リベラル勢力総結集・安倍政権打倒!(29)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》

《【加計学園疑獄】完全に詰んだ加計理事長と安倍:面談なしなら93億円“詐欺”⇔有りなら首相辞任は必至》

 「総理と理事長の面談はなかった」等として、安倍(欺瞞)首相を庇った形の加計学園だが、時の権力者を利用した詐欺的な言動が事実だとすれば道義的・法的な責任は免れまい。
 加計孝太郎知理事長は国会で説明すべきだ。
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 愛媛県が5月21日に公表した文書に、安倍(欺瞞)首相と学校法人加計学園(岡山市)の加計孝太郎理事長が面談したとの記録があった問題で、加計学園の渡邊良人事務局長らは同月31日、愛媛県と今治市を各々、訪れ「虚偽の報告」をしていたと謝罪した。
 愛媛県文書では、加計学園獣医学部新設を国家戦略特区に申請する前の2015年2月25日、〈理事長が首相と面談(15分程度)〉し、〈首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントあり〉と記されていた。また安倍(欺瞞)首相には加計学園から資料も提供されていた。多くのメディアが指摘しているように、これが事実だとすれば、加計学園獣医学部の計画を「17年1月20日に初めて知った」等とした安倍(欺瞞)首相の答弁(17年7月25日・参院予算委員会)は明白な虚偽ということになる。
 国会で安倍(欺瞞)首相が矢面に立つ5月28日の直前、加計学園は救いの手を出すように一方的なコメント(5月26日付)を出し、15年2月の面談かどうか特定していないが、「実際にはなかった」と表明し、その後、慌てて「謝罪」に回ったのである。
 しかし、これは「謝罪」だけで済む事態なのか。

<信用ならない学園のコメント>

 そもそも加計学園のコメントの記述はあまりに不自然だ。先ず、このコメントは〈当時の関係者に記憶の範囲で確認出来た事〉だそうだ。あくまで「記憶の範囲」である。
 記憶は間違っていることもあり、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)にようにバレれば新たな記憶が出てくる可能性もある。そして、コメントでは〈当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとの事でした〉としている。「記憶の範囲」で、その「ように思う」だけで、具体的な根拠をもって「実際にはなかった」と断定しているわけではない。国会で大問題になっている国家的な利権疑惑に関し、曲りなりにも最高学府の教育機関が、このように何の裏付けとなる明証もなく「実際にはなかった」等と低レベルのコメントを出す事自体、その教育能力の貧弱さを自ら表明しているに等しい。“身内”である(同学園が運営する岡山理科大学の)教職員組合も5月末の組合ニュースで「虚偽の説明をしたことは、自治体や国民への重大な背信行為。教育機関としても許されない」とし、公の場で説明するよう要望書を提出した。
 ただ説明すればいいというものではない。このコメントは「義理孫同士」である安倍(欺瞞)首相の嘘を庇うための嘘(作り話)ではないかというのが大方の見方だが、仮に、これが本当だとしたら、それもまた大問題だ。

<詐欺的言動で得た巨額の補助金の行方>

 加計学園はコメントで〈当時の担当者の不適切な発言が関係者の皆様に、ご迷惑をお掛けしてしまった〉としているが、単なる「不適切な発言」であるわけがない。
 加計学園は時の権力者の名前を出して、それを利用し、架空の面談をあったかのように見せかける虚言を弄したことになる。自治体を騙し唆して、国家戦略特区という国家的な利権に与ろうとするのは紛れもなく詐欺的な行為だ。教育機関として失格だ。
 「嘘」をつかれた側の中村時広愛媛県知事が怒りのコメントを発して「加計理事長自身が説明をすべき」等と述べているのは当然の事だが、一方の今治市の菅良二市長は「加計学園を信じている」(5月29日)等と、信じ難いコメントを出している。公職に就く者が特定の業者の嘘を信じたら、それはもはや公務ではない。私務である。菅市長は公職者として不適格ではないのか。そもそも自治体に対して文書や口頭で虚偽の報告をした行為には、偽計業務妨害罪の疑いがかけられる。しかも加計学園の虚偽報告は中央省庁(農水省)でも共有されていた。虚言に基づいて進められた国家戦略特区構想自体の正当性も疑われる。
 更に県と市が支出を決めている加計学園への約93億2000万円の補助金も問題だ。
 計画段階での嘘を認めた業者に巨額の税金が渡る事に、市民・県民の納得は得られるのか。加計学園はこの補助金を辞退すべきではないか。愛媛県の補助金等交付規則の第17条(決定の取消し)には「補助金等の交付の決定の内容又は、これに付した条件その他法令等、又はこれに基づく知事の処分に違反したときは、当該補助金等の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる」とある。県は予定どおり支出する考えというが、今後、県議会で問題視議論になる可能性がある。国もまた、こうした不正な業者による国家戦略特区の事業者認定を過去に遡って取り消すべきではないのか。加計学園は特定の政治家(それも総理大臣)との関係を利用して国家戦略特区の利権を私物化した。安倍政権がそれを後押しした。このような認定がまかり通るとすれば、国の行政から公正・公平という尺度が失われ、嘘を言った者勝ちという不正な尺度を承認することも「当たり前」の世になる。

<面談がなければありえない展開>

 一方で、前述したように加計学園の「面談否定」は、見え見えの茶番劇ではないかと思っている人は多い。愛媛県文書に基づき、15年2月25日の「総理と理事長の面談」前後の動きを見ると─。加計学園は先ず、同年2月に加藤勝信内閣官房副長官(当時)と面会し、〈今治市への設置は厳しい状況にある〉事を知らされる。そのため〈危機感を抱いており、同学園理事長が安倍総理と面談する動きもある〉と事前に愛媛県と今治市に報告するのだ。
 加計学園は3月に入って愛媛県と今治市に面談結果を報告する。〈2/25に理事長が首相と面談(15分程度)。理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す事等を説明。首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね。」とのコメントあり〉。その報告を元に〈県・市の財政支援をお願いしたい〉と要請した。更に3月15日になってかけ学園は今治市にこう報告する。〈柳瀬首相秘書官と加計学園の協議日程について(2/25の学園理事長と総理との面会を受け、同秘書官から資料提出の指示あり)〉その間、3月8日に加計学園は「山本順三参議院議員を励ます会」に出席した下村博文文科大臣(当時)と面談している。柳瀬首相秘書官から〈資料提出の指示〉を受けた加計学園は3月24日に首相官邸に出向く。〈3/24(火)、首相官邸において、柳瀬首相秘書官らと加計学園関係者(田丸相談役、渡邊事務局長)との間で、獣医師養成系大学の設置について協議した〉その結果、柳瀬首相秘書官の記憶が突然復活した「4月2日の首相官邸での面会」となり、「首相案件」発言等が記録文書に残ることになるのだ。以上の経過を見ると、「2月25日の首相と理事長の面談」が「実際にはなかった」なら、それ以後の動きはあり得ないことがわかる。嘘はいつか破綻する。嘘のつけない証人喚問で、加計理事長はきちんと説明責任を果たすべきだ。なお管理者は本ブログ作成にあたって、「曖昧かつ重要確認すべき事項」等ついては正直、危ない橋を渡っても「事実裏取り」を大手メディア以上に行っているつもりだが、加計学園についても電話直撃取材を昨年5月末頃に行い、その時の事務局長(自ら自己紹介)の弁は「当学園は理事長を筆頭とする理事会が、全てを決めている」と「組織の加計学園」を力説し、自らの潔白(違法便宜供与否定)を強調していた。
 それが、加計理事長の記者会見が「職員(事務局長)の勝手な発言」と述べた事は、少なくとも管理者への虚偽取材答弁に加え、明らかに虚偽疑惑・事務局長への責任押し付け証拠と言わざるを得ない。(基本文献-週刊金曜日/管理者:部分編集)


《【沖縄の心】「青い海の裏側に」/作 亀谷 長希》

青い海の裏側に 人々の血で染められた
戦世(イクサュ)の傷跡があることを
青い空の裏側に 今だ鳴り止まぬ
爆撃機の雄叫びがあることを
陽気な歌声の裏側に 言葉では言い表せないほどの深い悲しみがあることを
眩しい光の裏側に 確かな未来が見出せぬ
不安の闇があることを
沖縄は 平和の島
武器を持たぬ手で 友情の握手を交わす島
沖縄は情けの島
心を隔てる金網を壊し 情愛の花を咲かせる島
沖縄は歌の島
消せない過去の苦しみを 未来の賛歌に変える島
沖縄は希望の島
幼き子供らの 豊かな明日を祈る島
忘れないでください
人懐っこい笑顔の奥底に 時代の荒波に海人(ウミンチュ)の眼差しがあることを
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《緊急―読者からの拡散要請》

【最新情報。ワールドカップ試合に合わせTPPを強行採決、TPP成立。絶望的なTPP成立後、どうやって日本を救えるか。3つの方法を語る。】
[http://macrobiotic-daisuki.jp/tpp-7-128760.html]


《【とめよう改憲!おおさかネットワーク】⑪回年次総会&公開講演会》

◎メイン公開講演「武力で平和はつくれない-安倍9条改憲を食い止める市民力を-」
  ●講師:青井 美帆さん(学習院大学教授-憲法学)
  ●日時:7月15日(日)午後1時半開場/午後2時開演
  ●場所:エル・おおさか:南館5階ホール(大阪市中央区北浜東3-14*Osaka Metro
    (旧市営地下鉄)谷町線-天満橋または京阪天満橋2番出口より徒歩約700m)
  ●資料代:1千円(学生以下-半額/介護者-半額)


《シンポジウム「津久井やまゆり園事件が私達に問いかけるもの」》

1.日時:2018年7月29日(日)PM2:30-5:30(2:15開場)
2.場所:かながわ県民センター2階ホール(定員260名‐先着順/資料代500円)
* 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2(「横浜駅」西口・北西口、徒歩:約400M)
3.内容:講演①神戸 金史さん(RKB毎日放送・東京報道部長)
       「息子と共に生きる~植松被告との面会から見えてきたもの」
    講演②中山 満さん(元-桜の会:施設長)
       「重度障害者の地域移行への取り組みを通して伝えたいこと」
    シンポジウム「やまゆり園のこれからと私達の未来」
    *司会:石渡 和美さん(東洋英和女学院大学教授・元神奈川県検証委員長)
     登壇予定者:平野 泰史さん(元津久井やまゆり学園家族)
           奈良崎真由美さん(本人の会サンフラワー)
           岸 茂子さん(県央福祉会・施設庁)
           堀 利和さん(共同連代表・季刊福祉労働編集長)
           後藤 浩一郎さん
               (神奈川県福祉部・津久井やまゆり園再生リーダー)
4.主催:津久井やまゆり園事件を考える会
5.お問合せ先:勇気野菜プロジェクト/杉浦080-5494-3439


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(民守 正義)