リベラル勢力総結集・安倍政権打倒!(34)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【トランプファシズム】カギ十字旗掲揚、ユダヤ人や黒人侮蔑・ヘイトも「表現の自由」》
トランプ政権下の米国で急増しているネオナチ組織は「表現の自由」を盾に、インターネットを通じて白人至上主義やユダヤ人排斥のイデオロギーを世界に拡散しようとしている。
憲法で保障された権利が、差別発言を正当化する根拠にもなっている米国。
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庭先には、ナチスのシンボル「カギ十字」の旗がなびく。30州以上に支部を持つ全米最大のネオナチ組織「国家社会主義運動(NSM)」幹部の自宅だ。トランプ大統領が当選した大統領選直後の2016年12月に訪れたときより、旗は大きく、派手になっていた。
幹部のダニエル・バーンサイド氏は上機嫌だった。「私にはカギ十字旗を掲げる権利がある。それが許されないのなら、星条旗や同性愛者が掲げるレインボー旗もだめなはずだ」
今年1月21日、不快に思った近隣郡の副保安官が旗を持ち去ったため、バーンサイド氏は州警察に通報。旗を取り戻しただけでなく、副保安官は敷地に無断で侵入した罪と窃盗罪で訴追され、4月25日に罰金刑(執行猶予1年)の有罪判決を受けた。
ドイツではナチスを想起させるシンボルを示したり、ナチスを称賛したりすることは法律で禁止されているが、米国では憲法修正第1条が保障する「表現の自由」によって、カギ十字を掲げることも、ユダヤ人や黒人を侮蔑する発言も許される。「米国の憲法を悪用していると思わないか」。そう質問すると、バーンサイド氏は涼しい顔で答えた。
「いけないか?自分の国の憲法を利用しない手はない」バーンサイド氏は週2回、「ノース」という仮名でインターネットを利用したラジオ番組を放送しており、目の前で実現してくれた。
「こちらノース。NSM101」。白人至上主義者を讃える歌謡曲の宣伝、人権団体に訴えられた仲間の裁判費用カンパの訴え─。言いたい放題だ。大統領戦後もトランプ氏の差別的な言動は止まらず、白人至上主義者を勇気づける。NSMの会員数は2倍以上になったという。
バーンサイド氏が住む東部ペンシルベニア州ポッター郡は人口1万7000人の農村だ。
彼の言動を住民達は、どう見ているのだろうか。「バーンサイド氏は何も法律違反をしていない。現段階で打つ手はない」。村役場で説明された。米国にはヘイト(憎悪)スピーチを取り締まる連邦法はない。犯罪が起き、その動機が人種や宗教に基づくものと認められれば、ヘイトクライム(憎悪犯罪)として刑罰が加重されるだけだ。
住民の中年女性がため息をついた。「バーンサイドの子供にナチス式敬礼をされた。
本当に怖いのは奴じゃない。洗脳された子供の将来よ」バーンサイド氏には1歳から10歳まで計8人の子供がいる。妻のサブリナさんは、子供にヒトラーの演説やナチスの行進のビデオを見せ、学校で写真撮影がある日は、ヒトラーの顔がついたバッジを胸につけて登校させている。「同級生の子供らは、まだ幼いので気にしていないが、成長すれば不快に思う子もいるだろう」。ポッター郡北部学校区のスコット・グラム教育長は心を痛めていた。「子供を『広告塔』に使う親には心底、腹が立つ。だが、親の思想を理由に子供を区別することはできない」とグラム氏。学校もジレンマを抱えていた。
「表現の自由」に関する住民らの考えはどうか。「表現の自由があるからといって、暴力を誘発するヘイトスピーチの権利まで守られるべきではない。バーンサイド氏に意見を発信する機会を与えてはいけない」。ホテル経営のハンス・ニールセンさんは、こう明言した。
一方、レストラン経営のオルガ・シュナイダーさんは「気に入らないことを言うからと、口を封じてはいけない。自由とは少しの代償を伴うものだ」と主張した。
夫のジョンさんも同調する。表現の自由なしには、奴隷制廃止や公民権運動等、米社会の発展に貢献した「反体制」の社会運動は成功しなかったと考えるからだ。「白人至上主義者は僅かしかいない。無視するのが一番だ」。住民らの多くも「無視すべきだ」と主張した。
ポッター郡は大半が白人のキリスト教徒で、2016年の大統領選では8割がトランプ氏に投票。ただ米国人は一般的に権利が制約されることを徹底して嫌がる。米調査機関ピュー・リサーチ・センターの発表(16年)では、表現の自由の下「マイノリティーを傷つける発言も許されるべきだ」との回答は67%に達した。特にトランプ支持者の83%は「他人の発言で直ぐに気分を害する人が多すぎる」と回答しており、差別や偏見をなくすため「ポリティカル・コレクトネス(政治的公正)」を求められることに嫌悪感を示す傾向が強い。(毎日新聞)
《【反戦】桂歌丸が語った戦争への危機感「戦争を知らない政治家が戦争に触れるな」》
7月2日、落語家の桂歌丸が亡くなった。81歳だった。桂歌丸は『笑点』での司会ぶりはもとより、古典落語の発掘と継承にも尽力し、落語界に多大な功績を残した。
ここ最近は体調不良で入退院を繰り返し、鼻に酸素吸入のためのチューブをつけた状態で公の場に姿を見せることも多かったが、それでも高座に上がり続けた。
最期まで噺家として生き、晩年は古典落語継承に関して後輩の噺家達に厳しい苦言を呈していた姿も印象的だが、彼がもう一つ繰り返し語り続けていたのが「戦争」の話である。
例えば過去に、こんな言葉を残している。「今、日本は色んなことで揉めているじゃないですか。戦争の『せ』の字もしてもらいたくないですよね。あんな思いなんか二度としたくないし、させたくない」「テレビで戦争が見られる時代ですからね。あれを見て若い方が、かっこいいと思ったら、えらいことになる」桂歌丸は1936年に横浜で生まれたが、戦争のため、小学校2年生で千葉に疎開することになる。疎開先の学校ではイジメに遭っていたので、早く横浜に帰りたいと願っていたそうだが、千葉にいたおかげで横浜大空襲に巻き込まれることはなかった。1945年5月29日に起きた横浜大空襲は、8000人以上の犠牲者を出した空襲である。前述した通り、千葉に疎開していた歌丸自身はこの空襲に直接はさらされていないが、雨のように降り注ぐ焼夷弾の下には祖母がいた。
2017年8月5日放送の『報道特集』(管理者タイムラインに掲示)で、歌丸は、その時の事を、このように語っている。「(千葉市)誉田の山の中に小高い所があったのです。昼間でしたからね、横浜の空襲は。そこに登りますと、東京湾を隔てて向こう側に横浜がある訳です。黒煙が上がっているのが見える訳ですよ、千葉から。横浜が焼けている。『大丈夫かな? 大丈夫かな?』って、そのことばっかりでしたね。つまり御婆ちゃんの身を案じることが」結果的に祖母は生き残った。たまたま逃げた橋の近くだけが焼け残り、一命を取り留めたのだ。定員で入るのを拒まれた久保山の防空壕に避難していた人達は焼け死んでおり、偶然に偶然が重なって生き延びることができたのである。
このような経験が「戦争の『せ』の字もしてもらいたくない」という発言に繋がっていく訳だが、歌丸にはもう一つ戦争への怒りを唱える理由がある。前述『報道特集』のなかで歌丸は「人間、泣かせることと怒らせることは簡単なのですよ。笑わせることぐらい難しいことはないですよ」と語りつつ、戦時中の「禁演落語」についても批評する。
禁演落語とは、国のための質素倹約を奨励された時局に合わないとされ、高座に上げられることを禁じられた53の噺のこと。また当時の落語界は観客に人気の古典落語を捨て去ったのみならず、表向きは自ら進んで戦争に協力した。時局柄政府にとって都合のいいグロテスクな国策落語を多く生み出してしまったという過去ももっている。
歌丸は落語界がもつ暗い歴史をこのように語る。「あの落語をやっちゃいけない、この落語をやっちゃいけない、全部お上から止められたわけですよ。だから『長屋の花見』を改作して『長屋の防空演習』としてやっている師匠もいましたよ。面白くないよ、そんなものは」そして歌丸はインタビューの最後『笑点』では見る事の無い怒りに満ちた表情で、このように語りかけた。ここで彼の脳裏に誰が浮かんでいたかは言わずとも想像つくだろう。
「戦争を知らない政治家が戦争に触れるなと言いたくなるのです。戦争を知らなかったら『戦争をもっと研究しろ』と言うのです。戦争っていうのは良い物なのか悪い物なのか『この判断をきっちりとしろ』って言いたくなるのです。それをただ上辺だけで話しているから、おかしくなっちゃう。良い物だと思っている政治家だったら、我々は選ばないです。絶対に」高畑勲、野坂昭如、大橋巨泉、永六輔、かこさとし、水木しげる、愛川欽也、金子兜太等、戦争を知り、自身の体験を基に平和を希求するメッセージを発してきた戦中世代の著名人が続々と鬼籍に入り始めている。その中において「戦争を知らない政治家が戦争に触れるな」という言葉は重く響く。古典落語の伝統と共に、この思いも受け継ぎ、次の世代にしっかりと受け渡していかなくてはならない。(参考文献-リテラ/管理者:総合編集)
《【セクハラ認識】BBCの詩織さん番組で「女として落ち度」言及-杉田水脈議員に批判》
実名で性暴力被害を訴えているジャーナリストの伊藤詩織さんを描いた英国の公共放送BBCの番組(管理者タイムラインに一部、英語掲載)が反響を呼んでいる。
番組内で自民党の杉田水脈衆院議員=比例中国ブロック(新しい歴史教科書をつくる会理事等、ウルトラ右翼で有名)が、伊藤さんについて「女として落ち度があった」等と語り、多くの批判がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿されている。
番組は「Japan's Secret Shame(日本の秘められた恥)」という約1時間のドキュメンタリーで、6月28日に放送された。伊藤さんが現場のホテルを再訪した時の様子、性暴力被害者の話を聞いたり、被害者の支援体制について内閣府男女共同参画局の担当者と話し合ったりする場面等を取材した上、関係者にインタビューして日本の性暴力被害者やその支援の現状を伝える内容だ。伊藤さんは2015年4月、TBS記者だった山口敬之(現フリージャーナリスト)と飲食中に意識を失い、ホテルで性的暴行を受けたと主張。
刑事告訴したが、東京地検は16年、山口を不起訴処分とし、伊藤さんの申し立てを受けた検察審査会も昨年9月に不起訴相当と議決した。現在は山口を相手取り、1100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こして東京地裁で争っている。一方の山口は「法に触れる事は一切していない」と主張している。月刊誌「Hanada」の2017年12月号に寄稿した手記では、伊藤さんは泥酔しており、意識を失ったのではなく「アルコール性健忘」で、「(伊藤さんの)勘違いと思い込みが行政と司法に粛々と退けられただけ」等と記している。
<「意図と違う」と杉田議員>
BBCの番組は、伊藤さんへの中傷がネット上で広がったことを紹介した後、杉田議員のインタビューに移った。批判が集中しているのは、杉田議員が次のように語った部分だ。
「彼女の場合は明らかに女としての落ち度があった。男性の前でそれだけ飲んで記憶を無くした」「社会に出て女性として働いていれば嫌な人からも声をかけられる。それを断るのもスキル」「(伊藤さんが)ウソの主張をしたために、山口氏の方が酷い被害を受けたのではないか」これに対してツイッターには「レイプやセクハラが横行する日本社会を変えようと思わないのか」「日本は男尊女卑が当たり前と宣伝しているも同然」等の批判が多数投稿された。また「#JapansSecretShame」というハッシュタグをつけて感想を発信する人もおり、海外からの「日本で性的な被害を受けた女性が直面する現実はショッキングなものだった」等、英語の投稿も多い。こうした反響に、杉田議員も反発の影響の大きさにビビったのか、6月30日にツイッターで「何故、私が伊藤氏の証言よりも山口氏の証言が正しいと思うのか?それは、政治の利害が一致するとか友達だからではなく、司法の判断に従っての事です」と逃げの説明をした。ただ一般的には司法とは裁判所のことを指す。
検察は司法手続きを担うとはいえ、行政の一機関だ。改めて杉田議員に見解を求めたところ「今回のインタビューは2時間以上の長時間に亙るもので、その全体像を見ていただければ意図と違う事を御理解頂けると思います」と事務所を通じてメールでコメントした。
公式サイトには「インタビューの映像は、こちら側で全て記録しています」と記し、公開も検討しているという。
<「被害者の素行を問うような態度は問題」>
ただ批判の的になったのは、それだけではない。BBCの番組には、杉田議員が長尾敬衆院議員=自民党、大阪14区=らとネット配信の番組に出演し「枕営業大失敗」と書かれた伊藤さんをモチーフにしたと思われる女性のイラストを大笑いするシーンも出てくる。
これも「あそこまで喜々としてセカンドレイプを加えるのは恐ろしい」等とSNSに投稿された。セカンドレイプとは、性暴力の被害を訴えた人に、重ねて精神的な苦痛を与える行為のことだ。これについて杉田議員は「イラストを見て笑っているように編集されていますが、実際には違う部分で笑っている映像を繋げたものです」と言い訳反論した。
しかし、そのネット番組を確認したところ、杉田議員が笑ったのは確かにイラストが出された直後ではなかったが、その後、別の出演者が「実際は(この件で伊藤さんは注目を集めたので)枕営業は失敗ではなく大成功」等と伊藤さんを揶揄し、それについての会話が続く中での事だった。まさにセカンドレイプには、女性議員も加担する事もある訳で「保守・反動思想」の恐ろしさに「悪寒」が走る。(参考文献-毎日新聞/文責:民守 正義)
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《【とめよう改憲!おおさかネットワーク】⑪回年次総会&公開講演会》
◎メイン公開講演「武力で平和はつくれない-安倍9条改憲を食い止める市民力を-」
●講師:青井 美帆さん(学習院大学教授-憲法学)
●日時:7月15日(日)午後1時半開場/午後2時開演
●場所:エル・おおさか:南館5階ホール(大阪市中央区北浜東3-14*Osaka Metro
(旧市営地下鉄)谷町線-天満橋または京阪天満橋2番出口より徒歩約700m)
●資料代:1千円(学生以下-半額/介護者-半額)
《シンポジウム「津久井やまゆり園事件が私達に問いかけるもの」》
1.日時:2018年7月29日(日)PM2:30-5:30(2:15開場)
2.場所:かながわ県民センター2階ホール(定員260名‐先着順/資料代500円)
* 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2(「横浜駅」西口・北西口、徒歩:約400M)
3.内容:講演①神戸 金史さん(RKB毎日放送・東京報道部長)
「息子と共に生きる~植松被告との面会から見えてきたもの」
講演②中山 満さん(元-桜の会:施設長)
「重度障害者の地域移行への取り組みを通して伝えたいこと」
シンポジウム「やまゆり園のこれからと私達の未来」
*司会:石渡 和美さん(東洋英和女学院大学教授・元神奈川県検証委員長)
登壇予定者:平野 泰史さん(元津久井やまゆり学園家族)
奈良崎真由美さん(本人の会サンフラワー)
岸 茂子さん(県央福祉会・施設庁)
堀 利和さん(共同連代表・季刊福祉労働編集長)
後藤 浩一郎さん
(神奈川県福祉部・津久井やまゆり園再生リーダー)
4.主催:津久井やまゆり園事件を考える会
5.お問合せ先:勇気野菜プロジェクト/杉浦080-5494-3439
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①職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
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(民守 正義)
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