リベラル勢力総結集で政権交代!(240)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【学校苛め】兵庫・尼崎-中2女子生徒自殺:鈍い学校-いじめSOS放置》

 兵庫県尼崎市で2017年12月、市立中学2年の女子生徒(当時13歳)が自殺した。
 市教委の第三者委員会は先月18日、調査報告書を公表。苛めを認定し、学校も生徒のSOSを受け止めず自殺に追い込んだと結論付けた。学校や市教委に当初不信感を抱いていた遺族は「真実が分かり、娘が亡くなった事実を受け入れられた」と評価した。
 自殺に至る経緯、市教委等の対応を検証する。
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<理不尽な叱責、絶望>

 「学校がしんどいです。もう無理です。ゴメンなさい。耐えられませんでした」。
 赤の太いペンでメモを書き残し、女子生徒は17年12月20日午後4時半頃、学校から帰宅後に自殺した。報告書によると、生徒は同年10月以降、クラスで女子グループから「きもい」等の陰口を言われ、次第に直接「死ね」と言われるなどエスカレートした。
 一方、所属する女子ソフトテニス部で12月18日、生徒と仲の良い部員2人が部内のグループを注意し、逆に嫌がらせを受けるトラブルが発生。悪口は1日余りで急激に攻撃性を増した。
 舞台となったのがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の一つ、無料通信アプリ「LINE(ライン)」だった。顧問の指示で部活のミーティングがあった同19日の夜、生徒は部活の空気が悪すぎる等とLINEに書き込んだ。それを見た部員の1人が、生徒が悪口を言っていると書き込み、部活、クラス双方のグループが一斉にLINE上で中傷。
 悪口は「ステータスメッセージ」という機能で気付きやすくされており、悪意が増幅された。生徒を庇う仲間はおらず、周囲が「傍観者」となって孤立感を深めた。
 教師らの対応は鈍かった。生徒は11月上旬のアンケートに2度、苛めの存在を回答したが、自殺5日前の生徒と母親との期末懇談でも担任は「(人間関係に)問題ない」と発言していた。
 生徒は部活の元副顧問に「クラブが嫌だ」と漏らしたものの、受け流された。
 更に学年教諭らは部活でのトラブルを口外しないよう生徒らに指導。その中で12月20日、生徒を追い込む事態が起きた。生徒がある教諭に「(部員が)可哀そうや」と話した際、教諭は生徒がトラブルを言触らしていると誤解。「でも、だって…」と言う生徒を遮り、強い口調で叱責した。生徒は「なんで私ばっかり」と泣いて帰宅。その日の夕方に死を選んだ。
 第三者委は「生徒は何度もSOSを出していたのに教諭らは耳を傾けなかった。
 理不尽な叱責を受け、学校そのものに絶望した」と指摘。「組織的な対応があれば自殺を防げた可能性はあった」と批判した。

<第三者委が究明に>

 いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」とし、市教委が弁護士、臨床心理士ら9人で創る第三者委を設置したのは自殺から半年後の昨年5月だった。学校や市教委に対し、遺族は当時不信感を抱いていた。校内調査の進め方に遺族への配慮を欠いたり、情報開示が不十分だったりし、溝は深まっていた。第三者委は教師や在校生らにアンケートし、延べ86人から聞き取りも実施。生徒のSOSに接した教師は少なくとも6人いたが見逃し、誤解による叱責すら加えて生徒を精神的に追い込んだ過程を明らかにした。
 市教委の体制が刷新されたことも大きかった。昨年4月に文部科学省からの出向で松本真教育長が着任。「不都合な部分も全て洗い出せ」と強く指示し、担当チームに行政系職員も入れた。学校では生徒の遺品の有無を教師に署名までさせて確認する一方、日常業務をサポートする校長OBを配置して現場の負担軽減も図った。大津市立中学の苛め自殺(11年)も念頭にあったといい、松本教育長は「学校や教委は教員中心の組織で内向きになりやすい。
 しかし、命の重さには代えられない」と話す。第三者委が発足する際、委員らは苛め調査の経験が深い住友剛・京都精華大教授(教育学)のレクチャーを受けた。
 住友教授は「遺族と教育行政の両方が、再発防止へ前を向ける状態がゴール。遺族に認識のズレがないか丁寧に確認し、経過を再現するような報告書が望ましいと助言した」と言う。
 報告書は、子供の苛めの他に教師の言動にも目を向け、学校全体の複合的要因を指摘した。その助言を反映したと言える。

<「子供に向き合え」>

「私達は犯人捜しをしたかったわけではない。何が起きたかを知りたかったのです」。
 生徒の母親と父親は、こう語った。両親によると、生徒は自殺直前、携帯電話のロック解除番号を両親の知らない番号に変更していた。今もLINEで、どんな悪口を言われていたのか分からない。「中傷が沢山、書かれているかもしれないから、私達に中身を見られないようにしたのでしょう」。母親は娘の気持ちを推し量り、胸を痛める。学校に問い質しても、当初は「部活が原因」と説明された。ある教師が「亡くなった日も友達と笑いながら帰宅した」と証言したとも聞いた。それは「学校がしんどい」という娘が残した言葉と相いれず、隠蔽を疑った。第三者委にも不安はあったが「娘の生い立ちや性格をきちんと聞いてくれた。信用できると思った」という。生徒は今春卒業するはずだった。学校は卒業証書を渡したいと打診したが、両親は断った。一方、加害生徒に対して母親は「恨んでも、あの子は帰ってこない。やったことを反省し、正しい人生を歩んでほしいと思えるようになった」と話す。
 市教委は今後、教師らの処分を検討、再発防止に取り組む。松本教育長は「SOSを見逃さないアンケート確認方法等、直ぐにできる事はやる」と約束する。
 両親は「学校も先生も子供を見ていない。子供に真正面から向き合ってほしい」と話す。
 学校や市教委は切実な訴えに今度こそ耳を傾け、苛めを起こさない土壌を作る必要がある。(毎日新聞/管理者:部分編集)


《【年金改悪】保険料徴収-ついに専業主婦も安倍政権に怒り声》

 今年は、5年に1度「公的年金制度」の検証作業を行う年。既に政府は、男女共同参画基本計画で<第3号被保険者を縮小していく>と閣議決定している。
 「第3号被保険者」とは、夫の厚生年金に加入しているため、年金保険料を支払わずに基礎年金を受け取れることができる専業主婦のことだ。安倍政権は、この専業主婦から保険料を徴収しようとアノ手コノ手の作戦を進めている。その一つが、パート主婦の厚生年金加入の適用要件を大幅に緩和することだ。現行の月収要件「8万8000円以上」を「6万8000円以上」に緩和する計画を進めている。月収6万8000円なら、殆どのパート主婦が「第3号被保険者」から「厚生年金」に移行し、保険料を払うことになる。
 月収6万8000円の場合、保険料は月額8000円程度だ。専業主婦を中心に、安倍政権が進めようとしている年金改定に対して怒りの声が噴出している。<専業主婦の年金半額にするより政治家の給料半額にした方がいいんじゃないか?><働きたい専業主婦が働けるように先ずは保育園全入達成を!><お?これはついに国が正面切って宣戦布告してきたって事ですか?><この法案、調べれば調べるほど日本の未来に不安になってくね。少子化は私達のせいじゃないし、年金15億溶かしたのも専業主婦じゃない>
 安倍政権は専業主婦を完全に敵に回している形だ。経済ジャーナリストの荻原博子氏はこう言う。「安倍政権は“女性活躍”“1億総活躍”等とスローガンを掲げていますが、本心は、女性を、人手不足を補うため労働力や社会保障を支える要員にしようと考えているのではないか、と多くの女性が不信感を持っているのだと思います。それに今や、文字通りの専業主婦は、殆どいませんよ。皆、生活が苦しくてパートに出ている。安倍政権は、そのパート主婦を一網打尽にするつもりなのでしょう」来る参議院選挙!主婦も安倍政権に、どんな審判を下すのか、注目モノだ。(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)


《―アリランから島唄へ:悲しみと平和の祈りー》

―「国民学校5年生の目に写った『慰安婦』と兵隊」証言―

◎わたしは男の子だったが「男だったら日本軍に引っ張られていく」という事で、オカッパにされた。でも実際は沖縄県民全員が、朝から晩まで陣地堀を、やらされた。
◎ただ授業は全くしなかったけど、「天皇陛下とは親子一つ」と徹底的に叩きこまれて当然、抵抗できず、兵隊さんの言うがままだった。
◎那覇にも慰安所があって、兵隊がずらーと並んでいた。慰安婦は皆、朝鮮人。
◎将校には一人の将校に一人の慰安婦。「無理やりに引っ張ってきて、玩具みたいにもてあそぶ。」沖縄の人なら、分ると思うけど、日本兵は戦争の義務を果たさず、本当に恥ずかしくて、今でも怒りが込み上げてくる。ところが15年戦争の中で、「天皇陛下の命による『女子挺身隊』」とか言って、約20万人以上が連れて来られている。ところが一切、この問題について、日本政府は「関係ない」として、責任を取ろうとしない。
 そういう意味で、「日本の国も抹殺したい」と思うぐらい恥ずかしい。
◎家の部落にも慰安所があって時々、家族同様に食事もした。慰安婦の人達6名が「聞いていない」「全然、話が違う」とか言って泣いていた。
◎ある時、家のおじさんが、兵隊さんに「こんな若い女たちを、何で朝鮮から連れてきて、こんな事、するんか⁉」と詰め寄ったら「あんたらなんか、関係ないから黙っとけ!」と逆に怒られた。それで私は、少年ながら「日本軍は、沖縄の市民を守りに来たのか、いい加減な遊びで、やってきたのか」と凄く疑問を持った。その内、慰安婦たちに「一般の民家に立ち入ってはならん」と、部落の人達には「余計な事を言うな!」と怒鳴っていった。
◎周りは米軍だらけで敗戦濃厚。なのに幹部将校たちは、遊郭のように慰安婦と取っ組み合いで遊びたい放題。いい肉は牛を捕まえて食べたい放題。これが日本軍かと思うとー。
 慰安婦への玩び方は、それは惨い-。言いたくないです。
◎ある時、家の家族が豪の中に隠れていると、日本兵が入ってきて食料を奪おうとする。
 それで「この食料だけは、うちも困るから取るな」と言うと、豪の表に引っぱ出されて、「殴る、蹴る、岩で叩く」「革靴で顔を踏み潰されて、両目が見えなくなった」。
◎日本兵は朝鮮の女の連行だけでなく、沖縄の女の人も強姦した。家族が食料を探しに行って、日本兵に見つかると「スパイ」という事で、目の前で撃ち殺す。それを見た子供達が泣き出すと、「敵に見られたら、アカン」と注射を打って、全部、子供たちをー。
 そういう残酷なやり方を、いっぱい、しているんです。
◎だから朝鮮の女の人も、自分の故郷に帰れないんです。恥ずかしくて―。言えないから黙っている。だから私たちが調べて、自分の国で問題にしていかないとー。難しい問題。

◎米軍が上陸して、隠れていた豪の周辺は、米軍がうじゃうじゃ。私たち住民も日本兵も軍夫(朝鮮人)も朝鮮ピー(慰安婦)も豪の奥の方に潜んで―。すると女性の叫び声が-。
 何やら、イタズラされて、嫌がっているような声。豪の中は真っ暗で見えなかったけどー、明らかにやっている。周辺は米軍がいるだけに、怒りを通り過ぎて怖かった。
◎皇軍は、沖縄の女の人を強姦して、子供を産まされてー。もう、喋りたくない。
◎ある時、家族が豪の中に潜んでいた時、「おい!水ないか?食料ないか?」と押し入ってきた。実際は僅かだがあってカバーで隠したが、ある兵隊が「このばかやろう。この生意気!女のフリしやがって」と怒鳴って「殴る、蹴る、骨も折れて」私は死ぬかと思うくらい、やられた。それで家のおじさんが、手を合わせて許しを乞い、食料は皆、やった。
◎ある日、母が「もう負ける」と確信して、僕を抱きしめ、近くの豪(300ⅿ位)に居る父の所へ「挨拶に行く」という事で、朝早く出かけた。そこに日本兵に見つかって、「こんな朝早く移動するのはおかしい。スパイだ」と言って「言い訳」も聞き入られず、銃殺された。
 こういうスパイ容疑で、沖縄の人は相当、死んでいる。
(「アリランのうた-オキナワからの証言」抜粋)
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(民守 正義)