「叛-安倍」リベラル勢力の総結集!(79)

《Ken Sway Kenと管理者の【憲法改悪阻止】キャンペーン》

〔大衆運動の力で「憲法改悪阻止」「共謀罪」法-廃案を!〕

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<改憲で、日本を脱民主主義国家にするか否かを問う前に高村光太郎著『智恵子抄』と、伊丹万作著「戦争責任者の問題」に目を通してみたい>

 『智恵子抄』の中に、高村光太郎が亡くなった妻智恵子への報告という形で『報告(智恵子に)』を掲載しています。
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 日本はすつかり変りました。貴方の身ぶるひする程、嫌がってゐた、あの傍若無人のガサツな階級が、とにかく存在しないことになりました。すつかり変ったといっても、それは他力による変革で(日本の再教育と人はいひます。)内からの爆発で貴方のやうに、あんないきいきした新しい世界を命にかけて芯から望んだ。さういふ自力で得たのでないことが、あなたの前では恥しい。貴方こそ真の自由を求めました。
 求められない鉄の囲の中にゐて、貴方があんなに求めたものは、結局、貴方を此世の意識の外に逐ひ、貴方の頭を壊しました。貴方の苦しみを今こそ思ふ。日本の形は変りましたが、あの苦しみを持たない我々の変革を、貴方に報告するのは辛い事です。
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 戦後日本は憲法を持った。草案の殆どは、占領していた米国人が書いた。

 世界の様々な憲法のいい所どりをしたと言っていい。この憲法は日本国民が勝ち取ったものではない。与えられたものである。その思いが「日本の形は変りましたが『あの苦しみを持たない我々の変革』を、貴方に報告するのは辛い事です。」になる。
 憲法は権力を縛る、ここだけは犯してならないことを約束させる性格を持つ。
 時々の権力は専横を振るう。それを制約する役目を憲法は持つ。
 しかし国民の努力で勝ち取ったものではないだけに、如何に価値があるモノであるかを充分に認識していない。そしてそれを、安倍政権の操作によって手放そうとしている。
「あの苦しみを持たない我々の変革を 貴方に報告するのは辛い事です。」
 国民の宿命かもしれない。
【伊丹万作著「戦争責任者の問題」】
 戦前に活躍した映画監督伊丹万作氏が、1946年9月に亡くなる直前46年8月に発表したものです。やはり映画監督として活躍した伊丹十三さんの父親です。(内容省略)
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《【森友学園疑獄事件】前理財局長:「ゼロ回答」で栄転-禍根残す人事?》

 学校法人「森友学園」への国有地格安払い下げ問題で財務省理財局長として国会答弁に立ち続けた佐川宣寿氏が、今月5日付で国税庁長官に就任して2週間あまり。
 野党の追及に徹底した「ゼロ回答」で臨んだ功で栄転した-と国民から疑問の声が上がっている。実態はどうなのか。就任を受けて、神戸市の男性の投稿が載った。
 「拝啓 国税庁長官様」で始まる。「私も納税者の一人です。税務調査の際に『関係書類は紛失しましたが、適切に処理しているので経費の計上を認めてください』と申し上げる場合もあります」「国会で何の証拠も示さずに自らの主張を押し通されたのですから、このお願いはよく理解して頂けると思います」。皮肉たっぷりに佐川の答弁を批判している。
 実際、森友問題で佐川の答弁は「記録は破棄した」「データはない」「政治家の関与はない」と“ないないづくし”だった。自民党の鴻池祥肇元防災担当相らの関与を示す文書が出てきても、政治の介入を否定し続けた。4月3日には行政文書について「短期間で自動的に消去されるシステム」と答弁。どんなシステムなのかと大騒ぎになり、4日後に国会で理財局次長が「自動消去機能というのは基本的にございません」「消去は職員がパソコンを操作して行う」と、佐川の答弁を事実上修正した。国民の財産をただ同然で売ったと批判される財務省の幹部が、税金徴収のトップに就いたことに、人々は怒っている。
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 今回の長官人事を論功行賞と見るのは自然な見方だ。しかし佐川以前に3代続けて理財局長が長官に就いた。佐川は過去にナンバー2の国税庁次長も務め、既定路線との見方もある。だが麻生太郎財務相は長官人事を「(佐川氏は国会で)丁寧な説明に努めてきた。適材だ」と評し、国民の怒りを買った。国税当局の若手職員は「長官が自ら税務調査をする訳ではない。粛々と法律通りやる」と業務への影響を否定する一方、「これまで痴漢や横領など職員の不祥事が報じられる度に税務調査の相手から嫌みを言われてきた。今回は『財務省も書類を保存していないだろ』と噛みつかれるかもしれない」とため息交じりに言う。

 森友学園の籠池泰典前理事長と財務省幹部の交渉時の音声記録を入手する等、この問題の取材で注目された著述家の菅野完氏が、笑いながら言った。
「最近、税理士との打ち合わせで『僕も財務省のように、領収書や入金伝票を捨てていいですよね』と冗談で言ったら、『皆さん、そうおっしゃる』と返されました」
 菅野氏は佐川を、森友学園問題の真相究明を阻んだキーマンだと見ている。
「私にでさえ見つけられた資料を財務省が見つけられないわけがない。データは自動的に消去される等と、子供でも分かるような見えすいたうそを国会の答弁で重ねた人が栄転するのはモラルハザード。長く禍根を残す人事だ」。ただ管理者として、補足で言わせて頂くが、菅野氏に関わって「籠池氏から預かった段ボール箱が、我が家に置きっぱなしだ」と本人(代理?)からの発信と思わしきツイッターも、実は虚偽である事が明確になっている。
 更に豊中市議会議員—木村氏を中心とした「『森友学園問題』を考える会」について、その取り組み手法も「豊中市民の会」の域を出ず、全国問題化した取り組みになっていない。
 現に管理者自身も「新町公園(大阪市内)」からの集会・デモに参加したが、「豊中市民の皆さん!この隊列に4列縦隊で!」と言うだけで、我々、よそ者は全くの放置状態。
 管理者は車椅子障害者なので相当、後ろの方まで放されて、ついて行くのが必死だった。
 正直「『森友学園問題』を考える会」は「障害者には配慮の無い会」と感じた。
 加えて菅野氏や木村市議も「森友学園疑惑図」を示したり「講演」等も行っているが、正直言って、不正確・憶測によるところも、少なからず有り、管理者は正直、相当に危険な事も行いないながら慎重に「裏取り」を行っており、どうやら「詳細事実」は管理者の方が正確かつ詳細かと思わざるを得ない。いずれにしても今となっては、本丸の「理財局や近畿財務局を告訴」しているのは、途中、菅野氏らの横槍(妨害?)も入って、一旦は延期した「森友告発プロジェクト(東京)」(管理者も原告)と「『森友学園問題』を考える会」等であるが、大阪地検特捜部(山本真千子本部長)は、管理者の独自取材では「理財局や近畿財務局等への捜査意欲」は、殆ど感じられなかった。

 なお、新長官は着任後に記者会見するのが通例だが、佐川の会見はまだ開かれていない。(参考文献-毎日新聞/文責:民守 正義)


《内閣支持率:続落26%:不支持56%》

 先ず、そもそも「世論調査」については懐疑的だが、これは既稿で掲載したので、今回は省略する。毎日新聞は22、23両日、全国世論調査を実施した。
 安倍内閣の支持率は6月の前回調査から10ポイント減の26%、不支持率は同12ポイント増の56%。支持率が2割台になったのは2012年12月の第2次安倍内閣発足後初めてで、安倍(ウソツキ)首相は当面、厳しい政権運営を迫られそうだ。
 調査はコンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に調査員が電話をかけるRDS法で実施。18歳以上のいる1627世帯から1073人の回答を得た。
 回答率は66%だった。(基本文献-毎日新聞/管理者:部分編集)


《【腐蝕の安倍政権】仙台市長選/敗れた与党陣営:マスコミは過小報道》

 国政の与野党対決の構図となった仙台市長選。自民、公明両党の県組織や日本のこころが支持する冠婚葬祭会社社長の菅原裕典候補は、民進、共産、社民各党の県組織と自由党が共闘する元民進党衆院議員の郡和子氏に敗れた。学校法人「加計学園」問題や自民党議員の相次ぐ暴言・失言問題等の影響がモロに出たと言え、菅原候補の陣営からは「タイミングが悪すぎた」との恨み節も漏れた。「『国政と市長選は関係ない』と説明しても分かってくれない人もいた」。菅原候補の落選が決まった後、自民県連幹部は、ぼやいた。
 政権与党とのパイプは大きな武器となるはずだった。菅原候補は「自公の国会議員の力を借りて、国に要望を伝えられるのは私だけ」と繰り返しアピールしたものの、肝心の自民が前面に出る場面は殆どなかった。大物国会議員が駆けつける事は殆ど無く、陣営幹部は「街頭での演説は遠慮してもらった」と打ち明けた。
 20日夜にあった菅原候補の個人演説会。応援に駆けつけた自民党の山本一太参院議員は「与党国会議員としてお詫びしたい。自民1強でおごりがあった」と頭を下げた。
 一方、郡氏側は民進党の岡田克也元代表ら各党幹部クラスが相次いで仙台入りした。
 加計学園問題等で安倍政権批判を繰り返し、元自民党県連幹部の村井嘉浩知事と近い菅原候補に対して「お友達政治は許さない」と繰り返した。

<自民支持層2割、郡候補に(出口調査)>

 毎日新聞社は23日、仙台市長選で、投票した有権者に出口調査を実施した。
 安倍内閣の支持率が低下し、地方選挙への影響が注目される中、民進、共産両党等が野党共闘で支援する元衆院議員、郡和子候補に自民支持層の2割弱が投票した。
 学校法人森友学園や加計学園、稲田朋美防衛相の資質等の問題が、誰に投票するかに「影響した」という声も複数聞かれた。郡候補は民進支持層の8割強を固め、支持政党なしと答えた無党派層を半数近く取り込んだ。自民、公明両党県組織が支持する冠婚葬祭会社社長、菅原裕典候補は自民支持層の7割を固めたが、無党派層からの支持は2割強に留まり浸透できなかった。自民支持層のある有権者は、安倍内閣の諸問題への対応に疑問は抱きながらも「消極的に自民候補を支持した」と複雑な心境を明かした。加計学園問題等で投票先を決めた有権者は、理由について「安倍内閣を支持できないから」と答えた。主な政党支持率は、自民24%▽民進13%▽公明4%▽共産4%-等。無党派層は52%だった。

<「過小報道」したマスコミ各社>

 この仙台市長選挙を前の7月13日に、安倍(独裁)総理とマスコミ幹部(曽我豪・朝日新聞編集委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員、小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、石川一郎・BSジャパン社長、島田敏男・NHK解説副委員長、粕谷賢之・日本テレビ報道解説委員長、田崎史郎・時事通信特別解説委員)と会食した。
 会食での話は定かではないが①「国会閉会中審査」や②「仙台市長選挙」等々の方法姿勢・対応等について、安倍(独裁)総理から「強い要請」があったと言われている。
 現に政令市における「与党VSリベラル野党対決」という意味では、東京都議選「保守(自民)VS新保守(都民ファースト)」よりも、遥かに今後の国政を占う上でも重要な選挙結果にも関わらず、開票当日(22日)の報道は、民放では「Mrサンデー」でちょっと。NHKで15分のショートニュースで流す程度だった。翌日も朝の「羽鳥モーニングショー」ぐらいで、しかも御用評論家が「元々この選挙は、自民党は重要視していなかった」と述べ、同時出演(レギュラー)していた玉川氏が若干、反論した程度だった。
 このマスコミ体たらくでは「国会閉会中審査」報道も「安倍-御用報道」に終始するのが目に見えている。(参考文献-毎日新聞/文責:民守 正義)
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《横浜市長選挙:菅の陰謀「カジノ隠し-林候補(現職)」には投票せず「平和都市:横浜」を守る候補者を選択し投票しよう!》(某弁護士:法的確認済み)


《「袴田巌さんを救う会」の活動に、ご支援を!》

   1. 会  員…年3600円( 2.の通信費を含みます)
   2. 通信会員…年1200円(キラキラ星通信、公開学習会のお知らせ)
   3. カンパ……いくらでも結構です。
   <振込先> ゆうちょ銀行での振替
           (ATMの機械を使った方が手数料はお安くなります)  
    口座番号  00100-3-700714
    加入者名 「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」
<袴田巌さんの生活支援>
 静岡地検が即時抗告してしまったため、再審はまだ開始されず、巌さんが晴れて再審無罪となる日が先延ばしにされています。無罪が確定しないと刑事補償も受けられず、現在の入院費用や生活費に困ることになります。
 袴田さんの生活支援にご協力いただける方は、
☆上記振替票に、( ◯ )「袴田巌さん生活支援」 と書いて、お振り込み下さい。
 救う会が責任を持って、袴田秀子さんにお届けします。 


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
【本ブログ:http://blog.zaq.ne.jp/yutan0619/article/27/】
*著作「採用面接」労働条件確認
【本ブログ: http://blog.zaq.ne.jp/sp/yutan0619/article/29/】
◎なお寄せていただく相談意見等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)

(民守 正義)