「戦争法-廃止」と「安倍政権‐打倒」(7)
「戦争法-廃止」と「安倍政権‐打倒」(7)
《安倍(戦争)総理の「憲法破壊」を許した自民党と大メディアの運命》
安倍(戦争)総理を総裁選で無投票再選させたばかりか、この国の憲法と民主主義をぶち壊した自民党の暴挙は歴史に残るものだ。国民は決してこの怒りを忘れないだろう。来夏の参院選で自民の惨敗は必至である。18日の国会前集会で壇上に立った神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏は、こう語っていた。「選挙権が18歳以上に引き下げられたことで社会は激変するでしょう。若者達は権利をしっかりと行使するべきだ。『戦争法案』に賛成した議員を一人残らず落選させよう」その言葉に呼応するようにSEALDsが「賛成議員を全員落とそう!」とシュプレヒコールを上げると、参加者らは拳を掲げ、声を張り上げた。
「本当の“勝負”はこれからだ」手ぐすねである。
07年参院選では、自民が1人区で6勝23敗と大敗しているが、これを上回る大敗北もありそうだ。元毎日新聞記者で政治評論家の板垣英憲氏はこう言う。「自民で20議席以上減らす可能性は高いでしょう。法案は説明する度にボロが続出し、ただでさえ国民の反発があった中での強行採決です。国民は唖然としていますよ。だが、これは自民党の終わりの始まりです。『戦争法案』だけではなく今後、沖縄・普天間基地を巡る政府と沖縄の衝突も激化するし、いろいろな場面で安倍政権の問題が指摘されるでしょう。もはや票を減らすことはあっても増えることはない。 夏の参院選は若い世代も参加するから、自民議員は大惨敗する可能性があります」野党共闘すれば1人区はドミノ現象で負ける。比例は前回より数議席減らし「12議席もいくかどうか」(野上忠興氏)とされる。そうなれば20議席減で、与野党の「数の力」は逆転する。悲願の憲法改悪もかなわぬ夢に終わり、安倍(戦争)総理は退陣ということになる。国民から見放されるのは大メディアも同様。国民を敵に回したのは、安倍政権ベッタリの大マスコミも同じだ。60年安保以来の国会前デモの盛り上がりをてんで報じず「戦争法案」に反対する国民の声を事実上、黙殺した。それどころか政府寄りの世論誘導みたいなことまでして「戦争法案」の成立に協力した。市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」の共同代表で東大名誉教授の醍醐聰氏がこう言う。「罪深いのはNHKです。『戦争法案』成立の最大の功労者といっていい。17日の中継では政治部の記者が“連休を挟むと不測の事態が起こりかねない”と連呼し、反対運動が過熱して何か暴動でも起きるような物言いをしていました。政府の思惑を忖度し代弁しようとしたのはミエミエです。野党や反対デモを『悪』と 決めつけた偏向報道でした」
NHKは、イランと欧米の核合意でホルムズ海峡封鎖が現実味を失うと、政権と歩調を合わせるように南シナ海の中国脅威論を喧伝するような報道をタレ流した。更に「法的安定性はどうでもいい」と言った礒崎補佐官の参考人招致の模様も中継しなかった。もっとも政府と癒着関係にあるのはNHKだけじゃない。今月4日、安倍(戦争)総理は読売テレビの「情報ライブ-ミヤネ屋」に出演した。国会会期中の平日にテレビ出演のために首相が大阪まで出かけるなんてあり得ないが、もちろん安倍政権協力メディアだからだろう。大メディアの経営トップや編集幹部は官邸の懐柔策に取り込まれている(管理者:毎日のように「夜の会食」友達)。上がしょっちゅう安倍(戦争)総理とメシを食べているから現場の感覚が麻痺して、報道機関として持つべき最低限の「節度」さえ失っている。強行狂乱国会をやらせている与党国対幹部や特別委の理事達に愛想笑いの記者も多かった。「大メディアがだらしないから、マグマのように溜まった国民の不満の受け皿となっているのがツイッターやフェイスブックです。私も、もっぱらネットで情報発信しています」(醍醐聰氏=前出)
大メディアと関係なく広がった国民運動は大新聞・TV不要も決定づけたと言える。
《山本太郎は「バカ」じゃない! 確信犯のパフォーマンスに安倍の急所を突く》
案の定、山本太郎が盛大にバカにされている。山本は19日の参議院本会議で牛歩戦術を行い、採決の引き伸ばしを狙ったのだが、そのときの格好といえば喪服姿で左手には数珠。更に壇上に登ると焼香を上げる仕草を行い合掌さえして見せた。山本によると、それは「自民党は死んだ」というメッセージであり、強行採決が行われた特別委員会が、その「通夜」で翌日の本会議は「告別式」だったという。しかしメディアの反応は冷ややかだった。
各テレビ局こぞって山本議員の牛歩を取り上げ、TBSは「謎のパフォーマンス」。フジテレビは「葬儀パフォーマンス」等として「こいつピエロだ」と言わんばかりに映像を繰り返し流している。当然ネットの反応は、よりストレートな誹謗中傷に溢れた。〈こいつは、もう早く死ねば、いいのに〉〈山本テロ太郎は一人牛歩して何の意味があるのだろうか…〉〈国会はあんたのつまらない寸劇を披露する場じゃない〉(管理者:他にも露骨な差別用語・表現があったが、管理者権限で削除した)もういいだろう。とにかく山本議員はマスコミからは冷笑され、ネットでも血祭りに上げられている訳である。だが山本は本当に、ただの「ピエロ」「目立ちたがりのバカ」なのだろうか。実を言うと筆者も、少し前まで山本太郎の事を、そのように捉えている部分があった。
だが、この間の「戦争法制」論議での言動を見ているうちに考えは180度変わった。今の野党にここまでの覚悟と訴求力をもった政治家がいるかと。(管理者:私は「山本」は露骨に「経団連批判」する等、相当に「本音で勝負」の将来、有望株の政治家だと思っている。ただ、あまり組織で縛らない方が能力発揮しそうだ)
例えば件の牛歩。採決直前のメディアの論調を見ていると、牛歩や擬似妨害パフォーマンスをやれば、批判を受けるというのは明らかで、山本自身も絶対に、それは解っていたはずだ。だからこそ他の野党議員は批判を恐れて日和って、牛歩戦術を放棄した。だが、そんな中で山本太郎ただ一人、それを敢行した。
しかも山崎参議院議長が投票の時間制限を求めた事で未遂となったが、それがなければ日付を越えて牛歩を続行するつもりだったという。これは相当の覚悟がなければできない事だし、ただの目立ちたがり屋と決定的に違うのは、そこに明らかに「審議を遅らせてやろう」という意思があることだ。
考えてみれば例の天皇に手紙を渡そうとした事件をはじめ、山本太郎のパフォーマンスにはいつも目的があった。目的のために、ひんしゅくや批判をおそれず、もっとも訴求力のある方法を選ぶ。そういう意味では明らかな確信犯なのだ。
そうした確信犯ぶりは国会での質問にも、よく表れている。持ち時間が短いにも関らず、他の議員とは切り口の異なる質問で、安倍(戦争)総理や中谷防衛相の最も嫌がりそうなところを突いていく。それは、まさに独壇場と言っていいものだった。
例えば7月30日には安倍(戦争)総理に対して、これまで誰も言及してこなかった“原発にミサイル攻撃を受けた場合の想定”を質問。田中原子力規制委員長の「弾道ミサイルによって放射能が放出されるという事態は想定していない」、安倍(戦争)総理の「一概にお答えすることは難しい」という答弁を引き出し、政府が何の対策も講じていないことを暴露させた。
8月19日では「永田町では皆、知ってるけれど、わざわざ言わない事を質問していきたいと思います」と前置きをして、政府に「第3次アーミテージ・ナイリポート」を突きつけた。これはアメリカのジャパンハンドラーによる「日米安保」の報告書だが、安倍政権の政策のことごとくが、これをなぞった「完コピ」であると指摘。
更にアメリカの防衛予算は既に日本の自衛策を当てにしており、そのための「戦争法制」ではないかと迫った。
また8月25日には、自衛隊は国際法上違反となる行為には支援しないと言い切る安倍(戦争)総理に対して山本太郎は、イラク戦争時に無抵抗のイラク市民が手足を縛られた状態で虐殺された事 等の事例を列挙。「総理、これ戦争犯罪ですよね? 国際法違反ですよね?」と問い、また、その翌日の委員会では防衛省が2年前に作成した「企業から自衛隊へのインターンシッププログラム」を取り上げ、政府による経済的徴兵制の一端を明かしている。そして9月14日には沖縄の基地問題について追及。前述の「アーミテージ・ナイレポート」の両責任者が「対案があれば米国は間違いなく耳を傾ける(アーミテージ氏)」「辺野古を再検討するべき(ナイ氏)」と発言している事に関して「これ言うこと聞かなくて大丈夫ですか?利権がまた違うのかな?」と首相を問い質した。安倍(戦争)総理は「『利権』という言葉については取り消して頂きたい。根拠もなくですね、極めて名誉を傷つけるような発言は控えて頂きたいと思います!」と説明責任を放棄して“名誉毀損だ!”と攻撃。だが山本議員は動じず“日米地位協定は「売国条約」だ”とはっきりと言い放ったのだ。一方「売国」という言葉を鴻池委員長に咎められると、あっさり撤回するという柔軟性も見せた。こうした国会での答弁を見れば、山本太郎が近年の政治状況や資料をよく研究した上で、戦略的に政権の“急所”を突く質問を連発していたことが解るだろう。
そこには少数政党に所属し世間からは“色物”としか見られていない山本が、政権を打倒できないまでも“引っ掻き傷”くらいは残してやろうという強い意志が窺える。
実際、こうした質問は政府側からは誤魔化し答弁でかわされ、テレビでも報じられる事は皆無だったが、少なくともネット上では話題になり、かなり広い層に拡散していった。
山本太郎は我々が想像している以上に、戦略的に物事を考え行動している。今、何を訴えるべきか、何のためにどんな情報を集め、どういう方法で表現すべきか。
おそらくネットやメディアの非難も山本にとっては織り込み済みで、むしろ拡散の道具として考えているのではないだろうか。
そう考えると「バカ」等と口汚く罵って自己満足にふけるネトウヨの方がむしろ、山本の掌の上で踊らされているのだ。山本太郎、もしかして将来は結構、凄い政治家になるんじゃ。ちょっとホメすぎ?(管理者:「アベ」は「山本」を相当、警戒している/管理者一部編集)
《安倍(戦争)総理が「戦争法制」反対の声に“俺にはネットがある”と強弁!》
大多数の国民の反対を無視し、大規模なデモが巻き起こる中で「戦争法案」を強行した安倍(戦争)総理。その姿を見て、きっと多くの人が「この男はいったい何を根拠に、こんな強気でいられるのか?」と思ったに違いない。
だが、ここにきて“安倍御用メディア”産経新聞が、その答えを書いていた。19日付朝刊の一面で「安保新時代」と題した「戦争法制」成立までの安倍(戦争)総理の姿を描くドキュメントを掲載した。そこには「戦争法案」の国会審議が進む中で〈一部メディアの反対キャンペーンが、世論へ浸透〉、激しいデモが起きて、世論調査でも反対意見が圧倒的多数を占めるという状況におかれた安倍(戦争)総理の姿が、こう描かれている。〈それでも首相は動じなかった。周囲には強気でこう語っている。「今は昔と違ってインターネットがある」〉つまり安倍(戦争)総理は“デモやマスコミ、世論調査がなんと言おうと、俺にはネット民がついている”と語っていたというのだ。(管理者:ネトウヨが頼りとはー♪)確かに国会審議中も、そして可決前後もネットの大勢は安倍(戦争)総理の味方だった。各社世論調査では国民の6割以上が今国会での可決に反対していると伝えられているのに、SNSやネット掲示板では“安保法制大賛成”に“安倍礼賛”そして“反対野党への異様なバッシング”が大半を占めていたのだ。(管理者:私の内定調査では一人で何人ものネトウヨに化けており実数値は相当、少ない)
本サイトで既報のとおり、先日の北関東地方での記録的な豪雨による大規模水害の際にも、安倍(戦争)総理は直ぐに対策を講じず身内と国会答弁の口裏合わせを行っていた。にも関らずネットでは「堤防決壊は蓮舫がスーパー堤防を仕分けしたせいだ!」等と言って民主党のせいにする事実無根のデマが流布していた。(管理者:①先ずネトウヨは自分のアドレスをばらさない。⇒一人で何人も化けているから+エラそうなツイートを書く割には逆襲を恐がっている②とにかくデマばかり+知性・論理性がない。相当に学力偏差値低し)
衆院特別委での強行採決に関しても、先に鴻池委員長を取り囲む“スクラム”を仕掛けて一方的な採決にもち込んだのは与党側だったのに、ネットでは「平和のためなら暴力も厭いませんwwwww」等と野党にばかり批判が集中。中でも民主党は「日本の邪魔すんじゃねえよバカ民主」「民主党は暴力政党!!」と盛大に貶されていた。(管理者:だから特定の数少ない根性なし愚者が、行っているのだ)また国会で「戦争法案」の欠陥を鋭く指摘してきた共産党も 「共産党の街宣車が鬱陶しい。アカは死ね(直球)」「共産党はクソ雑魚なのに、何を意地張ってらっしゃるんですかねええ...ぇぇ...」と馬鹿にして、本会議で一人牛歩戦術に打って出た山本太郎議員にいたっては「共感できるとか、ほざいてる[管理者:差別用語にて省略]がいるのに驚くわ…日本人じゃないだろ」「[管理者:差別用語にて省略]にコントロールされた馬鹿は死ね」とヘイトスピーチが乱れ飛ぶ始末。もう、本サイトの読者であればお分かりだろうが、これら“野党痛罵”を繰り返す発言者を注意深く見てみると、やはり韓国や在日コリアンへの差別を扇動するヘイトスピーカーであり、ネット右翼である事が解る。(管理者;その差別語使用パターンでも特定の者であることが十分、推察される)結局のところ「今は昔と違ってインターネットがある」という安倍(戦争)総理の発言は、こうした「ネトウヨによる他党への罵詈雑言、自分への賞賛を頼りにしていた」ということなのだ。現実の世論は「戦争法制」反対が大勢だから、ごくごく一部のファナティックな安倍支持者が大量の発言を行うネット空間に浸ることによって癒されていたのだろう。(管理者:つまらんネトウヨより勉強せー!)こんな人が日本の総理大臣なのかと思うと情けなくて仕方がないが、しかし考えてみれば元々、安倍(戦争)総理は“ネトウヨの頭領”であったのだから、これも必然かもしれない。(管理者:あっそう♪「アベ」がネトウヨマニア総理だったの!?じゃあ本当はネトウヨ真犯人は「アベ」自作自演じゃないの~?)
安倍政権が、これまでずっとネット上の広報戦略を重視してきたのは有名な話だ。
安倍は下野時の2012年2月からFacebookを始め、政権奪回に向けて毎日のように更新し続けていたが、政権を奪回する13年末の衆院選前には〈これから1ヶ月こうしたマスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います〉と投稿する等、自身を“アンチマスコミの共闘者”と印象づけていた。要は自分に批判的なマスコミを偏向報道に勤しむ“マスゴミ”と位置づける事で、反マスメディア的傾向が強いネトウヨ達の支持を取り付けたのだ。こうしてネトウヨ達は安倍シンパとなり、その中からは自民党のネット別働部隊であるJ-NSC(通称・ネトサポ)に参加する者も現れた。J-NSCの活動はネット上での他党のバッシング、平たく言えばネット世論の工作である。今回の「戦争法案」審議中も、ネトサポは日夜、行動していたことが予想されるし、実際に本サイトは前述の「堤防決壊は民主党のせい」というデマの動きの中でも、彼らの活動があったことを確認している。こうして跋扈するネトウヨ・ネトサポが、絨毯爆撃のように“安倍礼賛”“野党痛罵”を繰り返しているのがSNSやネット掲示板の世界なのだ。多くの専門家が、こうした人々によるカキコミによってネット世論がノイズだらけになり、現実世界と乖離するということを指摘している。
繰り返すが安倍(戦争)総理は、このようなネトウヨ・ネトサポが工作したネットの模様を見て、自らを慰めていた訳である。いや、ひょっとしたら、案外本気でネットの方が現実世界よりも正確に世論を反映しているとすら考えているのかもしれない。人は見たいものしか見ないというが、一国の首相が、そんなバイアスのかかった感覚で政治を行っているのだとしたら国民は堪ったものじゃない。いずれにせよ安倍(戦争)総理がネトウヨやネトサポがつくり出した“偽の世論”を鵜呑みにしていれば、その内、痛い目にあうのは間違いないだろう。(管理者:それにしても知らなかった♭「アベ」がネトウヨ親分とはー/リテラ/管理者部分編集)
《安倍(戦争)総理の「憲法破壊」を許した自民党と大メディアの運命》
<来夏の参院選で“消滅的大惨敗”の可能性>
安倍(戦争)総理を総裁選で無投票再選させたばかりか、この国の憲法と民主主義をぶち壊した自民党の暴挙は歴史に残るものだ。国民は決してこの怒りを忘れないだろう。来夏の参院選で自民の惨敗は必至である。18日の国会前集会で壇上に立った神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏は、こう語っていた。「選挙権が18歳以上に引き下げられたことで社会は激変するでしょう。若者達は権利をしっかりと行使するべきだ。『戦争法案』に賛成した議員を一人残らず落選させよう」その言葉に呼応するようにSEALDsが「賛成議員を全員落とそう!」とシュプレヒコールを上げると、参加者らは拳を掲げ、声を張り上げた。
「本当の“勝負”はこれからだ」手ぐすねである。
07年参院選では、自民が1人区で6勝23敗と大敗しているが、これを上回る大敗北もありそうだ。元毎日新聞記者で政治評論家の板垣英憲氏はこう言う。「自民で20議席以上減らす可能性は高いでしょう。法案は説明する度にボロが続出し、ただでさえ国民の反発があった中での強行採決です。国民は唖然としていますよ。だが、これは自民党の終わりの始まりです。『戦争法案』だけではなく今後、沖縄・普天間基地を巡る政府と沖縄の衝突も激化するし、いろいろな場面で安倍政権の問題が指摘されるでしょう。もはや票を減らすことはあっても増えることはない。 夏の参院選は若い世代も参加するから、自民議員は大惨敗する可能性があります」野党共闘すれば1人区はドミノ現象で負ける。比例は前回より数議席減らし「12議席もいくかどうか」(野上忠興氏)とされる。そうなれば20議席減で、与野党の「数の力」は逆転する。悲願の憲法改悪もかなわぬ夢に終わり、安倍(戦争)総理は退陣ということになる。国民から見放されるのは大メディアも同様。国民を敵に回したのは、安倍政権ベッタリの大マスコミも同じだ。60年安保以来の国会前デモの盛り上がりをてんで報じず「戦争法案」に反対する国民の声を事実上、黙殺した。それどころか政府寄りの世論誘導みたいなことまでして「戦争法案」の成立に協力した。市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」の共同代表で東大名誉教授の醍醐聰氏がこう言う。「罪深いのはNHKです。『戦争法案』成立の最大の功労者といっていい。17日の中継では政治部の記者が“連休を挟むと不測の事態が起こりかねない”と連呼し、反対運動が過熱して何か暴動でも起きるような物言いをしていました。政府の思惑を忖度し代弁しようとしたのはミエミエです。野党や反対デモを『悪』と 決めつけた偏向報道でした」
NHKは、イランと欧米の核合意でホルムズ海峡封鎖が現実味を失うと、政権と歩調を合わせるように南シナ海の中国脅威論を喧伝するような報道をタレ流した。更に「法的安定性はどうでもいい」と言った礒崎補佐官の参考人招致の模様も中継しなかった。もっとも政府と癒着関係にあるのはNHKだけじゃない。今月4日、安倍(戦争)総理は読売テレビの「情報ライブ-ミヤネ屋」に出演した。国会会期中の平日にテレビ出演のために首相が大阪まで出かけるなんてあり得ないが、もちろん安倍政権協力メディアだからだろう。大メディアの経営トップや編集幹部は官邸の懐柔策に取り込まれている(管理者:毎日のように「夜の会食」友達)。上がしょっちゅう安倍(戦争)総理とメシを食べているから現場の感覚が麻痺して、報道機関として持つべき最低限の「節度」さえ失っている。強行狂乱国会をやらせている与党国対幹部や特別委の理事達に愛想笑いの記者も多かった。「大メディアがだらしないから、マグマのように溜まった国民の不満の受け皿となっているのがツイッターやフェイスブックです。私も、もっぱらネットで情報発信しています」(醍醐聰氏=前出)
大メディアと関係なく広がった国民運動は大新聞・TV不要も決定づけたと言える。
《山本太郎は「バカ」じゃない! 確信犯のパフォーマンスに安倍の急所を突く》
案の定、山本太郎が盛大にバカにされている。山本は19日の参議院本会議で牛歩戦術を行い、採決の引き伸ばしを狙ったのだが、そのときの格好といえば喪服姿で左手には数珠。更に壇上に登ると焼香を上げる仕草を行い合掌さえして見せた。山本によると、それは「自民党は死んだ」というメッセージであり、強行採決が行われた特別委員会が、その「通夜」で翌日の本会議は「告別式」だったという。しかしメディアの反応は冷ややかだった。
各テレビ局こぞって山本議員の牛歩を取り上げ、TBSは「謎のパフォーマンス」。フジテレビは「葬儀パフォーマンス」等として「こいつピエロだ」と言わんばかりに映像を繰り返し流している。当然ネットの反応は、よりストレートな誹謗中傷に溢れた。〈こいつは、もう早く死ねば、いいのに〉〈山本テロ太郎は一人牛歩して何の意味があるのだろうか…〉〈国会はあんたのつまらない寸劇を披露する場じゃない〉(管理者:他にも露骨な差別用語・表現があったが、管理者権限で削除した)もういいだろう。とにかく山本議員はマスコミからは冷笑され、ネットでも血祭りに上げられている訳である。だが山本は本当に、ただの「ピエロ」「目立ちたがりのバカ」なのだろうか。実を言うと筆者も、少し前まで山本太郎の事を、そのように捉えている部分があった。
だが、この間の「戦争法制」論議での言動を見ているうちに考えは180度変わった。今の野党にここまでの覚悟と訴求力をもった政治家がいるかと。(管理者:私は「山本」は露骨に「経団連批判」する等、相当に「本音で勝負」の将来、有望株の政治家だと思っている。ただ、あまり組織で縛らない方が能力発揮しそうだ)
例えば件の牛歩。採決直前のメディアの論調を見ていると、牛歩や擬似妨害パフォーマンスをやれば、批判を受けるというのは明らかで、山本自身も絶対に、それは解っていたはずだ。だからこそ他の野党議員は批判を恐れて日和って、牛歩戦術を放棄した。だが、そんな中で山本太郎ただ一人、それを敢行した。
しかも山崎参議院議長が投票の時間制限を求めた事で未遂となったが、それがなければ日付を越えて牛歩を続行するつもりだったという。これは相当の覚悟がなければできない事だし、ただの目立ちたがり屋と決定的に違うのは、そこに明らかに「審議を遅らせてやろう」という意思があることだ。
考えてみれば例の天皇に手紙を渡そうとした事件をはじめ、山本太郎のパフォーマンスにはいつも目的があった。目的のために、ひんしゅくや批判をおそれず、もっとも訴求力のある方法を選ぶ。そういう意味では明らかな確信犯なのだ。
そうした確信犯ぶりは国会での質問にも、よく表れている。持ち時間が短いにも関らず、他の議員とは切り口の異なる質問で、安倍(戦争)総理や中谷防衛相の最も嫌がりそうなところを突いていく。それは、まさに独壇場と言っていいものだった。
例えば7月30日には安倍(戦争)総理に対して、これまで誰も言及してこなかった“原発にミサイル攻撃を受けた場合の想定”を質問。田中原子力規制委員長の「弾道ミサイルによって放射能が放出されるという事態は想定していない」、安倍(戦争)総理の「一概にお答えすることは難しい」という答弁を引き出し、政府が何の対策も講じていないことを暴露させた。
8月19日では「永田町では皆、知ってるけれど、わざわざ言わない事を質問していきたいと思います」と前置きをして、政府に「第3次アーミテージ・ナイリポート」を突きつけた。これはアメリカのジャパンハンドラーによる「日米安保」の報告書だが、安倍政権の政策のことごとくが、これをなぞった「完コピ」であると指摘。
更にアメリカの防衛予算は既に日本の自衛策を当てにしており、そのための「戦争法制」ではないかと迫った。
また8月25日には、自衛隊は国際法上違反となる行為には支援しないと言い切る安倍(戦争)総理に対して山本太郎は、イラク戦争時に無抵抗のイラク市民が手足を縛られた状態で虐殺された事 等の事例を列挙。「総理、これ戦争犯罪ですよね? 国際法違反ですよね?」と問い、また、その翌日の委員会では防衛省が2年前に作成した「企業から自衛隊へのインターンシッププログラム」を取り上げ、政府による経済的徴兵制の一端を明かしている。そして9月14日には沖縄の基地問題について追及。前述の「アーミテージ・ナイレポート」の両責任者が「対案があれば米国は間違いなく耳を傾ける(アーミテージ氏)」「辺野古を再検討するべき(ナイ氏)」と発言している事に関して「これ言うこと聞かなくて大丈夫ですか?利権がまた違うのかな?」と首相を問い質した。安倍(戦争)総理は「『利権』という言葉については取り消して頂きたい。根拠もなくですね、極めて名誉を傷つけるような発言は控えて頂きたいと思います!」と説明責任を放棄して“名誉毀損だ!”と攻撃。だが山本議員は動じず“日米地位協定は「売国条約」だ”とはっきりと言い放ったのだ。一方「売国」という言葉を鴻池委員長に咎められると、あっさり撤回するという柔軟性も見せた。こうした国会での答弁を見れば、山本太郎が近年の政治状況や資料をよく研究した上で、戦略的に政権の“急所”を突く質問を連発していたことが解るだろう。
そこには少数政党に所属し世間からは“色物”としか見られていない山本が、政権を打倒できないまでも“引っ掻き傷”くらいは残してやろうという強い意志が窺える。
実際、こうした質問は政府側からは誤魔化し答弁でかわされ、テレビでも報じられる事は皆無だったが、少なくともネット上では話題になり、かなり広い層に拡散していった。
山本太郎は我々が想像している以上に、戦略的に物事を考え行動している。今、何を訴えるべきか、何のためにどんな情報を集め、どういう方法で表現すべきか。
おそらくネットやメディアの非難も山本にとっては織り込み済みで、むしろ拡散の道具として考えているのではないだろうか。
そう考えると「バカ」等と口汚く罵って自己満足にふけるネトウヨの方がむしろ、山本の掌の上で踊らされているのだ。山本太郎、もしかして将来は結構、凄い政治家になるんじゃ。ちょっとホメすぎ?(管理者:「アベ」は「山本」を相当、警戒している/管理者一部編集)
《安倍(戦争)総理が「戦争法制」反対の声に“俺にはネットがある”と強弁!》
大多数の国民の反対を無視し、大規模なデモが巻き起こる中で「戦争法案」を強行した安倍(戦争)総理。その姿を見て、きっと多くの人が「この男はいったい何を根拠に、こんな強気でいられるのか?」と思ったに違いない。
だが、ここにきて“安倍御用メディア”産経新聞が、その答えを書いていた。19日付朝刊の一面で「安保新時代」と題した「戦争法制」成立までの安倍(戦争)総理の姿を描くドキュメントを掲載した。そこには「戦争法案」の国会審議が進む中で〈一部メディアの反対キャンペーンが、世論へ浸透〉、激しいデモが起きて、世論調査でも反対意見が圧倒的多数を占めるという状況におかれた安倍(戦争)総理の姿が、こう描かれている。〈それでも首相は動じなかった。周囲には強気でこう語っている。「今は昔と違ってインターネットがある」〉つまり安倍(戦争)総理は“デモやマスコミ、世論調査がなんと言おうと、俺にはネット民がついている”と語っていたというのだ。(管理者:ネトウヨが頼りとはー♪)確かに国会審議中も、そして可決前後もネットの大勢は安倍(戦争)総理の味方だった。各社世論調査では国民の6割以上が今国会での可決に反対していると伝えられているのに、SNSやネット掲示板では“安保法制大賛成”に“安倍礼賛”そして“反対野党への異様なバッシング”が大半を占めていたのだ。(管理者:私の内定調査では一人で何人ものネトウヨに化けており実数値は相当、少ない)
本サイトで既報のとおり、先日の北関東地方での記録的な豪雨による大規模水害の際にも、安倍(戦争)総理は直ぐに対策を講じず身内と国会答弁の口裏合わせを行っていた。にも関らずネットでは「堤防決壊は蓮舫がスーパー堤防を仕分けしたせいだ!」等と言って民主党のせいにする事実無根のデマが流布していた。(管理者:①先ずネトウヨは自分のアドレスをばらさない。⇒一人で何人も化けているから+エラそうなツイートを書く割には逆襲を恐がっている②とにかくデマばかり+知性・論理性がない。相当に学力偏差値低し)
衆院特別委での強行採決に関しても、先に鴻池委員長を取り囲む“スクラム”を仕掛けて一方的な採決にもち込んだのは与党側だったのに、ネットでは「平和のためなら暴力も厭いませんwwwww」等と野党にばかり批判が集中。中でも民主党は「日本の邪魔すんじゃねえよバカ民主」「民主党は暴力政党!!」と盛大に貶されていた。(管理者:だから特定の数少ない根性なし愚者が、行っているのだ)また国会で「戦争法案」の欠陥を鋭く指摘してきた共産党も 「共産党の街宣車が鬱陶しい。アカは死ね(直球)」「共産党はクソ雑魚なのに、何を意地張ってらっしゃるんですかねええ...ぇぇ...」と馬鹿にして、本会議で一人牛歩戦術に打って出た山本太郎議員にいたっては「共感できるとか、ほざいてる[管理者:差別用語にて省略]がいるのに驚くわ…日本人じゃないだろ」「[管理者:差別用語にて省略]にコントロールされた馬鹿は死ね」とヘイトスピーチが乱れ飛ぶ始末。もう、本サイトの読者であればお分かりだろうが、これら“野党痛罵”を繰り返す発言者を注意深く見てみると、やはり韓国や在日コリアンへの差別を扇動するヘイトスピーカーであり、ネット右翼である事が解る。(管理者;その差別語使用パターンでも特定の者であることが十分、推察される)結局のところ「今は昔と違ってインターネットがある」という安倍(戦争)総理の発言は、こうした「ネトウヨによる他党への罵詈雑言、自分への賞賛を頼りにしていた」ということなのだ。現実の世論は「戦争法制」反対が大勢だから、ごくごく一部のファナティックな安倍支持者が大量の発言を行うネット空間に浸ることによって癒されていたのだろう。(管理者:つまらんネトウヨより勉強せー!)こんな人が日本の総理大臣なのかと思うと情けなくて仕方がないが、しかし考えてみれば元々、安倍(戦争)総理は“ネトウヨの頭領”であったのだから、これも必然かもしれない。(管理者:あっそう♪「アベ」がネトウヨマニア総理だったの!?じゃあ本当はネトウヨ真犯人は「アベ」自作自演じゃないの~?)
安倍政権が、これまでずっとネット上の広報戦略を重視してきたのは有名な話だ。
安倍は下野時の2012年2月からFacebookを始め、政権奪回に向けて毎日のように更新し続けていたが、政権を奪回する13年末の衆院選前には〈これから1ヶ月こうしたマスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います〉と投稿する等、自身を“アンチマスコミの共闘者”と印象づけていた。要は自分に批判的なマスコミを偏向報道に勤しむ“マスゴミ”と位置づける事で、反マスメディア的傾向が強いネトウヨ達の支持を取り付けたのだ。こうしてネトウヨ達は安倍シンパとなり、その中からは自民党のネット別働部隊であるJ-NSC(通称・ネトサポ)に参加する者も現れた。J-NSCの活動はネット上での他党のバッシング、平たく言えばネット世論の工作である。今回の「戦争法案」審議中も、ネトサポは日夜、行動していたことが予想されるし、実際に本サイトは前述の「堤防決壊は民主党のせい」というデマの動きの中でも、彼らの活動があったことを確認している。こうして跋扈するネトウヨ・ネトサポが、絨毯爆撃のように“安倍礼賛”“野党痛罵”を繰り返しているのがSNSやネット掲示板の世界なのだ。多くの専門家が、こうした人々によるカキコミによってネット世論がノイズだらけになり、現実世界と乖離するということを指摘している。
繰り返すが安倍(戦争)総理は、このようなネトウヨ・ネトサポが工作したネットの模様を見て、自らを慰めていた訳である。いや、ひょっとしたら、案外本気でネットの方が現実世界よりも正確に世論を反映しているとすら考えているのかもしれない。人は見たいものしか見ないというが、一国の首相が、そんなバイアスのかかった感覚で政治を行っているのだとしたら国民は堪ったものじゃない。いずれにせよ安倍(戦争)総理がネトウヨやネトサポがつくり出した“偽の世論”を鵜呑みにしていれば、その内、痛い目にあうのは間違いないだろう。(管理者:それにしても知らなかった♭「アベ」がネトウヨ親分とはー/リテラ/管理者部分編集)
(民守 正義)
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