リベラル勢力総結集で政権交代!(246)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》

《【非正規雇用-賃金格差】正社員と非正規社員の格差解消が正社員の賃金も変える》

 日本郵便の非正規社員が正社員との格差の違法性を訴えた控訴の判決が、2018年12月13日、東京高裁で下された。有給の病気休暇と夏期冬期休暇が取得できない制度については、一審通りに違法と認定。住居手当と年末年始勤務手当の不支給については、一審同様に不合理と判断した。ただ一審では正社員の6~8割を賠償額として認定していたが、今回は10割の認定となった。正社員と非正規社員の待遇の違いについては、同じく昨年6月1日に運送会社に下された最高裁判決が、一つの基準となっている。同判決では、正社員と契約社員の就業規則が別個に作成されている事等から、両者が同一の権利を有する「地位の確認」を求める訴えは認められないとしている。つまり司法は、正社員と契約社員の差自体は認めているのだ。ただ労働契約法第20条が定める通り「労働条件の相違は、労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して、不合理と認められるものであってはならない」としている。
 正社員と非正規社員の差については、「不合理」かどうかを個別に判断する必要があるという事だ。実際、6月の最高裁判決では、「無事故手当」「作業手当」「給食手当」「皆勤手当」「通勤手当」については、正社員だけに支払われているのはおかしいと判断した。
 一方「住宅手当」については、転居を余儀なくされる配置転換がある正社員に住宅手当があるのは合理的であるとして、非正規社員との差を認め、損害賠償の対象としなかった。
 しかし12月の高裁判決では、配置転換のある正社員に住宅手当が加算されている事自体は合理的だと認めつつも、配置転換が予定されていない新一般職にも住居手当が支給されている事から、契約社員にだけ支払われないのは、合理的な理由があるとはいえないと判断した。正社員と非正規社員の仕事内容の違いと、手当の差が繋がっているのかが、「合理的」かを判断する基準の一つとなるとの考え方だ。実は昨年4月、日本郵便は一審判決を受けて、既に非正規社員と正社員の格差を解消すべく制度を見直している。
 非正規雇用者にも年始勤務手当を支給する一方で、正社員の住居手当を廃止したのだ!
「住居手当がなくなっても、年収ベースで正社員がマイナスにならないよう要求している」と労組は説明している。しかし今後、正社員と非正規社員の格差を埋めていく動きの中で、正社員の年収が削減されるケースもきっと出てくるだろう。パートタイマーの公正な待遇を確保するために、2020年4月1日には、改正パートタイム労働法(パートタイム・有期雇用労働法)が施行されている。開きすぎた格差を解消していく流れは、今後も加速していくだろう。南山大学法学部・緒方桂子教授は、6月の最高裁の差し戻し審の結果について、「踏み込んだ判断で、企業に厳しく対応を求めるものだ。今後は手当だけでなく、基本給や賞与でも企業は説明や是正を求められるのではないか」(2018年12月22日『朝日新聞』)と語っている。こうした格差是正の流れは、非正規社員の賃金を変えるだけではなく、正社員の賃金や仕事のあり方も変えていく可能性があることも、頭に入れておくべきだ。(基本文献- JAICO日本産業カウンセリング協会/産業カウンセラー:民守 正義-部分編集)


《―アリランから島唄へ:悲しみと平和の祈りー》

<「アリラン」は朝鮮人の「恨」:座談会から>

◎米軍正規軍50万人、日本軍9万人。その中で日本軍は援軍を乗せてくるが、その中にも慰安婦がー。「何事か!」と内心、怒りが湧いてきた。
◎中国戦線から沖縄守備軍主力部隊として、続々と来る。あの人たちの中には、自分達が中国で長参謀とか最高司令官として、南京大虐殺とか、酷い目に遭わせている。
 だから米兵も同じ事をやると思い込み、教え込まれたのです。大本営に踊らされてー。
◎「生きて虜囚の辱めを受けず」戦陣訓は、沖縄人・朝鮮人にも叩き込まれた。
◎高級将校ほど「大本営発表」が、如何にインチキか、よく知っていた。
 住民には「集団自決」を強いときながら、真っ先に投降した将校も、少なからずいた。
◎高級将校たちは、実は「国際法」を知っていて、殺されない事も分っていたようだ。
 だから真昼間から投降したりして。それに比べて15・6歳の女学生は「先生!早く手榴弾を抜いて!」と必死。「自決」しか教え込まれていない女学生に、幾ら米兵が「ノー、ポイズン」と言っても混乱するばかりでしょう。私は敗戦後、教師になりましたが、「真実を知る、教える。」という事を信念にして生きてきたつもりだ。
◎沖縄の女性は、慰安所の炊事婦等もさせられたが、慰安婦の呼び方も「淫売婦=ピー」という酷い差別用語で呼んでー。でも無理やり連れて来られたと聞いて、今も心が痛む。

<琉球人の魂>

◎ヤマトンチュウの言葉が全く喋れない、ウチナーグチーしか、喋れない人達っていうのは、とても優しい。「イチャリバチョーデㇴ―、ダ ヌアガー」という挨拶、会えば兄弟だと。この琉球から沖縄と言われる中で、延々と伝えられた琉球のソウル(魂)だと思う。
 ところが和人(ヤマトンチュウ)の言葉(日本語)が入ってきて、うまくなっていくほど、差別も叩き込まれて―。冷たくなってしまっていく。
◎私達-朝鮮人も、日本語がうまくなっていくほど、朝鮮人のソウルを失っていく。
 それで同じ朝鮮人を平気で裏切っていく。そしてスパイ容疑をかけられて銃殺される。
◎沖縄人への虐殺も、朝鮮人「軍夫」は、しっかり見ている。沖縄人への皇民化教育も、徹底的にされていく。
◎私も軍国少女で「国のために死んで、靖国神社に祀られる」と言って、父母と大喧嘩。
 最後の晩、荒崎海岸で並んで泣いた、あの10名は、そのまま(帰らぬ人に)-。
◎今もまた「日の丸」が徹底して復活してきている。ほぼ100%に。
◎やはり沖縄の恨もある。沖縄の人達も皇民化教育の中で、自分を引き裂かれ、言葉を奪われて来たか。沖縄の人達も、私達-朝鮮人と同じ。
◎私は、大分、風化して失われたけど、本当は琉球文化、言語というものがあると思う。
 それでも少しづつですが、若い人たちの中に、琉装で、結婚式を挙げたり、孫の七五三に琉装で写真を撮ったり。その意味では、どこかで大切にしていると思う。
◎ある沖縄人の将校が朝鮮人と伊江島の娘さんを殺した人に出会い、撮影中、殆ど沈黙や嘯いたり。でも接触する中で、少しづつ変わってきて。ある時10万円を持って来て、「制作費に使って頂きたい」とカンパをされました。
◎牛島司令官が、自殺した6月23日以降も慶良間諸島、久米島では虐殺が続く。ところが処刑した日本兵は、生き延びる事しか考えない。だから隊長は皆、降伏して生きている。
◎投降するのに日本兵は、恐怖感があって、慰安婦を素っ裸にして「ノージャパン」と言わして白旗を振らせる。そうすると歩哨の米兵がびっくりして「カモン、ハバ・ハバ」。
 その様子を見て日本兵たちが安心して立ち上がる。そうすると歩哨の米兵が二度、びっくり。やっぱり女性というのは、男の植民地なんですね。
◎日本軍の中でも沖縄の人達が差別されて、沖縄の人達からも朝鮮人が差別されて―。
 朝鮮人の中でも軍夫が慰安婦を差別してー。差別の構図と言うのは、何重にも複雑な構図になっている。
**************************************
◆ここで管理者として特に言いたい事がある。一つは、ある性的マイノリティの問題に取り組むNPO法人が、「ホモセクシュアル・レズビアンに適切な手話が無い。その適切な手話の開発に取り組んでいる」という。(毎日新聞にも掲載)私も手話を多少、心得ている者として、取り組む気持ち自体は否定しないが、友人の聾唖者に聞いても、今は聴覚支援学校(聾唖学校)でも手話は教えず、口唇術で対応しており、従って手話のできない聴覚障害者の方が多くなっているという。第一、手も不自由な聴覚障害者は、どうすればいいのか。

 つまり自分達の関心事の性的マイノリティの問題に関心がいくあまり、聴覚障害者等、他の差別問題には無頓着、無知が、ままある事を指摘しておきたい。
 もう一つ「LGBT」という誤用。よく「性的マイノリティ」を総称して、マスコミも大阪弁護士会(5・11セミナー「憲法とLGBT」)も安易かつ差別的に勝手な解釈がされているが、ここで、正確に言うなら「LGBT」について、L・G・Bまでは「レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル」の医学名を英語化し、その頭文字を取ったものであるが、同様に「性同一性障害」を省略英語的に言うならば「GID」が正確な表記で、要は「トランスジェンダー」=「性同一性障害」ではない。「トランスジェンダー」の真の意味は「性の間で彷徨える人達」から更にポジティブに「性の間を乗り越える人達」という、言わば人権用語であって、その意味で管理者も関わっている「LGBT」以外の「性的マイノリティ」の当事者団体は『トランスジェンダー』=『性同一性障害』と安易かつ誤った用語使いに「性同一性障害・トランスジェンダーに対して誤解を与えるもの」と異議を唱えている。
 もし「LGBT」を「性的少数者」と解するなら、他にも「インターセックス=身体的に男女の区別がつきにくい人」「アセクシュアル=無性愛者。同性も異性も好きにならない人」「クエスチョニング=自分の性別や性的指向に確信がもてない人」等もあり、「LGBT」という言葉で、他の性的少数者を排除する事になるとの当事者から抗議の声もある。そもそも無理に「LGBT」という、マスコミ受けする言葉で、不正確に使用するより、単に解り易く「性的少数者」と表現した方が、まだ若者から老人までまだ解り易く的確だと指摘する。
 もう一つにFB投稿で、「如何に女性が化粧やスカートを履くのに面倒か」を「男性にもお化粧など、女装させてはどうか」というのがあった。私から言わせれば「女性差別」というのは、もっと人類の歴史でも、最も古くて根深い問題で、この浅知恵には、投稿者が女性だけに、呆れて丁寧に反論する気にもなれないが、本気で、そう思うなら「社民党首-福島みずほさん」にでも聞かれたらどうかと思う。因みに私の友人(女性)でフェミニズム活動家に意見を求めたら「アホですわ(大阪弁)」の一蹴で終わり。ただ一言、言わせて頂いて、人権問題と向き合う時は、こんなプチブル浅知恵思考より、「一生、逃げずに関わっていかなければ問題」と心決めて取り組んで頂きたい。さもなくば「人権⇔差別」の問題は「人の魂・生命も奪いかねない問題」なのだから。深く戒めて頂きたい。
**************************************

<隠された「米軍の慰安婦-凌辱」>

◎慰安婦たちは、収容所で、米軍にほしいままに強姦されている。米国をはじめとした連合国は、今度は自分達が慰安婦として、凌辱した。これは今からでも国連等で、きちんと告発していかなければならない事だ。
◎沖縄の人も、本当の事をあまり知らされていなかった事もあり、無理矢理、または騙して、無償で兵隊・軍夫も含めて奴隷同様に何十人も何百人も凌辱され続けていたのに「十分に稼いだ『淫売婦』」という酷い差別語で日常的に呼んでいた。その意識が米国・連合軍にもあったのではないか。

<慰安婦を直接、管理していたのは朝鮮人「軍夫」>

◎中国-上海等で、慰安婦をしていた女性達は、軍艦に載せられ、再び沖縄の島々に分配された。その分配と管理したのが朝鮮人女性―「軍夫」だった。しかし、この軍夫が、米軍が来たときは、投降して慰安婦たちを置き去りにしていった。
**************************************

《講演討論集会:なんとかならんか-この日本!?》

◎主催:同集会実行委員会
 ●連絡先:オール関西「平和と共生」
  (📠06-6607-6409/mail【ak.pnc2015@gmail.com】)
◎2019年5月26日(日)午後6時30分~8時30分(開場午後6時)
◎場所:エルおおさか本館6階・大会議室(大阪市中央区北浜東3-14)
 ●Osaka Metro(旧大阪市営地下鉄)谷町線・京阪天満橋2番出口より徒歩約670m)
◎講師:松尾 匡さん(立命大学経済学部教授)
◎資料代:800円


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!
                  (求人・就職活動中の方には必見!)
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp(なおツイッターでの投稿は①匿名性が高いこと、②ウイルス対策上等、業者助言により一切、開封・受付いたしません。)

(民守 正義)