「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(1-1)

《Ken Sway Kenと管理者の【憲法改悪・戦争体制阻止】》
<行き詰まる改憲暴走:安倍打倒へ追い込むとき/アジテーション>

【戦争推進のための隠蔽】
 安倍政権は、かつてない窮地に追い込まれている。南スーダンPKO部隊の日報隠蔽を、稲田防衛相が了承していたことが暴かれた。更に山本地方創生相が、国家戦略特区による獣医学部新設で対象区域決定の2ヶ月前に加計学園決定を伝達したという日本獣医師会文書が発覚した。稲田も山本も国会で全くの虚偽答弁を行っていた。次から次へと問題噴出の安倍政権。これは大臣個人の資質の問題ではない。情報隠蔽と虚偽答弁は、侵略戦争に国民を総動員するために不都合な事実は隠しウソを撒き散らした旧日本軍の「大本営発表」と同じだ。
 1%の資本・権力者による国家私物化、99%の市民が反対する戦争路線を進める安倍にとって秘密とウソは不可欠なのだ。
【改憲は阻止できる】
 安倍は都議選後も自民党改憲案の臨時国会提出に向けて「案をこの夏に絞る」(7/23)と、なお2020年改憲を諦めていない。しかし、政権内部でも意見分岐は深刻だ。公明党山口代表は「政権が取り組む課題ではない」(7/5)と突き放し、岸田外相は「今は憲法9条の改正は考えない」(6/28)と表明。自民党憲法改正推進本部の船田本部長代行も「(改憲賛成低下は)首相の信頼の問題が大きい。(改憲日程の)状況は厳しい」(7/12)と言わざるをえない。世論も安倍改憲を支持していない。ANN世論調査(7/15~7/16)によれば、「2020年改憲反対」と「秋の改憲案提出を評価しない」はともに50%を超える。
 安倍は、2020年改憲を諦めれば求心力は低下し、このまま強行しようとすれば支持率がさらに落ち込むというジレンマに陥っている。2020年改憲は阻止できる。
【沖縄連帯で打倒だ】

 7月23日投開票された仙台市長選で、野党共闘候補が自公系候補を破った。都議選に続き安倍自民ノーの民意の表明だ。自民幹部が「トップを代えねば」とまで言い出した。
 7月24日、沖縄県は辺野古新基地建設を巡る岩礁破砕差し止め訴訟を起こした。
 併せて工事停止の仮処分も申し立て、安倍の戦争政策─新基地強行に立ちはだかる。
 改憲と一体の戦争準備と市民生活破壊に暴走する安倍内閣を退陣させるときだ。
 市民の怒りは日に日に増し、内閣支持率は26%(7/24毎日)と第2次政権の最低を更新。8月内閣改造に「期待しない」も54%に達した。(ANN世論調査)。
 安倍政権はまさに崩壊の淵に立っている。集中審議の両日、総がかり行動実行委員会は稲田も安倍も辞めろ国会前行動を展開。機は熟した。打倒の好機は今をおいて他にはない。
 改憲阻止・安倍打倒を明確に掲げ、国会前と結び地域・街頭で行動を広げよう。
 内閣改造=看板かけかえだけの疑惑幕引きを許さず、「安倍は今すぐ辞めろ」の声を全国でまきおこそう。


《【アホノミックス失策】米朝緊迫で世界株安に突入?/節目21日・25日》

 米朝緊迫モードの高まりで、世界の株式市場に動揺が走っている。
 先週のNYダウの下げ幅は3カ月ぶりの200ドルを超え、欧州株式市場も週間ベースで約2.8%低下。韓国のKOSPI(総合株価指数)は1週間で3%超下落した。
 ロータス投資研究所代表の中西文行氏は言う。「一国のトップ同士が軍事力をチラつかせながら、挑発的な言動を繰り返す事態は過去にありませんでした。それだけに市場関係者もピリピリしていて、世界最大級の機関投資家の米ピムコや米Tロウ・プライス・グループは先週、相次いで米国株をリスク資産と見做すリポート等を発表した。

 年内の利上げ見送りが浮上したタイミングも重なり、売り込まれている格好です。
 北朝鮮の当面の思惑は8月21日から予定される米韓合同軍事演習の阻止でしょうから、そこを睨んでの動きになるでしょう」一方、米国市場の冷え込みや安全資産の円買いが広がっているものの、日経平均株価はしぶとい値動きをしている。
 10日までに3日続落したが、下げ幅は1%足らずだった。しかし、これは黒田日銀が厚化粧を施しているからに過ぎない。「この程度のダメージで済んだのは、日銀がETFを買い漁ったからです。8月4日以降は連日買い入れ、10日までに3千億円近くを市場に投入して必死で買い支えた。尤も機関投資家は利益確定売りに動いていますから、日銀は10日時点で3兆円ほど余力を残しているといえど、綱渡りになりそうです」(証券関係者)
 節目と見られているのは21日の他、そして北朝鮮の「先軍節」にあたる25日だ。
「北朝鮮が予告通りにグアム島周辺の包囲射撃を実行するのか。それが万が一、失敗してグアムや日本列島に着弾してしまうのか。そうなったら、世界市場の大暴落は避けられません」(中西文行氏=前出)鉄火場と化すのか。(基本文献-日刊ゲンダイ /管理者:部分編集)


《【反戦・不戦】戦後70年以上PTSDで入院してきた日本兵達を知っていますか》

  戦争で心を病み、70年以上が経っても入院したままの日本兵達がいる。
  1941年12月8日、日本軍が真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争が開戦。
  戦後は、今も続いている。絶望的な戦場に投入されて亡くなった日本軍兵士は、200万人以上。生き残った人達も、身体や心に大きな傷を受けて帰国した。
<兵士を苦しめた精神疾患>
 今で言うPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされた元兵士も多かった。

 中でも病院暮らしを余儀なくされ、社会復帰できないままになってしまった人達の存在は、あまり知られていない。いまだに入院中の人だっているにも関わらず、だ。
 精神疾患等で入院した元兵員、8千人分のカルテを分析した埼玉大名誉教授の清水寛さんは、こう語る。「戦地の加害経験等によって精神を病んだ人達は『戦争神経症』と呼ばれました」清水さんによると、敗戦直後までに入退院した日本陸軍の兵士は約2万9200人。

 その半分にあたる約1万450人が、様々な精神疾患に苦しんだ。
 軍部は、国府台陸軍病院(千葉県)を中心にその対応に当たった。
 1940〜45年にかけては、今の東京都小平市など3カ所に療養所が設置されている。
 それほど、兵士達の精神疾患は重大な問題だったのだ。
<子どもを殺した記憶>
 清水さんが分析した当時のカルテである「病床日誌」の内、1372人が「戦争神経症」だった。カルテには、例えばこんな記載がある。中国に派遣された30歳の男性だ。
【精神分裂病 昭和十九年二月八日病名決定:「同僚に悪口を云われる様な気がし 誰か跡をつけられて人に会ふのが恐ろしくなり…目や鼻のない坊主の姿が見へて来た」「女や男の泣声が聞こえたり、聖徳太子の声も聞こえる」「まさにPTSDの症状だと言えます。私達が戦争神経症と判断した内、1割以上がこの症状でした」】
 何故、彼らは「戦争神経症」に悩まされたのか。
 清水さんは、6つの類型があると指摘する。
1. 戦闘恐怖(戦闘行動での恐怖・不安によるもの)
2. 戦闘消耗(行軍など、戦闘での疲労によるもの)
3. 軍隊不適応(軍隊生活への不適応によるもの)
4. 私的制裁(軍隊生活での私的制裁によるもの)

5. 自責念(軍事行動に対する自責の念によるもの)
6. 加害による罪責(加害行為に対する罪責感によるもの)
 そうして様々なトラウマに悩まされている兵士達の姿が、カルテからは浮かび上がる。
「12歳くらいの子供を突き殺した。可哀そうだと思った事が今でも頭にこびりついている」「部落民を殺したのが脳裏に残っていて、悪夢にうなされる」「子供を殺したが、自分にも同じような子供があった」「付近の住人を殺した。夢の中で殺した領民が恨めしそうに見てくる」ただ公的に残す資料であるカルテには、軍事機密としてそれらの言葉が載らない場合も多かった。日本軍が残虐行為をしたと、記録に残さないためだった。「にも関わらず、これほどの数が残されていた。ということは、それだけ多くの人達がトラウマに悩まされていた証拠とも言えるのです」

<帰ることのできない故郷>
1964年に施行された戦傷病者特別援護法に基づく共同通信のまとめによると、最多の1978年度には、1107人の元日本軍関係者が精神疾患の治療をしていた。
「戦後、家族が病院に入れた身内を引き取らないケースもありました。病気は治っていても、そのまま入院させられたのです」「身体障害者は名誉の負傷となり、家族も堂々と胸を張りました。一方で、精神を病んだ兵士は家の恥となり、隠される存在となってしまった。そうして戦後も故郷などには帰れず、『未復員』のまま一生を終えた人がいたという事になります」精神疾患を治療するための入院先で死亡した元日本軍関係者は、計682人。厚労省の最新統計(2014年度末)では、13人が治療を続け、内6人は入院したままだ。
 清水さんは2002年から05年まで、かつては療養所だった福祉施設等を訪問。元軍人に面会した。帰国後、復員することなく、入院したまま過ごす人達。
 統合失調症と診断されたある男性は「戦争で恐ろしいことがあった。支那人を銃剣で刺した。みんなで」と話していた。男性は、故郷に帰りたいと言っていたという。
「戦時期から時間が凍結していると感じました」
<忘れることのできない記憶>
 入院をせず、トラウマを抱えた人まま生き抜いた人達も多かった。
 清水さんの父親もシベリア抑留から帰国後、暫く「異常」な状態が続いていたという。

 自分の名前を忘れたり、馬糞を「パンだ」と手に持ったりしていた事があった。
 強制労働や極寒、そして飢餓がその原因だったのではないかと指摘する。
 後に治癒したものの、アルツハイマー型認知症になってからは「ソ連兵が来るから逃げろ!」と夜中に叫ぶことがあったという。私(籏智)がこれまで取材をしてきた元兵士達も同じだった。いまだに夜中にうなされる人、機銃に撃ち殺された仲間達の遺体の「眼差し」を思い出してしまう人、スパムを盗むために殺した米兵の顔が忘れられないという人…。 

 皆、70年以上前の記憶を、忘れることはできていなかったのだ。
 思えば私の祖父だって、そうだった。陸軍憲兵として満州の地を踏んだ人だったが晩年、病床で朦朧とした意識の中、こう叫んでいた姿は忘れられない。「急げ、急げ!」「やめろ、放せ!」時折、軍歌を口ずさんだ祖父は、ずっとうなされていた。
 夢の中で戦争をしていたのだろう。清水さんは言う。「殺し、殺されるという場面を目撃した苦しみは想像を絶します。老いとともに症状が出てくることもあるのです」「戦地に行った兵士は、二度苦しむことになるのです。1度は戦地で。そして2度目はトラウマによる苦しみです」
<1人の自殺者の裏には>
 現代においても、戦闘行為とPTSDは深く結びついている。米軍のアフガン、イラク派兵の現実を描いた「帰還兵は何故、自殺するのか」によると、派兵された200万人の内、実に50万人にPTSDの症状があるという。自殺者は、毎年240人以上に上るという。
 アメリカでは、国をあげて治療プログラムや予防などの対策に乗り出している。
 日本の陸上自衛隊でも、イラクやインド洋に派遣された経験のある56人が在職中に自殺したことが、2015年の政府答弁で明らかになった。内、精神疾患を原因としたものは14人という。ただ、この数字に関しては、防衛省の作成した資料を根拠に「一般成人男性より自殺死亡率は低い」とする反論もある。清水さんは、海外派遣された自衛隊員の自殺に触れながら、こうも語る。「1人の自殺者の後ろ側には、精神的に問題を抱えた大勢の隊員がいるはずです」政府は12月から、PKO任務で南スーダンに派遣される部隊に「駆けつけ警護」等の任務を新たに付与した。実質、内戦状態にあるとも言われる南スーダン。

 ジュバでは2016年7月、数日間で300人以上の死者を出す大規模な「戦闘」が発生。
 自衛隊の宿営地の隣にあるビルでも銃撃戦が起きていた。
 PKOに参加していた中国軍2人も死亡している。隊員達の心の負担は、より一層大きいものになるだろう。清水さんは言葉に力を込める。「同じ事を繰り返してはいけない」
(籏智 広太 BuzzFeed News Reporter, Japan)
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《9.19国会前【安倍辞めろ!】国会包囲大集会》

◎主催者:Masamichi Tanaka
◎2017年9月19日12:00-18:00
◎集合場所:国会正門前
【国会前に20万人集まってください。】
*2年前のあの日を思い起こして国会正門前に集まってください。
世直しに参加してください。一度だけ本気で闘ってください。
宜しくお願い致します。 田中正道


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
*著作「採用面接」労働条件確認
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)

(民守 正義)