リベラル勢力総結集・奴隷労働法制等阻止!(26)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【森友疑獄】スクープ論文集9》
《まるで暗黒裁判:日増しに強まる“佐川氏主犯説”の印象操作》

 安倍政権の「佐川が、佐川が」の大合唱に大マスコミも加担だ。
 森友文書改竄は当時局長だった佐川宣寿前国税庁長官の指示で行われた―。
 財務省の内部調査に理財局の複数の職員がそう説明していると、複数のメディアが19日、一斉に報じた。「財務省は弁護士等によるサポート保証を前提に指示を認めさせたいのに、佐川は刑事訴追を恐れ、シブっている」旨を報じたテレビ局もあったが、どのメディアも佐川本人に取材した形跡はゼロだ。改竄は理財局と近畿財務局だけで行われたのか。
 指示したとされる佐川の更に上のレベルからの指示はなかったのか。疑惑の核心部分について、佐川は口をつぐんでいる。それなのに「佐川氏が指示した」との決め打ち報道は、政権側の「佐川氏主犯説」に味方する印象操作のようなもの。佐川は部下に厳しいことで有名で、財務省のパワハラ上司リスト「恐竜番付」の常連だったという。恨み骨髄の理財局職員が“嫌われサガワ”に改竄の全責任を負わせようとしている可能性だって捨てきれない。

■調査中なのに「佐川が最終責任者」

 ただでさえ、政権サイドは佐川に全責任を被せようと躍起だ。19日の参院予算委の集中審議でも、麻生財務相は佐川の責任について、まだ調査中なのに「極めて大きかった。今の段階では最終責任(者)になる可能性が大きい」と言い切った。
 財務省の太田充理財局長も呼応し「周囲を含め関係者がそういう認識なので、(佐川が改竄を)知っていたと認識できた」と主張。ここでも佐川が改竄を認めたのかについては、退任の際、福田淳一財務事務次官の聴取に「どのように関与したのかは、刑事訴追の可能性もあるので差し控えたいという回答だった」と、太田局長は説明するのみだ。
 本人が表に出てこられないのをこれ幸いに、日毎に佐川が主犯に仕立てられていく様相は暗黒裁判さながら。そのクセ、安倍(欺瞞)首相は「決裁文書の存在すらも知らない。指示のしようがない」と責任逃れに終始しているからタチが悪い。
 どうせ政権の生け贄にされるくらいなら、佐川は証人喚問の前に会見を開き、洗いざらい真相を打ち明けた方がいい。(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)


《削除文書、新たに1枚-財務省、価格交渉-明白》

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改竄問題で、財務省は19日、「決裁参考メモ」とする文書1枚を削除していた事が新たに分かったとして、参院予算委員会理事会に自白した。文書は森友側との事前の価格交渉を裏付ける内容。
 太田充理財局長は、この日の参院予算委で「17、18日に気付いた。事務方のミスだ」と誤魔化し答弁。財務省によると、メモは「森友学園事案に係る今後の対応方針について」と題した書面で、2016年4月に作成された。国と学園側が同6月に国有地の売買契約を結ぶ際の決裁文書「売払決議書」に、当初は含まれていたという。太田理財局長は決裁文書改竄が日常的に行われていた可能性を問われ「そうではない、と言えないようなことが起きているのは事実」と否定しなかった。書面では、財務省側が森友側から「売却価格の提示を考えてもらいたい」との申し出を受け、「廃棄物処理費用を減額した価格提示を行い、売却を行う方針で作業を進める」ことに決まったと記載。森友側から「損害賠償を請求される可能性がある等として、廃棄物の処理を担当する国土交通省大阪航空局からの提案を受け入れた」と記されており、「事前価格交渉」は明白!昨年2月、国が廃棄物処理を理由に、大阪府豊中市の国有地を森友側に格安で払い下げた事が発覚。当時、理財局長として国会対応に当たった佐川前国税庁長官は、学園側との事前の価格交渉を繰り返し否定していた。(参考文献-毎日新聞/文責:民守 正義)


《首相は否定、局長は含み=昭恵影響巡りズレ》

 学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改竄を巡り、19日の参院予算委員会では、国有地格安売却に安倍(欺瞞)首相夫人の昭恵が影響を与えたかや、首相の進退答弁が改竄のきっかけになったかが焦点となった。首相はいずれも強く否定したが、財務省の太田充理財局長は含みを持たせる見解を示しており、ズレが浮き彫りとなった。

◇「昭恵氏は議員以上」

 野党側は、学園が開校を目指した小学校の名誉校長を一時務めた昭恵の存在が特例的な対応に繋がったと指摘。昭恵に関する記述が改竄によって削除された事と絡めて追及した。
 これに対し首相は「妻が財務局に働き掛けを行ったことは(改竄前文書に)全く書いていないのみならず、妻について書かれた記述は書き換え全体の中のごく一部にすぎない」と述べ、打ち消しに躍起となった。太田理財局長は、改竄前文書に昭恵の名が記載された理由を問われ「首相夫人だということだ」と答弁し、忖度が働いた可能性を示唆した。
 共産党の小池晃書記局長は「重大な発言だ。国会議員以上に配慮しないといけない存在だからだ」と述べ、学園に有利な契約に昭恵の存在が影響したと断罪した!
 一方、野党側は、首相が昨年2月17日に「私や妻が(土地取引に)関係していたとなれば、首相も国会議員も辞める」と答弁したことについても取り上げ、同年2月下旬以降の改竄に繋がったとの疑念を示した。首相は「書き換えは全く指示していない。財務省理財局や(近畿)財務局内の決裁文書など存在すら知らず、指示のしようがない」と「忖度」と「指示」の日本語の意味も混同する支離滅裂答弁に終始。一方、太田理財局長は16日の予算委で「政府全体の答弁は気にしていた」と、首相答弁の影響を否定していなかった。
 このため野党は、首相の矛盾答弁(日付の矛盾等)等を中心に、追及を続ける構えだ。

◇佐川に押し付け

 改竄の責任について、麻生太郎副総理兼財務相は、当時理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官の「関与の度合いは大きい」と指摘。佐川や理財局の不祥事と位置付け、政権全体の責任が問われるのを避けようとする姿勢が見え見えになってきた。
 これに対し野党側は「責任を役人に押し付けている」(社民党の福島瑞穂副党首)「トカゲのしっぽ切り」(民進党の大野元裕氏)と一斉に批判。政治的な圧力があった疑いもあるとみて攻め立てた。だが麻生らは、大阪地検特捜部自ら「捜査に影響ない」と言っているにも関わらず、「捜査中」を理由に明確な答弁を避け続けた。
 首相や麻生らが改竄を、いつ把握したかも焦点となった。国土交通省が改竄の可能性を5日に首相官邸に連絡したのに対し、首相らは11日に報告を受けたと日付矛盾! 首相は改めて答弁で、6日に杉田和博官房副長官から「調査を指示した」との報告を受けたことは渋々、認めた。安倍(欺瞞)首相は、その渋々言い訳を「政府の立場で不確実なことを申し上げるべきではなかった」と言い訳。「12日まで公表しなかったこと」を、相当に無理筋の「正当化釈明」した。だが財務省は、8日に改竄の有無を明らかにせず、改竄後の文書を国会に提出しており、小池委員は矛盾した財務省行動を「黙認した首相の責任は重大だ」と、「不正には断固、追及!」の姿勢を崩していない。(参考文献-時事通信社/文責:民守 正義)


《「安倍-擁護」が逆に窮地へ:愚かな安倍チルドレン》

<参院予算委:自民・和田議員が太田理財局長を攻撃⇒「これが安倍チルドレンか!」不評の末、議事録末梢>

 19日の参院予算委員会で、自民党の和田政宗議員が財務省の太田充理財局長を攻撃し、太田理財局長が涙ぐんで猛反論した。自民党-和田政宗議員は、沖縄-高江へ右翼街宣車で乗り込み、文子婆や(85歳:車椅子障害/沖縄戦では米軍の火炎放射を浴び、大火傷を負った)を15mほど離れておりながら、なんと「文子婆やから暴行を受けた」と虚偽被害届を出すほど、「右翼思考回路」が中毒状態の議員で有名!
 16日の同委では、その和田議員が「改竄の背景に首相答弁の影響があったか」を問われ、太田理財局長が「政府全体の答弁は気にしていた」と答弁。これは「財務省だけの問題」に議論を封じ込めようとする首相官邸や与党の筋書きからは外れたものだった。
 和田議員は19日の同委で「まさかとは思いますけど、太田理財局長は民主党政権時代に野田総理(佳彦前首相)の秘書官も務めていて『増税派』だから、アベノミクスを潰すために、安倍政権を貶めるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」と「邪推・下劣質問」した。和田議員は安倍ドッコイショのつもりで「邪推・下劣質問」したのかもしれないが、太田理財局長は頭を激しく振り続け、答弁の際には顔が紅潮して怒りと涙を隠せない様子。「私は公務員として、お仕えした方に一生懸命お仕えすることが仕事なので、それを言われるとさすがにいくらなんでも… そんなつもりは全くありません。それはいくらなんでも、それはいくらなんでも… ご容赦ください」と言葉を詰まらせつつ語った。
 管理者もインターネット国会中継で本質疑応答を見ていたが、「品性・品格の無い国会議員の、むしろ恐ろしさ」を目の当たりにした。

<野党からも集中砲火!「言語道断!恫喝的質問だ」結局「議事録末梢」>

 民進党の増子輝彦幹事長は記者会見で「こんな質問自体、政治家として恥ずかしくないのか」と和田議員を批判。立憲民主党の福山哲郎幹事長も記者団に「非常識極まりない、情けない」と語った。共産党の小池晃書記局長は会見で自身の質疑を振り返って「官僚が真実を語っているか、私も煮え湯を飲まされる事は多い」と語りつつ「言語道断だ。恫喝的質問だ。酷すぎる」と和田議員を批判。また事務方の中にも「これでは、やってられない。法治国家の根幹を否定するとんでもない発言だ。自民党、安倍政権の危険な体質が露骨に現れた」との意見が漏れた。結局、同委員会理事会で、自民党も含め、「佐川でなく身内の議員トカゲ尾っぽ切り」で「議事録末梢」となった。
 因みに和田議員は宮城選挙区選出だが、こんな議員に投票した同選挙区有権者の「品性・品格」も疑われる。(参考文献-毎日新聞/文責:民守 正義)
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《大阪の公契約条例をつくる学習会-加西市の実践に学ぶ》

日時:3月31日(土)14時30分~16時
場所:大阪シティプラザホテル4階(〒540-0029大阪市中央区本町橋2-31)
内容:◎「加西市の公契約条例の実践と今後の取り組み」/講師:西村和平(加西市長)
   ◎「公契約条例の持つ可能性」橋本芳章(大阪公契約条例実現研究会)
共催:自治労大阪府本部・労働と人権サポートセンター
連絡先:公契約条例「兵庫県加西市の実践に学ぶ」学習会事務局
    ●自治労大阪府本部06-6242-2233/労働と人権サポートC06-6352-3400


全国大学人権教育交流会/第50回企画《研究会のご案内》
テーマ:「『在日』をめぐる状況は変化したか」

○開催日:2018年5月20日(日)13時~17時(受付は12時30分~)
○場 所:大阪人権博物館(リバティーおおさか)大阪市浪速区浪速西3-6-36
        Tel:06(6561)5891/FAX:06(6561)5995/http://www.liberty.or.jp
司会:金 洪仙さん(大阪国際大学講師)
報告1「ヘイトスピーチと闘う」呉 光現さん(聖公会生野センター総主事)
報告2「在日コリアンの権利獲得運動と私」飛田 雄一さん(神戸学生青年C館長)
   質疑応答と意見交流(*管理者は、本交流会事務局を担っています)


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)

(民守 正義)