「謹賀新年」-年頭所感

「謹賀新年」-年頭所感

謹賀新年。今年も、いよいよ何が起きるか、とにかくはスタートしました。
今年も「リベラル広場」は、社会的な意見発表・交換、それに労働相談等を中心に運営して行きますので、皆様の趣旨に賛同した暖かいご協力をいただきながら、育てて頂ければ幸いです。

《「リベラル広場」の開設経緯と趣旨・目的》
この「リベラル広場」を開設したのは、紹介済みですが、一昨年から「頚椎症性脊髄症」を経て難病「サルコイドーシス」に罹り、2回の大きな手術と長期入院、そして車椅子生活をはじめとした中途障害となり、私なりに人生の葛藤があったからです、その中で、中学時代から社会運動に関ってきた自分には、「何か社会と関り、発信しなければ」との思いの一端があったからです。

《私にとっての「リベラル」とは何か》
私にとっての「リベラル」のイメージは、「民主的」「緩やかな改革」「平和で安定した成長」「平等で自由」といったキーワードです。ですから決して「社会主義」「共産主義」は念頭にはなく、まあ、昔的に言えば「改革的な社会民主主義」といったところでしょうか。いずれにしても、そういった趣旨・イメージの「リベラル広場」ですので、これとまとまりっこのない真逆・正反対のご意見等は、ご遠慮ください。
(申し訳ございませんが、当方でも一定の検閲はします。)

<「リベラル広場」の活動と利用等>
 (1)この「リベラル広場」の活動の主な柱は、以下のとおりです。
①リベラル派としての社会的・政治的等の意見発表・交換等の場。
 ②労働基準監督署にも相談しにくい職場でのトラブル・悩み等についての労働相談。
(但し、Eメールでのメンタル相談は、ご遠慮願います。)
(2)「リベラル広場」の利用と役割
 ①「リベラル広場」での意見発表等には、一定の守秘義務もありますので、あまり詳しく記載していない箇所もありますが、行間もよく読んで頂ければ、「告発」「暴露」的な箇所も多々、あります。マスコミの方々には、よろしく願います。
(特に某放送局におかれましては、以前に大阪府への謝罪文で約束した「人権放送」への配慮に、引き続きよろしく願います。)
 ②一府民(公務員OB)として「リベラル広場」で、行政機関等に対して、具体的に問題指摘(個人情報違反等)している事項については、真摯な対応をよろしく願います。
(官僚的・不誠実な対応は許せません。)

 
《今年の展望と期待》
<今年の政局展望>
1.今年の国際情勢で一番、危惧するのが「イスラム国」の武装(テロ)活動。この武装(テロ)活動は、今までの概念では推察できない非人間的な武装(テロ)活動な上に、勢力はむしろ拡大しているという。そこに米国のシリア攻撃等の軍事介入が、より事態を混迷させないか、大いに不安なところだ。
考え過ぎかとも思うが、解釈改憲「集団自衛権」運用の第一号に「イスラム国」対策が関れば、最悪のケースだろうと思う。
いずれにしても「リベラル派」としては、日米軍事同盟機軸を理由に、安易な「集団自衛権の発動」をさせない持続的世論形成が必要だと思う。
2.衆議院解散総選挙の結果は、与党の議席数2/3以上を確保する圧勝に終わったが、その内容を見ると、投票率は52,66%で戦後最低。与党の獲得投票率は5割を切っており、あまり全面的支持を得たとも言い難い。選挙後になって、安陪総理が「争点にしない」と言っていた「集団自衛権」や「憲法改正」にも意欲的発言を行っているが、今回の総選挙は争点なき策略的選挙の側面が強く、そう簡単に白紙委任的に右傾化政策を強引に推し進められるかは疑問だ。獲得議席数と獲得投票率のギャップは、社会科学的に言っても問題のあるところで、ブルジョワ議会主義においては、選挙制度は民衆の不満を一定、抑制する装置のようなもの。それに不具合(不正常)が常態的に生じると、暴動やデモ、ストライキ等、他の民衆不満行動が生じ易いと言われている。
暴動はともかく、別稿で既述したように国会包囲行動や統一・同時多発デモ等の他の政治行動でも反対意思表示できる手段はあるし、「リベラル派」としては、その具体的「政治行動化」も意見提起していきたい。
 
<日常生活の情報交換等>
1.私は、難病「サルコドーシス」による車椅子を中心とした高齢からの中途障害で、ステロイド系の経口薬服用とリハビリの毎日です。症状は、少しづつですが、改善の方向には向かっているようです。でも強烈な手のシビレや足の水ぶくれ等、精神的にも肉体的にも耐え難いときがあります。皆様の中で、良きアドバイスがあれば、ご提供ください。
2.また生活の知恵、季節ネタ、雑学等、ジャンルを問わず、ホッとする話題の提供も待っています。

<労働相談等>
1.十数年の労働相談経験のある自分は、労働基準監督署や雇用均等室のように所轄法律に限っての専門知識や具体的な行政指導等の経験には乏しいかと思いますが、多岐にわたる総合性や、法的判断よりも和解優先のノウハウ等の相談には自信があります。特に最近では、単なる「解雇」や「賃金未払い」等だけでなく、「職場の人間関係」や「パワハラ」「セクハラ」等も複合的に重なった問題も多く、それだけに相談対応も難しいとは思います。でも耐えているだけでは何も変わりません。先ずは第一報をください。
もちろん使用者からの相談も受付けます。(相談料は無料)
2.但し、既に精神疾患を抱えている事が明らかな場合の相談は受付けません。
やはり医学的専門知識の下に「治療優先」で願います。

《最後に》
年頭にあたって「リベラル広場」の所見や抱負等を述べましたが、何よりも「社会派」としての専門店として育てて生きたいと思っています。
改めて皆様の暖かいご支援・ご協力を、お願いします。
                (民守 正義)