リベラル国民の拡大・結集で憲法改悪阻止!(28)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《モリカケ疑惑で市民団体が会見:加計理事長らを刑事告発》

 森友学園(大阪市)と加計学園(岡山市)の国政私物化疑惑を追及している「モリカケ共同追及プロジェクト」の黒川敦彦さんと木村真・豊中市議らは11月1日、東京・霞ヶ関の文部科学省記者クラブで会見し、文科省の姿勢を問うと共に、建築水増し疑惑等を指摘されながら一切の説明を拒否している加計学園の加計孝太郎理事長と、獣医学部が建設されている愛媛県今治市の菅良二市長を「補助金詐欺」の疑いで刑事告発した事を報告した。
 告発状によると獣医学部の施設建設費を148億円余(坪単価147万5700円)としているが、高く見積もっても坪100万円程度であると指摘。また大学設置経費として申告した192億円を基に、その半分の96億円を限度額として今治市と愛媛県が補助することになっているが「建築費の水増しによって最大で50億円の補助金詐取の疑い」(黒川さん)があり、今治市・市民に対する重大な被害を及ぼすとしている。この告発に合わせて、同獣医学部の新設を審査している大学設置・学校法人審議会会長らに宛てた「意見書」を文部科学省に提出。
 これら告発がなされている他、複数の専門家から研究設備のバイオハザード(生物災害)の危険性が指摘され、今治市では、そのリスク評価のための第3者による専門委員会が10月に設置されたばかりであるとして「現時点での認可は妥当ではない」としている。
 黒川さんは「告発には560人が賛同してくれているが、目標は1万人。一方、今治市に対する住民訴訟も12月20日に第1回口頭弁論が開かれる。これだけの疑義がある大学設置にも関わらず、加計理事長は一切説明をしない。それを認可していいのか」と訴えた。(週刊金曜日)


《【反基地・反戦】米軍ヘリ窓落下:新聞各社が批判》
<琉球新報社説-米軍ヘリ窓落下:普天間飛行場の即閉鎖を>

 大切な子供達の命が重大な危険に晒された。看過できない事態である。
 米軍普天間飛行場を直ちに閉鎖すべきだ。普天間第二小学校の運動場に、普天間所属のCH53E大型輸送ヘリコプターの窓が落下し、4年生の男児1人の左腕に石が当たった。
 当時運動場にいた約60人の児童から約10メートルしか離れていなかった。
 落下した窓は金属製の外枠があり、90センチ四方で、重さ7.7キロ。運動場中央には落下物の痕跡が残り、周辺にはアクリル製とみられる割れた透明板が散らばっていた。
 落下の衝撃の大きさが分かる。まさに重大事故に繋がりかねない事態であり、多数の児童が犠牲になった1959年の宮森小学校米軍機墜落を想起させる。
 これほどの重大事態にも関わらず、政府は同型機の飛行停止ではなく、飛行自粛を求めただけだ。あまりにも弱腰すぎる。全ての訓練の即時中止を求める。
 事故を受け菅義偉官房長官は「(事故は)あってはならない」と発言した。
 「あってはならない」事故が引き起こされるのは、沖縄に米軍基地が集中しているからである。県民の命を守るためには、海兵隊の撤退しかない。落下事故が起きた13日は、普天間所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが名護市沿岸に墜落してから1年に当たる。
 7日にも普天間第二小から約1キロ東の保育園のトタン屋根に、米軍ヘリの部品と同一の物体が落下したばかりだ。落下地点は園庭から50センチしか離れていなかった。

 普天間所属のCH53は今年1月と2月に着陸装置が故障した。6月に久米島空港に緊急着陸、10月に東村の牧草地に不時着炎上した。2004年には沖縄国際大学に墜落した。
 在沖米軍は安全を確保する有効な手だてを打っていないのではないか。「ハインリッヒの法則」によると、1件の重大事故の裏には29件の中程度の事故と、300件のひやりとする過失があるとされる。米軍基地での事故発生頻度にも通じる。
 現場を視察した翁長雄志知事は「一番守ってあげなければならないものは子供達だ。運動場のど真ん中に落ちてきたのは許されない」と述べた。当然である。
 普天間飛行場には、この1年間に2機が墜落したオスプレイも配備されている。
 オスプレイの事故率は、配備前の12年と比べ約2倍に上昇している。
 日本政府は、県民の生命と財産を守るために、米国と主体的に交渉すべきだ。
 航空法によって航空機から物を落とすことは禁じられている。しかし米軍は日米地位協定に基づく航空特例法により航空法の適用が除外されている。小学校に落下させる重大事態を招きながら、国内法が適用できない。これでは主権国家とは到底、言えない。

<朝日社説の一部:「米本国ならば許されない運用がまかり通っている」>

 「米本国ならば許されない運用がまかり通っている」として、地元の宜野湾市は、事故の危険性をかねて指摘してきた。本来、米軍基地の滑走路の延長線上には、住宅や学校等のない「クリアゾーン」を設けなければならない。だが普天間には、この決まりが適用されていない。クリアゾーンにあたる地域には、約800棟の住宅と18の公共施設があり、普天間第二小学校はその一つだ。「できる限り学校、病院の上は飛ばない」という日米合同委員会の協定は空文化しており、同校は「米軍機が墜落して有毒ガスが発生した」との想定で避難訓練を行っていた。そんな日常を送る子供達が、どこにいるだろうか。
 事故を起こしたヘリは、10月に沖縄・高江に不時着し、炎上したのと同型機だ。

 米軍は原因を明らかにしないまま、1週間後に飛行を再開した。そして今回、再び住民が危険に晒された。「整備の手順や運用に問題はなかった」とする2カ月前の説明は何だったのか。米軍は整備・点検体制を洗い直し、両方の事故の地元に再発防止策を直接説明するべきだ。形ばかりの飛行停止措置等では済まされない。日本政府の姿勢にも憤りを禁じ得ない。名護市の海岸でオスプレイが大破したのが丁度1年前。米軍への飛行自粛要請、ごく短期間の受け入れ、一方的な再開、政府の容認―という光景が繰り返されてきた。
 およそ主権国家の体をなしていない、恥ずべき従属である。普天間の危険性の除去は最優先の課題であり、だから辺野古への移設を進めると安倍政権は唱える。
 だが、それは辺野古の周辺に危険性を移し替えるだけで、沖縄県民に重荷を押しつけることに変わりはない。日米両政府が普天間返還に合意した96年当時のペリー国防長官は最近、米軍の抑止力にとって、必ずしも基地を沖縄に置かねばならない訳ではない旨の発言をしている。こうした声に耳を傾け、沖縄の負担軽減に本気でとり組む必要がある。
 一度、大きな事故が起きれば、日米安保体制そのものの、国民の疑念が大きく増幅する。
 「日米安保条約の本質は、日本防衛でなく、日本国民への危険と戦争強制参加を招くだけだ」と。(参考文献-孫崎享のつぶやき/文責:民守 正義)


《【腐蝕の安倍政権】偽りの“拉致の安倍”横田早紀江さんの手紙を2年無視》

 11日「希望の党」の松原仁議員と中山恭子議員の2人が、安倍(ウソツキ)首相に拉致被害者救出に向けた申し入れを行った。2人は拉致問題担当相経験者だ。
 安倍(ウソツキ)首相は「協力してやっていきたい」と返したが、関係者からは「ふざけるな」と怒りの声が噴出している。横田早紀江さん(81)が、安倍(ウソツキ)首相に出した手紙を、2年以上無視している事が発覚したからだ。安倍(ウソツキ)首相が早紀江さんからの手紙を無視している事は、拉致問題に取り組んでいる有田芳生参院議員のツイッターで明らかになった。12月2日のツイッターにこう書いた。<早紀江さんが思いを綴った手紙を安倍首相に書いても梨のつぶてです>早紀江さんは、やむにやまれぬ気持ちで安倍(ウソツキ)首相に手紙を書いたはずだ。なのに安倍(ウソツキ)首相は「拉致の安倍」を自称しながら返事も出していない。有田議員は早紀江さんが可哀想になりツイッターに手紙の件を投稿したようだ。
 改めて有田議員に聞いた。「手紙の詳細は分かりませんが、早紀江さんは2年以上前に、長文の手紙を安倍首相に出しています。でもこれまで返事や電話はありません。家族会との面会等で早紀江さんと顔を合わせても、手紙の件は何も言わないそうです。完全無視です。安倍首相は、全力でやると言って何もやらないのだから、詐欺ですよ」

■「乗り込んででも解決すべき問題」

 安倍(ウソツキ)首相が全く動かない状況にシビレを切らしたのだろう。
 最近、早紀江さんは政府の姿勢に疑問を投げかけるようになった。めぐみさんが拉致されて丁度40年の11月15日の会見で、解決の糸口が見いだせない政府について「信じていてよかったのかという思いを、家族会だけでなく国民も持っていると思う」と語り、3日後の新潟市の集会では「金正恩とケンカじゃなく話し合いをして欲しい」と語った。
 更に12月7日付の神奈川新聞のインタビューでは「政府の本気度が見えないことが北朝鮮には伝わる。本来なら首相が乗り込んででも解決すべき問題なのに。北朝鮮に行けと言われたら、最後の力を振り絞ってでも行きたい」と、苦しい胸の内を明かした。
 有田議員が続ける。「早紀江さんはお願いする立場だと心得ているようで、安倍首相に直接要求することは控えてきました。でも最近の一連の発言は、もう待てないということなのでしょう。早紀江さんは今年も『安倍さんに長い手紙を出そうと思う』と親しい人に語っていたそうです」早紀江さんは、神奈川新聞のインタビューで「今年中に明かりが見えてほしい」と言っている。安倍(ウソツキ)首相は早紀江さんに電話の一本でも入れるべきではないか。完全無視とは冷たすぎる。今月21日に開かれる衆参両院の拉致問題閉会中審査は、早紀江さんも出席する。もうゴマカシは許されない。(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)
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