安倍政権の破滅的リスクと参議院選挙の展望(18)

安倍政権の破滅的リスクと参議院選挙の展望(18)


《安倍(戦争)総理の肝いり“子供の貧困対策” 頓挫のまま放置》
昨年末から始まる少し古い話題、安倍(戦争)総理が発起人となり、鳴り物入りで10月に立ち上がった「子供の未来応援基金」だが、昨年11月末現在で約300万円しか寄付が集まらず、内部留保いっぱいの大企業からの大口寄付は1件もなかった。この基金は作年4月に提起された「子供の未来応援国民運動」の一環。発起人には安倍(戦争)総理を筆頭に、第一生命保険の斎藤勝利会長やNHKの籾井勝人会長ら“お友達”の面々が名前を連ね、鳴り物入りで始まった。しかし今も寄付は然程、集まらず事実上、頓挫し、言い出しっぺの安倍(戦争)総理も今は本事業自体、お忘れになったようだ。この施策頓挫には様々な要因があるだろうが、識者やツイッター等の国民意見は手厳しい。例えば政治評論家の森田実氏はこう言う。「日本は6人に1人が貧困状態にあり、先進国の中でも最悪な状況。子供の貧困対策は国家の責任でやるべきで、寄付金を募ってやるような軽い問題ではないでしょう。『1億総活躍』と言う前に、最優先でやるべき政策です。安倍政権として一生懸命やっている姿を見せたいのでしょうが、自分達の宣伝材料に使おうとしているようにしか見えない。これではうまくいくはずがありません」経済界も経済界だ。一昨年、企業や団体が自民党に献金した総額は約22億円となり5年ぶりに20億円台となった。自民党に寄付するが子供の貧困対策には出さない。寄付が足りないというなら、自民党への献金を回せばいいだけの話だ。その方がよっぽど日本のためになる。「今の経済界は“自分さえ良ければ”主義です。献金すれば見返りがあると計算しているのでしょう。社会全体のこと、国民の将来のことを考える人間が本当に少なくなった。戦後の経営者は『国民のための経営だ』と言って一生懸命やっていた。今の経営者は社会的責任を負っていることを自覚していないのでしょう」(森田実氏)ツイッター等の国民意見も殆どが「子供の貧困対策は国家の問題で、社会保障費(税金)で、しっかりとした施策で行うべき」が圧倒的。全く、そのとおりで「基金事業」でお茶を濁す施策ではないのに、安倍(戦争)総理は、そんな自覚責任はトンとなく慈善事業のように「基金提唱」で「ボクって心清い政治家でしょ?」と金持ちの道楽思いつきで済ました「カッコツケ基金」で頓挫しました!チャンチャン♪である。(参考文献‐日刊ゲンダイ:文責‐管理者)

《安倍(戦争)総理の根深い学歴コンプレックスを父親の番記者と大学の恩師が暴露! 勉強もせず保守主義》
管理者(私)は産業カウンセラーであることもあって、政治家「安倍(戦争)総理」として批判してきたが、年齢も私より一歳年下だけというシンパシーあって「人間‐安倍晋三」を研究してみた。従って、ここでは「安倍(戦争)総理」とは言わず「安倍首相」または「安倍晋三」と礼儀を優先する。
<ウソツキから興味の持った安倍晋三>
安倍首相の政治姿勢やその背景にある母方の祖父・岸信介への妄信、逆に反骨の政治家だった父方の祖父・安倍寛への無関心ぶり、幼少期からの嘘つきなど、様々な世間評判や文献を読んでみた。そんな中、安倍首相に関する興味深い本を見つけた。それは元共同通信記者で政治ジャーナリストの野上忠興による『安倍晋三 沈黙の仮面』だ。安倍首相の父親・晋太郎時代から40年以上安倍家を取材し続けたジャーナリスト・野上による安倍首相の評伝だが、そこに描かれる幼少期からの性格、数々のコンプレックスは現在の安倍首相の政治姿勢を考える上でも示唆するものがある。安倍首相は祖父・岸信介に強固な憧憬等を抱いている事は、よく知られた話だが、しかしそれ以外にも安倍首相は、誰にも一定、あると思うが様々な幼少からの思い・感じ取り・コンプレックスを抱えてきたという。
その一つが「学歴コンプレックス」だ。これは私も強くある方なので親近感は沸く。
ただ安倍家の方が、そのコンプレックスを抱かせるには相当、厳しかったようだ。安倍首相の家系である岸家、安倍家には東大出身者が多数存在した。〈安倍・岸家はいわば『東大法学部』を宿命づけられた家系といえる。祖父の岸は東大法学部時代に、後に東大名誉教授となる法学者の大家・我妻栄と首席を争った秀才で、大叔父の佐藤栄作、父方の祖父寛、父の晋太郎も東大法学部出身だ〉安倍首相と同じく成蹊小からエスカレートで大学までいた兄の寛信も成蹊大学卒業後、東大大学院に進んでいる。だが幼少期から勉強が好きでも得意でもなかった安倍首相は、父・晋太郎に「東大へ行け」と尻を叩かれ、時には分厚い漢和辞典で頭を叩かれても、反発するだけで一向に勉強をする訳ではなかったという。それどころか「政治家への思いと名門家系の誇りに胸を膨らませ、一方では思うようにならぬ勉学に羞恥心とルサンチマン(自分より強い者に仕返ししたいという鬱屈した心情)を募らせていた」それは大学に入っても変わらなかった。大学時代の恩師の興味深い証言が本書には紹介されている。「安倍君は保守主義を主張している。それはそれでいい。ただ思想史でも勉強してから言うならまだいいが、大学時代、そんな勉強はしていなかった」安倍首相に政治家としての思想等ない事は解っていたが、ただ幼い頃、刷り込まれた祖父・岸の「教え」を盲信したまま、何の成長さえしていないと批判されているのだ。更に、この恩師は「ましてや経済、財政、金融等は最初から受け付けなかった」とまで語っている。また学友も安倍首相の大学時代を「政治家になる気はなかったのではないか」と証言している。「本当に後を継ぐ気であれば、もっといろいろな知識を吸収して“将来、日本はこうあるべきだ”といったモチベーションがあってもよかった。でも当時の安倍君には、そういうビジョンは感じなかったし、その片鱗を語ることもなかった」「憲法改正」やアベノミクスを高らかに謳う安倍首相のビジョンなき“底の浅さ”が証明された形だが、しかし問題は勉強が苦手で、努力もしなかった安倍首相が、現在でもそのコンプレックスを引きずり、その歪んだ思いを首相として現実に政治へ投影していることだ。先に紹介した本書では安倍内閣に東大出身者が歴代内閣の中でも極端に少ないことを指摘した上で、安倍首相と付き合いの長い議員の証言を紹介している。「晋ちゃんは東大出身者とエリート官僚が嫌い。議員でも東大出身者とは肌が合わないのか敬遠する傾向がある」自らの学歴コンプレックスに加え、好き嫌い、敵か味方かで政治を執り行う安倍首相だが、最終学歴を経歴から“カットする”という驚くべきこともやってのけている。それは2006年に上梓した『美しい国へ』には存在した「成蹊大学法学部卒業、神戸製鉄所勤務を経て82年に父・晋太郎外務大臣の秘書官に」という略歴が、13年にリニューアル刊行された『新しい国へ』(美しい国へ 完全版)ではそっくり削られてしまっているという。安倍首相のコンプレックスは、それだけではない。意外なことに岸家の養子となった5歳年下の実弟・岸信夫議員(元外務副大臣)に対しても複雑な感情、コンプレックスを抱いており、それが政治家となる一つの動機として存在することだ。安倍家の3男として生まれた信夫だったが、生後すぐ子供のいなかった岸信介の長男夫妻の養子に出されている。「長男の寛ちゃんは安倍家の跡取りとして見られていたし、総理大臣の岸家は弟の信夫君が継ぐことになった。子供心にもやっかみがあったのではないでしょうか」(安倍・岸家を長く支えた関係者)同書は、こんな証言を掲載した上で、このような風景を描き出す。〈岸の愛情が“内孫”である信夫により多く注がれるようになったという身辺の変化を感じ取っていたのかも知れない。実際、信夫が生まれた後、南平台の岸邸には、安倍が“御祖父ちゃんを弟に奪われた”と感じる光景があった〉安倍首相が政治家になると言い出したのは、その頃からだったという。大好きな御祖父ちゃんを取られた。自分は安倍家と岸家の跡取りではない。ならば自分が父や祖父の後を継いで政治家になる。幼少期の思いとはいえ、その動機はコンプレックスに満ちあふれている。(心理学的にはコンプレックスが闘争欲の原動力ともなり、また優越感⇔劣等感の相関関係にあると、決して悪い意味ではなく分析されている)また本書では、安倍首相が大学を卒業した後、アメリカに留学したのは「単なる遊学」であり極度のホームシックから月10万円ものコレクトコールがあったこと、神戸製鉄での工場勤務や相部屋の寮生活に耐えられず、忽然と姿を消した事等、数々の興味深いエピソードが綴られる。更に自分の意見と違う事を言われると“キレる”ことや、“反対意見に耳を塞ぐ”ルーツ、またかつては「弱い人達に光を当てるような政治家になりたい」「(岸時代の安保への反発に対して)政治家がうまく国民に説明していないからじゃないか。自分ならもっとうまく説明できるのに、とも思っていた」という現実とは正反対な発言等、突っ込みどころ満載の評伝でもある。(なるほど、これは、そうした訓練出会いが殆ど、なかったであろうことは、今の安倍首相の振舞いを見ても、よく解る)この本書曰く「努力もしないのにネガティブな学歴コンプレックスやルサンチマンを持ち、辛い事があると直ぐ逃げ出すお坊ッチャマ。」これが現在の日本の総理大臣・安倍晋三の本質だとするならば、申し訳ないが、我々国民は「人間‐安倍晋三」を気長に見育てる余裕等なく、政治家としての「安倍首相」評価しか持ち合わせていない。その意味で、そんな幼稚なメンタリティに付き合っている暇もないし、貴方のA級戦犯⇒祖父の「悲願」「教え」への追想に引き回されては真っ平御免だ!その「追想引き回し」に平和憲法改悪「戦争立国‐日本」があるなら、やはり「安倍(戦争)総理‐打倒!」と言うしかない。(参考文献‐日刊ゲンダイ/文責:管理者 民守 正義)

《安倍(戦争)総理の危ない“心と体” 全てを知る政治記者が一刀両断(前章続編)》
前章で紹介し述べた政治評論家・野上忠興氏の最新刊「安倍晋三 沈黙の仮面」の続編。
 安倍(戦争)総理の父親、晋太郎氏の番記者だった野上氏は、安倍(戦争)総理の養育係だった久保ウメさんや同級生、恩師等に徹底取材し、膨大なインタビューメモを残している。それらを基に2冊の著作をまとめているが、最新刊は従来のものとはちょっとテイストが違う。過去の証言から安倍晋三という政治家の“危うさ”にビ シバシ迫ったものだからだ。「安倍ウオッチャーとして、その政権運営を見てきましたが『もう少し真摯に政治と向き合ったらどうだ?』という思いに駆られることが多くなった。例えば『戦争法制』が強行成立(?)するかという昨年9月18日は、北朝鮮が拉致の再調査結果を報告すると通告してから1年目の日だった。しかし北からは無しのつぶて。安倍(戦争)総理は総裁選再選の記者会見で『遺憾であります』の一言で片づけてしまった。(最近、蓮池さんの兄-透さんが「安倍(戦争)総理が拉致事件を利用して総理までのし上がった」と告発している)安倍(戦争)総理は、かつて熱っぽく“拉致被害者を全員返さなければ幕引きはない。そうでしょ、そう思わないですか”と語っていた。それが嘘のように冷めた揚げ句、改造で拉致担当大臣を専任にしなかった。そういう首相を見て、改めて取材メモをひっくり返していると、かつての恩師も“信念”について懸念を示していた。もう一度、首相の実像に迫ってみようと思ったのです」(野上忠興氏)もう一つ話題なのは安倍(戦争)総理の健康問題に鋭く切り込む記述があることだ。安倍(戦争)総理は昨年通常国会で乱暴な物言いやブチ切れが目立った。「首相の健康問題については様々な情報を得ています。その都度、医者にも聞いて的確な分析もしてもらっています。そういう情報を踏まえて首相の言動を見ていると、尋常ではないイラつきの背後に健康問題を懸念せざるを得なかった。そんなことで国政が左右される事態はあってはならないと思って書きました」 (野上忠興氏)野上氏によると昨年10月10日、安倍(戦争)総理は6時間、慶大病院で人間ドックに入り、「(医師団によって)健康状態に関して徹底的な検討が加えられた」そうだ。今も健康+精神面で不安の噂と身内からも引退を勧める声もあるという。
正直「好戦・独裁・ウソツキ・売国奴・経済音痴」と言われるほど評判もよくない安倍(戦争)総理。「無理せず辞めたら~♭」と身内の方と一緒に言ってあげる。(リテラ/管理者‐総合編集)

【紹介1】東日本大震災で74人が犠牲になった南三陸町病院が再建され開業。総工費56億円の内「約22億円」が台湾からの寄付によるもので、現地の方々が「日本でもっと知らしてほしい」という事なので紹介します。

【紹介2】アムネスティ・インターナショナル日本(Amnesty International Japan)
<書き損じハガキで国際協力~声をあげられない人びとのために、あなたの力を~>
うっかり書き間違えてしまったハガキや、買い過ぎて余ってしまった切手等がありましたら、ぜひ、アムネスティに送って下さい。署名や要請書を送る際の送料に使用させて頂くなど、活動を支える大切な資金になります。送り方は簡単です。封筒などにハガキを入れて、アムネスティ日本の東京事務所までお送り下さい。
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[詳細は:アムネスティhttp://www.amnesty.or.jp/get-involved/donation/various_donation/postcard/]
【送り先】
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〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12-14 晴花ビル 7F
「書き損じはがきキャンペーン担当」まで
(民守 正義)