「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-15)

《Ken Sway Kenと管理者の【憲法改悪・戦争体制阻止】》

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《自民改憲:「緊急事態条項」難問に-「首相の権限強化」賛否》

「自民党憲法改正推進本部(保岡興治本部長)」は大災害等で選挙が実施できなくなった場合に国会議員の任期を延長する「緊急事態条項」の創設を、多くの党の合意が見込める有力な選択肢と考えている。ただ自民党内では、2012年の党改憲草案に盛り込んだ「首相の権限強化」条項を支持する意見が多く、集約はできていない。安倍(独裁)首相は「緊急時に国民の安全を守るため、国家や国民がどのような役割を果たすべきかを憲法に位置付けることは大切な課題だ」と述べている。東日本大震災の発生が旧民主党政権時代だったこともあり、複数の民進党議員も国会で、議員任期延長を検討すべきだと表明した。
 自民党の12年草案は、大規模災害や内乱時に首相が「緊急事態の宣言」を発し、法律と同じ効力がある政令を内閣が制定できると定めた。その範囲で国民の人権や財産権の制限が可能になる。7月の党推進本部の全体会合では「任期延長を先行させれば、保身に走っていると国民から見られかねない」「東日本大震災の時、行政の現場から『私権を制限すれば訴訟が起きる』と懸念が出ていた」等の理由で、首相や内閣の権限強化を求める声が続出した。
 しかし自民党草案への警戒感は野党だけでなく公明党にも強い。
 首相が20年の改悪憲法施行に拘らない姿勢を示し始めたとはいえ、推進本部の幹部は「首相の権限強化を含む条文案を早期にまとめるのは難しい」と語る。

 議員任期延長と選挙の延期に絞る案は、反対派や慎重派を取り込むための妥協といえる。
 ただ、その二つに限っても、任期の延長幅▽選挙の延期と民主主義の正当性の関係▽憲法54条で定めた参院の緊急集会との整合性─等、論点は多い。ある憲法学者は「大規模災害時に任期を延長したとして、実際に国会議員に何ができるのか」と疑問視する。
 最も国会発議に近いと目されていた緊急事態条項の創設でさえ、実現への道筋は不透明だ。(基本文献-毎日新聞)


《【警察強姦容認罪】安倍支持者だから、強姦事件の犯人を不起訴にしたのか?》

 何度も既報済み「山口敬之レイプ不起訴事件」について、改めて「闇の実相の深層」を明らかにしたい。

<「山口敬之レイプ不起訴事件」醜い経過と「その後」>

 都議選の自民党大惨敗を受け、改めて加計学園疑惑追及の動きが盛り上がってきた。
 首相不在ではあるが、閉会中審査や前川前文科省事務次官の参考人招致が決まり、森友学園と同じような補助金や政治献金がらみの疑惑も報じられ始めている。
 しかし同じ安倍政権にまつわる疑惑でも、全く放置されているのが“安倍官邸御用達”ジャーナリスト・山口敬之の「準強姦」揉み消し問題だ。周知のように、この疑惑は5月「週刊新潮」が報じた後、被害者の詩織さんが強い決意の下、異例の実名顔出しで記者会見に臨み、真相究明を訴え、検察審査会に不服申し立てを行なった。
 しかし新聞やテレビは会見の直後に一瞬、報道したものの、そのままフェイドアウト。
 ネットでは逆に、安倍応援団やネトウヨ達による、詩織さんのプライバシー暴きや〈ジャーナリストになりたい女の売名行為だろう〉〈詩織の証言には何の証拠もない〉〈山口敬之氏を貶めるための左翼のまわしものだ〉〈民進党がバックについている〉といった悪質な人格攻撃やデマが展開された。更に当の山口自身も雲隠れしたまま、フェイスブックで〈法に触れる事は一切していません〉とレイプを否定し〈当該女性がもし、純粋に不起訴という結論に不満だったなら時をおかず不服申立していたと考えます〉〈なぜ私がメディアに露出するようになってから行動が起こされたのか〉等と卑劣な“セカンドレイプ”的反論を行った。
 それこそ「加害者や加害者を守った当局は、疑惑に頬被りしたまま逃げ切り、被害者が叩かれる」という理不尽な状況になってしまったのだ。しかし、ここにきて、詩織さんに対するこうした卑劣なバッシングを真っ向から否定する重要な証言が、第三者から飛び出した。
■相談を受けていた清水潔氏が「詩織さんの主張は2年前から変わらない」
 7月3日放送の『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)にゲスト生出演した清水潔氏が、山口によるレイプ事件発生から直ぐの2015年7月の段階で、詩織さんから直接相談を受けていた事を、初めて明かしたのである。清水氏といえば、公式発表に頼らない独自の調査報道を重ね、桶川ストーカー殺人事件、北関東連続幼女誘拐殺人事件等、何度も警察や司法の嘘・欺瞞を暴いてきたジャーナリスト。その清水氏は、生放送の中で、こう切り出した。「この事件について、私はお伝えしなければいけないことがあるなと前から思っていたので、今日、ちょっとお話させていただきたい。詩織さんが、記者会見等で、いろいろ話をされたときに、ネット等では『これは政権に対する攻撃なんじゃないか?』『政治利用してるんじゃないの?』『本当の話なのか?』みたいな非常に誹謗・中傷、無責任な声が上がったのですね。これについて、否定しておきたいと思います。実は私はこの事件、2年前からですね、詩織さんから直接相談を受けていたのです」更に清水氏はこう続けた。「私が詩織さんから相談を受けたのは、その年の7月の末なんです。本当に(山口が)逮捕されなかったというときから、一月ぐらい後だったんですね。相談に来られたのは全く個人的なルートで、私のところに訪ねてきてくれたという事なんですけど、そのときの彼女の説明、こんな被害があるんですという事と、今彼女が言っている事は、全く同じなんですよ」

 この清水氏の証言は極めて重要だ。つまり詩織さんの発言内容が事件発生から約3カ月後の段階と、それから2年だった現在とで首尾一貫している事を、当時から相談されていた人間として証明したのである。そもそも山口がレイプ事件を起こしたのはまだTBSワシントン支局長だった時代の2015年4月。アメリカでジャーナリズムを学んでいた詩織さんは、帰国中、山口から仕事のためのビザ取得について話をしようと誘われて、食事に行った。
 しかし2軒目の寿司屋で突然目眩を起こし、記憶が途絶える。そして明け方、身体に痛みを感じて目が覚めると、ホテルの一室で、裸にされた仰向けの自分の体の上に、山口が跨っていた。しかも山口は避妊具すらつけていなかった。詩織さんが直ぐに被害を警察に訴えたところ、警察は当初、協力的ではなかったが、ホテルの防犯カメラに山口が詩織さんを抱えて引きずる模様が収められていた事もあり、本格的に事件として捜査が始まる。所轄は山口の逮捕状をとり、15年6月8日には、複数の捜査員がアメリカから成田空港に帰国する山口を準強姦容疑で逮捕するため、空港で待ち構えていた。
 ところが、そこに警視庁から逮捕ストップの指示が入り山口は寸前で逮捕を逃れた。

<詩織さんの告発が「売名」「政治目的」というのはありえない>

 清水氏も、逮捕状が発布されたにも関わらず逮捕されなかった事について、今回のラジオで「まずない。殆どないです。ゼロとは言いませんが、よっぽどおかしいですよ」「警察官はなんとかして逮捕したい訳ですから」と強調していたが、確かに、これは異例中の異例の事だった。清水氏によれば、山口のレイプ事件が直ぐにマスコミに報じられなかったのも、詩織さんの告発に信憑性がなかった訳ではなく「逮捕されなかった」事が大きいという。「私も結構くどいですから、散々聞いたのですけども、そこ(詩織さんの話は)は全く変わらない。だから信頼性は元々、高いなというふうに思っていたんだけれども、直ぐにこれが報じられなかったというのは、だいたい『逮捕されました』というのが本来のニュースのスタンダードなスタイルなのですよ。ですが『逮捕されなかった』となると『ん?』ってことになるのですね。その(逮捕できなかった)理由が先ず分からない。そうすると「相当取材をしないとこれは難しいぞ」と。本当に誰か捜査の妨害をした、あるいは捻じ曲げたみたいな事があったのかどうかって事を、(取材)やっていかなきゃいけないわけです」
 しかも今回の「週刊新潮」の記事も詩織さんが売り込んだものではなかった。
 その後、山氏が安倍(強姦容認)首相のヨイショ本『総理』を出版したり、首相に近いコメンテーターとしてテレビに盛んに登場するようになっていった中で、この事件を聞きつけた「週刊新潮」から清水氏にアプローチがあったのだという。「取材がしたいということで、僕の方に紹介があったんですね。それで詩織さん本人とも相談をして、ご本人も『ぜひ、きちんと私はこれを世に出したいんだ』という。私もそこは同じだったので、じゃあ週刊誌の記者と会ってみますか? ということで、紹介をして、そして『週刊新潮』が取材に入ったのですね」そして「週刊新潮」は、詩織さんの証言を裏付ける様々な証拠を掴む。
 その中でも決定的だったのが、件の15年6月に山口が逮捕直前の空港で逃れる事ができた内幕を巡る“一級の証言”だ。「週刊新潮」の直撃に対して、菅義偉官房長官の右腕といわれるエリート警察官僚・中村格刑事部長【事件当時/現在:組織犯罪対策部長(共謀罪責任者)】が「私が決裁した」と認めたのである。ここで初めて山口の逮捕取りやめが、官邸と近い警察官僚の指示だったという紛れもない証拠が出揃ったのだ。

「DNA鑑定なんかも行われていて、そういう意味で元TBSジャーナリストと性的関係があったのは、もう科学的にも証明されているのですけども、その上でとった逮捕状が逮捕直前、成田空港で容疑者が戻ってくるときに逮捕を待ち構えていたら(捜査員に)電話が入って『やめだ』という話になった-と。全然わからないままね、事態が進んでいった訳ですね。その状態が明らかになっていくのに、この2年の月日がかかったのですよ。ようやく形が見えてきた訳ですね」つまり、こうした裏どり取材によって初めて、山口の「準強姦疑惑」は記事として世に出る事となり、それを受けて、詩織さんは記者会見を開く事になった。
 詩織さんの告発が、ネット右翼達が言うような「売名」や「政治利用」等という事はありえないのだ。

<作家-中村文則氏が見抜いた山口レイプ揉み消しの不可解な経緯>

 清水氏は放送後、ツイッターで〈生番組なので舌足らず、説明不足もあります。今回の放送は事前に詩織さんと相談の上での事です。その上で彼女が2年前から被害を訴えていたこと、しかし逮捕中止の闇が明らかになるには時間がかかった事を伝えたかったからです〉と述べている。実際、詩織さん自身も会見で「検察審査会への不服申し立て」に時間がかかった事については、ホテルの防犯カメラやDNA鑑定、タクシー運転手やベルボーイ等の証言等の証拠申請の準備が必要だったからだときちんと説明したが、第三者である清水氏の証言によって、それも事実であることが明白になった。

 実際、管理者も労働相談で「法廷闘争」に持ち込んだ事件では「準備書面」等の煩雑性に加え、せっかく「提訴または上告」等を行っても、肝心の公判日程が「半年後」なんて、ざらざらで、まさに「日本の裁判は長期化過ぎる」と国内・国際批判の浴びるところである。
 それはさておき、だとすれば、やはり言うまでもなく、この間トンズラを決め込み、ましてやフェイスブックで詩織さんの「売名」だと印象づけようとデタラメを吹いた山口は「無実」を主張するなら、改めて公の場で説明する必要がある。
 いや、山口だけではない。逮捕を潰した警視庁の「中村格-現:組織犯罪対策部長」やその背後にいるといわれる菅官房長官らもきちんと説明責任を果たすべきだ。
 実は、この山口の準強姦事件が揉み消された経緯について、意外な人物が鋭い分析をしている。それは作家の中村文則氏だ。中村文則氏といえば、売れっ子小説家には珍しく、安倍政権批判をはじめ、踏み込んだ社会的発言をする事で知られているが、毎日新聞7月1日付愛知版で「疑問に思う出来事があった」としてこの事件に言及している。
 それは山口の不起訴決定時期と『総理』の刊行時期の関係についてだ。
 山口は前出のフェイスブックの反論で〈不起訴処分は既に昨年7月に全ての関係者に伝えられています。私はこの結論を得て、本格的な記者活動を開始しました〉等と言っているが、これは大嘘だった。逮捕を免れ、書類送検となった山口に不起訴の決定が下ったのは確かに2016年7月だったが、フリーになった山口が処女作『総理』を出版し、同時に「週刊文春」で集中連載を始めたのは、それよりも前の2016年6月9日。
 つまり山口は不起訴より1カ月も早く、記者活動を開始していたのだ。
 作家-中村文則氏が、疑問に感じたのは、まさにその事だった。

 作家-中村文則氏は、こう指摘する。〈そもそも首相の写真が大きく表紙に使われており、写真の使用許可が必要なので、少なくとも首相周辺は確実にこの出版を知っている(しかも選挙直前)。首相を礼賛する本が選挙前に出て、もしその著者が強姦で起訴されたとなれば、目前の選挙に影響が出る。〉〈でも山口の「総理」という本が16年6月9日に刊行されているのは事実で、これは奇妙なのだ。何故なら、このとき彼はまだ書類送検中だから。しかも、その(『総理』発売日の)13日後は、参議院選挙の公示日だった。だから、この「総理」という本は、選挙を意識した出版で、首相と山口の関係を考えれば、応援も兼ねていたはず。そんなデリケートな本を、なぜ山口は、書類送検中で、自分が起訴されるかもしれない状態で刊行することができたのか。〉

<『総理』が不起訴決定より早く出版された意味>

 そして、それは、山口が何らかのルートを使って、起訴がないことを事前に把握していたからではないか、と作家-中村文則氏は分析するのだ。〈山口が、絶対に自分は起訴されないと、何故か前もって確実に知っていたように思えてならない。それとも起訴にならない自信があった、という事だろうか。でも冤罪で起訴される事もあるから、一度は所轄が逮捕状まで取った事案なのだから、少なくとも自分の不起訴処分が決定するまで、この種の本の刊行は普通できないのではないだろうか。〉作家-中村文則氏は、これ以上、具体的な事を書いていないが、この間、出てきた中村格刑事部長【事件当時/現在:組織犯罪対策部長(共謀罪責任者)】や、内閣情報調査室トップの北村滋情報官との関係を考えると、裏で官邸が動き、首相のお友達である山口に逸早く不起訴を知らせていた(あるいは不起訴になるようにもっていった)可能性は十分あるだろう。そして山口の前述のフェイスブックの反論は、嘘をついた訳ではなく、事前に知らされていたため、不起訴決定後に本格的な記者活動を開始したと自分で錯覚してしまったという事なのかもしれない。いずれにせよ、この山口によるレイプ事件は、普通は考えられないような不自然な事や不可解な事が幾つもある。

 山口や官邸は、このまま逃げ通そうとするだろうが、そんな事は決して許してはいけない。清水潔氏は「司法が歪められているとしたならば、とてつもない問題。他人の問題でなく自分の問題として考えなければいけないと思いますね」と語っていたが、これは、一人の女性の問題ではなく、全ての国民にふりかかる可能性がある重大な不正だ。「巨悪は正されなくてはならない!」「山口敬之レイプ不起訴事件」の背後にある「安倍-強姦容認政権」も、徹底的に正されなくてはならない!(基本文献-リテラ等/総合編集:民守 正義)
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◆「我が窮状」沢田 研二さん
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《9.19国会前【安倍辞めろ!】国会包囲大集会》

◎主催者:Masamichi Tanaka◎2017年9月19日17:00 - 21:00◎国会正門前
【国会前に20万人集まってください。】
*2年前のあの日を思い起こして国会正門前に集まってください。
世直しに参加してください。一度だけ本気で闘ってください。
宜しくお願い致します。 田中正道


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*著作「採用面接」労働条件確認
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(民守 正義)