リベラル勢力総結集で政権交代!(40)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【護憲】憲法を求める人びと“辛 淑玉(シン スゴ)”/佐高 信》
私がホストとなって『世界』で「日本国憲法の逆襲」という対談をやっていたことがある。
これは後に同名のタイトルで岩波書店から出たが、第2回のゲストが辛だった。
因みに第1回が田原総一朗で第3回が、むのたけじである。この時、辛は憲法を「今の日本人にはもったいない」と言った。「新しい憲法を創って半世紀経っても、日本は変わってない」と痛撃した辛は、憲法を「朝鮮人には関係ないな」と思ったと続ける。
「例えば言論の自由、職業選択の自由、というのは在日にとっては実感の伴わない言葉です。ニューカマーを除く在日朝鮮人は九割が日本名で生活をしていますから、表現の自由もない。朝鮮人と解ってしまうと生活し辛い。職業なんて医者と水商売以外思いつかなかった。当時私は韓国国籍をもっていませんでしたから、海外への移動の自由もなかったのです」
そんな辛の憲法九条の読み方が私には鮮烈だった。「憲法九条というのは、口だけで国を守れ、つまり外交で国を守れということじゃないかと。つまり『ヤバいな』と思ったらさっさと退いたり、悪いと思ったら「あ、すいません」とさっさと謝ったり、いけると思ったら迷わず決断するとか、かつて戦中の日本人が微塵も、持っていなかった人間的特性みたいなものを身につけることを求めたのだと思ったのです」
しかし日本人は、憲法は、大日本帝国憲法から日本国憲法に変えたけれども、日本人そのものの体質を変えることはなかった、と辛は指弾する。では日本国憲法が求めたのは具体的にどんな人間像なのか?辛が挙げた、それに私は瞠目した。「例えばペルーの日本大使公邸人質事件のときの、あの赤十字国際委員会代表のミニグ氏です。あのとき、本当に人質の命を助けたのはミニグさんです。権力の銃口とゲリラの銃口の間をバギーバッグ一つ引きずって何度も往復して、人質を励まして、医者を連れて行き、食糧を与え、しかも飄々と威張ることもなく、『赤十字』というゼッケン一枚をつけて、あの紛争の中を入っていったのです」
そして辛は「国際紛争の中に、日本国憲法というゼッケン一つ、つけて、日本は一度として入っていったことがあるのか」と批判しているが、或いは、その精神で行動しているのが「ペシャワール会」の中村哲かもしれない。辛はまた「好きにならなくていい、嫌いなら嫌いでいいけど、付き合うという関係が日本人は、なかなかできない」と嘆く。
「国際社会というのは皆、仲が悪いのです。いやなやつがたくさんいる。でも、いざというときに手を取り合える関係をどうするのかが大事であって、いつでもべったり仲良くしている必要はない」というのも至言だろう。田原総一朗が司会をするテレビ朝日の「異議あり!」という番組に一緒に出た時、小林よしのりが「従軍『慰安婦』だったと名乗り出た人達は、結局おカネが欲しいのでしょ」と自らの卑しさを曝け出すような事を言った。
それに対し「それは、あまりに人間を侮辱した言い方でしょう」と辛は煮えくり返るような胸中の思いを抑えて静かに反論したが、終わった後、うまく援護できなかった事を詫びたらテーブルに突っ伏した。以来、私は辛を泣かせた男になっている。(基本文献-週刊金曜日)
《【メディア「忖度」】メディア報道と市民運動/高田 健(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)》
大手の新聞やテレビの報道から、憲法問題や安倍政権批判の市民運動に関するニュースが急速に減少しているように感じる。例えば「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催し、22の市民団体が賛同して開催された「安倍政権の即刻退陣を要求する7・19国会前大行動」には、約8500人の市民が参加し、野党からは立憲民主党、共産党、国民民主党、無所属の会、社会民主党、沖縄の風の4党2会派の代表が参加した。
市民団体も山城博治さん(基地の県内移設に反対する県民会議)、山口宏弥さん(安保法制違憲訴訟原告・元パイロット)、木村真さん(豊中市議、「森友学園問題」を考える会)、廣渡清吾さん(安全保障関連法に反対する学者の会)、山浦康明さん(TPPプラスを許さない!全国共同行動)、中原のり子さん(全国過労死を考える家族の会)、棗一郎さん(日本労働弁護団)等、各界の運動代表が発言した。当日、参加者は一昨年来繰り広げられた韓国のキャンドルデモから送り届けられたLEDのキャンドルを掲げ、行動した。
この集会にはテレビ各社の取材はなく、新聞は『東京新聞』『毎日新聞』が報道しただけだった。この市民行動は報道する価値がないのか。荒れた通常国会の最終盤で、野党各党の代表が揃って参加し、今国会で問題になった課題に取り組む市民運動が協力して開催し、切実な声を挙げたデモであった。メディア側にはいつもの団体がいつものように抗議をしているだけで、ニュースに値しないという理由があるのかもしれない。
しかし、そんな判断があるとしたら見当違いなのではないか。今回の市民行動がモリカケをはじめ、公文書の改竄、隠蔽等が相次いだことで安倍政権の腐敗、人権侵害が大きな問題となった国会情勢の中で、どういう意味を持つのか、キャッチする感性があってもいいではないか。あまり報道されないが今、全国各地に市民運動の力強い胎動がある。
国会周辺だけを見ても2015年9月の戦争法の強行採決に抗議し、翌月から始まった19日行動はこの7月で34回。この行動は毎回数千人から万単位の結集で継続されてきた。
先の通常国会では9条改憲反対、安倍政権の退陣を求める行動が4月14日に約3万人、5月3日に約6万人、6月10日に約2万7000人と、国会周辺等で展開された。
森友、加計の疑惑に抗議し、毎週木曜夕刻に行なわれた国会前行動は3月以降、数百から数千人の参加で16回実施された。その他の行動も含めると、ある調査によれば、先の通常国会182日の期間に、総がかり実行委員会の行動は47回、およそ4日に1回のペースで行なわれた。
昨年秋から始まり全国で繰り広げられている「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」の運動もある。署名は4月末現在で1350万筆が集計され、3000万筆の目標達成に向けて様々な運動が展開されている。1人で街頭に立ったり、住宅地を戸別に訪ねたり、歩けないからと友人に手紙を送ったりして集められる9条擁護の署名運動は、あまり目立たない活動だが、憲法に関する全国市民総対話運動であり、力強い運動になっている。
このところ15年安保の運動を前後する時期からの市民運動の特徴の一つに「1人でも街頭等で市民に発信し続ける」というスタイルがある。手製のプラカードを掲げたり、Tシャツに文字をプリントしたり、鞄等にタグをつけてアピールする、等だ。
こうした無数の市民の草の根の行動で、市民社会には地殻変動が起きている。
この胎動を感知できるようなメディアのアンテナには「意図的な『政治的忖度』」を感じる。(週刊金曜日/管理者:部分編集)
《【安倍とヤクザ】安倍“#ケチって火炎瓶”スクープ!山岡俊介氏が真相語る》
1999年の山口県下関市長選を巡る安倍晋三事務所の“火炎瓶騒動”。
安倍事務所が支援候補を当選させるため、暴力団に対立候補の中傷ビラまきを依頼、500万円の報酬を300万円に値切ったため、自宅に火炎瓶を投げ込まれたとされる事件だ。
国会でも取り上げられ「#ケチって火炎瓶」のツイートが話題になっている。
この事件をスクープしたジャーナリストの山岡俊介氏が18日、FMラジオ「J―WAVE」の番組「JAM THE WORLD」に生出演し、疑惑の詳細を明らかにした。先ず世間で流されている事実誤認を指摘。「(安倍事務所が選挙妨害を)頼んだ人は暴力団と繋がっているが、組員ではなく地元の土建業者の人」だと話した。「#ケチって火炎瓶」についても「ケチな話ではなく、選挙妨害をされた人は元々、代議士で市長選に通った後、安倍さんの選挙区で出馬して戦う可能性のある有力な人だった。安倍さん自身この人を脅威に感じ、何としてでも市長となる事を阻止したかったという大変な理由から安倍事務所がやったのではないか」と事件の重大性を説明した。続けて山岡氏は「選挙の妨害を頼んだ後、安倍さんと、この反社(反社会的勢力)に繋がる人が2人で会っているんです。僕、これ断定します」と発言。
2人は事後処理を話し合った疑惑があり、4年前の取材で、事件当時の安倍(ヤクザ)首相の筆頭秘書だった人物も認めたという。「これはモリカケと違って安倍さんが直接関わった疑惑。民主主義の根幹を壊す犯罪行為で、これが本当であれば安倍さんは辞めるべきだ」と語気を強めた。臨時国会でこの事件が追及されることになれば、安倍(ヤクザ)首相は説明責任を免れないだろう。なお本件は、管理者として、相当前から裏取りに労しており、本記事以上に「安倍と反社会的グループとの密着性」に決定的証拠ネタも把握できていない事から、まだ公表するに至ってなかった。しかし国会でも追及されるほど公然化した事から、管理者として、補強すべきところを事実整理してみたい。
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◎6月28日午前9時頃、山口県下関市 安倍晋三 衆議院議員の後援会事務所の窓ガラスが割られ、事務所の屋内外に火炎瓶のようなものが1本ずつ、計2本置かれているのを、出勤してきた職員が発見し、110番通報。17日未明には安倍議員の自宅車庫の車2台が火炎瓶のようなもので焼かれた。
◎これについて、4名が逮捕され、裁判終了。判決文「被告人Aは、指定暴力団D組長、同Bは、同Aと親交を結ぶ者。同Cは上記D組副組長であるが、被告人3名はE及びFと共謀の上、同Bが怨みを抱いていた衆議院議員Gの後援会事務所あるいはG方に火炎瓶を投げ入れて、これらに放火しようと企て…」つまり指定暴力団D組長のAさん、この方のお友達、Bさんが衆議院議員Gさんに怨みを持った。衆議院議員Gさんは安倍総理のこと。
◎判決文2:「被告人BがG議員に対し、怨恨を持つに至った経緯
「被告人Bは、G議員の地元秘書で、かねてから交際していたWに対し、平成11年に行われた下関市長選挙で、自派と対立するX候補を当選させないように活動して貢献したと主張。金員の支払を要求し、300万円の提供を受けた。」と書かれている。
◎判決文3「被告人Bは下関市長選で、X候補をG議員側から頼まれて、当選させないよう活動したのに、G議員(安倍総理)の秘書に嵌められて、警察に逮捕された。『決まっていた仕事も流れてしまった。その点の補償もさせる、許せん。』等と恨み言を言っていた。」
これは、シンプルに一番の問題は何かと考えると、暴力団と繋がりのある人物に対して選挙妨害の仕事を依頼したのがG議員(安倍総理)側となる。
◎安倍総理の弁(要旨:2018年7月17日(火)参議院内閣委員会)
「いずれにせよ、この件は有罪判決が下っている訳でありまして、被疑者は処罰されたものでありまして、私共は、これ被害者でございます。これは、むしろ私が関わりがあるということでは全くなくて、私は一切の関わりを断ってきた中において、発生した事件でございます。そして、既に、判決が下り、本人は処罰されているということでございます。
◎参議院:山本 太郎議員「暴力団員と繋がる、繋がりがある人物に選挙妨害を依頼したのが、総理なのか、安倍晋三事務所だったのか、それ自体を否定するのか」これに関しては、今後とも追及する。(参考文献-日刊ゲンダイ・孫崎享のつぶやき/文責:民守 正義)
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(民守 正義)
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