「戦争法案-反対」の蠢き(25)

「戦争法案-反対」の蠢き(25)


《「戦争総理=安倍総理!」「戦争関連法案‐廃案!」の声・抗議行動!》
<現役ヤクザに「もしも安倍があなたの親分だったら」アンケート!>
 先日、本サイトで紹介して大反響を呼んだ現役ヤクザ100人への「戦争法制」アンケート。
「安倍のようなお坊ちゃんで、ケンカもした事ないようなヤツに戦争なんか任せられないし付き合えない」「いきなり『戦争』って、冗談も大概にしとけと思う」「国会で議論している皆さんは、戦争や抗争で殺されたヤツの死体を見た事あるのかいの?」「安保法案はコスパにあわない」等の痛烈な意見が集まり、右寄り思想のヤクザにまで批判される「戦争法案」って……と、読者を大いに驚かせた。
 この反響を受けてか、くだんのアンケートを実施した「週刊実話」が15年8月20・27日合併号で第二弾を掲載している。 今度は題して「もしも安倍(戦争)総理が、貴方の親分だったら従えますか?ヤクザが採点!“安倍親分”の通信簿」。つまり安部(戦争)総理に「親分としての器」が あるのかどうか、現役でヤクザ稼業を営む男達に採点して貰った。その成績は……、当然のことながら、完全に落第寸前。先ずダメなところとして上げられたのが議論のできなさ加減。鋭い質問をぶつけられると、しどろもどろであやふやな答えを返し、もう逃げ切れないと思ったら逆ギレする安倍の態度には堅気の市民も嘲笑しているが、それはヤクザ者達も同じだった。
「中国のとぼけたオッサンにシカトされて、韓国のヒステリーオバサンに無視された揚げ句に国会では辻元のババアにやり込められて、意地になってヤジを飛ばす。これが自分の親分なら情けなくて涙が出ますわ。一度でええから親分らしいとこ見せてぇな。あんな親分に命は張れんで」(関西系組織中堅・30 代)
 そして安倍の最低なところといえば、国民の命に関わる「戦争法案」について、まともに説明しようともせず、しかも全く理解や賛同も得られないままにゴリ押しで通してしまったところだが、これに対してはヤクザならではの表現で、こう切り捨てる。「あんな親分に誰がついていくか。前に親分だったときには大事な抗争(選挙)に負けそうになって、ハライタ起こして退散。リアルヤクザにも、こういうのはおるねんけどな。そんでトップに返り咲いた途端に枝の若い衆たち(自衛隊員)を抗争で使い捨てる法律をゴリ押し。アベノミクスなんかオレオレ詐欺と変わらんし『戦争法案』を『平和法案』と言い替えるのも詐欺。もはやヤクザですらなく詐欺師やね。自分は手を汚さずに若い衆を懲役に行かせるのなら、むしろ“ワシのために死んでくれ”とハッキリ言わんかい!」(関西系組織幹部・40代)人の上に立つ人間であれば、信頼を裏切るような行為は、ご法度中のご法度。それは任侠の世界も堅気の世界も同じだ。しかし安倍のこれまでの行為は裏切りの連続だった。
「解釈改憲中、禁じ手を打ったからよ。目先も大事やが、スジを違えりゃ必ずしっぺ返しがくる。極道こそ骨身に染みて、それが良く分かる」(九州系組織幹部・40代)「歴代総理として初めてアメリカの大舞台(米連邦議会上下両院合同会議)に上がったのは大したもんだが、(中略)『安保法案を必ず通す』という話を(国内よりも先に)この場でしてしまったのは筋が通らない。ヤクザなら相応のケジメを取らされるよ」(九州系組織中堅・40代)「ケジメを取らされる」のが、安倍や安倍の子分(自民党議員)だけなら我々国民としてはどうでもいいのだが、いざという時に「ケジメを取らされる」のは、安倍ではなく我々国民。特に真っ先に「ケジメを取らされる」のは自衛隊員である。「優秀な家庭教師を付けて貰っておきながら、三流のお坊ちゃん大学に行くのがやっと。アルファロメオで通学して雀荘に入り浸っていたアホのボン ボン(管理者:これは事実!)に“戦争に行ってこい”言われても、誰も行きたくないだろう。覚悟を決めている自衛隊員も“お前に言われたくない”というのが本音じゃないか」(関東 系組織幹部・60代)ここまでけなされ放題の安倍だが「ヤクザの親分」としての素質はあると皮肉交じりに語る組員の方も。「親分になれる要素とは、一に運、二にカネ、三に根性の悪さ。安倍は全部揃えているから、100点」(関東系組織幹部・40代)「身内のライバルより頭が切れんっちゅう話やが、学生時代に雀荘に通っていたというからバクチの心得もある。“政界を引退したらヤクザ映画を撮りたい”なんて言うぐらいだから、本人も、こっちの世界に憧れがあるんじゃないの(笑)」(九州系組織幹部・40代)
 2010年『安藤和津TEPCO トークマルシェ』に出演したとき「俺が(映画を)作ったら絶対ヒットするなと思ったりして。実際は難しいのでしょうけど、自分でメガホンが握れたらどんなにいいかと。自分で撮るとしたらヤクザ映画ですかね。『仁義なき戦い』を更にドキュメンタリータッチにして、それと『ゴッドファーザー』 を足して2で割ったものとかね」と語っていた「アベ」。そんな映画が公開されたところで、金を貰っても観に行く気は一切ないが、現役ヤクザからも「親分」としての「根性の悪さ」を持っていると絶賛されているのだから、一刻も早く議員バッジを外しメガホンに持ち替えて頂きたいものだ。そして遂には、もう投げやりに、こんな事を口にする人も。「『平成の岸信介』になりたいのは分かるが、偉大な先代の影を追って失敗するのはヤクザの親分でもお約束」(関東系組織幹部・50代)「もしも安倍がワシの親分やったら、ご法度やけど盃を返して(親分と縁を切って)、堅気になりますわ」(関東系組織幹部・40代)理不尽な戦争に巻き込まれる前に、こちらとしても盃を返してやりたいのは山々なのだが、残念ながら安倍はヤクザの親分ではなく一国の首相。本当に安倍が政治家ではなく、どこかの暴力団の親玉だったら、どんなによかったことか。
 まあ、もしもそうだったら、その組による抗争で流れ弾が飛び交ったりして近隣住民が大迷惑する事になりそうだが。(リテラ)

<Shing02や三宅洋平らが渋谷・ハチ公前で夏フェス! 「戦争法制反対」>
 「国会前に大学生が集まった広がりで、学者や若いママ、中高生、中高年までが声を上げ始めたじゃないですか。
 音楽家は、このままでいいのかなと。
 1週間前、山本太郎君が国会で、かなり命がけの質問をしていて自分も行動を起こさないといけないと思い開催を決めました」「WORLD PEACE FESTIVAL(世界平和を願うフェスティバル)」。戦争のない平和を願う、世界で一番小さい夏フェスの第一回目が2015年8月12日、東京・渋谷のハチ公前広場で行なわれた。1週間前に急遽、企画されたというこのイベント。
 若者達が国会前で始めた抗議行動が、学者や母親達等を巻き込む運動に展開するのを見て「音楽家は、このままでいいのか」と自問していたという。
 そう答えたのは呼びかけ人の一人でDJの沖野修也さんだ。沖野さんはインタビューの中で国会で政府与党を厳しく追及する山本太郎議員の存在も大きく影響したことを明かした。
 2年前の夏、同じ場所で「選挙フェス」が行なわれた。参議院選挙に立候補したミュージシャンの三宅洋平、山本太郎両氏が音楽をバックに演説をするという新しいスタイルが注目を集めた。「選挙フェス」に関わったメンバーらが打ち出した今回のイベント。参加するアーティストを目当てにやってきた参加者や道行く聴衆でハチ公前には人だかりができた。

〔戦争反対、原発反対の実践を訴えたアーティストたち〕
「戦争反対。今日は、それを伝えるためにやってきました」”Keep Peace Alive”という戦争反対を訴える楽曲を披露したレゲエシンガーのPUSHIM(プシン)さん。在日韓国人3世である自身の出自を明かしながら、戦争に反対する理由を次のように話した。「私は在日韓国人3世です。ここ日本で生まれ育って、日本語を愛してずっと音楽をやっています。私が思う事は、国籍、肌の色、信じるもの、宗教、思想、全部バラバラであっても私達は『今日、楽しかったな』って言ってちょっと笑ったりする。そういう小さな幸せが欲しい。これは皆が望んでいる事です。世界共通です」PUSHIMさんは「戦争が始まりそうな事を、声を出して止めましょう」と呼びかけた。「『戦争法制』に反対している理由は『原発反対』とすごく似ていて、色々なプロセスをすっ飛ばしているし、リスクをリスクと言わないリスクが俺はあると思う」NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのラッパー、DELIさんは松戸市市議会議員でもある。「今日は音楽家として、ここに参加させてもらっています」。3.11の福島原発事故後、被災地に物資を送ったり、放射線量を測定するなど積極的に活動を続けてきたDELIさんは原発反対でもある。「戦争法制」に反対する理由は、原発政策にも共通する「リスクをリスクと言わないリスク」があるからだという。
 「(法案の)中身を見ても、もちろん反対する突っ込みどころは満載なのですけど、そもそも原発と何が一緒かって『リスクをリスクと言わないリスク』があるんですよ。『僕達は、そんな事をしないよ』って言っても、自衛隊が今までよりも戦死するリスクは高まる訳だし(今までは)武器の輸送なんてしなかったのに、日本の自衛隊が、そんな事したらテロをやっている国からも『日本人はグルだ』ってなって日本人に対するテロのリスクは高まるはずですよ。そういうものがあるけれども、やんなきゃいけないんだって、そういう言い方をしなきゃいけないし、そもそも憲法違反だって言っている学者が9割くらいいる。そんな中で短い時間で議論もきちっとされないまま決めようとしている。プロセスをすっ飛ばしているじゃないですか」
 DELIさんと一緒にラップを披露したキングギドラのK DUB SHINEさんは、憲法については改正派だ。それでも、この法案に反対する理由は安倍政権のやり方だという。「今回の決め方、説明が不十分、周りの人があんなに反対しているのに強行どころか『暴走』している。原発の事もそうだし、TPPやアベノミクスもそう。
 安倍さん、やり過ぎでしょう」と訴えた。

〔2013年の「選挙フェス」を振り返って〕
 2年前の参院選で「選挙フェス」という新しい街宣スタイルを打ち出したのが三宅洋平さんだ。「選挙フェス」は当時、マスコミからも大きな注目を浴びたが「時代を動かすというのは岩のように重たいんだなと思う」と三宅さんは2年前を振り返った。川内原発の再稼働に反対するため鹿児島入りし、現地では再稼働反対デモにも参加した。三宅さんは原発事故が起きる前から原発反対を唱えてきた古参の一人だ。「デモをやって何か変わるのか」という問いに、鹿児島から戻ったばかりの三宅さんは次のように答えた。
 「相変わらず、ウダウダと暑い中、何千人でトコトコ歩いて『川内原発再稼働反対』ってやって帰ってきて、これで何が変わるんだろうって思うよ。だけど原発が再稼働するっていうのに、誰もデモに参加しなかったら、そっちの方が俺はぞっとするんだよね、その日本。国会前だって一緒だよ。SEALDsの若い子達が頑張れば頑張るほど、アーダコーダ『裏がある』とか何とかで『誰がついてる』とか、いろんな疑心暗鬼が渦巻いているけど、じゃあ、あの子達が、あそこで大声上げなかったら、そっちの方がぞっとすんだよ。その中で、これ以上もっと何かをするためには俺には何ができるんだって事を考え始めるんだよ。デモじゃ変わらないなら、じゃ俺は何をやるのだって、それを突き詰めたら俺は選挙に出た訳。そういう人が1億人いるんでしょ、この国には」今月30日、国会前では10万人の参加を目指す大規模な「戦争法案」反対の抗議行動が予定されている。ハチ公前に集まったアーティストたちは「8月30日は国会前に集まろう」と聴衆に呼びかけた。夫婦で参加していた30代の女性はインタビューで「子供の未来も自分の未来も明るいものにしたい」と話した。
「平和な未来を子供に。『戦争法案』で自衛隊が戦争しに行く事に対して不安。世界で、ある戦争に日本が巻き込まれていくのでなく、平和はいいものだと発信していきたい。子供の未来を明るいものにしたいが、自分の未来だって明るいものにしたい」渋谷区から参加した34歳の男性も「子供のため」だと話す。「『戦争法案』の審議を無理に進めようとしている事がきっかけで参加しました。子供がいるので子供のために反対しています。情報がインターネットで得られて満足しちゃうだけでなく、リアルな行動を起こすことが大事だと思います」(IWJ)
(民守 正義)

《ガイド》
★「8・30 おおさか大集会~戦争法案を廃案に!アベ政治を許さない!」
8月30日(日)16:00~/集会17:00頃からパレード/於:大阪‐扇町公園
*いよいよ実質的な闘いの天王山です。家族揃って参加をどうぞ♪
★「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会十万人・全国百万人大行動」
8月30日(日)14;00~/於:東京‐国会議事堂前
★戦争法案を止める緊急デモ in OSAKA
8月23日(日)スケジュール16:00 集合
集合場所:浪速区・関谷町公園東側グラウンド
     (最寄り駅:地下鉄堺筋線「恵美須町」)

■〔民主党「対案」なし!「闘いの励ましメール」を!〕【民主党本部 ご意見メール担当:〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1:電話 03-3595-9988:URL http://www.dpj.or.jp:
民主党へのご意見はこちらから→:https://ssl.dpj.or.jp/form/contact/request】
文例;「戦争法案に対案ナンセンス!直ちに廃案を!」