リベラル勢力総結集・奴隷労働法制等阻止!(79)
《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《「右」「保守」にも「安倍政権NO」》
森友・加計学園問題に、財務省の公文書改竄や幹部のセクハラ問題と、安倍政権が不祥事続きだ。各社4月の世論調査でも内閣支持率以下(20数%あり)に対し、不支持率は、遥かに上回る約50%以上。悲願の憲法改悪の先行きも、何だか怪しい。
安倍(欺瞞)首相を応援してきたはずの「右」「保守」はどう見るか?
<道外れるならぶっ潰せ:村上正邦さん>
恥ずかしながらたまげた。のっけから響く怒声に。「安倍内閣は早くぶっ潰さないといけない!それが日本のためだ!」東京・永田町のマンションの一室。頭から湯気を噴き出さんばかりにお怒りなのは、元労相の村上正邦さんである。自民党参院議員会長を務め「参院のドン」として鳴らした事はご記憶の方も多いだろう。旧労働省の所管団体を巡る汚職事件(KSD事件)で2001年に逮捕され、実刑判決が確定し、09年に出所後は在野で政治活動を続ける。安倍(欺瞞)首相を支持する右派団体「日本会議」(1997年設立)の「生みの親」の一人だ。だから自民党OBで、かつ右派の村上さんが「ぶっ潰せ!」という激しい言葉を発したのは意外だった。聞けば自民党幹部やOBとも会食を重ね「ぶっ潰せ!」とハッパをかけているらしい。安倍政権に対する不満は、どこから来るのか?「一つは沖縄政策ですよ」と村上さん。米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を巡り、反対の声を押し切り、工事を続ける安倍政権の姿勢が強権的に映るらしい。「(海兵隊の基地が必要だという)米国の主張一辺倒ですよ、安倍政権は。沖縄は悲惨な歴史を辿った地域です。特別なところですよ。沖縄の人達の事を先ず考え、沖縄の考えに立たなければ」ぎくしゃくしたままの中国・韓国等との外交関係にも不満である。歴史問題でもね、経緯を含め向こうの言い分をきちんと聞かなければ。『おい!お前、ぶん殴って悪かったな』と言うのと、『あの時、俺達が本当に悪かった、許してほしい』と頭を下げるのとではずいぶん違う。日本は本当に謝った、と言えるのか。安倍首相や支持者も考えてほしい」まるで、いわゆる「左派」「リベラル」の人達の政権批判を聞くようだ。村上さんは「右」のはずでは?
「あのね、右も左もないのだよ。人間の道とでもいうか、世の中には『この道を通らなければ』というのがある。憲法だって、僕は改憲ではなく『明治憲法復元』論だ。安倍首相の言う『9条に自衛隊の存在だけを書き加える』なんて事は認められない。安倍首相の改憲論には絶対反対だ。そういうことも含めて『この道』じゃない。だから安倍政権は許せない」
<タカはハトも守らなきゃ:亀井静香さん>
「村上さんは『ぶっ潰せ』と言ったか。でも潰して誰がいるか、だ。そこを考えないとなあ」と腕組みをするのは元衆院議員の亀井静香さんである。自民党時代は安倍(欺瞞)首相の出身派閥で、タカ派として知られた清和会に属した。建設相等を歴任し、郵政民営化に反対し、05年に離党してなお政界に留まり、ついに昨秋の衆院選前に引退した。
その亀井さん、東京・四谷の個人事務所で、やっぱり憂色を深めていた。「安倍首相の責任とまで言えるか分からんが、(森友学園問題に絡む)財務省の公文書改竄にしろ、(前事務次官の)セクハラ問題にしろ、麻生太郎財務相が辞めなきゃな。安倍首相が切ればいいが、できないだろう。いろいろな意味で政権が緩んでいるなあ」胸中は複雑らしい。
安倍(欺瞞)首相についても「代わりがいないなら、うまくやらせるしかないじゃないか」と擁護しながら「でもな…」と言を継ぐのである。「北朝鮮の問題だって、日本だけが圧力一辺倒でいいのか。経済援助等の『アメ』も見せる。それが交渉だろう。拉致被害者を帰国させれば、1人あたり10億円とかの金を北朝鮮に払う事も考えていい。被害者を取り返すためには何でもしないと。安倍首相にそう直言するが、彼はまだ圧力をかける時期と考えているようだ。俺の言うこと、分かってはいる、と思うが」14年には集団的自衛権行使を禁じたそれまでの憲法解釈を変えた安倍(欺瞞)首相を諫める著書「晋三よ!国滅ぼしたもうことなかれ」を出版した。「毎年、安倍首相の父・晋太郎さんの霊前にお参りするからね。その時に首相の所に本を置いてきたが、読んでくれたかどうか…。今、国会が混乱しているが、与党も譲らなきゃ。歴史的な南北首脳会談があっただろう。日本は与党も野党も揉めてばかり。恥ずかしいよ。え、タカ派らしくないって? 俺はハトも守るタカなのだ」
<改憲「民」のためにならぬ>
市井の右派活動家にも聞いてみたい。東京・銀座。帰宅を急ぐ勤め人の傍らで、日の丸の旗と共に練り歩く小さなデモ隊がいた。「右から考える脱原発デモ」である。
率いるのは「対米自立」や「国軍創設」を掲げる新右翼「統一戦線義勇軍」(81年設立)の議長、針谷大輔さんだ。脱原発というと、左派のデモが思い浮かぶが、「右翼・民族派こそ、日本の山河をあれだけ汚染し、人々の暮らしを破壊する原発に反対すべきだ」が持論。
過去には過激な「闘争」で逮捕歴もある針谷さん、タクシー運転手として働き、自前で運動資金を作ってきた苦労人でもある。「第1次政権の時には、少し期待した。名前は出せないけど、民族派に近いブレーンが安倍首相の周囲にいて。でも第2次政権からは経済や米国一辺倒。原発再稼働、株価を上げるだけのアベノミクス、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)…。揚げ句に米国からの高額武器の購入です。あれは『買わされた』のではないですか。首相失格です」昨年末、安倍政権は朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)への強硬姿勢を強める米国から、2千億円以上の費用が見積もられる陸上配備型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の購入を閣議決定した。
その直後、米国はにわかに北朝鮮との融和姿勢に転じ、今度は米朝首脳会談である。
「呆れたのは自民党が12年にまとめた改憲草案です。基本的人権をより守ろう、というのが世界的潮流ですが、逆に草案は私権を制限できる『緊急事態条項』を新設する等、人権制限の方向を向いているのは明らかです。左翼は『人民』と言いますが、我々は『民』のために運動する。そんな憲法が民のためになるか。答えは明らかです。だから安倍政権に反対するのです」村上さんや針谷さんだけではない。意外なほど右派には安倍政権や首相の改憲論に反対の声が強い。論壇誌「月刊日本」(97年創刊)を主宰する南丘喜八郎さんもその一人。
主に自民党右派を取材してきたジャーナリストだ。「僕も今の憲法は、米国が占領中に自分に都合良く作った『占領基本法』と見ている。エセ憲法です。でも安倍首相の改憲論では、なおのこと米国の戦争に、都合良く日本や自衛隊が利用されることになりかねない。ならば、これまでの経験と知恵で、今の憲法のまま運用した方がまだましか、と。決して護憲ではないが…」その「月刊日本」4月号に目を引く記事があった。
前出の村上さんが少年時代、故郷・福岡県の炭鉱で目にした朝鮮人労働者へのリンチを振り返った「私が見た朝鮮人差別」を掲載したのだ。安倍政権を支持する一部の論壇誌では、中国や韓国等を批判・罵倒する「嫌韓嫌中」の言説は珍しくないのに、だ。
「僕も大学時代の級友に在日朝鮮人がいて。僕にこう言った。『南丘、お前と幾ら仲良くなっても信用はできない。祖母から関東大震災の時、友人だった日本人に私達の家族を殺された、という話を聞かされてきたから』って。過去の歴史を忘れ、物事を単純化する見方から嫌韓嫌中の空気が生まれる。これに安倍政権が支えられているのは間違いない。危ういことです。実は安倍首相の自宅に毎号、タダで『月刊日本』を送っているのです。読んでくれていればいいのですが」(南丘さん)話題の森友学園問題でも「ご批判は真摯に受け止めたい」(3月28日、参院財政金融委員会)と繰り返した安倍(欺瞞)首相。
「保守」「右派」の批判にも、耳を傾けてはいかがだろう。(基本文献-毎日新聞)
《【森友・加計疑獄】シリーズ》
《財務省:森友交渉記録が存在、国会提出へ―数百ページ分》
学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省と学園側との間で行われた面談や交渉に関する記録が存在していたことが11日分かった。学園側とのやりとりを記した近畿財務局のメールなどが数百ページ分、残っていたという。政府関係者が明らかにした。
財務省は月内にも国会へ提出する方向だ。学園との交渉記録を巡っては昨年、当時の佐川宣寿理財局長が「確認したところ、なかった」等と答弁していた。
これに関連し、財務省の太田充理財局長は11日の衆院財務金融委員会で「(記録の存在を)きちんと調べ、あるならば、できるだけ速やかに提出したい」と述べた。(毎日新聞)
《愛媛県:柳瀬の名刺を公開「面会時、職員が説明した」》
<知事が会見>
学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が国会の参考人招致で、2015年4月2日の愛媛県職員や学園関係者らとの首相官邸での面会について曖昧な発言を繰り返した事に対し、同県の中村時広知事は11日の定例記者会見で「終止符を打ちたい」として、名刺交換で職員が受け取った柳瀬氏の名刺のコピー、県側が説明で使った文書を公開した。面会時は「職員がメインテーブルについて県の立場をはっきり説明した」と強調した。柳瀬は県職員作成の文書に記載された面会時の「首相案件」発言を否定したが、中村知事は改めて「ありのままを書いたものだ」と指摘。
柳瀬に対して「愛媛県の信頼を損ねる部分があった」と重ねて不快感を示し「(関係する機関等が)各々、正直に言えば終わる話だと思っていたが残念だ」と話した。
中村知事によると、10日の参考人招致を受けて改めて職員から聞取りをし、面会した3人の内1人が「会った、会わないでズルズルしてはいけない」と名刺を持ってきたという。
中村知事は10日、柳瀬の発言について「真実でないレベル(の発言)も幾つかあった」と指摘し、面会に同席した職員から聞取りし、詳細な見解を述べるとしていた。
《今井秘書官は把握: 柳瀬「面談隠し」やっぱり官邸ぐるみ》
やっと行われた柳瀬唯夫元首相秘書官の参考人招致。相変わらず、記憶の曖昧さが際立つも、安倍(欺瞞)首相の関与だけはキッパリと全否定。周到に練ったシナリオに従い、うまく凌いだかに見える柳瀬だが「オヤッ」という場面があった。官邸の実力者、今井尚哉首相首席秘書官の名前を出したシーンだ。柳瀬の「加計面談隠し」は、官邸ぐるみで行われた疑いがある。柳瀬は2015年3~6月の短期間に3回も加計関係者と面談していた事を認めた。
安倍(欺瞞)首相への報告を問われた柳瀬は「全く総理にお話しした事はございません」と答弁したが、今井秘書官についてはこう答えた。「昨年7月、閉会中審査があった。
今井秘書官から、事実関係の問い合わせがあり、加計学園の事務局の方や元東大教授と官邸で会ったという事実を伝えた」昨年7月の閉会中審査も、柳瀬が出席し、加計問題について何を語るか注目されていた。恐らく気が気でない今井秘書官が「おい柳瀬、大丈夫か」と問い合わせたのだろう。「加計面談」を隠し続けた柳瀬に批判が集中しているが、昨年7月の時点で、安倍(欺瞞)首相と一心同体である今井秘書官も「加計面談」を把握していたということだ。どうにも怪しいのは翌8月、朝日新聞の取材に対し、柳瀬が加計幹部の同席を「記憶にない」と、頑なに否定している事だ。
■認可直前の最悪のタイミング
いったい柳瀬は今井秘書官とどんなやりとりをしたのか。実は、安倍官邸はその頃、加計面談が表に出る事を極度に嫌がっていたという。「7月の閉会中審査で柳瀬氏が何を語るのかは、安倍首相も大きな関心を持っていたはずです。というのも加計学園の獣医学部設置を認めるかどうか、文科省・大学設置審の認可の判断が8月末に迫っていたからです。もし認可判断直前に柳瀬秘書官が3回も官邸で加計関係者と面談していたことがバレると“大炎上”は避けられない。認可どころでなかったはずです。安倍官邸は、加計面談を隠したかったはずです」(官邸関係者)結局、獣医学部設置は11月に認可答申され、今春、開学に漕ぎつけている。今井秘書官への報告を明かした柳瀬の本意は不明だが、加計面談は柳瀬一人で抱えていた訳ではない。リベラル野党は結束して、今井秘書官を証人喚問を執拗に求めて追及すべきだ。(基本文献-日刊ゲンダイ)
《贈収賄に発展も:安倍・加計「ゴルフ代」は誰が払ったのか》
10日の「柳瀬唯夫元首相秘書官の参考人招致」。野党サイドが密かに注目したのが“ゴルフ代”を巡るやりとりだ。柳瀬が、2013年5月6日、安倍(欺瞞)首相や加計学園の加計孝太郎理事長らと一緒にゴルフをしたことを認めると、質問に立った長妻昭委員は「ゴルフ代は誰が払ったのか」と執拗に追及している。柳瀬が「自分は払っていない」と答えると、すかさず「誰が払ったのか、加計学園のおごりなのかそうでないのか、それはちょっと重要だ」と畳みかけている。実際、加計学園がゴルフ代を負担したかどうかは重大だ。
安倍(欺瞞)首相が“贈収賄”に問われるからだ。国家戦略特区は、10日に柳瀬が認めたように、首相の直轄案件である。安倍(欺瞞)首相に“職務権限”が発生すると考えるのが自然だ。
もし安倍(欺瞞)首相が加計学園から食事やゴルフ等の供応を受けていたら“贈収賄”に問われる事になる。加計学園は、国家戦略特区を利用して獣医学部を新設したいと申し入れていた“利害関係者”だ。(利害関係者でなくても「信用失墜行為」に該当する)
長妻議員が「これは委員長、ぜひ調査して頂きたい」と念を押したのも、刑事事件に発展する可能性があると分かっているからだろう。
■ポイントは「いつ知ったか」
はたしてゴルフ代は誰が払ったのか。安倍(欺瞞)首相は国会で「先方が払うこともある」と認めた答弁をしている。もちろん贈収賄に問われる可能性があるのは、2013年5月6日のゴルフ代に限らない。今治市が獣医学部新設を提案して以降、少なくても安倍(欺瞞)首相は加計理事長と6回会食を重ね、4回ゴルフを一緒にしている。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。「やはりポイントは、いつ安倍首相が、加計学園の獣医学部新設計画を知ったかでしょう。利害関係者だと分かっていながら、供応を受けていたとしたら刑事罰に問われる可能性が出てきます。安倍首相が『知ったのは加計学園が事業者に認定された2017年1月20日だ』と言い張っているのも、贈収賄に問われる危険性を分かっているからでしょう。しかし事業者に認定されるまで知らなかったという説明は、座長であるだけに、如何にも不自然です。先ずは、全ての会食費とゴルフ代について、どちらが払ったのか、明らかにすべきです」やはり、加計理事長の証人喚問が、ぜひ必要だ!(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)
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《【学校・社会に人権の風を!】「君が代」裁判と卒・入学式から考える》
〇開催日:2018年5月18日(金)18時30分~21時
〇場 所:エルおおさか研修室2:大阪府大阪市中央区北浜東3番14号
*利用可能駅:天満橋駅(徒歩約500m)/北浜駅(徒歩約800m)
〇主催:「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク
〇資料代500円:FAX06-6942-2444:HP有り
全国大学人権教育交流会/第50回企画《研究会のご案内》
テーマ:「『在日』をめぐる状況は変化したか」
○開催日:2018年5月20日(日)13時~17時(受付は12時30分~)
○場 所:大阪人権博物館(リバティーおおさか)大阪市浪速区浪速西3-6-36
Tel:06(6561)5891/FAX:06(6561)5995/http://www.liberty.or.jp
司会:金 洪仙さん(大阪国際大学講師)
報告1「ヘイトスピーチと闘う」呉 光現さん(聖公会生野センター総主事)
報告2「在日コリアンの権利獲得運動と私」飛田 雄一さん(神戸学生青年C館長)
*なお管理者は、本交流会の事務局を担っています。
《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》
①職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
③採用コンサルタント。
*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
(民守 正義)
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