リベラル勢力総結集で政権交代!(241)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【諸島軍拡】宮古島に陸自警備部隊配備:決して「標的の島」にはさせない》
<380人が先行>
沖縄は「辺野古」だけではない。3月26日、南西諸島・宮古島の上野野原区に陸上自衛隊宮古島駐屯地が新設され、警備部隊380人が編成された。来年3月までには330人規模の地対艦・地対空ミサイル部隊が新たに編成される。警備部隊は、そのミサイル部隊を防衛するために先行された。更に防衛省は24日、敵の攻撃で宮古空港や下地島空港等の滑走路が破壊される事態を想定し、滑走路復旧部隊を新設することも発表した。
つまり宮古島は、ミサイル部隊が敵の攻撃目標となり、戦闘が発生する事を前提とした部隊配備が強行されているのだ。同地区には、既にレーダーによる監視任務にあたる航空自衛隊分屯基地がある。宮古島は、美しい青い海の島から「標的の島」に変わってしまった。
<弾薬庫は手つかず>
新基地建設の完成式典「編成完結式」が3月26日、現地で開催された。
宮古島の市民団体「ミサイル基地いらない住民連絡会」(連絡会)は、新設された駐屯地正面ゲート前で、早朝から集会を開いた。基地の黒い鉄柵に紫色の幟「ミサイル基地いらない」を十数本くくり付けた。「宮古島にミサイルNO」と書いた青いメッセージボードを首から下げ、早速、抗議のシュプレヒコールが始まった。「宮古に軍事基地はいらない」「宮古を戦場にするな」「ミサイル配備反対」「命の水を守ろう」「保良の弾薬庫建設反対」。
島の中心部の野原区にミサイル部隊、最南東の保良区にミサイル弾薬庫の計画など島中を軍事要塞基地にしようとする事への抗議の声を上げ、ゲート前でデモ行進をした。
参加者は約40人。三線や基地反対の歌等が途切れる事無く続いた。ゲート前の行動は建設工事が始まった2017年11月6日にスタート。この日は、数えて506日目になる。
「てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会」の石嶺香織さんや楚南有香子さん、当真まり子さんも駆けつけた。小さなメガホンを手に声を挙げる。「警備部隊の任務は何ですか」「迷彩服で島中を歩かないでください」「鉄柵の上のコードは何ですか」「私達を監視しているのですか」。怒りをもって次々と駐屯地に向かって問い質す。石嶺さんから「本土では宮古の事どうですか」と私にも質問が飛んできた。宮古島の自衛隊配備問題が辺野古のように取り上げられていない事や平和運動の広がりが出来ていないこと、反対しても新基地建設強行を止める手立てが見つからない事等“厳しさ”が伝わってくる。「でも保良弾薬庫はまだ手付かず、これは絶対に止めたい」。まだ闘える、止められると元気よく語られた。「諦め」はない!
<ウソを重ねて建設>
宮古島の自衛隊新基地は辺野古と同じように約束違反、違法工事で強行された。
地域住民の祈りの場であった鎮守の森の御嶽は「残す」と言っていたのに、半分壊された。
「井戸は埋めない」と言っていたのに埋められた。宮古島は地下水で生活しているため、地下水の汚染を招くような事はしないよう申し入れていたが、既に400トン分の燃料タンクが地下に埋設された。もし燃料が漏洩すれば地下水は汚染され、宮古島は住めなくなる。
また駐屯地には弾薬庫は置かないという事だったが、既に警備部隊用の弾薬庫は山のように盛り上がった芝生の下に完成していた。更に駐屯地の地下に軟弱地盤が見つかった。
これも辺野古と同じだ。防衛省のボーリング調査では、地下に1メートル以上の空洞があるところが3か所見つかっている。沖縄の島々は琉球石灰岩で出来ている。
「人間で言えば骨粗鬆症。中がスカスカで、空洞のようになっているため脆い」と土木技師の奥間政則さんがよく語っている地盤なのだ。
<意外な「検討します」>
連絡会はゲート前で「田中広明隊長に抗議声明を手渡したい」と現場責任者に詰め寄った。
「基地外で文書の受け取りはできない」と拒否、「基地内なら代表者数名に絞りたい」との判断が伝えられた。2時間の粘り強い交渉により、ついに警備部隊の児玉太郎副隊長がゲート前まで出てきて連絡会の要請に応じた。自衛隊幹部と市民団体との40分間もの青空交渉が実現した。「迷彩服を基地外でも着用することや、行進することは島民にとって不安を煽るので止めてほしい」という要求には、「検討させてください」と返事が返ってきた。意外にも柔軟な対応だった。できるだけ島民との間に、軋轢を生まないよう上から指示されていたようだ。
<全国から支援を>
安倍政権は、辺野古新基地のみならず、高江ヘリパッドや伊江島補飛行場、オスプレイやF35B等の垂直離着陸可能な輸送ヘリやステルス戦闘機が訓練するための強襲揚陸艦の甲板を模した着陸帯「LDHデッキ」建設等、沖縄島をはじめ奄美大島から宮古島、石垣島、与那国島、更に鹿児島県の馬毛島まで日米軍事一体化の基地化を強行している。
そればかりではない。26日には東北の三沢航空自衛隊基地にステルス戦闘機F35B12機の配備を終えた。日米両政府は、日本全体を軍事基地化し、東アジアの平和を壊し緊張を高める危険な路線を突き進んでいる。宮古島では、4月7日に陸自警備部隊の隊旗授与式も行われる予定。抗議・阻止行動が「連絡会」から呼びかけられた。辺野古と同じように宮古島など南西諸島への自衛隊配備に反対する行動を全国で強める事が求められている。(基本文献-週刊MDS/管理者:部分編集)
《【米国兵器-爆買い】「欠陥商品F35」147機6兆2000億円を爆買いの愚》
<度重なる事故で性能が疑問視されているF35の爆買いをアメリカに約束した日本。その代償は高くつく>
航空自衛隊三沢基地(青森県)所属の最新鋭戦闘機F35Aが4月10日、太平洋上で墜落したと岩屋防衛大臣が記者団に語った。同戦闘機の尾翼の一部が発見されたものの、操縦していた自衛官は、まだ行方不明のまま。他方F35シリーズは、以前から、その安全性が疑問視されてきた上、1機116億円もする「米軍史上、最も高価な戦闘機」である事から、同シリーズを147 機も爆買いしようとする安倍政権の計画にも批判の声が上がっている。
<懸念されていた966件の欠陥>
安倍政権の兵器爆買いの問題を指摘してきた市民団体「NAJAT(武器取引反対ネットワーク)」代表の杉原浩司さんは「F35のトラブルは以前から懸念されていた」と語る。
「今年2月に国会で宮本徹・衆院議員が追及したように、F35シリーズは昨年1月の時点で未解決の欠陥が966件もあることが、米政府監査院(GAO)に指摘されていました。
実際、2017年にパイロットの酸素欠乏が6回も起きる等、F35シリーズは重大トラブルを起こしていますし、未だ、それらの欠陥を改善しきれていません。F35シリーズの海兵隊仕様であるF35Bは、昨年9月に墜落事故を起こし、米国防総省は国内外の全てのF35シリーズの飛行を一時停止していました。それにも関わらず、2012年に決めていたF35Aを42機購入に加え、安倍政権は昨年末に閣議決定した『中期防衛力整備計画』で、105機(内42機はF35B)も追加購入するとしているのです」(杉原さん)。
<1機116億円のF35の代わりにできたこと>
安全性に疑問が持たれる上、1機116億円という高価さからも、杉原さんは安倍政権のF35シリーズ爆買いを批判する。「政府の給付型奨学金の予算は、2018年度で105億円とF35A1機分より少ない。今年3月に打ち切られた、原発事故での自主避難者への福島県からの住居支援の額が約80億円です。F35A1機分のお金があれば、90の認可型保育所を新設できます。F35シリーズは維持管理費も高く、運用30年で1機あたり307億円もかかります。安倍政権が計画している147機の購入費・維持管理費を合わせると、総額で6兆2000億円という莫大な金額となります。人々の暮らしや教育への支援を蔑ろにしながら、トランプ政権に媚を売るために、欠陥戦闘機を爆買いする事は許されません」(同)。野心的な軍拡を進める中国やロシアに対抗するためには、防衛費増は已む無しという主張もあるが、杉原さんは「むしろ逆効果」と反論する。「レーダーに映らず、強力な爆弾を搭載できるF35シリーズは極めて攻撃性の高い戦闘機で、日本の防衛戦略の基本方針である『専守防衛』の域を超えています。F35シリーズを自衛隊が大量配備する事は、中国やロシアにさらなる軍拡の口実を与え、際限のない軍拡競争で日本の財政を更に圧迫するという事態を招きかねないのです」(杉原さん)。
<兵器爆買い、トランプの更なる要求を招く>
安倍政権のF35シリーズ爆買いの背景には、安全保障とは別の動機もあるようだ。
防衛省や自衛隊の動向に詳しい半田滋・東京新聞論説兼編集委員は「米国のトランプ大統領は日本の自動車に関税をかけようとしています。それを防ぐため、F35シリーズやイージス・アショアなど米国の兵器を爆買いしているのです」という。「これに味をしめたトランプ大統領が来年秋の大統領選での再選に向けて、日本へ更に法外な要求をしてくるかもしれません」(同)。
<カナダはF35購入を白紙に>
トランプ大統領のご機嫌を伺うために、あまりに高価かつ安全性にも疑問が生じているF35シリーズを爆買いするべきなのか。カナダもトランプ政権から貿易摩擦に絡み、圧力を受けているが、F35シリーズについては、65機を購入する計画を白紙にし、今年5月に改めて次期戦闘機の入札を行うとしている。その入札は、必ずしもF35に拘らず、ユーロファイタータイフーン(英独伊等の共同開発)や、ラファール(フランス製)、グリペン(スウェーデン)も含めて行うのだという。日本としても、今回の事故の原因を徹底的に検証すると共に、人々の生活や教育への支援を蔑ろにしている中での兵器爆買い自体を見直すことが必要不可欠だ。(基本文献-孫崎享のつぶやき/管理者:部分編集)
《―アリランから島唄へ:悲しみと平和の祈りー》
―糸数豪での住民証言―
◎隊長さんの家は、わざわざ立派な家を建てて、専属のピーヤ(慰安婦)に医者までいた。
でも「アメリカの兵隊が来る」となると、みんなほっぽり出して、山を下りて行った。
―真栄平・荒崎海岸、住民証言―
◎日本の兵隊が敗退するときも慰安婦数人を連れてー。みんな怯えているようだった。
◎日本の敗戦が決定的になるにつれて、朝鮮の方々は逆に自由になっていってー。
ワイワイ、ガヤガヤと賑やかに話をしている。それが米軍に狙われないかと、こっちはヒヤヒヤして、できるだけ朝鮮人の人達と離れるようにした。
◎豪は皆、火炎放射器で焼かれ、逃げ惑って荒崎海岸の岸壁にー。その時、米軍の「投降勧告」がされて、軍夫(朝鮮人)が両手を上げて投降していった。そしたら日本兵が、それを撃って、海水が真っ赤になってうつぶせに浮いていた。もう全く、信じられなかった。
◎その内、日本兵と米軍とが撃ち合いになって、あっと言う間に日本兵は自決していった。
(「アリランのうた-オキナワからの証言」抜粋)
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(民守 正義)
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