「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-29)

《Ken Sway Kenと管理者の【憲法改悪・戦争体制阻止】》

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《法廷で手錠「人権侵害」大阪弁護士会がアンケート「無罪推定反する」》

 法廷で刑事裁判の被告に手錠・腰縄を付けるのは「人権侵害」だとして、大阪弁護士会が裁判の傍聴者らを対象に、手錠・腰縄姿を見た印象を尋ねる全国初のアンケートを行った。
 手錠・腰縄は逃走を防ぐためだが、弁護士会は「裁判官や傍聴者に『犯罪者』との印象を抱かせ、無罪推定の原則に反する」と指摘。調査を踏まえ、裁判所等に改善を求めていく計画だ。手錠・腰縄は刑事収容施設法に基づき、被告の両手に手錠をはめ、腰に付けた縄を刑務官等が持って裁判所と拘置所等の間を護送する。刑事訴訟法は公判中の身体拘束を禁じているため、裁判官が開廷を宣言してから閉廷するまでは外されるが、入退廷の際は手錠・腰縄姿のままだ。2009年から始まった裁判員裁判では日本弁護士連合会の要望を受け、法務省と最高裁が原則、被告を先に入廷させて手錠と腰縄を外した後に裁判員らが入る運用を決めている。ただ、傍聴者が手錠・腰縄姿を見ることに変わりはない。
 こうした運用に被告が「見せしめだ」などと反発するケースが出てきた。
 大阪地裁では14~16年、傷害罪などで無罪を主張する被告が「手錠・腰縄姿で入廷させるのは人権侵害」などとして出廷を拒否し、本人不在で有罪判決を受けた。
 京都地裁でも「市中引き回しのようだ」と反発した被告が国に賠償を求めて提訴した。
 一方、神戸地裁姫路支部では昨年9月、窃盗事件の公判中に被告が逃走し約20分後に逮捕される事件が発生。開廷中のため手錠と腰縄は外されていた。

 大阪弁護士会は昨年8月、手錠・腰縄問題のプロジェクトチーム(PT)を設置。
 海外の例を調べると、韓国では入廷前に拘束具を外す▽フィリピンでは手錠を布で覆う▽ニュージーランドでは法廷で拘束具を使わない─などの運用をしていた。
 PTの西川満喜弁護士は「手錠・腰縄姿は囚人を連想させ、被告の自尊心を傷つける。裁判官の判断にも影響していれば問題だ」と話す。PTは今年4月から裁判傍聴のイベントなどを通じ、傍聴者へのアンケートを実施。被告や弁護人にも手錠・腰縄姿を見られる気持ちや、運用の問題点を尋ねる。結果は12月に近畿弁護士会連合会のシンポジウムで報告する。
法務省は「運用を改める予定はない」、最高裁は「コメントできない」としている。


《【森友疑獄】栄転、昇格/森友問題「渦中の人」忘れていいの?》

 学校法人・森友学園問題を巡り「渦中の人」となった霞が関官僚2人の人事は大きな批判を浴びたが、朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)の核実験等もあり、報道される機会が減った。霞が関でも、この問題は沈静化したのか。現役官僚やOBを訪ね歩くと、いまだに疑問が残るという。このまま忘れ去っていいのだろうか。
 安倍(独裁)首相の妻昭恵さん付の政府職員だった経済産業省の官僚、谷査恵子さんが8月6日、ローマにある在イタリア日本大使館の1等書記官に就いた人事は記憶に新しい。
 世耕弘成経産相は「同期の2種(ノンキャリア)の職員も既に3分の1程度は海外勤務を経験している」「1月末に内内示が行われ、森友問題との関連は全くない」と「通常の人事」であると強調した。だが、ある経産官僚は「こんな人事は聞いたことがない。ノンキャリア官僚の処遇としては違和感を覚える」と驚きを隠さない。
 1等書記官は大使、公使、参事官に次ぐポスト。元外務官僚で青山学院大法科大学院客員教授の小池政行さんは「主要7カ国(G7)の一つのイタリアで1等書記官は通常、キャリアのポスト」と解説する。このため異例の人事と受け止められ、様々な臆測が飛び交い続けている。「『口封じ』と『ご褒美』がセットになった人事では」とみるのは、谷さんが直属の部下だった事もある経産省OBで「官僚の責任」等の著書がある古賀茂明さん。

「誰もがうらやむ欧州の一等地へ異例の栄転です。身を呈して昭恵さんを守り、政権に貢献した事への『特別な配慮』だけでなく『余計なことはしゃべるな』というメッセージが込められているように見えます。公務員に忠誠を守らせるために人事を最大限活用する現政権の姿を象徴していないでしょうか」。その上で、こう苦言を呈す。「仮に半年以上前に内内示があったとしても、谷さんに国民への説明をさせてから、異動させるべきです」
 小池さんも「籠池泰典前理事長に暴露され、慌てて押し込んだと見られても仕方がない。国内では参考人招致などで国会に呼ばれる可能性があり、取材攻勢にも遭う。海外なら大使館で守られ、家のセキュリティーも厳重なはず。記者も接触が難しくなるでしょう。イタリアはワシントンほどの多忙さはなく、余暇も快適に過ごせると人気があります。本人にも『口封じ』と感じさせない『人事的配慮』が行き届いた異動ではないでしょうか」と推測する。

<現役官僚も「違和感覚える」>

 改めて経緯を振り返りたい。谷さんは経産省クール・ジャパン海外戦略室等に勤務後、内閣官房で2013年から3年間、昭恵さん付を務め、16年1月に経産省に戻った。
 今年3月、森友学園に対する国有地売却問題を巡る証人喚問が衆参両院予算委であり、籠池前理事長は「国有地の借地契約」について昭恵さんに相談し、谷さんが財務省に照会したと証言。照会内容は谷さんからファクスで受け取ったとした。
 昭恵さんの関与の有無を問題視した野党が、参考人招致を要求したが、与党は拒否した。

 菅義偉官房長官は「谷氏個人が作成した」と述べ、昭恵さんの関与を否定する。
 このような説明について、複数の官僚は「役所のルールから外れている」と口を揃える。
 谷さんが照会した相手は財務省の国有財産審理室長。全省庁の予算を査定する「格上官庁」の財務省を相手に、谷さんのような経産省出身のノンキャリアが誰の口添えもなく問い合わせて文書で回答をもらうのは極めて不自然だ、というのだ。古賀さんも「谷さんが幾つもの『壁』を突破できた裏で、政治の力が働いたのは、官僚から見れば明らか。だからこそ、ほとぼりが冷めるまで谷さんを匿う必要があったのでは。2~3年も経てば国民は忘れてしまう。政治の側には、そんな計算が働いていると思います」。
 一方、谷さんと同世代のノンキャリアの官僚には一連の問題はこう映っている。
「政治家がとるべき責任を1人のノンキャリアに負わせている。公務員は政治に要請されれば『ノー』と言えない。我々にも生活があり、余程、恵まれた家の出でもない限り『辞めて告発する』事はできません。問題は、国民の目を真実から逸らそうとする『政治の側』にあるのでは」谷さんのようなノンキャリアが、1等書記官としてイタリア大使館に異動した前例はあるのか。経産省に問い合わせると「同様のケースが過去にあったかどうかは、俄かには回答できない」との答えだった。

<「既定路線」なら問題ないのか>

 耳目を集めた「もう一つの人事」が7月の佐川宣寿前財務省理財局長の国税庁長官就任だ。事務次官に次ぐ「ナンバー2」への昇格である。森友学園への国有地売却問題で、野党の追及に「記録は残っていない」「データはない」「政治関与はない」と答弁を続け、「鉄壁のゼロ回答で首相を守りきった」と評される。同省には、問題発覚から半年以上が経っても苦情が寄せられており「数も多く、極めて強い叱責もある」(同省幹部)。
 これは「論功行賞」人事なのか。佐川さんの直近3代も理財局長からの就任だ。
 麻生太郎財務相は「適材だ」と語り、省内でも「既定路線」との見方が大勢を占める。
 だが前出の古賀さんは「真相究明を阻止したと世論の袋だたきに遭っている人物を既定路線で昇進させる人事はやり過ぎで、歴代政権とは明らかに異質な対応です。『守ってくれれば、見合う処遇をする』との強いメッセージを霞が関の官僚向けに発信する必要があったのではないか」と指摘する。官僚を敵に回せば政治家は反撃を食らいかねない。
 文部科学省の前川喜平前事務次官が反旗を翻した加計学園問題はそうだった。
 古賀さんは続ける。「真相解明をせずに人事で丸め込むようでは、今後も『政官一体の隠蔽工作』が続いてしまいます」。古賀さんの著書「官僚の責任」にはこう記されている。

【官僚になった当初は、殆んどの人間が「国のために働く」という志を胸に抱いていたはずなのだ。(中略)いつしか初心を忘れて、次第に内向きになっていく。国益より省益を第一に考えるようになっていく】 旧大蔵省の広報誌・ファイナンス(1999年9月号)に、佐川さんが書いた「編集後記」がある。当時の肩書は、国民の窓口役を担う広報室長。
 国民が同省の発表資料等を一元的に入手できる「広報スペース」を新設し、広報誌にも発表資料一覧を掲載する事をアピールする内容だった。当時、国民目線はあったようだ。
 森友問題で「ゼロ回答」を貫き、国税庁長官就任の記者会見も「諸般の事情」で拒んだ佐川さん。いずれにしても定年退職は必ず来る。人間-死ぬ時に「定年退職までの人生が薄汚い人生でも良しとするのか?それとも出世等しなくても『正義を守った人生』として、家族は、その自分を誇りに思ってもらい、死を迎えるのか?」管理者位の年齢になり、身体障害者にもなると、本当に、その「自己問い詰め」を行って貰いたい。(基本文献-毎日新聞/管理者:部分編集)


《【政治劣化】自民からの出馬に疑問殺到 泉田前新潟県知事の苦しい弁明》

 「変節漢」と呼ばれても仕方がない。衆院新潟5区補選(10月10日告示、22日投開票)に自民党候補として出馬する意向を固めた前新潟県知事の泉田裕彦氏。
 知事時代に東電の柏崎刈羽原発再稼働に反対姿勢を貫き、脱原発の旗印として新潟県民等から幅広い支持を集めたにも関わらず、よりによって原発再稼働に邁進する自民党から出馬というから唖然ボー然だ。「なぜ野党から出馬しないのか」「(泉田氏後継の野党系候補だった米山隆一知事の選対本部長を務めた)自由党の森ゆうこ参院議員とは話をしたのか」「納得がいかない」10日、都内で開かれた泉田氏を囲む会合。前日に自民党の地元支部が開いた知事候補の選考委員会では県議が反発して正式決定が持ち越されたが、会合の参加者からは泉田氏の出馬意向に対して疑問の声が続出したという。
 出席したジャーナリストの横田一氏がこう言う。「参加者が泉田さんに『なぜ自民党から出馬なのか』と問うと、『出身地の4区から出る事を考えていたが、長島(忠美)さんが亡くなったので仕方なく』『自民、民進から5区で出馬を打診されたが、自民はテレビカメラを連れて表玄関から来たが、民進はテレビカメラなしの“裏口”から来て覚悟が違った』等と支離滅裂な事を言っていました。会場には『与党でないと声、届かない』という見出しで報じた地元・三条新聞があって、言い訳に使っていましたね」

 要するに政策理念を実現するためには影響力の乏しい野党ではダメだから、与党に行く―という事らしいが、信頼を裏切り、一人でノコノコ乗り込んでいって何ができるのか。
「泉田さんが自民党から出馬するという話は知事選出馬辞退の時から流れていた。泉田さんは知事を3、4期務めたら、国政に転出しようとずっと考えていましたからね。それに誤解している有権者も少なくないのですが、泉田さんは反東電ですが、反原発ではありません。出馬を要請した二階幹事長だって百も承知している。故・長島氏は二階派だったから二階幹事長は何が何でも5区を勝ちたい。泉田さんには『当選するまでいろいろ言っていいが、当選したら黙ってくれ。河野太郎方式だ』なんて言っているようです」(新潟県政担当記者)
 これが「国政立候補」の「思考過程」とは、あまりにも稚拙すぎる。(基本文献-日刊ゲンダイ/管理者:部分編集)
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《「旅券没収と渡航制限付き旅券」撤回訴訟:緊急支援のお願い/

本ブログ読者:フリーカメラマン杉本祐一さんから》

<「旅券没収と渡航制限付き旅券発給の経過と争点/旅券強制没収の経過/裁判の経過と情勢報告等」については、9/10の本ブログ【「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-27)】稿末「ご案内コーナー」を、ご一読ください。>
〔杉本祐一裁判支援カンパを、よろしくお願いいたします。〕

①フリーカメラマン杉本祐一の裁判を支える会 代表 杉本祐一
 フリーカメラマン スギモト ユウイチ 店番231 普通 口座番号1691517
/第四銀行白山支店
②他銀行からゆうちょ銀行への振り込みの場合
 ゆうちょ銀行 口座名義フリーカメラマン杉本祐一と友の会 店名一二八 店番128
 普通 口座番号3551231
③直接ゆうちょ銀行に出向いて振り込む場合
郵便振り込み口座は11200-3-5512311 「フリーカメラマン杉本祐一と友の会」


《9.19国会前【安倍辞めろ!】国会包囲大集会》

◎主催者:Masamichi Tanaka◎2017年9月19日17:00 - 21:00◎国会正門前
【国会前に20万人集まってください。】
*2年前のあの日を思い起こして国会正門前に集まってください。
世直しに参加してください。一度だけ本気で闘ってください。
宜しくお願い致します。 田中正道


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
*著作「採用面接」労働条件確認
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)

(民守 正義)