リベラル国民の拡大・結集で憲法改悪阻止!(14)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《「ブラック部活」にNO》

  学校の部活動を見直す動きが本格化している。生徒の貴重な成長の場である一方、教員の過重労働が指摘されているのだ。年内に発足する「日本部活動学会」に現役教師が参加するなど現場も声を上げ始めた。しかし、その多くは匿名や仮名だ。部活動への異論は何故、職場で口にし辛いのか。学校現場の同調圧力やその背景を、先生達の声から読み解くと…。

<声上げ始めた先生達>

 「部活別居」という言葉がある。休日返上で部活動に関わる教員の夫婦を指す。
 「部活シングル親子」は、そんな教員の親と子供達。果ては「部活離婚」という話も。
 教員や家族が次々と悲惨な現実を匿名で投稿する。部活動見直しの機運は数年前にツイッターで盛り上がり、部活動顧問を引き受けるかどうか選べる方にすべきだ─と署名活動がネット上で広がった。昨年3月に約2万人超の署名が文部科学省に届けられた。
 これに触発され、現役教員らが今年4月、部活動を話し合う会を結成した。
 会員は約70人。中心メンバーで部活動学会の発起人にも名を連ねる高校教諭「斉藤ひでみ」さん(仮名)は、職場に配慮して本名も性別も明かさずに活動する。
「リアルな仲間を得て勇気づけられ、職場で行動を起こすメンバーも出てきました」。

 「斉藤」さんには壁は厚い。顧問を拒んで「教師を辞めたら、どうか」と校長に叱責されたり、過酷な実態を描いた話題の書「ブラック部活動」を職員室の自席に置いていて「撤去しろ」と注意されたり…。そんなケースも珍しくないという。「若手や非常勤講師など発言力の弱い存在に部活動の負担が集中しがちです。特に講師は『来年も仕事があると思うな』等と暗に言われる事もある。自分の時間が持てず『部活離婚』以前に『部活非婚』もある。結婚し、子供を持てても、忙しすぎて子育ては、とても無理」。
 そう語る「斉藤」さん自身も子を持つのを諦めた一人だ。生徒にとって部活動は、異学年とも付き合って授業では得られない社会性を身につけ、成長する場となっている。
 高額の月謝もなくスポーツや文化活動を楽しめ、家庭の経済事情にもあまり左右されない。でもそれは、教員の大きな負担の上に成り立っている。部活動に異論を許さぬ職員室の同調圧力は強い。「斉藤」さんは9月、教員有志のグループ「現職審議会」を結成。
 働き方についてネット上で意見を募ると、数週間で約70件寄せられた。
 過酷な実態を訴える中で〈「生徒のために学校に残れ」と批判され「ずるい」と思われるので、同調圧力に負けて早く帰れない〉という声があった。異議を唱えると〈(他の教員が)陰口を叩き鼻で笑う〉。また〈同じ学年で協力しあう場面も多く(顧問拒否は)難しい〉とも。教員同士の濃密な関係も同調圧力を強めているようだ。

<「生徒のため」過労限界>

 部活動学会発起人の一人で「ブラック部活動」を著した内田良名古屋大准教授(教育社会学)は、問題の背景に「全員顧問制度」があると言う。部活動は学習指導要領で「自主的、自発的な参加」を謳い、顧問は、かつては希望する教員が務めるのが普通だった。
 「制度」と言うが慣習に過ぎない。だが部活動での事故等を踏まえ、教師の立ち会いを国から求められた結果、苦労を皆で分かち合うとの発想で全国に広がった。

 採用校は、この20年で6割から9割に増え、同調圧力は強まる一方だ。
 寄せられた声からは、部活動に熱心な教員が校内で発言力を持ち、管理職に出世する傾向が窺える。土日の活動や大会参加を増やし、部活動のブラック化に拍車をかける「勝利至上主義」への懸念もある。何より「教師は生徒第一の『聖職』だ」との観念が際限のない犠牲を強いている可能性が浮かぶ。ある教師は〈『聖職』『生徒のため』にも限度がある〉と書いた。一方、保護者からは「聖職者たれ」として〈顧問を拒否する教員は即刻辞めて頂きたい〉という意見がきた。内田准教授も「土日の部活動を止めようとして保護者に抗議された例を山ほど聞く」と話す。現職審議会は集まった意見を基に10月、部活動見直しを含む働き方改革を文科省や中央教育審議会に緊急提言。今月6日には東京都内で記者会見する。だが現役教員は、顔も実名も伏せて会見に臨むという。
 日本部活動学会の発起人代表で教育学者の長沼豊学習院大教授は言う。「教員が匿名でしか発言できない現実が、部活動改革を阻む同調圧力の強さを示す。実名で声を上げられる社会にしなければなりません」(基本文献-毎日新聞/管理者:部分編集)


《【腐蝕の安倍政権】質問時間見直しの裏で、自民が国会から“安倍隠し”》

 野党の質問時間を減らすために、安倍自民党がゴリ押しした「質問時間の配分見直し」。
 案の定、質問時間が増えた自民党議員は、安倍(独裁)首相をヨイショする愚にもつかない質問を連発している。更にフザケているのは、自民が画策している安倍(独裁)首相のための“国会改革”だ。なんと首相の国会出席日数を減らそうとしているのだ!
「今月21日の自民党正副幹事長会議で、日本の国会がイギリス議会をモデルにしていることに触れ、“イギリスにならうべし”と首相の議会出席日数の削減が持ち出されました。ご丁寧にも会議では『議院内閣制をとる国における議会への首脳出席状況等』と題された資料が配布され、日本の首相が欧州各国の首脳と比べて議会出席が多いと指摘された。国会が嫌いな安倍(独裁)首相のために、自民党は本気で首相の出席日数を減らすつもりです」(永田町関係者)確かに欧州各国と比べて首相の出席日数は多い。有識者による民間団体「日本アカデメイア」の国会改革に関する提言(2012年)によると、各国首脳の年間の議会出席日数は<日本127日><フランス12日><イギリス36日><ドイツ11日>である。

■仕事量を増やしているのは「安倍」自身

 しかし議会の制度も政治風土も違うのに、出席日数だけを比べるのは、ナンセンスもいいところだ。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)がこう言う。
「イギリスの議会制度をモデルとするなら、首相の解散権についても見直さないと比較になりません。イギリスでは、解散に下院の3分の2以上の賛成多数が必要で、解散権に制限があります。そもそも仕事量を増やしているのは、安倍首相自身です。モリカケ問題など、国会に呼ばれるような原因をつくらなければいい話です。出席日数が多いと悲鳴を上げるのは、裏を返せば『激務に耐えられない』ということ。そんな人は辞めたらいいと思います。戦後70年間、日本の首相が普通にやってきた事をできないということでしょう」
 何よりイギリスでは毎週水曜日に「クエスチョンタイム」という党首討論が行われ、野党議員から事前通告ナシの質問を受ける。それに比べ日本は今年、1回も党首討論が行われていない。これまで与党は、首相が国会に長時間拘束され、外国訪問や国際会議への出席ができないと、出席日数削減を声高に叫んできたが、安倍政権の誕生後、野党が首相の外遊にストップをかけたことはほとんどない。今月1日召集の特別国会も、安倍首相の“外交日程を考慮して”所信表明演説は2週間遅れの17日に行われた。
「野党追及逃れ」に悪知恵を駆使するより、素直に嘘をつかずに答弁をしたらどうだ。
(参考文献-日刊ゲンダイ/文責:民守 正義)


《【加計学園疑獄事件】「消せない傷を負った」文科省職員》

 加計学園の獣医学部新設計画を巡り、内閣府から「総理のご意向」と早期開学を迫られたとされる文書が見つかった文部科学省。幹部の一人は、当初10月末の予定だった設置審の答申が延期された理由について「衆院選直後に認可の答申をして『首相から選挙後にしろと指示された』と思われたら拙いからだ」と明かす。「首相らが野党から追及されないようにと、11月上旬までで終わるとみられた国会の閉会後に発表しようとしたら、自民党国対幹部に『国会できちんと議論する。官邸への配慮は要らないから早く答申を出せ』と言われた」と解説する。中堅職員は「総理のご意向」文書の発覚以降、文科省が厳しい立場に置かれたことに触れ「結局、首相官邸や内閣府が描いたシナリオ通りに進んだ。道理の通らないものを押しつけられ、文科省は消せない傷を負った」と憤る。
 別の幹部は「不透明な部分はまだ残っているが、国会で野党が追及し切れなかったのも事実。これ以上この問題を引きずっても、誰の得にもならない。反省すべきは反省して前を向くべきだ」と総括した。(基本文献-日刊ゲンダイ)
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《「公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー」

書籍:販売の案内(管理者-作成・出版)》

 この本は、「公正採用ルール」に基づき、求職者も求人側も、「採用選考・応募」について「ここがポイント」と、具体的な面接・実技試験や筆記試験などの選考方法や評価方法等々を、コンパクトにまとめ、最近、特に企業に求められる人権コンプライアンスで包み込んだ、今までにない求職者にも、求人側にも、実務的に役立つ、史上初の「採用選考・応募」と「人権」の視点をミックスした「採用選考・応募ノウハウ本」です。
 また第三編では「人権エピソード・物語集」を特別編集し、「ショートタイム人権研修」や早朝スピーチ等に活用できるように12話を用意しています。この第三編「人権エピソード・物語集」だけでも、本書の「付加価値は高い」と監修の専門家の方々から定評を頂いています。ぜひとも求職者一人に一冊、求人企業の人事・労務担当セクション(者)にも最低、一冊、教師には就職指導と人権教材として、備えて頂く事をお勧めします。

<販売価格・購入方法等>

◎販売価格:1100円(消費税込み)
 *発送料は、当方が負担します。但し、大量購入等の場合においては、できるだけ安価な発送方法を、委細相談させて頂きます。
〔購入方法等〕
1.下記メールアドレスに【記載項目】を記載して送信申し込みをしてください。
【記載項目】郵便番号:住所:氏名(フリガナも付けてください):
@1100円×冊数=合計金額:電話番号
(携帯でも構いませんので、連絡のつき易い方を記入してください。)
【当方のメールアドレス】yutan0571@yahoo.co.jp
2.代金の支払い-次の金融機関のいずれかに振り込んでください。
 ①三菱東京UFJ銀行あびこ支店/ 上田 雄二(ウエダ ユウジ

  店番 056  普通 口座番号0258356
 ②他銀行からゆうちょ銀行への振り込みの場合
  ゆうちょ銀行 口座名義/ 上田 雄二(ウエダ ユウジ)
  店名 四〇八     店番 408
  普通 口座番号 5145010
 ③直接ゆうちょ銀行に出向いて振り込む場合
  記号 14020 番号 51450101  口座名義/ 上田 雄二(ウエダ ユウジ)
  *但し、振込手数料は申込者の自己負担で、お願いします。
3.メールでの申し込みと代金の振込確認の上、送付します。
  *緊急連絡先:090-1906-8924(できるだけメールでの連絡でお願いします。)


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職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
*著作「採用面接」労働条件確認
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<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)

(民守 正義)