リベラル勢力総結集・安倍政権打倒!(93)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》

《【レイシスト排除】「ヘイトは許さない」という姿勢を示し続けるドイツ社会/辛 淑玉(シン スゴ)》

 以前、レイシストに対しても礼をもって向き合うべきか否かという質問を受けたとき、うまく答えられなかった。「相手の罵倒に、こちらも罵倒で返していたら同じ穴のムジナになる」という呪縛に長い間、囚われていたからだ。しかし滝のように流れ続け浴びせられるヘイトに対して、品よく礼儀正しくしていることは、そのまま心の死を意味した。
 何故なら叫ばない限り、その痛みを周囲が理解することはないからだ。
 そんなときヘイトスピーチに対抗するカウンターの中から「ヘイトは言論ではない、徹底的に打ちのめすべきだ」という見方が出てきて、心の中で拍手喝采を送った。
 今では「多様性を求めるならレイシストも包摂すべきだ」というお説教を垂れる人には「勝手に神にでもなってくれ」と思う。ドイツでの日々で、その思いを更に強くしたからだ。この6月、アウグスブルクのホテルで宿泊拒否事件が起きた。予約をキャンセルされたのはAfD(極右政党「ドイツのための選択肢」)の党員ら。AfDの党大会に出るため宿泊の申し込みをしたが、複数のホテルから拒否されたのだ。ホテル側は「人を出身国や出自で差別する人達は、多様な文化的背景を持つ我々の顧客と相容れない」と拒否の理由を説明した。ラジオのニュースでは、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州の警察が大規模な家宅捜索を行ったと伝えていた。容疑は「民衆煽動罪」だ。個人宅からパソコンを押収する警察官の姿がテレビでも大々的に報道された。インターネットを使って特定の民族や難民(移民)に対して憎悪を示す等、ヘイトの書き込みを行なった行為の証拠固めである。一斉捜査になったのは、複数の放送局に送られた書き込みに対して放送局側が告発をしたためだという。
 日本みたいにヤフーニュースのコメント欄に書き込まれるヘイトを放置したりしていたら、ドイツだったらもう破産しているだろう。要するにドイツ当局は民族差別を行なう不当な書き込みを、ただ削除するだけでなく、法的に対処する姿勢を示したのだ。

 ドイツでは、この手のニュースを本当によく目にする。社会がヘイトを許さないという姿勢を示し続けているのだ。もちろん刑罰を言い渡された例も多い。ドルトムント市消防局の要職にあったクラウス・シェーファーに6月20日、民衆煽動及びホロコースト否認で1万4700ユーロ(約200万円)の罰金刑が言い渡された。彼は、自身のフェイスブック等でナチス時代のユダヤ人殺害について「ある種の生き物が罰せられて嬉しい」等とホロコーストを肯定するかのようなコメントを書き込み、更に難民(移民)への悪意を伴う書き込みもしていたというのが理由だ。マスコミは、こうした輩には高額の罰金が効果的であると報道していた。
 日本では「保守速報」が裁判で完敗した。凄まじいデマを流して広告料を稼いでいた保守速報は、高裁でも上告を棄却された。原告、李信恵(リシネ)の記者会見での姿には泣けた。
 彼女が体を張って守り抜いたのは日本社会の未来だ。
 レイシストは徹底的に叩かねばならない。そして、マイノリティを弾よけにしてはならないのだ。(なお管理者も、辛 淑玉さんの「基本的考え方」に本来原則論として賛成だ)
【プロフィール】シン スゴ・人材育成コンサルタント。のりこえねっと共同代表。現在、ドイツ・デュッセルドルフ大学現代日本研究所の客員研究員。(基本文献-社会新報)


《【障害者差別】CBC:視覚障害者を端席に:「障害者の自己決定権」とは》

 CBCテレビ(事業部:名古屋市中区)と市(障害企画課)が共催したコンサートで、同市南区の視覚障害者の女性が購入していた席とは別の席に座らされ、歩行できるのに車椅子で移動させられていた事が27日、分かった。CBCは「不適切な対応だった」とホームページで謝罪した。この女性によると、7月5日に日本特殊陶業市民会館(名古屋市中区)であった「プラハ放送交響楽団」のコンサートで、女性は4階の中央席を購入していたが、対応した会場スタッフが女性を車椅子に座らせた上、同じ階の端の席に誘導した。
 女性は開演前に本来の席への移動を申し出たが、スタッフは「5000円を追加で支払えば車椅子用の席がある」と返答。結局、女性は4階の端の席でコンサートを聴いたという。
 CBCは「当日は雨が降っており足元が悪いため、怪我をされないよう車椅子を勧めた。(端の席に誘導したのは)中央席に行くには段差があったため」と説明。
 これに対し女性は「自分が歩ける事や、中央の席で聴きたいことを何度も伝えた。音楽を聴く事は生きがいで、こんな事になり悔しい」と話した。CBCは「配慮が足りなかった」、市は「女性との意思疎通に問題があった。今後、同じ事がないようにしたい」としている。
 しかし管理者(私)は、CBCも市側の弁明に「それは違う!肝心な事が分かっていない」と言いたい。以前にも記載したが、私は車椅子障害者であり手足を中心に麻痺障害である。
 先般の事だが、このような事があった。管理者の公務員時代の、例会的な同窓会があって、実は、その同窓会仲間から内々に「また同窓会が開かれるよ。また正式に連絡があると思うよ」と聞いて管理者も、介護支援者に「『心の準備』を、お願いする」等して、とても楽しみだった。しかし当時の係長A(退職時:部長級-政策監)は、事前に管理者の自宅も訪問しており、管理者の「障害の程度・内容」も知っていたが、そこをAは、勝手に「忖度」して(A自身が、自ら「忖度した」と認めている)、管理者を誘わなかった。

 後に「御誘いがなく同窓会が開かれた」事を知った管理者はAに電話で抗議したところ、「忖度」は前述のとおり認めたが、その一方「君に事前に漏らしたのは誰だ!?その方が、腹が立つ」と本件-本質問題と関係ないところで怒りだし、電話が切れた。
 そこで管理者は、CBCにも市側にもAにも言いたい。「どこに座るか」や「同窓会に出席するか」等々、障害者の行動は、余程の危険回避以外「(空気の如く)健常者にもあるように」障害者にも「自己決定権」がある。その意味で「忖度」とは聞こえがいいが、要は「障害者の自己決定権を侵害」した事になるのだ。健常者と障害者との認識・価値観等には相当の開きがある。管理者は、その事自体は、やむを得ない事だと思っている。
 だから「君、行けるか?」とか「何か介助する事は有るか?」と遠慮せずに聞いてくればよい。障害者は、そこで「遠慮しときます」とか「できるだけ障害者トイレに近いところでー」だとか「(支援者もいるので)大丈夫です」とか「自己決定権の行使」ができる。決して健常者または関係者本人の価値観・認識等で「勝手な判断」に基づき、障害者の意思を無視して、物事を進めるのは止めてもらいたい。そうした健常者と障害者の歩み寄りが「自立と共生-ノーマライゼーション社会の形成」に、一歩ずつでも近づいていくのではないだろうか。
 なおAの名誉のために付言するが、今は「障害者の自己決定権」について、認識を深めて頂いたと信じている。(参考文献-毎日新聞/文責:民守 正義)


《【沖縄知事選】辺野古撤回:地元「待ちに待った」歓迎の声-沖縄知事選は全国課題》

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設阻止に向け、沖縄県が31日、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に踏み切った。急逝した翁長雄志氏の遺志を継ぐ決断を移設反対派は歓迎し、「何としても工事を止めたい」と希望を託す。一方で辺野古移設を進める安倍政権の強硬姿勢を踏まえ「結果は変わらない」との冷めた声も無いではない。
「翁長知事の思いに応えることができたのではないか」。午後4時、報道関係者で溢れ返った県庁内の記者会見場で謝花喜一郎副知事は、翁長氏の名前を何度も口にし、撤回の決断に至るまでの思いを語った。一方で「想定される国の対抗措置にも、しっかり対応しなければならないという責任を感じる」とも語る謝花副知事。国との法廷闘争を見据え「埋立て工事の進め方の不誠実さ、環境保全への配慮の無さ、沖縄に過重な基地負担を押しつけている事の理不尽さを裁判所に訴え、県の考え方が認められるように全力を尽くしたい」と力を込めた。移設工事が進む辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では座り込みを続ける反対派が撤回の決断を歓迎した。那覇市の主婦、大城博子さんは「待ちに待った承認撤回だ」と喜び「国はどんな事をしてでも(工事を)やる事は解っている。その時々で対抗していくしかない」。抗議活動を率いる沖縄県統一連事務局長の瀬長和男さんは「県の疑問にすら答えずに工事を再開するのなら、法治国家でも民主主義国家でもない。国の姿勢が問われている」と訴えた。しかし移設阻止を訴えた翁長氏に期待しているものの、目の前で着々と進む工事を目の当たりにしたパート女性は「基地は嫌だし、埋め立てもしてほしくない。でも幾ら頑張っても国には勝てないのでは」と国への不信感を口にした。

 普天間飛行場を街の真ん中に抱える宜野湾市では受け止め方も様々だ。
 団体職員の男性は「撤回を機に辺野古ではない場所に移すことになってほしい。(移設先は)沖縄以外にはないのでしょうか」と呟いた。米軍基地内で働く女性は「基本的に辺野古移設は反対。沖縄で、これ以上負担が増えるのはおかしい」と話した。
 こうした悲観的意見もある事も見ると、冷静に見て前回-翁長知事選挙と全く同様ではなく、相当に厳しい選挙であるとの認識で、先ずはオール沖縄等の団結、そしてヤマトンチュウの全面支援が何としても必要だ。実際「沖縄知事選の勝利後の安倍政権運営」と「同知事選挙-敗北後の安倍政権運営」とでは、辺野古埋立て撤回への展望は当然の事、憲法改悪、国民収奪路線の邁進等々、相当に「安倍路線」のお調子の乗り方が変わる。
 その意味で「今回の沖縄知事選は、今後の日本政治を左右する全国民的選挙」と言って言い過ぎでない。正直、沖縄の政党支持率で見ると、自公側約50%、野党共闘30%、浮動票20%と言われており、選挙情勢は、むしろ厳しいと見た方がいい。
 ぜひ油断せず、脇を締めてウチナンチュウとヤマトンチュウのリベラル国民-総団結で、「玉城デニーと共にする『オール沖縄会議候補勝利』」に向けて、カンパでも何でもやれることを最大限に行い、頑張ろうではないか!(基本文献-朝日新聞/管理者:総合編集)


《【腐蝕の安倍政権】“お忍び日朝会談”1カ月でバレるお粗末》

 28日付の米紙ワシントン・ポスト(WP;電子版)は米国に内緒で、7月に日朝当局者がベトナムで極秘会談を行ったと報じた。拉致問題について話し合ったとみられる。
 首相も外相も一向に「金正恩委員長は会わない」と明言していることに焦った安倍政権が仕掛けたお忍び会談だが、“寝耳に水”の米国はカンカンだ。菅官房長官は29日の会見で「報道された事案に一々、政府がコメントするのは控えたい」と語り、極秘会談を否定しなかった。WPによると、日本側は内閣情報調査室トップの北村閣情報官、朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)は金聖恵統一戦線部統一戦線策略室長が参加した。
 統一戦線部は“北朝鮮版CIA”ともいえる工作機関。6月の米朝首脳会談も、統一戦線部が事前交渉に奔走し実現した。金聖恵室長は実務責任者だ。4月の南北会談、6月の米朝会談にも随行している。北の最高学府「金日成総合大学」出身の50代のエリート官僚で、金正恩の妹・金与正の側近とされ、権力基盤もしっかりしているという。
 日本相手に、それなりの責任者が対応したポーズは、韓国-文大統領との「日朝会談への勧奨」上、一応の格好を示したようだ。

■秘密工作のプロ中のプロがあっさりと

 「日本政府高官は、拉致問題の交渉のためにはトランプ政権だけに頼る訳にはいかないと認識している」とWPは伝えている。安倍(外交音痴)首相の随分、遅きに逸した認識だが、やむを得ずでも「拉致問題は日朝間で解決しなければならない」との認識での一手だったのだろう。国際ジャーナリストの太刀川正樹氏がこう言う。「3月から6月までに、中国・習近平国家主席、韓国・文在寅大統領、ロシア・ラブロフ外相、米トランプ大統領が金正恩委員長と会談しました。6カ国協議の構成国でトップや外相が正恩に会えていないのは日本だけ。(安倍政権は「北朝鮮敵視政策」をとっているが、とはいえ全く会談しないのも益々『東アジア関係-外交埒外』となり)その焦りから極秘会談を画策したのだが、外務省も官邸も北朝鮮とのパイプがない。そこで7月に安倍首相側近の北村が、苦し紛れの“直談判”に乗り込んだのでしょう」極秘会談について日本が事前に米国に伝えなかったとして、米政府高官が不快感を剥き出しにしたとも報じられている。元韓国国防省北朝鮮情報分析官で拓殖大主任研究員の高永喆氏が言う。「外交交渉において、密談や密約は必要不可欠なことです。日本政府が米国に通知しないで北朝鮮と高官会議を開くのだって、交渉手法としてはあってもいい。但し密談、密約の類いは、数十年経過して情報公開等で、やっと明らかになるのが通常です。極秘会談後、僅か1カ月そこらでオープンになるとは、なんともお粗末だと思います」稚拙-北村情報官は、これでも「官邸の“アイヒマン”」と呼ばれ、一応は1980年に東大法卒業後、警察庁に入庁。公安畑を歩み、95年には海外工作員等による諜報活動の捜査等を行う外事課に配属され、2010年には外事情報部長に就いた。日本では「秘密工作のプロ中のプロ」と評されているが、そもそも日本の諜報能力自体、先進諸国でも中の下。
 だから、あっさり密談をリークされた訳である。そもそも何をどうしても、一旦は「拉致問題は解決済み」で黙認したものを「再度、協議」等のという「高等交渉」を安倍政権にできるはずがない。(本ブログ(44)《【寸評-米朝デタント】非核化と平和体制への構想あるか!日本外交不在》参照)従って「安倍」自身が一番、分った上での「密談画策」で「国民にバレたら、どうしよう」と内心、穏やかでないのではないか。(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)
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【緊急拡散希望:#沖縄県知事選挙-デマチラシ撒かれる】

 当方、名護市西海岸在住です。本日、デマチラシがポストに入っていました。‬‬
 一体、誰がお金を出しているのでしょうか?‬‪全く無根拠な内容です。‬
         (デマチラシ‬(写真)は管理者FBタイムライン掲載)
‪ オール沖縄関係者、政党関係者の皆さん、心ある方々、速やかな対策をお願いします。


《【南京の記憶をつなぐ】結成のつどい》

◎記念公演:南京大虐殺 その時、大阪では?-ちまたでは提灯行列や博覧会-
 ●講師:塚崎 雅之さん(元府立高校社会科教員)
  *その他、企画講演・映画上映・合唱団出演、有り。
◎日時:9月29日(土)13時30分(開場13時)
◎場所:国労大阪会館大会議室(JR天満駅西へ徒歩-数百ⅿ)
◎参加費:500円
◎主催:【南京の記憶をつなぐ】実行委員会
 ●連絡・問合せ-銘心会南京(090-8125-1757)


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!
                  (求人・就職活動中の方には必見!)
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(民守 正義)