【「大阪都構想(特別区に再編)」反対ニュース12】
【「大阪都構想(特別区に再編)」反対ニュース12】
《いよいよ「住民投票」後には戻れない!迷っているなら「反対」を!》
「住民投票 (17日)」」まで後、僅か。迷っているなら「反対」に投じた方がよい。
何も「反対」を煽っている訳ではない。その理由は(1)本「反対ニュース7」にも記載したとおり今回の「住民投票」では【①大阪市を廃止する。②その上で「特別区」を設置する。③この協定書に記載の無い事項は、大阪府知事と大阪市長に白紙委任する。】との三つがセットで「賛成」か「反対」かを問うている。ウソだと思うなら投票所にいる選挙管理委員会担当者に確認すればよい。この上記投票内容「三点セット」を認めるはずだ。ところが投票用紙には上記「三点セット」の内「②その上で「特別区」を設置する」のみを問うているような記載になっている。しかも見出しから「大阪市における特別区の設置について」と、あたかも「大阪市が存在したまま特別区が設置されると『勘違い』して賛否判断を下す可能性が十分にあるようになっている。
私が期日前投票の際に、これらの問題に対し強く指摘した事に対し、以下の善処を大阪市選挙管理委員会は約束した。すなわち各投票記載台に以下の文言を貼付掲示することになった。
《いよいよ「住民投票」後には戻れない!迷っているなら「反対」を!》
「住民投票 (17日)」」まで後、僅か。迷っているなら「反対」に投じた方がよい。
何も「反対」を煽っている訳ではない。その理由は(1)本「反対ニュース7」にも記載したとおり今回の「住民投票」では【①大阪市を廃止する。②その上で「特別区」を設置する。③この協定書に記載の無い事項は、大阪府知事と大阪市長に白紙委任する。】との三つがセットで「賛成」か「反対」かを問うている。ウソだと思うなら投票所にいる選挙管理委員会担当者に確認すればよい。この上記投票内容「三点セット」を認めるはずだ。ところが投票用紙には上記「三点セット」の内「②その上で「特別区」を設置する」のみを問うているような記載になっている。しかも見出しから「大阪市における特別区の設置について」と、あたかも「大阪市が存在したまま特別区が設置されると『勘違い』して賛否判断を下す可能性が十分にあるようになっている。
私が期日前投票の際に、これらの問題に対し強く指摘した事に対し、以下の善処を大阪市選挙管理委員会は約束した。すなわち各投票記載台に以下の文言を貼付掲示することになった。
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【賛否の決定】
今回の住民投票は投票者数にかかわらず成立し、賛成の票数が有効投票(賛成票と反対票を合計した総数)の半数を超える場合は、特別区設置協定書に基づき、大阪市が廃止され特別区が設置されます。反対の票数が有効投票の半数以上の場合は特別区は設置されません。
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ただ、これでも「③この協定書に記載の無い事項は、大阪府知事と大阪市長に白紙委任する。」への対応は欠落しており、私の方から応急措置として「『上記③』について、住民から問われたら、適切に答えられるように」と要請した。
とにかく私が言いたいのは(1)「社会人の常識」として、こんな胡散臭い事を講じる事自体「信用ならない」として「反対」するのが通常の判断ではないかということだ。
それと(2)もう一つの理由は一旦「賛成」で「大阪都構想」実現に走り出すと、後で「こんなはずでは-」とか「話が違う」等と思っても、もう元には戻れない(戻る法葎自体が無い)。
つまり「リスクも相当、有りそうなのに返済能力の無い借金」をするようなもの。
だからこそ「反対」するのが当然だ。
「迷っているなら『反対』を!」
《「府医師会」「府歯科医師会」「府薬剤師会」が「大阪都構想」反対意見表明》
「府医師会」「府歯科医師会」「府薬剤師会」が9日、「大阪都構想」について「拙速を避けるべき。医療、介護、福祉を守る観点から反対。広く市民に反対を呼びかける」とする意見を発表した。府医師会;伯井会長は「大阪市の財源が減れば、明らかに医療と福祉等の住民サービスが減少する」「府歯科医師会」;太田会長は「安全で良質、公平な歯科医療が目標だが『大阪都構想』は、それを阻害する」と話した。
各師会は既に反対ポスターを各医院・薬局に配布し、反対運動を展開している。
《「橋下神話」を崩した堺市長「反対派」の先頭に大奮!》
堺市;竹山市長は訴える!「世界地図から大阪市を消していいのか?!消してはダメです。大阪人の心意気を見せましょう」そうだ!「堺市は一つ!大阪市も一つ!5分割は許さない」これが「大阪都構想」反対の共通スローガンだ!
実は私が府職員時代、竹山市長は商工労働部長で私よりも何段階も上の上司。それで部長レクのときは私は隅っこに座るのだが、竹山元部長は私を見つけると、私の名前を呼んで「もっと近くに来い」と誘うのだ。それだけ気さくな竹山市長だから「大阪都構想」反対演説で引っ張りだこなのも、よくわかる。元々、第一期市長選挙では「橋下」の応援を受けて当選した。
しかし「大阪都構想」に拘る「橋下」に対して「政令指定都市-堺市」を預かる竹山市長としては、そう何でも「橋下」の破壊的な「大阪都構想」の言う事を聞いてられない。そこで第二期堺市長選挙では「橋下」と決別・対決して「橋下」傀儡候補を破って当選したのだ。
しかし竹山市長にとっても、いまだに油断ならない事がある。それは先月の堺市議会選挙で「維新」が4議席から14議席となり第1党となったことだ。「松井」は、これに勢いづいて「許さない。今度の堺市長選挙で絶対リベンジする」と息巻いている。実際、もし「大阪都構想」住民投票で「賛成派」が勝利すれば再度「堺市も含めた『大阪都構想』」が再燃する可能性がある。竹山市長にとっても今回の住民投票で「大阪都構想」否決が「大阪都構想」の息の根を止めるラストチャンスなのだ。ただ「維新」が何故、そんなに伸びたのか、私には全くわからない。「なんとなくの改革イメージ」は解らなくもないが「具体的な改革政策」はスローガン(例えば「二重行政の解消」というだけで具体的な施設・事業・方策等は示していない)だけで具体中身なしである。その「なんとなくイメージ」と「橋下」の子飼いというだけで「維新」候補に投票したのか?だとすれば、何という「ミーハー選挙」だ。
堺市民も私-大阪市民も「選挙は一有権者として『社会的責任』と『自己責任』をしっかり自覚の上、投票しよう!
《住民説明会での「橋下」発言の私の感想》
①先ず住民の質問に答える形で「負けたら辞める」と泣きを入れたような発言。
私は全く、その言葉を信用していない。その理由は今までも「橋下」の「大阪都構想」説明でもウソ(「大阪都構想」と関係無い再編効果額粉飾計算や「WTCとりんくうタワービルは二重行政」と言ったこと⇒どちらも府の所有物、等々)は付き捲っているし、第一、府知事選挙に立候補する前に「橋下」は「2万%立候補はない」と街頭記者質問に答えている。その数日後に何の悪びれた様子もなく「立候補表明」だ。私は「橋下」が何を言っても信用しない。
②ただ住民説明会で一々「橋下」が言っていた「自民、公明、民主、共産の反対派議員に参加を求めましたが、断られました」がある程度、事実だとすれば、それは誤判断と言わざるを得ない。確かに「橋下」は一応、弁護士でディベートはうまい。でも、その論理は抽象論・イメージ論の繰返しで、決して「理論水準」が高い訳ではない。その意味で「反対派」には論客が少ない事は認めるが、例えば「WTCで住民訴訟で訴えられている事」等々、「橋下」が「カチン!」とする重大汚点を暴露しながら、大局から個別矛盾に至るまで論理展開すれば「橋下」ごときの合理性の無い理屈には、必ず論破できる。ただ実践的には、まだ、その対応能力があるのは共産党だ。だから論争を逃げるのではなく、むしろ共産党を先頭にした理論戦線の構築が必要だったと思う。ただ4月27日以降はテレビ番組で「橋下」と「反対派」の討論も始まり、意外と「橋下」もイライラとしどろもどろで良かったと思う。ここに住民「反対派」「賛成派」も加わって討論。論戦が行われば「橋下」まやかし説法もバレて、なお良かったと思う。なお今からでも<大阪市民も気づき始めた? 橋下徹が「都構想」で使った脅しと騙しのテクニックを検証!>サイトが参考になるのでご一読を!
いずれにしても、一旦「賛成」が上回ると、もう後戻りできないのだから「橋下」好き嫌いでなく「一点の疑問・不信」があるなら「反対」に投じるのが無難・常識的だ。
《大阪市;住民の疑問に「橋下」擁護のホームページ回答》
大阪市は市民から寄せられた質問への回答を公開した。でも回答の中には「橋下」主張を、そのまま転載しているだけで「反対派」の主張は一切、無視しているものも目立つ。そこで新聞で掲載されている限りで私なりの真の「回答」を示したい。
Q1;特別区の設置で市長の存在はなくなるか?⇒なくなる。(大阪市回答と同様)
Q2;大阪市のサービスは続けられるか?⇒率直に言って困難。特別区に、それほどの財政力の保障はない。(大阪市は「市のサービス水準は維持する」と裏付けなく決意だけで言っている)
Q3;別の特別区の保育園や幼稚園は使えないのか?⇒まだ、そこまでの細部は決まっていない。(大阪市回答-特別区間協定等で他の区を利用する事も可能⇒だから「決まっていない」のだ)
Q4;大学や病院に「二重行政の無駄」があるのか?⇒「二重行政の無駄」の定義からしてない。(大阪市回答-大阪の成長・発展に貢献できる大学を目指す観点や診療諸機能の強化を図る観点から、統合に向けた取り組みが必要)⇒「大阪市回答」は「二重行政の無駄」について答えているのでなく、今後の政策論を語って回答をすり替えている。
Q5;消防はどうなるのか?⇒大阪市の消防事務は府に移管(大阪市回答と同様)
Q6:「大阪都構想」の目的は何ですか?⇒当初は道州制も展望した「広域行政の一元化」かもしれませんが、今は「大阪市の解体」が目的化しています。(大阪市は「二重行政の解消」)⇒「維新」自身が具体的に示していないように「二重行政」に該当する施設・事業等はない!
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【①「大阪都構想(特別区に再編)」住民投票が5月17日(日)投票である。特に、この住民投票は「賛成」または「反対」/投票総数(投票率は関係ない)で過半数を得た方に決定するため「関心がない」とか「よく解らない」「反対だから」といって棄権すると、実質的に「賛成」と同様の効果をもたらす。ぜひ投票所に行って「反対」の記入をして欲しい。「棄権は危険!」必ず「反対」の投票行動を!(投票は「反対」「賛成」を自分で記入する「自書方式」である。「○・×」方式ではない)
②期日前投票は告示日の翌日〔4月28日(火)〕から投票日の前日〔5月16日(土)〕までの毎日(土曜日もOK)。
投票時間は原則、午前8時30分~午後8時まで。
投票場所は選挙人名簿に登録されている区の区役所内期日前投票所。(一部、投票時間等で例外があるので、詳細は「大阪市選挙管理委員会」ホームページ参照のこと。)
③なお投票日まで「橋下市長-『大阪都構想(特別区に再編)』反対ニュース」を随時、掲載していく。ぜひ時には「橋下市長」「大阪都構想」の虚言・誤った情報等の暴露記事も掲載するので、大阪市内在住の方を中心に本ブログ「リベラル広場」を宣伝・拡散して欲しい。(市選挙管理委に「公選法違反」にならない事を確認済み)】
(民守 正義)
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