「戦争法案-反対」の蠢き(20)
「戦争法案-反対」の蠢き(20)
《「戦争総理=安倍総理!」「戦争関連法案‐廃案!」の声・抗議行動!》
<室井佑月「安倍さん、シンプルに戦争の話でいいんじゃね?」>
国民の理解を深めるため、安倍(戦争)総理がテレビ番組に出演し「戦争関連法案」について改めて説明した。作家の室井佑月氏は、分かりづらい内容だったと嘆く。
何故「戦争法案」を急いで成立させたいのか?安倍(戦争)総理がフジテレビとBS日テレに出演し、私達に説明のようなものを一応した。その前のネット番組で安倍(戦争)総理は何故、今「戦争法制」が必要なのか、子供の喧嘩で例え話をした。それが評判悪かったのか、今度は「道路を挟んだ隣家の火事」と「我が家の戸締まり」という例え話に変えてきた。世界の安全保障環境が変わったという話の中で「振り込め詐欺」という言葉も出て来たぞ。はぁ?何故、わざとわかりにくい例え話に?仮想敵国の名を挙げて説明しにくいのは解るけど「A国」「B国」にしてシンプルに戦争の話でいいんじゃね?それにこの例え話、6月に磯崎首相補佐官がツイッターで10代の女の子にコテンパンにされた例え話じゃありませんか。集団的自衛権は隣家の火事の消火活動に加わるようなものだと礒崎がツイッターで説明すると、10代の女の子が「戦争と火事は全く別物だし、戦争は火事と違って少しでも他国の戦争に加担すれば自国も危険に晒す。しかも、その解説は個別的自衛権で十分対応可能」「戦争は殺し合い。それに少しでも加担すれば危険」「それに日本が加担するって事だよ」
そうツイッターで反撃した。そして礒崎は戦いの途中で惨めに逃げた。この人、勇ましいのだか、弱いのだか。安倍(戦争)総理はその面白いニュースを知らなかった?有りえるな。そんな事態あるわきゃないと不評だった、海外から逃げて来る日本人の乗った米艦を守るってパネルも何回か使ってたし。周りの安倍応援団は、彼の顔色しか見ていない。
ラジオ番組で御一緒した元国務大臣-亀井静香さんも言っていたよ。「自民の中にも一人なんてもんじゃなく(村上誠一郎さん以外で)この法案に反対の者がいる」って。
けど何らかのポストを狙っていたり、党の公認を外されたりするのが怖いらしい。そういう自分の事だけ考えていたい人は一番、政治家に向いていないと思うけど。今の自公の政治家は、そういう人たちばっかりだ。「安保」の陰に隠れて、こっそり進めた労働者派遣法改悪案も酷いもんじゃん。これから先、派遣社員はずっと派遣で、残業代もゼロにしていき、企業が金払えば雇っている人を簡単にクビにできるようになってしまう。
そうそう、7月19日の日曜討論で、生活の党・共同代表の山本太郎さんが「安保」の事をこういっていた。
「『戦争法案』は国民のためではなく、経団連の武器産業のため。『戦争法制』や集団的自衛権が推進される事で儲かる人たちが居る」。自公の政治家は自分の身の可愛さに私達国民の幸せや権利を十把一絡げにして、経団連に差し出すのね。(週刊朝日)
<遺族会:滋賀県会長「集団的自衛権-反対」貫く>
戦後七十年の夏、自民党を長年支援してきた日本遺族会が揺れている。集団的自衛権行使容認を柱とする「戦争障関連法案」を巡って遺族の間に懸念が根強く、会として統一見解を出せていない。各地で戦没者追悼式が近づくが、同法案に疑問を持つ一人で滋賀県遺族会:岸田会長は県の式典で昨年に続き「反対」を明言しようと決意している。日本遺族会は自民党の有力な支持団体の一つで、参院選では自民党から比例代表で独自候補を当選させてきた。歴代会長には故橋本龍太郎元首相や古賀誠元幹事長らが名を連ね、現会長も自民党の水落敏栄参議院議員(比例)が務める。遺族会関係者によると、集団的自衛権行使を巡っては地方組織等から賛成、反対双方の立場で見解の問い合わせを受け、安倍政権が憲法解釈を変更した後の昨年九月の理事会で対応を協議した。
だが「多様な意見が内部にある」と結論は出ないまま現在に至っている。
岸田さんは昨年五月に滋賀県遺族会長に就任後、同八月にあった県戦没者追悼式で行った遺族会代表挨拶で「二度と戦争をしないでほしい。集団的自衛権行使容認には絶対に反対だ」と訴えた。追悼式の場で政権方針に異を唱える挨拶は遺族会の中で異例。後日の県遺族会の理事会では「自民党支持なのに言い切っていいのか」と発言を諌める意見も一部にあった。だが大多数は「よく言ってくれた。こういう事は、はっきりしておいた方がいい」と支持する声だったという。岸田さんの父・一三さんは一九四一年に陸軍の工兵として出征し、三年後に東部ニューギニアで戦病死した。出征の三カ月後に生まれた岸田さんは一度も父の顔を見た事はない。反対の声を上げるのは「同じ被害者を生み出しかねない事には、はっきりとダメだと言わなければいけない」からと言う。
今年も反対を唱えるつもりの追悼式は八月二十六日に予定されている。「私達は百年でも二百年でも『戦後』に拘らないといけない」と話す。
< 安倍政権と「戦争法案」支持する「銀座デモ」正体はネオナチと在特会!>
またもや朝日新聞がネトウヨから総攻撃をくらって炎上中である。パリ在住の朝日特別編集委員・冨永格さんは8月2日、個人のツイッターで東京での日本のナショナリストによるデモをツイートした。「彼らは安倍(戦争)総理と、その保守的な政権を支持している」という文章を投稿した件だ。
同時に投稿された写真には、ナチスのハーケンクロイツや旭日旗を掲げた極右デモの模様が写し取られていた。冨永さんは、すぐさまネトウヨから血祭りに上げられた。同日、東京・銀座では「安保法案を支持する国民大行進 in 銀座」なる「戦争法制」推進デモが行われたのだが「関係ないだろ」「レッテル貼りだ」「朝日は国賊」という批判が殺到したのだ。
日経新聞の報道によれば、朝日新聞社が冨永さんに厳重注意し、お詫びを記すように指示したという。いつもなら「問題ない」を連発の菅官房長官が、4日の記者会見で「日本の主要メディアの責任ある人が、事実と異なる内容を英語によって発信する事は、海外において日本に対するあらぬ誤解を招きかねない。事実に基づいて発信する事が大事だ」と述べている。要するに官邸は「朝日新聞編集委員のツイートはデマだ」と言っているのである。コメントの狙いは明らかだろう。戦争法案関係で支持率が急落する中「戦争法案」に批判的な朝日新聞の一編集委員による個人的なツイートを吊るし上げる事で潮目を変えようという目論見だ。(管理者:それは幻想!無理だ)
産経新聞によれば自民党は4日、朝日新聞東京本社に対して強く抗議すると共に冨永さんのツイッターでの訂正と謝罪、朝日新聞ホームページでの英語と仏語による訂正と謝罪を掲載するよう申し入れたという。安倍御用メディアである「産経」は、この騒動を嬉々として取り上げて「左派による政権へのデマ攻撃」と位置付けようとしているという訳だ。
しかし今回の騒動で、冨永さんも朝日も謝罪する必要など一切なかった。何故ならば冨永さんのツイートは、本当に真実だったのだ。ナチスの旗を振りかざし、外国人へのヘイトスピーチを繰り出すような極右ヘイト団体の関係者達が「戦争法制」に賛成し、安倍(戦争)総理を熱烈に応援している事は、デマどころか疑う余地すらない事実だ。印象としていっている訳ではない。現実として8月2日の銀座・安保(戦争)法制推進デモの主催は、件の写真にあるネオナチ団体と完全に同根だったからである。
3日のTBS『NEWS 23』が、この「戦争法制」推進デモの模様を放送した。デモ参加者らは日の丸や日章旗、星条旗を振りながら、たったの約250名で行進。『NEWS 23』のカメラは、はっきりと「朝鮮人半島に帰れ!」と叫ぶ参加者の姿や「安保法制大賛成!ブタ左翼皆殺し」と書かれた紙を掲げる姿を映していた。(もう薬のない「差別者達!」)
そう、彼らの正体はヘイトスピーチを繰り返し、外国人や在日コリアンへの虐殺までも煽動する「行動する保守(極右チンピラ)」と呼ばれる人々だ。彼らが運動の告知等に使用するウェブサイト「行動する保守カレンダー」によれば、デモの現場責任者は、あの元在特会会長・桜井誠。実際「桜井」が安保(戦争)法制推進デモの中心にいたことは、動画等で誰でも容易に確認できる。そして件の朝日編集委員がツイートに用いた“鉤十字を掲げる極右デモ”も、在特会と深く関係を持っていることが判明している。本サイトに寄せられた複数の情報を検証し、また独自に取材したところ、写真のネオナチデモの主催は「外国人犯罪追放運動」なるNPO団体であり、昨年3月に東京で行われた在留中国人追放を目的としたデモであった事がわかった。このNPO「外国人犯罪追放運動」の代表者は、有門大輔という極右活動家である。“日本のネオナチ”を自認し長年、運動を牽引してきた人物、瀬戸弘幸の弟子筋に当たる。今回の銀座・安保(戦争)法制推進デモではハーケンクロイツこそ、はためいていなかったが、前出の桜井氏に加え、この有門氏と瀬戸氏が参加し、堂々とデモ行進を行っていた事を確認。この瀬戸氏、有門氏らネオナチ活動家と、桜井氏の在特会は、かねてから共闘関係にある事で知られている。 つまり今回の安保(戦争)法制推進デモに、たまたま参加した訳ではなく、むしろ中心的役割を担ったとみるのが妥当だ。「行動する保守」の活動を取材した事のある者ならば自明の事だが、その構図は東京・新大久保など在日コリアンや外国人らの虐殺を扇動するヘイトデモの構成と全く同じである。要するに8月2日の銀座・安保(戦争)法制推進デモの正体は、こうした「行動する保守」界隈が集結した極右ヘイト運動であったのだ。今更、言うまでもないが、在特会に象徴される「行動する保守」は、海外メディアから“国家主義的保守政権”と称される安倍政権、あるいはその政策を熱烈に支持してきた。いや、むしろ自民党下野時から安倍(戦争)総理再登板の間、自民党は彼ら「行動する保守」やネトウヨを積極的に政治活動に動員してきたのだ。安倍政権の屋台骨だといっても過言ではない。
実際、安倍(戦争)総理が寵愛する高市総務相と稲田政調会長は昨年、ネオナチ団体代表とのツーショット写真の存在が発覚。山谷国家公安委員長も過去に在特会の幹部であった男性と密な交流があった。そして安倍(戦争)総理自身もまた在特会元幹部と仲良くツーショット写真を取っていた事等が判明している。安倍政権がネトウヨ政権と言われる一つの所以だ。(日本会議と合わせて極右団体仲間が安倍(戦争)総理の思想的ホームグランドだ!)
よって今回の朝日新聞編集員による「行動する保守」デモ参加者が安倍政権支持者であるとのツイートは、ただ事実を述べただけであり、なんら撤回・謝罪する類のものではない。むしろ彼ら極右排外主義者らが「朝鮮人半島に帰れ!」「ブタ左翼皆殺し」等と触れ回りながら、安倍(戦争)総理肝いりと癒着。更に、こんな極右チンピラ政権に、まだ30%前後の内閣支持率がある事こそ我々は見直し見放すべきである。本サイトでもお伝えしたとおり、安倍(戦争)総理は先日、国会前で行われた極右市民団体「頑張れ日本!」主催の安保(戦争)法制推進デモを見て「こういうのは初めてだ」と感激の言葉を吐いた。(やらない方がマシなぐらい少しだけのデモだったのに♭)これだけ「行動する保守」との関係を問題視されても、安倍政権の性根は変わっていない。
つまり今回、戦争法制の必要性を謳う市民デモが、実のところ外国人を排斥し殺意まで表明する連中により行われていた事実がはっきりした事で、安倍政権の中身がネオナチ団体と変わらない、グロテスクな極右排外主義に染まっている事が、より鮮明になった。それにも関らず安倍政権は、この事実を素知らぬ顔でデマ認定し「戦争法案」に批判的な「朝日」への攻撃に利用する。(いや!意図的に煽っているのだ。でも「朝日」支援購読の会もある)
戦争法制が国民の支持を得られないからといって、批判的なマスコミに抗議して屈服させる。しかも事実とは真反対のデマ攻撃を用いて。(「安倍」は往生際が悪い!世論調査結果で戦争法案は負けている&間違っているのだ!)最後に、もう一つ事実を述べておこう。前述のとおり8月2日の銀座・安保(戦争)法制推進デモの参加者人数は約250名であった。
一方、同日渋谷で行われた高校生による戦争法案反対デモの参加人数は約5000人だ。「“レベル”が違う」のは数だけではない。推進デモのヘイター達が叫ぶ「朝鮮人は半島に帰れ」と、反対デモの高校生らが訴える「戦争反対!」、どちらが人間として、まともで聞きよいか言うまでない。“戦争のできる国”を目指す安倍政権、その広報メディアである右派新聞(ハッキリ言って御用新聞「産経」「読売」。これは本当に巷の常識である)。
そして極右ヘイト勢力とネトウヨ、彼らが根っこのところで繋がっていて今、一体となって戦争法案を推し進めようとしている「安倍(戦争)内閣」を見放し打倒しよう!
(基本文献―リテラ:編集責任-管理者)
《「戦争総理=安倍総理!」「戦争関連法案‐廃案!」の声・抗議行動!》
<室井佑月「安倍さん、シンプルに戦争の話でいいんじゃね?」>
国民の理解を深めるため、安倍(戦争)総理がテレビ番組に出演し「戦争関連法案」について改めて説明した。作家の室井佑月氏は、分かりづらい内容だったと嘆く。
何故「戦争法案」を急いで成立させたいのか?安倍(戦争)総理がフジテレビとBS日テレに出演し、私達に説明のようなものを一応した。その前のネット番組で安倍(戦争)総理は何故、今「戦争法制」が必要なのか、子供の喧嘩で例え話をした。それが評判悪かったのか、今度は「道路を挟んだ隣家の火事」と「我が家の戸締まり」という例え話に変えてきた。世界の安全保障環境が変わったという話の中で「振り込め詐欺」という言葉も出て来たぞ。はぁ?何故、わざとわかりにくい例え話に?仮想敵国の名を挙げて説明しにくいのは解るけど「A国」「B国」にしてシンプルに戦争の話でいいんじゃね?それにこの例え話、6月に磯崎首相補佐官がツイッターで10代の女の子にコテンパンにされた例え話じゃありませんか。集団的自衛権は隣家の火事の消火活動に加わるようなものだと礒崎がツイッターで説明すると、10代の女の子が「戦争と火事は全く別物だし、戦争は火事と違って少しでも他国の戦争に加担すれば自国も危険に晒す。しかも、その解説は個別的自衛権で十分対応可能」「戦争は殺し合い。それに少しでも加担すれば危険」「それに日本が加担するって事だよ」
そうツイッターで反撃した。そして礒崎は戦いの途中で惨めに逃げた。この人、勇ましいのだか、弱いのだか。安倍(戦争)総理はその面白いニュースを知らなかった?有りえるな。そんな事態あるわきゃないと不評だった、海外から逃げて来る日本人の乗った米艦を守るってパネルも何回か使ってたし。周りの安倍応援団は、彼の顔色しか見ていない。
ラジオ番組で御一緒した元国務大臣-亀井静香さんも言っていたよ。「自民の中にも一人なんてもんじゃなく(村上誠一郎さん以外で)この法案に反対の者がいる」って。
けど何らかのポストを狙っていたり、党の公認を外されたりするのが怖いらしい。そういう自分の事だけ考えていたい人は一番、政治家に向いていないと思うけど。今の自公の政治家は、そういう人たちばっかりだ。「安保」の陰に隠れて、こっそり進めた労働者派遣法改悪案も酷いもんじゃん。これから先、派遣社員はずっと派遣で、残業代もゼロにしていき、企業が金払えば雇っている人を簡単にクビにできるようになってしまう。
そうそう、7月19日の日曜討論で、生活の党・共同代表の山本太郎さんが「安保」の事をこういっていた。
「『戦争法案』は国民のためではなく、経団連の武器産業のため。『戦争法制』や集団的自衛権が推進される事で儲かる人たちが居る」。自公の政治家は自分の身の可愛さに私達国民の幸せや権利を十把一絡げにして、経団連に差し出すのね。(週刊朝日)
<遺族会:滋賀県会長「集団的自衛権-反対」貫く>
戦後七十年の夏、自民党を長年支援してきた日本遺族会が揺れている。集団的自衛権行使容認を柱とする「戦争障関連法案」を巡って遺族の間に懸念が根強く、会として統一見解を出せていない。各地で戦没者追悼式が近づくが、同法案に疑問を持つ一人で滋賀県遺族会:岸田会長は県の式典で昨年に続き「反対」を明言しようと決意している。日本遺族会は自民党の有力な支持団体の一つで、参院選では自民党から比例代表で独自候補を当選させてきた。歴代会長には故橋本龍太郎元首相や古賀誠元幹事長らが名を連ね、現会長も自民党の水落敏栄参議院議員(比例)が務める。遺族会関係者によると、集団的自衛権行使を巡っては地方組織等から賛成、反対双方の立場で見解の問い合わせを受け、安倍政権が憲法解釈を変更した後の昨年九月の理事会で対応を協議した。
だが「多様な意見が内部にある」と結論は出ないまま現在に至っている。
岸田さんは昨年五月に滋賀県遺族会長に就任後、同八月にあった県戦没者追悼式で行った遺族会代表挨拶で「二度と戦争をしないでほしい。集団的自衛権行使容認には絶対に反対だ」と訴えた。追悼式の場で政権方針に異を唱える挨拶は遺族会の中で異例。後日の県遺族会の理事会では「自民党支持なのに言い切っていいのか」と発言を諌める意見も一部にあった。だが大多数は「よく言ってくれた。こういう事は、はっきりしておいた方がいい」と支持する声だったという。岸田さんの父・一三さんは一九四一年に陸軍の工兵として出征し、三年後に東部ニューギニアで戦病死した。出征の三カ月後に生まれた岸田さんは一度も父の顔を見た事はない。反対の声を上げるのは「同じ被害者を生み出しかねない事には、はっきりとダメだと言わなければいけない」からと言う。
今年も反対を唱えるつもりの追悼式は八月二十六日に予定されている。「私達は百年でも二百年でも『戦後』に拘らないといけない」と話す。
< 安倍政権と「戦争法案」支持する「銀座デモ」正体はネオナチと在特会!>
またもや朝日新聞がネトウヨから総攻撃をくらって炎上中である。パリ在住の朝日特別編集委員・冨永格さんは8月2日、個人のツイッターで東京での日本のナショナリストによるデモをツイートした。「彼らは安倍(戦争)総理と、その保守的な政権を支持している」という文章を投稿した件だ。
同時に投稿された写真には、ナチスのハーケンクロイツや旭日旗を掲げた極右デモの模様が写し取られていた。冨永さんは、すぐさまネトウヨから血祭りに上げられた。同日、東京・銀座では「安保法案を支持する国民大行進 in 銀座」なる「戦争法制」推進デモが行われたのだが「関係ないだろ」「レッテル貼りだ」「朝日は国賊」という批判が殺到したのだ。
日経新聞の報道によれば、朝日新聞社が冨永さんに厳重注意し、お詫びを記すように指示したという。いつもなら「問題ない」を連発の菅官房長官が、4日の記者会見で「日本の主要メディアの責任ある人が、事実と異なる内容を英語によって発信する事は、海外において日本に対するあらぬ誤解を招きかねない。事実に基づいて発信する事が大事だ」と述べている。要するに官邸は「朝日新聞編集委員のツイートはデマだ」と言っているのである。コメントの狙いは明らかだろう。戦争法案関係で支持率が急落する中「戦争法案」に批判的な朝日新聞の一編集委員による個人的なツイートを吊るし上げる事で潮目を変えようという目論見だ。(管理者:それは幻想!無理だ)
産経新聞によれば自民党は4日、朝日新聞東京本社に対して強く抗議すると共に冨永さんのツイッターでの訂正と謝罪、朝日新聞ホームページでの英語と仏語による訂正と謝罪を掲載するよう申し入れたという。安倍御用メディアである「産経」は、この騒動を嬉々として取り上げて「左派による政権へのデマ攻撃」と位置付けようとしているという訳だ。
しかし今回の騒動で、冨永さんも朝日も謝罪する必要など一切なかった。何故ならば冨永さんのツイートは、本当に真実だったのだ。ナチスの旗を振りかざし、外国人へのヘイトスピーチを繰り出すような極右ヘイト団体の関係者達が「戦争法制」に賛成し、安倍(戦争)総理を熱烈に応援している事は、デマどころか疑う余地すらない事実だ。印象としていっている訳ではない。現実として8月2日の銀座・安保(戦争)法制推進デモの主催は、件の写真にあるネオナチ団体と完全に同根だったからである。
3日のTBS『NEWS 23』が、この「戦争法制」推進デモの模様を放送した。デモ参加者らは日の丸や日章旗、星条旗を振りながら、たったの約250名で行進。『NEWS 23』のカメラは、はっきりと「朝鮮人半島に帰れ!」と叫ぶ参加者の姿や「安保法制大賛成!ブタ左翼皆殺し」と書かれた紙を掲げる姿を映していた。(もう薬のない「差別者達!」)
そう、彼らの正体はヘイトスピーチを繰り返し、外国人や在日コリアンへの虐殺までも煽動する「行動する保守(極右チンピラ)」と呼ばれる人々だ。彼らが運動の告知等に使用するウェブサイト「行動する保守カレンダー」によれば、デモの現場責任者は、あの元在特会会長・桜井誠。実際「桜井」が安保(戦争)法制推進デモの中心にいたことは、動画等で誰でも容易に確認できる。そして件の朝日編集委員がツイートに用いた“鉤十字を掲げる極右デモ”も、在特会と深く関係を持っていることが判明している。本サイトに寄せられた複数の情報を検証し、また独自に取材したところ、写真のネオナチデモの主催は「外国人犯罪追放運動」なるNPO団体であり、昨年3月に東京で行われた在留中国人追放を目的としたデモであった事がわかった。このNPO「外国人犯罪追放運動」の代表者は、有門大輔という極右活動家である。“日本のネオナチ”を自認し長年、運動を牽引してきた人物、瀬戸弘幸の弟子筋に当たる。今回の銀座・安保(戦争)法制推進デモではハーケンクロイツこそ、はためいていなかったが、前出の桜井氏に加え、この有門氏と瀬戸氏が参加し、堂々とデモ行進を行っていた事を確認。この瀬戸氏、有門氏らネオナチ活動家と、桜井氏の在特会は、かねてから共闘関係にある事で知られている。 つまり今回の安保(戦争)法制推進デモに、たまたま参加した訳ではなく、むしろ中心的役割を担ったとみるのが妥当だ。「行動する保守」の活動を取材した事のある者ならば自明の事だが、その構図は東京・新大久保など在日コリアンや外国人らの虐殺を扇動するヘイトデモの構成と全く同じである。要するに8月2日の銀座・安保(戦争)法制推進デモの正体は、こうした「行動する保守」界隈が集結した極右ヘイト運動であったのだ。今更、言うまでもないが、在特会に象徴される「行動する保守」は、海外メディアから“国家主義的保守政権”と称される安倍政権、あるいはその政策を熱烈に支持してきた。いや、むしろ自民党下野時から安倍(戦争)総理再登板の間、自民党は彼ら「行動する保守」やネトウヨを積極的に政治活動に動員してきたのだ。安倍政権の屋台骨だといっても過言ではない。
実際、安倍(戦争)総理が寵愛する高市総務相と稲田政調会長は昨年、ネオナチ団体代表とのツーショット写真の存在が発覚。山谷国家公安委員長も過去に在特会の幹部であった男性と密な交流があった。そして安倍(戦争)総理自身もまた在特会元幹部と仲良くツーショット写真を取っていた事等が判明している。安倍政権がネトウヨ政権と言われる一つの所以だ。(日本会議と合わせて極右団体仲間が安倍(戦争)総理の思想的ホームグランドだ!)
よって今回の朝日新聞編集員による「行動する保守」デモ参加者が安倍政権支持者であるとのツイートは、ただ事実を述べただけであり、なんら撤回・謝罪する類のものではない。むしろ彼ら極右排外主義者らが「朝鮮人半島に帰れ!」「ブタ左翼皆殺し」等と触れ回りながら、安倍(戦争)総理肝いりと癒着。更に、こんな極右チンピラ政権に、まだ30%前後の内閣支持率がある事こそ我々は見直し見放すべきである。本サイトでもお伝えしたとおり、安倍(戦争)総理は先日、国会前で行われた極右市民団体「頑張れ日本!」主催の安保(戦争)法制推進デモを見て「こういうのは初めてだ」と感激の言葉を吐いた。(やらない方がマシなぐらい少しだけのデモだったのに♭)これだけ「行動する保守」との関係を問題視されても、安倍政権の性根は変わっていない。
つまり今回、戦争法制の必要性を謳う市民デモが、実のところ外国人を排斥し殺意まで表明する連中により行われていた事実がはっきりした事で、安倍政権の中身がネオナチ団体と変わらない、グロテスクな極右排外主義に染まっている事が、より鮮明になった。それにも関らず安倍政権は、この事実を素知らぬ顔でデマ認定し「戦争法案」に批判的な「朝日」への攻撃に利用する。(いや!意図的に煽っているのだ。でも「朝日」支援購読の会もある)
戦争法制が国民の支持を得られないからといって、批判的なマスコミに抗議して屈服させる。しかも事実とは真反対のデマ攻撃を用いて。(「安倍」は往生際が悪い!世論調査結果で戦争法案は負けている&間違っているのだ!)最後に、もう一つ事実を述べておこう。前述のとおり8月2日の銀座・安保(戦争)法制推進デモの参加者人数は約250名であった。
一方、同日渋谷で行われた高校生による戦争法案反対デモの参加人数は約5000人だ。「“レベル”が違う」のは数だけではない。推進デモのヘイター達が叫ぶ「朝鮮人は半島に帰れ」と、反対デモの高校生らが訴える「戦争反対!」、どちらが人間として、まともで聞きよいか言うまでない。“戦争のできる国”を目指す安倍政権、その広報メディアである右派新聞(ハッキリ言って御用新聞「産経」「読売」。これは本当に巷の常識である)。
そして極右ヘイト勢力とネトウヨ、彼らが根っこのところで繋がっていて今、一体となって戦争法案を推し進めようとしている「安倍(戦争)内閣」を見放し打倒しよう!
(基本文献―リテラ:編集責任-管理者)
(民守 正義)
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