共に、他にもヤマトンチュウの中にある社会的差別を受ける立場にある。だから私なりにではあるが、沖縄差別も朝鮮人差別も、ある程度の差別の痛みが解る。その意味も内心に含めて、辺野古を離れるとき、反対派リーダー的な方に「互いに被差別の魂で結び合って、共に頑張りましょう!」と言って握手を求めたら「なるほど!魂の団結だね」と固く握り返してくれた。おりしもA級戦犯「岸信介」から、その孫「安倍晋三」まで、今も辺野古基地建設-沖縄差別が続く。ウチナンテュウとヤマトンチュウの魂の団結で、共に「辺野古基地-建設阻止」「平和の唄『島唄』」を全国に響かそうではないか。(民守 正義)
**************************************
《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》
①職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!
(求人・就職活動中の方には必見!)
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp(なおツイッターでの投稿は①匿名性が高いこと、②ウイルス対策上等、業者助言により一切、開封・受付いたしません。)
(民守 正義)
0コメント