リベラル勢力総結集・安倍政権打倒!(26)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《安倍の嘘で日本が腐る!アメフト反則もアベ現象》

 安倍政権とは何か。今、確実に言えるのは、日本憲政史上最悪の嘘つき政権だということだ。森友・加計学園疑惑といい、自衛隊の日報隠蔽問題といい、一国の首相が国会で虚偽答弁を連発し、下僕と化した官僚が偽装工作に狂奔する。正義もモラルもあったものではない。安倍政権は民主主義社会の基盤を壊しているのである。

<見え透いた嘘の上塗り>

 財務省は5月23日、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題で、学園側との交渉記録と改竄前の決裁文書を国会に提出した。理財局職員の指示で記録の廃棄を進めていたことを認め、謝罪した。安倍(虚偽)首相が昨年2月に「私や妻が関与していたら総理大臣を辞める」と断言した直後から、関与を隠す画すための工作が組織的に行われたことになる。
 交渉記録には、安倍昭恵に関わる記載が残されていた。例えば「優遇」を求める森友側の要望を、昭恵付の政府職員が財務省理財局に伝えていたとの件である。
 近畿財務局も、この一件が「安倍案件」である事を本省に報告していた(本省相談メモ)。
 異例の森友優遇の決め手はやはり昭恵の存在だったのだ。国会答弁で全否定した妻の関与が明らかになれば、安倍(虚偽)首相は致命傷を負う。だから財務官僚は「交渉記録は存在しない」と言い張り、その裏で物的証拠を消そうとしていた。首相の嘘が権力犯罪を引き起こしたのである。加計学園の問題でも安倍(虚偽)首相の嘘を暴く記録が出てきた。
 愛媛県が国会の求めに応じて提出した内部文書である。そこには2015年2月に加計孝太郎理事長と面会した安倍(虚偽)首相が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と話していたことが、学園側の県担当者への説明として記されていたのである。
 愛媛県側に嘘の報告をする理由はない。「加計氏と獣医学部新設の話をしたことはない」「計画を知ったのは昨年1月」と強弁してきた安倍(虚偽)首相は、いよいよ苦しくなった。
 すると加計学園は「当時の担当者が、実際にはなかった総理との面会を引き合いに出した」と言い出した。理事長の「義理孫同士」である安倍(虚偽)首相を助けるためなのだろうが、信じ難い話である(本当なら加計学園は補助金詐欺だ)。
 果てしない嘘の連鎖という他ない。

<社会の基盤を壊す>

 嘘製造機と化した首相がずっと居座る日本国。こんな国で暮らしていたら、感覚がマヒし、異常を異常とも思わなくなってしまう。この件について、ジャーナリストの青木理がラジオ番組で重要な指摘をしていた。「口の周りに、きな粉をいっぱいつけているくせに『俺は、きな粉餅を食っていない』って言うようなことが、国会や国政の場で通ってしまう。この社会の根本的なモラル、民主主義社会の基盤が壊れていくという意味でいうと、物凄く重大なことだ」(5/11文化放送)まさにそのとおり。「ニッポン総アベ化」というべきモラルハザードが社会全体に広がっている。今、話題の「日大アメフト部悪質タックル問題」がそうだ。
 多くの識者が指摘するように、反則行為を指示したことを頑なに否定する日大幹部の対応は安倍政権と同じである。監督の意を受け、選手に危険行為を命じたコーチは「相手がケガをして秋の大会に出られなかったら、こっちの得だろう」と言い放ったという。
 更に事の重大さに気づいて泣いていた選手を、こう責めた。「優しすぎるところがダメなんだ。相手に悪いと思ったんやろ」。儲けのためなら何をしてもいいという新自由主義の発想ではないか。この話で真っ先に思い浮かんだのが、今年3月に自殺した近畿財務局の男性職員のことである。彼は森友学園への国有地売却案件を担当し、決裁文書の改竄にも携わっていたとされる。財務省理財局の改竄指示に近畿財務局は難色を示したが、最後は本省に「組織防衛のためだ」と押し切られたという。「自分の常識が壊された」と漏らしていた職員は心を病み、休職に追い込まれたあげく、自ら命を絶った。親族は「汚い仕事をさせられたのではないか」と憤る。スポーツマンシップに反するプレーを強要された日大選手も良心の呵責に耐えられなかった。それと同じことだと思うのだ。

<正義を取り戻すとき>

 一方、遥か昔に良心を捨てたと思われるエリート官僚は、政権の意向を忖度した虚言を連発している。公務員を「全体の奉仕者」と定めた憲法を踏み躙り、政権の下僕に徹することのできる者だけが重用され出世する。これでは「正義」や「公正」という価値観が世の中で軽視されるのも無理はない。疑惑が、醜聞が次から次に出てきても安倍内閣の支持率は一定より下がらない(30%前後で下げ止まり)。その大きな要因に「何が起きても何も変わらない。何をやっても意味がない」という閉塞感、諦め的ニヒリズムの広がりがあるのではないだろうか。
 ニヒリズムの蔓延は民主主義社会を土台から壊していく。ファシズムの思想的源泉と指摘される所以である。のさばる安倍は私達市民の手で倒さなければならない。
 この世の正義を子供達に証明するために。(基本文献-週刊MDS/管理者:部分編集)


《【人権冒涜】旧優生保護法:強制不妊-北海道、熊本の男女3人が提訴》

 旧優生保護法(1948~96年)下で人工妊娠中絶や不妊手術を強いられ、憲法が保障する幸福追求権やリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)等を侵害されたとして、北海道の夫婦と熊本県の男性の70~80代男女3人が28日、国に総額5500万円の損害賠償を求めて札幌、熊本の両地裁に各々、提訴した。旧法が96年に母体保護法に改定された後も救済措置を取らなかったとして、国や国会の不作為も追及する。
 旧法を巡る一斉提訴は5月17日に次ぐ2例目で西日本では初。原告は計7人となった。
 中絶と不妊を同時に受けた被害者の請求は初のケースで、この北海道の女性の夫も「家族形成権を奪われた」と被害者の家族として初の原告となった。熊本の男性は渡辺数美さんで、「睾丸を摘出された」としており「生殖腺の除去」を禁じた旧法違反の手術だったとみられる。訴状等によると、北海道の夫婦は計2200万円を請求。妻は乳児の頃にかかった熱病が原因とみられる知的障害があり、30代で現在の夫と結婚、4年後に妊娠したが、本人の同意がないまま病院で中絶と不妊の手術を同時にされたという。
 夫は障害がなく、親族らの説得で已む無く妻の手術に同意させられたとしている。
 弁護団によると、夫婦は道や病院に手術記録等の開示を求めたが、保存は確認されていない。熊本の渡辺さんは3300万円を請求。10歳の頃、母親に連れて行かれた病院で、何も知らされないまま睾丸を摘出されたという。知的障害や精神障害はなかったが「変形性関節症」と診断されていた。旧法は睾丸の摘出を禁じていた。弁護団は「『優生手術を受けた』と(渡辺さんの)母親が証言しており、旧優生保護法による瑕疵により国の責任を問えると判断した」としている。手術を受けた病院は既になく、カルテ等は残っていない。

 障害や性に関わる旧法での被害は名乗り出にくく、実名、匿名の対応が割れており、北海道の夫婦は居住地域で手術の事実を知られたくないとして匿名報道を希望。
 渡辺さんも当初は「親族らに迷惑をかけたくない」と匿名を望んだが、人権侵害の苦しみを知ってもらうため実名を公表した。今回の一斉提訴で熊本地裁に提訴する予定だった71歳女性は、訴訟準備が間に合わず見送った。旧法下の人工妊娠中絶を巡っては、日本弁護士連合会によると、疾患の遺伝性を理由にして49~96年に5万1276件が実施された。
 全国の自治体には妊娠判明を機に中絶と不妊を同時に強制された障害者らの記録も確認されているが、「望まぬ中絶」の実態把握は進んでおらず、北海道の夫婦の提訴は、一連の訴訟に広がりをもたらしそうだ。また、この旧優生保護法(1948~96年)下で人工妊娠中絶や不妊手術を強いられたという歴史的事実は、単に被害者の「人権冒涜」に留まらず、例え「障害者(児)であっても、授けられた生命を社会に存在(誕生)し、社会が、その『障害者(児)』の幸福追求権を保障する」という最も重要な「障害者(児)の生きる権利」も問われるものと管理者は、強く指摘したい。(基本文献-毎日新聞/管理者:部分編集)


《【腐蝕の安倍政権】今こそ退陣!深刻な民主主義の危機/読者:服部良一》

 この間の森友・加計学園問題に見られる公文書の改竄、様々な事実の隠蔽、虚偽答弁、財務官僚のセクハラ等、安倍政権の腐敗ぶりが極まっています。政府・行政による隠蔽や改ざんによって国会ではファクトに基づいたまともな議論ができず、これを三権分立の崩壊と言わずして何と言うのでしょうか。深刻な民主主義の危機です。
 安倍政権の支持率も30%前後で低迷し、なによりも支持しないという世論が60%近く占めていることに、政権への不信の深さがうかがわれます。劇的な朝鮮半島の平和への動きに対しても全くのかやの外であるばかりか、「北の危機」を煽って支持率の維持を図ってきた安倍政権の政策の破綻であるのは明らかです。

<文民統制の破綻は重大>

 イラク派遣の自衛隊の日報隠しも深刻な事態です。当時小泉首相が「自衛隊の行くところが非戦闘地域だ」という暴論を吐いて派遣を強行した経緯があります。
 「発見」後1年遅れで4月に公開された日報には「戦闘」の記述が頻繁に出ているだけでなく、サマーワの宿営地に最も攻撃があったと言われる最も攻撃があったと言われる04年4月~05年1月の日報はいまだ隠されたままです。南スーダンPKOの日報も国会で「廃棄した」と答弁しながら1年も経って出てきました。こんな国会無視のデタラメはありません。
 国会前路上で小西洋之参議院議員に対し、幹部自衛官が「お前は国民の敵なんだよ」等と絡み、所管の麹町署の警備課長まで駆けつける事態となりました。
 小野寺防衛大臣は「彼も国民の一人でありますので思う事はあると思う」と弁護、事態の重要性をなんら認識していない事があからさまに!!(基本文献-ピースでピース)
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《【とめよう改憲!おおさかネットワーク】⑪回年次総会&公開講演会》

◎メイン公開講演「武力で平和はつくれない-安倍9条改憲を食い止める市民力を-」
  ●講師:青井 美帆さん(学習院大学教授-憲法学)
  ●日時:7月15日(日)午後1時半開場/午後2時開演
  ●場所:エル・おおさか:南館5階ホール(大阪市中央区北浜東3-14*Osaka Metro
   (旧市営地下鉄)谷町線-天満橋または京阪天満橋2番出口より徒歩約700m)
  ●資料代:1千円(学生以下-半額/介護者-半額)


《シンポジウム「津久井やまゆり園事件が私達に問いかけるもの」》

1.日時:2018年7月29日(日)PM2:30-5:30(2:15開場)
2.場所:かながわ県民センター2階ホール(定員260名‐先着順/資料代500円)
 * 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2(「横浜駅」西口・北西口、徒歩:約400M)
3.内容:講演①神戸 金史さん(RKB毎日放送・東京報道部長)
       「息子と共に生きる~植松被告との面会から見えてきたもの」
    講演②中山 満さん(元-桜の会:施設長)
       「重度障害者の地域移行への取り組みを通して伝えたいこと」
    シンポジウム「やまゆり園のこれからと私達の未来」
     *司会:石渡 和美さん(東洋英和女学院大学教授・元神奈川県検証委員長)
     登壇予定者:平野 泰史さん(元津久井やまゆり学園家族)
           奈良崎真由美さん(本人の会サンフラワー)
           岸 茂子さん(県央福祉会・施設庁)
           堀 利和さん(共同連代表・季刊福祉労働編集長)
           後藤 浩一郎さん
               (神奈川県福祉部・津久井やまゆり園再生リーダー)
4.主催:津久井やまゆり園事件を考える会
5.お問合せ先:勇気野菜プロジェクト/杉浦080-5494-3439


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*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
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(民守 正義)