「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-32)

《Ken Sway Kenと管理者の【憲法改悪・戦争体制阻止】》

*明日(9/19)は、管理者が《国会前【安倍辞めろ!】国会包囲大集会》に参加のため、休刊します。

《共謀罪対策弁護団が結成「行政警察」肥大化を危惧》

 「共謀罪対策弁護団」の結成記念シンポジウムが6日、衆院議員会館で開かれ、約150人が参加した。同弁護団は、共謀罪法廃止の促進、同法を適用した逮捕の予防、市民運動の萎縮防止─を主な目的とし、徳住堅治、海渡雄一、加藤健次、南憲男、平岡秀夫、武井由紀子の6弁護士を共同代表とするもの。主催者挨拶の中で日本労働弁護団会長でもある徳住共同代表は「労働者、労働組合は常に共謀している」と述べ、そもそも共謀罪(コンスピラシー)は英米で労働運動弾圧のために導入されたという歴史を想起するよう促した。
 シンポでは神奈川大教授の白取祐司さんが講演。共謀罪法の運用で今後懸念されることとして、警察が「今の捜査権限では不十分」として盗聴捜査の拡大を要求し、情報収集等、そもそも裁判に持ち込むことを想定していない警察活動を行なう「行政警察」の肥大化を招く恐れを強調。「行政警察の怖いところは(捜査・取り調べが)可視化されていないこと」だとした。また訴訟に移行した場合でも、「計画」や「準備行為」の証拠収集の難しさや犯罪構成要件の曖昧さがあるため「少ない証拠で有罪にせざるを得ない。明らかに冤罪が増える」と指摘した。(社会新報)


《【安倍ファシズム政権】朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)と東京五輪が煽るグロテスクなナショナリズム》

 平和解決を求める事が何故「迷質問」呼ばわりされるのか。今月1日付の産経新聞は〈菅義偉官房長官の31日の記者会見で、米韓合同演習を批判し、弾道ミサイルを相次いで発射する北朝鮮を擁護するような質問が飛び出した〉と報じた。質問者は、加計学園問題等を巡り、菅を質問攻めにして追及した東京新聞の望月記者だ。はたして同記者は本当に北を擁護したのか。実際のやりとりは次の通り。
記者「米韓合同演習を続けている事が、金(正恩)委員長の弾道ミサイル発射を促しているとも言える。米韓との対話の中で、合同演習の内容をある程度、金委員長側の要求に応えるように、冷静になって対応するようにと日本政府は働きかけをやっているのか」
菅「我が国としては対話と圧力、行動対行動。基本姿勢の下に日米の強力な同盟の中で、国民の皆さんの安心・安全を守っていく。万全の態勢で取り組んでいる。その(質問の)内容については、北朝鮮の委員長に聞かれたらどうですか」
記者「北朝鮮とのパイプがないので分からない。今の発言だと、ある程度、演習の内容についても北朝鮮側の要望に応え、冷静かつ慎重な対応をするように米韓サイドに求めていくという理解でいいか」

菅「我が国としては、ありとあらゆる事に対応できるように万全の態勢で取り組んでいる」
 彼女は北を擁護していないではないか。米国と足並みそろえた制裁強化で北を追い詰めるのではなく、冷静かつ慎重な対応という選択肢もある―。質問を聞けば、平和解決の道筋が見えてきそうだが、産経新聞は〈東京記者、官房長官に迷質問「北要求に応じる調整しているか」〉の見出しで記事に。更に記事を転載したネットニュースでは、見出しが一段と過激になってしまう。〈「金正恩委員長の要求に応えろ」…!? 東京新聞、官房長官にトンデモ質問〉まるで東京新聞記者が会見で“北の要求に応えろ”とストレートに迫ったかの錯覚に陥るような見出しだ。事実、報道の3日後、東京新聞の代表電話に同記者への殺害予告が入った。電話の主の中年男性は「ネットニュースに出ている記者は、なぜ政府の言う事に従わないのか」「殺してやる」との趣旨を一方的に捲し立てたという。
 「政府の言う事に従わないと殺す」とは許しがたい言論テロだが、いわゆる“ネトウヨ”達も「調子に乗り過ぎだ」「国賊だな」「アホ記者だな」と同記者を罵倒する言葉をネット上に書き連ねている。同記者を擁護しようものなら、今度はそれに対する反論、批判の集中砲火だ。もう、ムチャクチャである。

<反対意見を許さない異様で危険な国威発揚>

 北朝鮮の肩を持つ気はさらさらないが、まだ朝鮮戦争が休戦中なのに、米韓両軍は38度線の間近で金正恩指導部の壊滅を狙った「斬首作戦」なる物騒な訓練を実施しているのだ。
 北だって「こちらも武力を誇示しなければ、国が潰されてしまう」と思うのもムリはない。政治評論家の森田実氏はこう言った。「北朝鮮危機のような国際問題は感情論を押し殺し、原因を冷静かつ俯瞰して対処すべきです。それなのに安倍政権は『対話と圧力』を掲げながら圧力一辺倒。対話の糸口を探す努力をせず、米国と歩調を合わせているだけでは危機は解決しません。一方的に偏った政府の対応が、平和解決を訴えようものなら、『北の回し者か』と言われるムードを助長するのです。現在の“北憎し”の風潮は『鬼畜米英』のスローガンの下、政府の気に入らない言説を述べれば『米国の手先』と罵倒された戦前に似てきています。今こそ310万人もの同胞が命を落とした悲劇の教訓を、学び直さなければいけません」形だけ国家主義者の首相が北朝鮮危機を煽る事で、この国には極めて危ういムードが蔓延しているのだが、反対意見が許されないのは3年後の東京五輪も一緒だ。
 「ニッポン頑張れ」と言わなければいけないムードがはびこり、選手は国のためにメダルを取ることが目的化している。実際、JOCは「金メダル数世界3位以内」と東京五輪の目標メダル数を発表し、前選手強化本部長の橋本聖子参院議員は「東京五輪を大成功に導く義務があり、それにはメダルの数が必要」とハッパをかけていた。

 しかし1964年-東京オリンピックの際にも、マラソン円谷選手が、一位になれなかった事で、「国威-批判」を浴び、自殺したのは有名な話である。
 オリンピック憲章は、国によるメダル競争を禁じているのに、この国ではメダル獲得のための選手強化費に予算がつく。メダル獲得を国家プロジェクトに仕立て上げるから、現場は過剰な重圧を感じてしまう。バレーボール女子の中田久美監督は就任初のミーティングで選手に「私達の背負っているものは国家プロジェクト。結果を出さないといけない」と熱く語り、先日のワールドグランドチャンピオンズ杯で5位に終わると、カメラの前で悔し涙を流した。柔道世界選手権に初出場で金メダルを獲得した男子66キロ級の20歳、阿部一二三は「世界王者に1回なっただけ。東京五輪への第一歩にすぎない」と語り、“五輪ありき”の心境を素直に表現していた。東京五輪反対派のフリーアナウンサー・久米宏氏は、こう喝破した。「日本人はスポーツが好きなワケじゃない。オリンピックが好きなのですよ。オリンピックが好き。メダルが好きというビョーキです
 オリンピック病に侵された政府と国民によって、選手やその周辺は2020年の本番が近づくにつれ、どんどん追い詰められていきそうだ。

■日本人の気質がますます悪い方向に出ている

 今の日本の風潮について、旧満州生まれで父・開作氏が戦前は特務機関の監視対象にされた、筑波大名誉教授の小澤俊夫氏(ドイツ文学)に聞いてみた。「くしくも北朝鮮危機と東京五輪への準備が重なっているのですが、そこに危険な国威発揚、ナショナリズムの拡大が露骨に見えて、非常に嫌な感じがしています。両者に共通するのは他の意見を許さない異様なムードです。メダル取りが国家プロジェクトなんて、ちょっと前の社会主義国家のような異様さだし、五輪を目いっぱい、政治利用したのがヒトラーなのですよ。それでなくても、最近の五輪は商業主義に毒され、選手ではなく、国が前面に出て、政治的な国威発揚に利用されている。だから僕は五輪反対なんだけど、それすら言うのが、はばかられるようなムードがある。これは大変危険なことです」異様といえば、政府が北朝鮮のミサイル発射を想定した避難訓練を全国で実施、子供達が頭巾を被って机の下に潜る風景が当たり前のように報じられている事だ。まさか21世紀の日本で、こんな光景が政府主導で繰り広げられるとは…。戦時中に軍人が婦女子を集め、竹やりでB29を撃ち落とす訓練をやらせた姿を彷彿とさせる。「当時はうちの親父(開作氏)なんか、『何をバカなことをやっているのだ』と大声で言ったから、特高に捕まるのじゃないかとヒヤヒヤした。でも、本当に言えなかったのですよ。言うと『国賊』のレッテルを貼られて、白い目で見られる。アウトです。でも今のミサイル避難訓練で被害から身を守れるのですか?」
 広島の平和資料館・東京等の大空襲の記録ドキュメントを見れば「馬鹿臭い訓練」である事が、すぐ解る。「合理性がないのに、ただ恐怖心と敵愾心を煽るためだけに、政府はやらせているようだが、誰もおかしいと言えないようだ。若い人は空気を読む事に汲々として、長いものには巻かれろという、日本人の気質が悪い方向に出ています。そこに朝鮮人、中国人への蔑視が加わる。麻生副総理は『ナチスの動機は正しい』等と言う。この国はとんでもない方向に突き進んでいますね」(小澤俊夫氏=前出)

 しかし小澤氏の弁「誰もおかしいと言えないようだ」に多少、反論させて頂くが、管理者は、自分の近隣でも、こうした「馬鹿臭い訓練」が行われた場合、官憲に捕まろうが「これは国家意識を高めるためのデマ訓練だ!直ちに通常生活に戻りましょう!」と街中を回り捲る自信がある。既に管理者は車椅子障害者なので、口元備え付けメガホン(手は車椅子の車を回さなければならない)を用意して準備万端だ!障害者には、意外と「肝っ玉-腹括り」が健常者よりは容易にできる。何故か自分でも詳しく説明できないが、自分の体が「社会に役立つならば」と思う心が、健常者の時より強くなった事だけは確かだ。
 でも一般的には「黙ってしまう世間」にも理解できるが、「平和と自由」は、自分と自分の子供の世代のために闘うものだ。誰も年寄り世代は、替りに闘ってくれない。
 団塊の世代の70年代前後の平和・民主主義闘争は、自分達の世代のために闘ったのだ。
 今の若者から中年世代のために闘ったのではない!「NO!」という勇気と任務は「特に」であるが「今の若者から中年世代」に求められている!(参考文献-日刊ゲンダイ/文責:民守 正義) 


《【北朝鮮デタント】米イージス艦に初補給“米軍と一体”で自衛隊は格好の標的》

 14日、海上自衛隊の補給艦が日本海で北朝鮮による弾道ミサイル発射の警戒に当たる米イージス艦に給油をしている事が明らかになった。昨年3月に施行された「戦争関連法」に基づく初の補給任務で、今年4月から、月1回程度のペースで、洋上で給油活動を実施しているという。この事は防衛省が「ひた隠し」にしていたが、一部メディアの暴露で今回、ようやく菅官房長官が認めた格好だ。「海自と米軍のイージス艦は現在、24時間態勢で北朝鮮の動向を警戒監視しています。補給活動の場所と時期を明かす事は、北朝鮮にイージス艦の位置を特定されて作戦に支障をきたしかねません。それでも今回、政府が認めたのは、隠蔽しようとしていると疑われるのを避けるためでしょう。4月の任務から半年が経過し今、米軍の運用に影響が出る可能性は低い。米軍の了承を得た上での事だと思います」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)しかし半年間も正確な情報を国民に知らせてこなかった事実は変わらない。海自が今年5月に米補給艦に行った「米艦防護」もいまだに正式に公表されていない。しかも日米の軍事一体化は益々エスカレートしている。

 今年6月には米空軍特殊作戦機が航空自衛隊のヘリコプターに対し、初の夜間空中給油訓練も行った。「『チーク・ジェット』と名付けられた夜間演習は、暗視ゴーグルを使用するなど実戦さながらのハイレベルな訓練でした。空中給油を行ったのは米側ですが、演習の目的は米軍の作戦に自衛隊を動員すること。15年4月に日米両政府が締結した『新たな日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)』に基づくものです」(自衛隊関係者)
 日米の運用が一体化すればするほど、自衛隊のリスクは高まっていく事になる。
「政府は何かにつけて“後方支援”である事を強調しますが、米イージス艦への給油は紛れもない兵站です。北朝鮮は自衛隊を米軍と同じ集団と見なしているはずです。米軍に対して軍事行動に出る時は真っ先に自衛隊に矛先を向けるでしょう。例えるなら、狙いやすい騎兵の馬が狙われるようなものです」(世良光弘氏)燃料補給中は艦船が最も防御しにくいタイミングとされる。このまま米軍と行動を共にしていたら、自衛隊が格好の攻撃の的だ。(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)
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《「旅券没収と渡航制限付き旅券」撤回訴訟:緊急支援のお願い/

本ブログ読者:フリーカメラマン杉本祐一さんから》

<「旅券没収と渡航制限付き旅券発給の経過と争点/旅券強制没収の経過/裁判の経過と情勢報告等」については、9/10の本ブログ【「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-27)】稿末「ご案内コーナー」を、ご一読ください。>
〔杉本祐一裁判支援カンパを、よろしくお願いいたします。〕

①フリーカメラマン杉本祐一の裁判を支える会 代表 杉本祐一
 フリーカメラマン スギモト ユウイチ 店番231 普通 口座番号1691517
/第四銀行白山支店
②他銀行からゆうちょ銀行への振り込みの場合
 ゆうちょ銀行 口座名義フリーカメラマン杉本祐一と友の会 店名一二八 店番128
 普通 口座番号3551231
③直接ゆうちょ銀行に出向いて振り込む場合
郵便振り込み口座は11200-3-5512311 「フリーカメラマン杉本祐一と友の会」


《9.19国会前【安倍辞めろ!】国会包囲大集会》

◎主催者:Masamichi Tanaka◎2017年9月19日(火)17:00 - 21:00◎国会正門前
【国会前に20万人集まってください。】
*2年前のあの日を思い起こして国会正門前に集まってください。
世直しに参加してください。一度だけ本気で闘ってください。
宜しくお願い致します。 田中正道


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
*著作「採用面接」労働条件確認
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)

(民守 正義)