「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(83)
《Ken Sway Kenと管理者の【憲法改悪阻止】キャンペーン》
〔大衆運動の力で「憲法改悪阻止」「共謀罪」法-廃案を!〕
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<芸能人が「憲法9条を守れ」と主張! 鶴瓶、たけし、坂上忍、等々>
安倍政権による憲法改悪の動きがいよいよ明確になってきた。しかもメディアへの圧力やダミー団体を使った世論の扇動によって、権力に弱いマスコミは、次々に権力同調・陥落している。テレビ等でよく出演するジャーナリストや評論家等は、憲法改悪に賛成しているか沈黙しているかどちらかの人間しかいない。しかし、そんな中、意外な人達が、この安倍政権の動きに抗し、護憲のメッセージを発し始めている。
それは、これまで政治的発言をタブーとしてきた芸能人や、政治と距離を取ってきたミュージシャン達だ。例えば、その典型が笑福亭鶴瓶だろう。一昨年放送された『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』(東海テレビ)の中で、鶴瓶は「戦争法制」の問題と共にこう語った。「これ、へんな方向に行っていますよ。そら変えなあかん法律はいっぱいあってもね、戦争放棄っていうのは、もうこれ謳い文句で、絶対そうなのですが9条はいろたら(いじったら)あかんと思うんですよね」「こんだけね、憲法をね、変えようとしている事に、違憲や言うてる人がこんなに多いのにも関わらず、お前!何をしとんねん!っていう」その面持ちは、いつもの目を細めて笑う表情からは想像もつかない、深刻なものだった。」
言うまでもなく、鶴瓶はこれまで政治とは一線を画して活動してきた。だが一昨年頃から、メディアで強い反戦の気持ち、そして9条への思いを語るようになったのだ。「僕らの世代が戦争に行く事はないでしょうけど、僕の孫の世代が戦争へ行かされるなんて道理に合わない。日本は絶対憲法9条を失くしちゃいかんと思います」(しんぶん赤旗)鶴瓶だけではない。お笑いビッグ3といわれていたお笑い界の大物達も、彼らなりの言葉で戦争への危機感を表し始めた。特に驚いたのは、明石家さんまだ。さんまは『さんまのまんま』(関西テレビ)で、こんなエピソードを語った。「僕は昔、日本からアメリカに、戦争のためにアメリカに寄付するという事があったとき、さすがに怒って国税局に行ったんですよ」「俺は戦争のためとか、人殺しをアシストするために働いてるんじゃないって。そのために税金を納めてるんじゃないって言いにいったんです」ノンポリとして知られるタモリも『戦後70年 ニッポンの肖像 プロローグ 私達はどう生きてきたか』(NHK)で「『終戦』じゃなくて『敗戦』ですよね」「『進駐軍』ではなく『占領軍』でしょ」と語った事が大きな話題を呼んだ。
番組の中でタモリは、1964年の東京オリンピックの話題では閉会式がもっとも印象的だったとして、こうコメントしている。「閉会式は各国が乱れてバラバラに入ってくるんです。あれは東京五輪が最初なんです。(中略)それを見てた爺さんが一言いったのを、いまだに覚えていますけどね。『戦争なんかしちゃだめだね』って」ご存知のとおり、タモリもさんまも、これまで政治的発言とは完全に距離をおいてきた人達だ。
そんな二人が、抑制的ではあったとしても反戦・護憲を意識させる言葉を漏らしたのは、安倍政権による改憲機運の高まりを感じているからに他ならないだろう。
また政治的発言はするが、保守的な印象が強かったビートたけしもまた、安倍政権による改憲にストップをかけるような発言をした。『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日)で、たけしはこのように語ったのだ。「ふと国の平和を考えたときに、アメリカと日米安保全部含めてやるよりは、貧しくとも憲法を守る平和な日本を、皆で頑張ってやるべきだと、そう思う」今、旬のバラエティタレントからも、護憲メッセージが飛び出している。
その一人が、タレントの坂上忍だ。『バイキング』(フジテレビ)で、こうはっきりと言い切った。「今の世界情勢など見てると、(中略)日本も一時、戦争があったときに『お前ら金だけ出して何もやんないのか』って叩かれたときもあったし、でも逆に言ったら今だからこそ、武器持たないで憲法9条持ってりゃいいんじゃないの? だって被爆国なんだから。被爆国にしかできない事ある訳で、今だからこそ、武器持たない日本でいてほしいなっていうのが強い想いですかね。どちらかと言うと」
飄々と語っているように見えるが、カットのきかない生放送、しかも自分の看板番組での発言は、坂上の確かな覚悟を表していた。更にトップアイドルからも、護憲、戦後の平和主義の価値を評価する声が飛び出した。『ワイドナショー』(フジテレビ)。
その番組で「保守タレント」で有名な松本人志に対し、ゲストの中居正広が、こう切り込んだ。「でもね、やっぱり松本さん、この70年間やっぱり、日本人って戦地で死んでいないんですよ。これやっぱり、凄い事だと思うんですよ」中居の言葉の行間からは、明らかに憲法9条に対する高い評価が滲み出ていた。アイドルというのは芸能界の中でも一番、制約が強い立場。事務所の方針で殆どのアイドルが政治的発言を封印している。
そんな中、ギリギリの発言をした中居の姿勢はあっぱれと言うしかない。
お笑い芸人やバラエティタレントだけでなく、大物俳優からも、こうした声は高まり続けている。例えば女優の大竹しのぶ。安倍政権を前にして、反戦と9条への思いを何度も吐露している。「あの戦争も、人々が『変だよね』と感じている内に始まってしまったのではないのか」「唯一の被爆国として、ノーベル平和賞の候補にもなった『憲法9条』を、こんなに簡単にないがしろにしていいものなのかという事も、誰もが思うことだと思う」また俳優の渡辺謙は、ツイッターでこのように呟いて、大きな話題になった。「一人も兵士が戦死しないで70年を過ごしてきたこの国。どんな経緯で出来た憲法で、あれ僕は世界に誇れると思う、戦争はしないんだと!複雑で利害が異なる隣国とも、ポケットに忍ばせた拳や石ころよりも最大の抑止力は友人であることだと思う。その為に僕は世界に友人を増やしたい。絵空事と笑われても」役者ではこれまでも西田敏行や市原悦子、吉永小百合らが、護憲の立ち位置をはっきりと明言し、9条を変えることは許されないと、強いメッセージを発信してきた。
あるいは近年逝去した菅原文太、愛川欽也もそうだ。「やはり憲法9条は死守していかなければならない。広島や長崎に原子爆弾が落ちたのも、普天間の問題が燻ぶっているのも、そもそも戦争が無ければ無かった事ですからね」(菅原文太『日本人の底力』)「憲法を素直に読んでごらんなさいよ。これ、誰がこさえたか、最初が英文だったとか、そんな事はどうでもいいんだ。立派なもんだよ。『戦争放棄』つまり武力でもって、よその国と争う事はしないなんて言っちゃう憲法なんてね、ちょっと嬉しくない?」(愛川欽也)
こうした演劇人・映画人達が9条について発言すると、ネット右翼達は直ぐに「アカ」とか「共産党の回し者」とかいうレッテル貼りをする。しかし言うまでもなく、彼・彼女らの護憲への思いは、そんな低レベルではない。例えば女優の渡辺えりは、第一次安倍政権が発足する直前のインタビューで、このように9条と護憲の一つの本質をついている。
「憲法9条について、『単なる理想にすぎない』って改憲論者は言うけれど、そんな事はない。9条の精神が、世界規模に広がっていけばいいと思う」「私の演劇は反戦色は濃くありません。演劇は娯楽だと思っていますから、辛気くさいのは嫌いなんです。でもピカソだって『ゲルニカ』を残しています。芸術家は皆、反対ですよ。縛られるの、やだもんね。人間が好きだからやっている訳で、人間が殺されるのを指をくわえて見ている芸術家はいないと思います」政治権力や戦争という拘束に縛られていては、表現者として生きる事はできない。
彼・彼女らが目指すのは政治的な「理想」を超えた、人間個人としての生き方、そのものだ。そして、こうした9条に関する発言としてもっとも強烈に改憲勢力を批判したのは、あの美輪明宏だろう。『美輪明宏 薔薇色の日曜日』(TBSラジオ)で、美輪はこう語った。
「そんなに安倍さんって、自国の国民を、若い男の人やね、お父さん、お兄さん、そういう人達を前線に送って殺したいのですかねえ。アメリカの軍隊のためにね、どうぞ日本の若い人達、死んでくれ、と言っているようにしか思えませんね。何を考えているのかしら、と思いますよ。非国民もいいとこですよ」「憲法だってね、世界一の素晴らしい憲法ですからね。じゃあね、それ(集団的自衛権行使容認)に賛成した国会議員の、自民党の方も公明党の方も、他の与党の方もね、先ず御自分から戦いに行って頂きたい。そして息子さんもご兄弟もお孫さんも、皆、前線に一緒に手に手をとって鉄兜被って戦いに行ってください。自分達が行くつもりじゃなくて、そんなこと言っちゃいけないですよ」ミュージシャン達も黙ってはいない。様々なインタビューでの発言はもちろん、護憲の思いを込めた音楽をつくっている者も少なくない。例えば山崎まさよしは、2013年に発表したアルバム『FLOWERS』に、「#9 story」という楽曲を収録している。これは全て英語の詞の楽曲だが、その背景として、安倍政権や改憲派の詭弁を強く批判している。「“自国の軍隊を持たないで子供を守れますか?”みたいな事を言う人がいるじゃないですか。そんな事態になったら犠牲になるのは子供なのに、子供を引き合いに出すのがおかしいですよ。未来のある子供を、先に死んでいくおっさんやおばさんが切り捨ててどないするねんと」実は、山崎の祖父は先の戦争で亡くなったという。「祖父は零戦に乗っていて戦死しました。僕らの世代は戦争を経験していないけど、不安感とか危機感っていうのは、DNAとして上の世代から受け継いでいると思うのです。日本が兵役のある国にはなってほしくないし、子供をそんな事には巻き込みたくない。若い世代って戦争から感覚的に遠くなってしまっているけど、日本が戦後復興し、ここまで発展したのって憲法のおかげの気がするのです」
役者も、タレントも、ミュージシャンも、各々が自分達の言葉で、憲法を語っている。
彼・彼女らの言葉に共通するのは、自分達が享受してきた日本国憲法が70年もの間、直接戦争に向かわせず、一人も殺さずにやっていけた事、その事に対する誇りだ。
そして、この戦後の平和主義を捨ててまで、今、政府主導の改憲を行う意味がどこにあるのか?その事を問いかけている。それは「アメリカから押し付けられた憲法」だとか「新しい時代に新しい憲法を」とかいう、安倍政権が持ち出す詐術を遥かに超えた説得力を持っている。これから先、政権からの圧力は強くなり、マスコミは益々ダンマリを決め込んでいくだろう。そして機を見るに敏なジャーナリストや評論家達は、あたかもそれが「大人の現実的選択」であるかのような顔をして、憲法改悪を肯定し始めるはずだ。そんな中、彼らの言葉は、人々の心の裡にある茫漠とした不安を、確かな形にしてくれる。政治権力に対して、おかしいものはおかしいと言う勇気を与えてくれる。そして何より、沈黙こそ最大の愚行だという事を、全ての人に教えてくれる。(基本文献-リテラ/管理者:総合編集)
《【腐蝕の安倍政権】平気でウソを言い続ける山本地方創生相》
今年1月まで加計学園が今治に獣医学部作ろうとしているのは知らなかったと平気でウソを言う安倍。報告を受けていたのに聞いていないと平気でウソを言う稲田防衛大臣。 その他平気でウソを言い続ける財務省官僚や萩生田や、その他いろいろ。
その中でも特に厚顔無恥で平気でウソにウソを重ね続けているのが山本地方創生相。
あまりに言い続けているので、もう慣れっこになっているのだろう。
殺人を長年隠している犯人のようにウソの世界に生きている。加計学園だけを優遇してきたのに、そうではなかったといい続けているが今回、明確にウソがばれた。
だから、この情報は重要。忘れないように確認しておこう。忘れない事が大事だ。
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<2017年07月27日の報道のポイント>
● 国家戦略特区での獣医学部新設について、山本地方創生相は、加計学園だけでなく、京都府、京都産業大とも連絡をとっていたと7月24日国会で述べた。
●だが内閣府は7月26日「大臣が答えた中身について確認できていない」とする見解を明らかにした。つまり山本発言はウソだと認めた。
●京都産業大は7月14日に獣医学部計画断念を発表した記者会見で「昨年10月17日以降、内閣府からの連絡はない。(特区の)提案主体の京都府からも全く聞いていない」等と説明した。
●一方、内閣府は以前から何度も、今治市と加計学園には(獣医学部新設について)話をしていたし、文科省も、加計学園に4条件をクリアにするためには「こうしろ!」と試験の答えを教えるような事を指示していた。つまり詳しく指導していたが、京都産業大学には何も同じ事はしていなかった。
●この差別待遇がおかしい、加計学園ありきだといわれた事に対して、山本地方創生相は「随時連絡をとっている」「京都府の知事や副知事とも話をしている」等と答弁した。
●内閣府は、山本大臣の答えは、内閣府が事前準備したものではなく山本大臣が即興で言ったものと説明した。但し山本大臣が個人的に連絡を取っていたかもしれないという、ありえない可能性を言って、山本の言った事が絶対にウソだとは言わなかった。
(基本文献-社会学者イダ ヒロユキ/管理者:部分編集)
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【ご案内1】abe is over
https://www.youtube.com/watch?v=p1HoGVQjhbY&sns=fb
【ご案内2】ラップ共謀罪の歌
https://youtu.be/LCMz5WNM6ok
《全国大学人権教育交流会の会員を募集しています。》
ご希望の方はg_jinken@yahoo.co.jpまでご連絡ください。
詳細は全国大学人権教育交流会のホームページをご覧下さい。
http://zdaigakujinkenkyoikukoryukai.web.fc2.com/
*本ブログ管理者(民守)は同交流会-事務局長を担っています。
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*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
【本ブログ:http://blog.zaq.ne.jp/yutan0619/article/27/】
*著作「採用面接」労働条件確認
【本ブログ: http://blog.zaq.ne.jp/sp/yutan0619/article/29/】
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(民守 正義)
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