リベラル勢力総結集・安倍政権打倒!(20)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《金城実・4つの話題/服部 良一》
私と沖縄の読谷村在住の彫刻家金城実さんとは、かれこれ45年のつきあい。
およそ性格もタイプも違う我々なのだが、私は金城さんの活動を支える事務局長として、金城さんは、この間、私の後援会長をしたりと、長いご縁だ。さて昨年から今年にかけて金城さんに関わる重要なイベントが続いた。ぜひそれを紹介したい。
<その一 NHKドキュメント>
昨年は金城さんをテーマにしたNHKのドキュメント、しかも1時間番組がNHKの大阪と東京で殆ど同時期に制作上映され驚いた。大阪が5月に「金城実・沖縄を叫ぶ」、東京は8月「こころの時代・沖縄はわが念仏」。両方とも各々に違った持ち味ですばらしい、まだの方ご覧あれ。
<その二 チビチリガマで少年と野仏制作>
昨年、読谷村にあるチビチリガマ─集団強制死いわゆる「集団自決」で村民80数名が亡くなった─の祭壇や当時の遺品を地元少年が破壊した事件は遺族会はじめ県民に大きな衝撃を与えた。金城さんが遺族と一緒につくった「世代を結ぶ母子像」も一部破壊された。
しかし、その後の展開は実に素晴らしい。なんと金城さんが4人の加害者少年の保護監察官に任命されたのだ。ここからがなんとも金城さんの真骨頂なのだが、少年達と野仏の制作にとりかかり、そのプロセスを通じて罪への認識と反省、更正へ。県民に再び大きな感動を呼び起こしたのである。12体の野仏はガマの一帯にひっそりと設置され、あたかも新たな聖地として蘇ったようだ。ぜひ、訪問して頂きたい。
<その三 「琉球独立は可能か」出版記念会>
沖縄には「時代の流れ」と言う民謡があり、唐の世(ゆ)から大和世、アメリカ世とその移り変わりを風刺風に唄っている。今は大和世であるわけだが、日本政府は沖縄の民意を全く聞こうとはしない。沖縄で度々、出てくる「琉球独立」論に焦点を当てて、元琉球独立学会会長松島泰勝龍谷大教授との対談本「琉球独立は可能か」が出版された。
本の内容も興味深いが、沖縄・大阪・東京での出版記念会が凄かった。大阪では約200人の大宴会、オクターブあがりっぱなしの金城さん、その結末は皆さんの想像にお任せします。
<その四 「解放へのオガリ」沖縄へカンパのお願い!>
大阪住吉の解放会館外壁に取り付けられている12mの彫刻─「解放へのオガリ」像の沖縄移送企画がスタートした。会館の解体に伴うものだが、モノが大きいだけに費用もかかる。
しかし、この像を私は日本のマイノリティ連帯の新たなシンボルに出来ないだろうかと考えている。まだ沖縄での設置場所は決まっていない。
ぜひこの企画に賛同して頂き、カンパやアイデアを寄せて頂きたい。
(ピースでピース/服部良一(元衆議院議員/本ブログ読者)の活動レポート)
《【自民党劣化】癌患者にヤジ:自民・穴見議員に政治資金“還流”疑惑》
受動喫煙対策を巡る国会審議で、“安倍チルドレン”の下劣なヤジが物議を醸している。
15日の衆院厚生労働委員会で、参考人招致された日本肺がん患者連絡会の長谷川一男代表が対策強化を訴えた際、自民党の穴見陽一衆院議員が「いい加減にしろ!」と罵声を浴びせたのだ。穴見は21日、謝罪コメントを出したが、許す、許さないは国民の決める事だ。
穴見は、自民党が政権復帰した2012年衆院選で初当選した、いわゆる「魔の3回生」。
なんと安倍(欺瞞)首相の出身派閥の細田派に所属している。
自らも喫煙者というから、気持ちは解らないでもないが、だからと言って、ステージ4の肺癌を患う長谷川氏への暴言は許されまい。常識外れなのは発言のみならず。
政治資金の使途も酷いものだった。穴見が代表を務める資金管理団体「穴見陽一後援会」の政治資金収支報告書(14~16年分)をチェック。政治資金を自らのポケットに“還流”したかのような支出が見つかった。
■自分の政治団体から「利息」徴収
14年分の収支報告書には、後援会が08~13年に穴見本人から計4450万円を借金した事が記されている。国会議員が自らの“財布”である資金管理団体に資金を貸し出す事はままある。
しかし不可解なのは、後援会から穴見本人に「返済」とは別に「利息」が支払われていることだ。14年2月7日から12月24日にかけて、後援会は「借入利息」として計44万5000円を穴見に支出しているのだ。15、16年もやはり、借入利息が支払われている。
まるで“錬金術”だが、おかしな支出は他にもある。
後援会は、16年11月21日と同年7月27日に「お土産用書籍代」として各々、約22万円、約70万円を支出。「政治資金パーティー開催事業費」として処理されている。
こちらも何故か、支出先は共に穴見本人。穴見は同年4月に著書を発行している。
まさか本人がパーティー客贈呈用の自著を格安で手に入れ、後援会に「定価」で購入させたようだ。“差額”は穴見のポケットに入った可能性大。穴見事務所に問合わせると、22日にファクスで「収支報告書の記載内容については、現時点で調査中」と返答した。
「自らの資金管理団体から利息を取るというのは、常識では考えられません。後援会は政党支部から献金を受けているので、穴見氏本人が得た利息には一部税金が含まれる可能性もある。書籍についても、定価で買うなら、普通は支出先は書店です。疑惑を持たれないためにも、穴見事務所は説明責任を果たすべきです」(政治資金に詳しい神戸学院大教授・上脇博之氏)自民党議員の殆どが「腐ったリンゴ」に劣化している。(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)
《【国家意識の歪み】認識の歪み―米朝会談と拉致問題とナショナリズム》
米朝首脳会談絡みの報道での、日本のメディアの認識の歪みが甚だしい。
緊張が緩和し戦争が遠のくのがいいのは明らかだ。だからウォ―ゲームを止めるといった先に、米軍が韓国との主要な合同軍事演習を無期限に停止した事は歓迎すべき事なのに、まるで良くない事の様に報道がなされている。もちろん米国も北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)も人権問題では酷い側面があるが、それは日本も中国もロシアも同じだ。
何もかもを全部一挙に解決できない中で、戦争したがる奴らが悔しがるようなことは、ましな状況といえる。さて認識の歪みが典型的に出ているのが拉致問題なので、それについて簡単に触れておこう。米朝首脳会談で日本人拉致問題が解決するはずがないのに、日本のメディアでは事前にも会談後にも「最大で最後のチャンス」「トランプが北朝鮮トップに言ってくれたことが奇跡だ」「大きく進展する」「日朝会談をもって今年中に解決」といった、楽観的主観的報道が相次いだ。会談でトランプが一言「拉致」と話題に出して相手から拉致について何の反応もなかったことを前進だと喜び、まるで解決が目の前に来たかのような報道である。それは、そのようにいう政治家等がいるからである。
妄想的希望的観測の典型というしかない。そして拉致被害者家族の会いたいという気持ちが今回もナショナリスト達に利用されている。「解決するはずがない」というのは、先ず第一に、これまでも現在も日本が北朝鮮に敵対的な対応だけを続けてきたからであり、第二に、米朝会談の主目的は非核化(という演出)であって、拉致問題など両首脳とも関心がないからである。安倍が一方的に言及するように頼み込んだだけで、客観的に見てて何ら「全員生きて帰国」といったことが実現する見込みが、あるはずがない。
今後、日朝協議が持たれたとしても、日本が「先ずは拉致問題の解決、それがないなら交渉には応じず、制裁も緩めない」といった今までの姿勢を改めない限り、拉致問題御交渉、解決の前進はないだろう。一切妥協なく、経済支援もなく(米朝会談後も「「拉致問題が解決されなければ経済援助は行わない」と首相発言)、先ずは帰国の確約だといっている限り、妄想的願望の「全員、生きて帰国という致問題の解決」といったものがあるはずがない。日本側が勝手なことだけ言っていれば日朝会議でさえ、もてないだろう。
冷静に見ればそれが事実だ。少し振り返れば、小泉政権時の2002年に拉致被害者が日本に一時帰国したときに、「蓮池透さんの強い進言(安倍は「自分だ」とデマを飛ばしている)」により、その約束を反故にして5人を北朝鮮に帰国させなかった。
難しい判断の側面もあったが、あれによって、その後の道が閉ざされるということは予想できたことだった(それでもいい、この5人だけでも助ける、というならその判断もあるが、それなら、その後も拉致問題を言い続けるのは無理がある)。
6か国協議の際にも、日本は「拉致問題」を持ち出して協議の進展を妨害した。
その後、再調査をするということだったが、その結果は「調査結果は、これで全て。解決済み」というもので、日本側は、それを(内密に)黙認したとも言われている。
そのくせ日本は、今更にも対話や関係改善を拒否し経済制裁など圧力だけをかけ、北朝鮮制裁を日本だけ国際的制裁基準以上に独自に強化し、他の国にもそれを求めて回る等、「北朝鮮敵対意識」を煽った。Jアラートを広げ、ミサイル避難訓練もした。
朝鮮学校を補助金で差別したり、朝鮮総連関係へ嫌がらせをしたりもした。
そういうことを続けたために、米国と並んで日本は、北朝鮮から最も反発される国となった。例えば北朝鮮は、2017年11月に「主人(米国)の北朝鮮敵視政策の実現御先頭に立つ忠犬(日本)のこざかしい振舞い」と言われたりしていた。このように緊張を激化させる方向ばかりで動いて来た。トランプが首脳会談キャンセルを突然、言ったときに、日本だけが「トランプ大統領の決断を支持する」と表明した(世界の恥さらし)。
日本は今でもこうした緊張激化の期待姿勢を変えていない。だから日本は自ら拉致問題の解決を閉ざしてきたのだ。少し基本構図を整理しておこう。軍備増強拡大願望派にとっては、拉致問題(北朝鮮との対立)は解決してほしくない問題だ。いつまでも対立して、こんな国叩き潰せという考えの人が増えて、自衛隊予算が増えて自衛隊が肥大化し武器が売れて儲かり、自民党支持が増えればいい。同じ意味で非核化や緊張緩和が進むのがいやである。
北朝鮮がドンドンICBM・ミサイルの発射実験してほしいのである。
そうすれば脅威が高まっているといって軍備増強を言えるからである。領土問題も同じ。
だから尖閣諸島を国有化したり竹島の日を制定したり、教科書に領土問題を書き込んだり、北方領土問題を宣伝したり、朝鮮学校を差別したり、靖国参拝を強行したりして、韓国、中国、北朝鮮(ロシアでは、プーチンに殆ど無視状態)と対立し続けるよう挑発してきた。その中心が安倍内閣だ。そうして日本から挑発すれば韓中朝の中の、ナショナリストや右翼や軍人が呼応して極端な反日活動をする。中国との尖閣列島でのつばぜり合い等その典型。日本側は、またそれを口実に、日本国民に「尖閣列島が奪われるぞ」「ミサイル攻撃や核攻撃されるぞ」といって軍事化と憲法9条改悪を進められる。「北朝鮮はスパイを送り込んでいるし、信頼できないから、あんな国の指導者は殺すしかないぞ」「戦争をしかけられるぞ、領土を侵略されるぞ」といった恐怖心を植え付け、韓中朝を嫌うよう誘導し、敵国のように思わせる。安倍(戦争)首相の拉致被害者救済の言葉は、いつも口先だけで、国内政治利用の道具。本当は解決してほしくないから実際には解決に向けては何も動かず、北朝鮮に圧力をかけて対立を激化させるだけなのだ。「全員、生きて帰国」ということを言い続ければ、解決せず対立が続くので、本当に家族のことを考えずに政治利用する人は「強硬ポーズ」「全員生きて帰らないと絶対にダメ」という主張を言い続ける方が得策。
拉致の現実の状況を認識するために再調査を進めるといった現実策を再提起する気等ないだろう。半分はこの流れに乗せられて(気持ちを利用されて)、また半分は主体的に(長年の恨みから)、拉致被害者家族達は北朝鮮憎悪の世論ムード創りの旗振り役を担い担わされている。結果、その願望とは裏腹に北朝鮮との対立だけが高まって拉致問題の解決を自ら遠のかせている。その絶望の気分から、一部家族会メンバーは「こんな国には軍事攻撃を仕掛けての拉致被害者を軍事的に救出すればいい」という妄想まで持っている人もいる。
それが無理ならせめて恨みのある、この国を潰し、その指導者・金正恩を殺害してほしいと思っている。そうした絶望的敵対心と軍事偏重志向が、拉致問題という話を通じて日本中に広げ続けられてきた。その結果、明らかに日本だけが「韓国や米国等を中心とした対北朝鮮との緊張緩和、戦争回避、非核化」への動きの蚊帳の外に置かれている。
北朝鮮からは「日本は既に解決した『拉致問題』を持ち出して朝鮮半島の平和の流れを阻もうとしている」「日本の反動層が既に解決した拉致問題を再び持ち出し世論化するのは、稚拙で愚かな醜態」「日本だけが歪んだ動きをし、『拉致問題』をもって再び騒いでいる」「日本は、拉致問題を持ち出して国際社会の同情を引き出し、過去の清算を回避しようとしているが、日本は北朝鮮に対して過去の清算(賠償)を行うべきだ」「拉致問題は解決済みだが、言いたいことがあるならトランプや文在寅大統領に言わせるのでなく直接言ってこい」等と言われる始末である。 日朝協議というなら、当然、過去の戦争、慰安婦問題をはじめとして、日朝国交正常化、過去についての謝罪や賠償が問題にならざるを得ない。
国交正常化の際に韓国に経済支援したような経済支援が賠償として課題になるだろうが、それをする気が日本にあるかどうかだ。今は、全くする気がないといっている。「圧力と対話」といいながら国内政治と軍備拡大のために、「圧力一辺倒路線」をとってきた。
それもまた政治的にも「リベラル/平和憲法維持派」を追いやり、右派改憲勢力を拡大する路線。国際的に見れば、イスラエルと並んで、プーチンやトランプに擦り寄る右翼国家の道を突き進む日本。(G7でも環境問題でも、ILOセクハラ条約でも、日本だけが米国追随)昨今は米国が国際的な人権機関からも離脱という暴挙。それでも安倍はトランプに媚び続ける。 そうした世界での特異な「米国のポチ」「人権問題環境問題軽視の国」と笑われている位置が見えない日本。北朝鮮の人権問題をいえる資格がない状況だ。他の国に通じない歪んた内向き認識に囚われ、歪んでいるとも自覚できない病理状況に陥っている。
正直、反論・異論はおろか、一部のネット右翼バッシングも心配したが「自分の言いたいことが言えない『戦前と似た状況』に加担する訳にはいかない」と「自らの障害者根性」で執筆した次第だ。(参考文献-社会学者:伊田 広行/文責:民守 正義)
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《シンポジウム「津久井やまゆり園事件が私達に問いかけるもの」》
1.日時:2018年7月29日(日)PM2:30-5:30(2:15開場)
2.場所:かながわ県民センター2階ホール(定員260名‐先着順/資料代500円)
* 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2(「横浜駅」西口・北西口、徒歩:約400M)
3.内容:講演①神戸 金史さん(RKB毎日放送・東京報道部長)
「息子と共に生きる~植松被告との面会から見えてきたもの」
講演②中山 満さん(元-桜の会:施設長)
「重度障害者の地域移行への取り組みを通して伝えたいこと」
シンポジウム「やまゆり園のこれからと私達の未来」
*司会:石渡 和美さん(東洋英和女学院大学教授・元神奈川県検証委員長)
登壇予定者:平野 泰史さん(元津久井やまゆり学園家族)
奈良崎真由美さん(本人の会サンフラワー)
岸 茂子さん(県央福祉会・施設庁)
堀 利和さん(共同連代表・季刊福祉労働編集長)
後藤 浩一郎さん
(神奈川県福祉部・津久井やまゆり園再生リーダー)
4.主催:津久井やまゆり園事件を考える会
5.お問合せ先:勇気野菜プロジェクト/杉浦080-5494-3439
《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》
①職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp(なおツイッターでの投稿は①匿名性が高いこと、②ウイルス対策上等、業者助言により一切、開封・受付いたしません。)
(民守 正義)
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