劣化する安倍ファシズム政権と「リベラル野党共闘」の行程(91)
劣化する安倍ファシズム政権と「リベラル野党共闘」の行程(91)
《【従軍慰安婦-少女像】シリーズ》
<佐藤優と北原みのり「安倍」の慰安婦問題の対応を批判!「慰安婦は歴史問題じゃない、男の姿勢が問われている」>
韓国・釜山の総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が市民団体によって設置され、日本政府が駐韓大使の一時引き上げや日韓通貨スワップ協議の中断等の対抗措置を強行した件は、改めて安倍(戦争)総理の「お詫びと反省」とやらが口からでまかせであったかを浮き上がらせた。2015年の日韓合意の際、岸田文雄外務大臣は「安倍晋三首相は日本国の首相として、改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に心からお詫びと反省の気持ちを表明する」と語った。
本当に慰安婦とされた女性達に負わせた心身の苦痛を思えば、少女像の設置にここまでヒステリックな反応等できるはずがない。しかし既報の通り、この安倍政権による異常な対抗措置に、テレビのコメンテーター達は「当然の事」「韓国はけしからん」「日韓合意を守れ」と大合唱を繰り広げたのだ。その様子は「慰安婦問題は10億円を引き換えに、もう決着がついた話」と言わんばかりだった。
しかし日本大使館・総領事館前の「慰安婦-少女像」設置は、日韓合意では「韓国は撤去について~努力する」となっており、「努力の実績」があれば問題ない。「これは努力義務だから」との言い逃れは日本政府が、よく国民に使う言い逃れだがー。
それから日本大使館・総領事館前の「慰安婦-少女像」設置が,ウイーン条約でいう「当該国の威厳の侵害」に該当するかであるが、管理者が国際法学者への問い合わせや解釈コメンタール等で調べたところ、「従軍慰安婦-少女像」が日本国への威厳の侵害に直ちには該当しないというのが一般通説である。何故なら従軍慰安婦自体、朝鮮への侮辱の歴史の証であり「威厳の侵害」というより「正当な抗議の表現の自由の範囲」と解されるからである。つまり「韓国民の正当な抗議の表現の自由の範囲」ということであれば、そもそも韓国の国民感情・内心の自由自体を国家間協議する事自体が不適当という事になる。
法的論破は、それぐらいにして、そもそも「慰安婦」問題は決して歴史や政治だけの問題ではない。昨年11月に発売された佐藤優氏と北原みのり氏の対談集『性と国家』において、佐藤氏は「慰安婦」問題をこのように述べている。「今、現に生きている「慰安婦」達が説いているのは歴史問題じゃないのですよ。今ここでの日本人の姿勢を問われている訳だし、今ここでの日本の男の姿勢も問われている訳だし、程度の違いはあれど、韓国の男の姿勢も問われている。全て共時的にね」
佐藤氏は日本軍による「慰安婦」問題について、アメリカでは「いわば生理的嫌悪をもたらす問題として受け止められた」という。
「それは歴史問題ではなく、今この場で自分の妹が慰安所に連れて行かれたらどうなのか、自分の娘が連れて行かれたらどうなのかという問題として受け止められるから」だ。他方、日本では慰安婦問題を「戦時中のこと」として受け止め、更には「女の自由意志だ」「強制ではない仕事だ」等というとんでもない言説まで飛び出している。
この対談でも北原氏が“なぜ男性はそうした免罪符を欲しがるのか”と疑問を呈するが、それに対して佐藤氏は、田中克彦・一橋大学名誉教授が2014年に出版した『従軍慰安婦と靖国神社』を例に「(同書に)書かれている事、あれが男の感覚なんじゃないですか。戦場の性の処理は必要なのだという立場で、それならば『お国のための慰安婦達だった』となる」と話す。
こうした男性達の態度は、実は韓国でも見られるという。
佐藤氏は「韓国のなかでも『あれは戦時中の売春婦だった』という言説が出てくると『よく言った、これぞ勇気ある言説だ』とそこに皆飛びついていくわけです」と言い、北原氏も、当事者である被害者女性や支援団体に対して「『この売春婦が』『韓国の恥』というような声が韓国内からもあった」と述べている。そうした中で韓国の支援団体は“「慰安婦」問題は「女性の人権」問題である”と定義し、国際的世論を創っていったのだという。─日本において「慰安婦」問題が語られるとき置き去りにされているのが、この「女性の人権」という視点、そして「性暴力は絶対に許されないもの」という考えだろう。
そうした視座がないがために、今回の少女像設置に対して、安倍(戦争)首相をはじめ、テレビに出てコメントする文化人や芸能人も「韓国はけしからん」「日韓合意を守れ(⇒「努力義務」で守られている)」等とカネで解決できる問題として扱おうとするのである。北原氏は、韓国の被害者女性達が日本に求めてきたものを「一貫して、加害者の真摯な謝罪と賠償。そして絶対に今後繰り返さないという日本社会での教育」と語る。日韓合意は、そうした当事者の声を無視したものだが、安倍(戦争)首相が「「少女像をどかしてね」等、「被害者側にも要求をつきつける」(北原氏)という姿勢を貫く今、改めて確認しなければならないのは「今、現在における和解」とは何か、ということだ。管理者は、今現在における真の「謝罪の真心」はドイツ連邦共和国:ヴィリー・ブラント元首相の「慟哭の謝罪」のように「日本大使館・総領事館職員は、毎朝、一礼を捧げて職務に就く」事ぐらい、行う「謝罪度量」を持って欲しいし、ましてや勝手に「不可逆的解決が日本国民の要求」のようにデッチアゲ成果を自画自賛して貰いたくない。正直、安倍(戦争)総理が「不可逆的解決」を自慢する度に毛虫が走ったような悪感触と日本国民として恥ずかしさを覚える。ここで北原さんと佐藤さんの会話を紹介しよう。
〈北原:忘れないけども許すというのが、本当の「和解」ですよね。/佐藤:そうです、それが和解です。ナチスの戦時犯罪を巡ってユダヤ人、ポーランド人はドイツ人と和解しても絶対に忘れない。/北原:忘れないけど許すということを、日本軍「慰安婦」の被害者は求めてきたと思うんです。/佐藤:和解は双方向的な行為だけど、謝罪は一方的な行為ですからね。謝罪をしても受け入れて貰えるかどうかは解らないんですよ。/北原:受け入れる側が決めることですよね。/佐藤:その通りです。だから世界において「この謝罪を貴方は受け入れてくれるよね?これを受け入れてくれるのだから、この先は大丈夫だよね?」という形は、謝罪じゃないのです〉
この佐藤氏と北原氏による『性と国家』では「慰安婦」問題に留まらず、沖縄の構造化された差別の問題や、女性に対する憎悪を募らせる男性の被害者意識の高まりという“ファシズム以下の女性蔑視社会”について等、多岐に亙る切り口で今日的な問題を巡る対話が繰り広げられている。そして日本軍による「慰安婦」問題と、現在の日本における女性の性の問題は地続きにあるということだ。植民地支配下にあった国の女性達に振るった性暴力を「女の自由意志だ」「強制ではない」と言う事と、女性への性暴力に対して被害者を貶めるような主張が当たり前のように飛び出す現在─。この歪な状況自体が“ファシズム以下の女性蔑視社会”と言うのだ。(参考文献-リテラ/文責:民守 正義)
<バイデン米副大統領が安倍首相に話した内容を日本政府がわざと削除?>
6日、ジョー・バイデン米副大統領と安倍(戦争)総理の電話会談で、バイデン副大統領が現在の韓日関係を悪化させないように呼びかけた事が分かった。韓国メディアの聯合ニュースによると、韓国の外交消息筋は8日「日本側が釜山の日本総領事館前の少女像の設置に抗議して駐韓日本大使の一時帰国等の対応措置を公式発表する前に、バイデン副大統領が安倍首相に電話をした」とし、これは「釜山の少女像の設置に関連した日本の措置計画に対して状況の悪化を避けるように呼びかけようとしたもの」と伝えた。
これに先立ち、共同通信は6日、バイデン副大統領と安倍(戦争)総理の電話会談を伝えながら、安倍(戦争)総理が「日韓両政府が責任を持って(合意内容を)実施していく事が重要で、これに逆行する事は建設的ではない」と反論したと明らかにした。
共同通信以外にもバイデン米国副大統領と安倍(戦争)総理との電話会談を伝えた日本の報道にバイデン副大統領の発言内容はなかった。これに対し韓国では、日本政府が自国に有利な内容だけをメディアで伝えたのではないかと指摘されている。(基本文献-中央日報日本語版/管理者:部分編集)
<慰安婦“少女像“に過剰反応する安倍の差別思想! “不可逆的“暴言>
札びらと形だけの謝罪で「慰安婦問題は最終決着」と楽観視していた安倍(戦争)総理が、自ら墓穴を掘ろうとしている。本年1月通常国会で「韓国とは慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決を確認し、長年の懸案に終止符を打ちました」と自画自賛した。
しかし今回、釜山の少女像設置に対して駐韓大使一時帰国という強硬手段に出たことで、韓国世論は反発。野党も日韓合意撤回や再協議を主張し、春に予定される大統領選の大きな争点となる事は確実となった。
この事で更に慰安婦問題は長期化し、日韓関係は悪化の一途だ。
安倍(戦争)総理の日韓関係悪化を招く"国賊的愚行"の発想は何か?その根底には、元慰安婦への差別感情がある。
未だに謝罪も撤回もしない過去の暴言に目を向けると「嘘つきが多い元慰安婦に10億円出したのだから黙っていろ!」という安倍の本音が透けて見えるのだ。安倍(戦争)総理の若手議員時代の"本音トーク"が収録されているのは、1997年12月に出版された『若手国会議員による歴史教科書問題の総括:歴史教科書への疑問』(日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会編)だ。高市(経歴詐称)総務大臣や下村博文元文科大臣や根本匠元復興大臣らも登場する"お友達"発言集である。
この本の編集をした「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」(以下、「議員の会」)が結成されたのは97年。中学校歴史教科書に従軍慰安婦の記述が載ることに疑問をもつ若手議員が集まり、歴史教育のあり方について真剣に研究・検討、国民的議論を起こす事等を目的に設立されたが、当時当選二回の若手議員だった安倍はこの会の事務局長を務めていた。そして6回目の勉強会では「河野官房長官談話に至る背景」をテーマに河野談話当時の内閣官房副長官だった石原信雄氏が説明した。安倍はこの時、戦後46年間の沈黙を破って元慰安婦が名乗りを上げた事に対し、幾つもの言いがかりをつけたのだ。
先ずは北朝鮮の拉致問題と重ね合わせた強制的連行否定論だった。
「実態は強制的に連れていかれたという事になると、本人だけではなくて、その両親、その兄弟、隣近所がその事実を知っている訳ですね。強制的にある日、突然、拉致されてしまう訳ですから。横田めぐみさんみたいに連れていかれちゃう。そうすると、周りがそれを知っている訳ですね。その人達にとっては、その人達が慰安婦的行為をする訳ではなくて、何の恥でもない訳ですから、何故その人達が、日韓基本条約を結ぶときに、あれだけ激しいやりとりがあって、いろいろな事をどんどん、どんどん要求する中で、その事を誰もが一言も口にしなかったかというのは、極めて大きな疑問であると言わざるを得ない」(前掲『若手国会議員による歴史教科書問題の総括』より) 日韓基本条約が締結されたのは65年だが、元慰安婦の金学順さんが初めて名乗りを上げたのは91年。そこで安倍(戦争)総理は、26年経ってから声を上げた事をあげつらい「北朝鮮の拉致問題と同様、強制的連行なら恥ずべき事ではないから、もっと前に名乗りを上げるはず」という元慰安婦の「言えない屈辱心理」を全く理解できない疑問を投げかけたのだ。現代の日本社会でさえ、レイプされた被害女性が名乗り出る事をためらうケースが沢山ある。「強制されて慰安婦になったら堂々と名乗り出ているはずだ」等と平気でいうのは、女性の人権への意識が全くないとしか思えない。
しかも慰安婦は当時、韓国を植民地支配している日本軍の行為なのだ。それを、いきなり行方不明になった北朝鮮の拉致犯罪と同列に語るというのは、話のすり替えもいいところ。
二番目に飛び出したのは、富山に慰安所がなかった事を根拠とする"元慰安婦嘘つき発言"だった。「私は慰安婦だったと言って要求をしている人達の中には、富山県に出ていたというような事を言う人だっています。富山には慰安所も何もなかった。明らかに嘘をついている人達がかなり多くいる訳です。そうすると、ああ、これはちょっとおかしいな、と我々も思わざるを得ない」(前掲『若手国会議員による歴史教科書問題の総括』) この元慰安婦とは、カン・ドッキョンさんと考えられる。しかしカンさんはNHKの番組「戦争-心の傷の記憶」(1998年8月14日放送)に登場し、その中で「『いい仕事がある』と言われて日本に来たら、富山の軍需工場で働かされる羽目になったが、脱走した時に軍人に強姦された後、大本営の移転先として工事中の長野県松代の慰安所に連れていかれた」という足取りが紹介されているのだ。
つまり安倍(戦争)総理は、こうした経緯をよく調べずに「富山に慰安所はなかったから嘘つき」と決めつけたようだ。嘘を言い張ったのは安倍(ウソツキ)総理の方なのだ。
三番目が、儒教思想国家を否定する"韓国売春大国説"に基づく疑問呈示だった。講師の石原氏が戦後46年間沈黙した事について「非常に儒教思想が強い韓国では性の問題については非常にナーバス」「例え強制されたとはいえ売春のような事をした事を認めるのは非常に恥」等と説明をしたのに対し、安倍はこう反論したのだ。「ですから、もしそれが儒教的な中で五十年間黙っていざるを得なかったという、本当にそういう社会なのかどうかと。実態は韓国にはキーセン・ハウスがあって、そういう事を沢山の人達が日常どんどんやっている訳ですね。ですから、それはとんでもない行為ではなくて、かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら私は思っているのですけれども」(前掲『若手国会議員による歴史教科書問題の総括』)と「勝手な推測もいい加減にしろ!」という能書きを垂れ捲くっている。
ここでも安倍(ウソツキ)総理は、"韓国売春大国"で沈黙し続けたのはおかしいという疑問を投げかけたのだ。これで安倍(ウソツキ)総理の妄想"元慰安婦像"が明らかになっていく。それは「元慰安婦=キーセンハウスで働く売春婦=強制性のない商業的行為(ビジネス)だから問題なし」というものだ。こうした「元慰安婦-誹謗差別観」の延長線上として橋下徹・大阪前市長も13年5月、「(沖縄で)米兵は風俗をもっと活用するといい」と言い、従軍慰安婦肯定論を展開。
国内外から批判が殺到しても、橋下は「風俗業を否定する事は自由意志で選んだ女性に対する差別」と、手品騙しのような屁理屈反論した。慰安婦を商売と捉えて開き直るのは、安倍(ウソツキ)総理の詭弁と重なり合う。14年9月16日、慰安婦問題に関する朝日新聞バッシングを考える集会で、元NHKプロデューサーの永田浩三・ 武蔵大学教授は、安倍のキーセンハウス発言等が載った本を手でかざしながら、「ETV2001問われる戦時性暴力」における番組改変事件を振り返った。「NHKは『自主的に変えた』と言っていますが、政治介入があったとらえた方が自然です。放送の前、伊東律子番組制作局長(当時)が"黄色本"(『歴史教科書への疑問』)という本のページを開き『言って来ているのはこの人達よ』と告げました。そこには『議員の会』の前事務局長だった安倍首相らの名前が列挙されていました。伊東局長は『政治家が言って来ているのだから、分かってね』と恥ずかしそうに伝えました。『そんな事は許されない』という現場感覚が、まだ錆びついていなかったのでしょう」元「慰安婦」問題を扱ったETV 2001は、安倍らの圧力を受けたと疑われるNHK幹部の指示で内容が劇的に変わった。放送予定前日、当時官房副長官だった安倍ら国会議員との面会を終えて松尾武放送総局長(当時)と野島直樹総合企画室担当局長(当時)が戻ってきた後、番組内容の改変が指示された。元慰安婦や元日本兵の証言等が削除され、放送時間も4分縮められてしまった。
「当時、こんな押し問答もあった」と永田氏は振り返る。「安倍氏と面会をした野島氏は慰安婦についての表現を『ビジネスで慰安婦になった人達ですと言えないか』と提案、私が『事実と違う』と拒否したことがありました。安倍首相はいまだに過去の発言を撤回していませんが、オランダの飾り窓を引き合いに出して慰安婦問題は解決済とした籾井勝人会長の就任発言を聞いた時、97年当時のキーセンハウス発言が時計が止まっていたかのように蘇りました」
既に韓国メデイアは安倍(ウソツキ)総理の暴言を取り上げ、07年に韓国の国会議員であるウリ党のユ・キホン議員も来日、外務省に抗議書を渡した。日本でも阿部知子衆院議員(現・民進党)が07年5月7日と11日に国会で追及した事もあった。今回の少女像撤回要求で、安倍(ウソツキ)総理の暴言批判が再び噴出しても不思議ではない。既に日韓合意直後から反発はあった。
韓国の支援団体は「被害者や国民の願いを裏切った外交的談合だ」と非難。合意翌月の昨年1月26日、韓国人の元慰安婦が来日、両国政府の合意は「間違っている」と批判したのだ。直接謝罪しなかった安倍(ウソツキ)総理への怒りを露わにしのは、ソウル近郊広州市で元慰安婦が暮らす「ナヌムの家」から来た李玉善さんと姜日出さんだ。彼女達は戦時中に旧満州(中国東北部)で慰安婦をさせられた女性である。
「私達は強制的に連れて行かれて全身傷だらけになって帰ってきました。それなのに安倍首相は何故、私達を無視して後ろに隠れてばかりいるのでしょうか」(李玉善さん)
安倍(ウソツキ)総理の暴言については、姜さんも「ウソをついているのは(安倍ら)日本政府の方です。ウソをつきながら(私達を)嘘つき呼ばわりしているのです」と怒った。
いまだに過去の暴言を撤回も謝罪もしていない安倍(ウソツキ)総理の本音を、韓国民はこう見抜いているのではないか。「アメリカの要請で札びらと形だけの謝罪で日韓合意にこぎつけたが、本音は謝罪する気は全くない」と。「ナヌムの家」にはカン・ドッキョンさんの追悼碑がある。安倍(ウソツキ)総理はここを訪ねて、嘘つき呼ばわりをしたことを謝罪するべきだ!過去の暴言を撤回し、心からの謝罪がない限り、慰安婦問題の真の解決はあり得ない。(参考文献-リテラ/文責:民守 正義)
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《社会学者イダ ヒロユキ・本ブログ管理者・民守 正義:共同呼びかけ「ヘイト右翼番組つくるDHCは買うのは止めよう!」》
《読者Ken Kenさんと管理者:民守正義との共同「安倍政権の欺瞞性暴露と共謀罪反対キャンペーン第一弾」》
◎Ken Kenさんのタイムライン「父さん 共謀罪ってなぁに?」の写真で賛同・共感して頂く方は「いいね」を宜しくお願い致します。
《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》
①職場(仕事)における労働・人権相談
(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。
②採用コンサルタント。
*著作[「公正採用」と「能力発見!」採用選考のコツ]
【本ブログ:http://blog.zaq.ne.jp/yutan0619/article/27/】
*著作「採用面接」労働条件確認
【本ブログ: http://blog.zaq.ne.jp/sp/yutan0619/article/29/】
◎なお寄せていただく相談等は、とりあえず全てEメールで送信してください。
<送信先Eメールアドレス>yutan0571@yahoo.co.jp
●費用:交通費等、実費+α(若干-協議)
《【従軍慰安婦-少女像】シリーズ》
<佐藤優と北原みのり「安倍」の慰安婦問題の対応を批判!「慰安婦は歴史問題じゃない、男の姿勢が問われている」>
韓国・釜山の総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が市民団体によって設置され、日本政府が駐韓大使の一時引き上げや日韓通貨スワップ協議の中断等の対抗措置を強行した件は、改めて安倍(戦争)総理の「お詫びと反省」とやらが口からでまかせであったかを浮き上がらせた。2015年の日韓合意の際、岸田文雄外務大臣は「安倍晋三首相は日本国の首相として、改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に心からお詫びと反省の気持ちを表明する」と語った。
本当に慰安婦とされた女性達に負わせた心身の苦痛を思えば、少女像の設置にここまでヒステリックな反応等できるはずがない。しかし既報の通り、この安倍政権による異常な対抗措置に、テレビのコメンテーター達は「当然の事」「韓国はけしからん」「日韓合意を守れ」と大合唱を繰り広げたのだ。その様子は「慰安婦問題は10億円を引き換えに、もう決着がついた話」と言わんばかりだった。
しかし日本大使館・総領事館前の「慰安婦-少女像」設置は、日韓合意では「韓国は撤去について~努力する」となっており、「努力の実績」があれば問題ない。「これは努力義務だから」との言い逃れは日本政府が、よく国民に使う言い逃れだがー。
それから日本大使館・総領事館前の「慰安婦-少女像」設置が,ウイーン条約でいう「当該国の威厳の侵害」に該当するかであるが、管理者が国際法学者への問い合わせや解釈コメンタール等で調べたところ、「従軍慰安婦-少女像」が日本国への威厳の侵害に直ちには該当しないというのが一般通説である。何故なら従軍慰安婦自体、朝鮮への侮辱の歴史の証であり「威厳の侵害」というより「正当な抗議の表現の自由の範囲」と解されるからである。つまり「韓国民の正当な抗議の表現の自由の範囲」ということであれば、そもそも韓国の国民感情・内心の自由自体を国家間協議する事自体が不適当という事になる。
法的論破は、それぐらいにして、そもそも「慰安婦」問題は決して歴史や政治だけの問題ではない。昨年11月に発売された佐藤優氏と北原みのり氏の対談集『性と国家』において、佐藤氏は「慰安婦」問題をこのように述べている。「今、現に生きている「慰安婦」達が説いているのは歴史問題じゃないのですよ。今ここでの日本人の姿勢を問われている訳だし、今ここでの日本の男の姿勢も問われている訳だし、程度の違いはあれど、韓国の男の姿勢も問われている。全て共時的にね」
佐藤氏は日本軍による「慰安婦」問題について、アメリカでは「いわば生理的嫌悪をもたらす問題として受け止められた」という。
「それは歴史問題ではなく、今この場で自分の妹が慰安所に連れて行かれたらどうなのか、自分の娘が連れて行かれたらどうなのかという問題として受け止められるから」だ。他方、日本では慰安婦問題を「戦時中のこと」として受け止め、更には「女の自由意志だ」「強制ではない仕事だ」等というとんでもない言説まで飛び出している。
この対談でも北原氏が“なぜ男性はそうした免罪符を欲しがるのか”と疑問を呈するが、それに対して佐藤氏は、田中克彦・一橋大学名誉教授が2014年に出版した『従軍慰安婦と靖国神社』を例に「(同書に)書かれている事、あれが男の感覚なんじゃないですか。戦場の性の処理は必要なのだという立場で、それならば『お国のための慰安婦達だった』となる」と話す。
こうした男性達の態度は、実は韓国でも見られるという。
佐藤氏は「韓国のなかでも『あれは戦時中の売春婦だった』という言説が出てくると『よく言った、これぞ勇気ある言説だ』とそこに皆飛びついていくわけです」と言い、北原氏も、当事者である被害者女性や支援団体に対して「『この売春婦が』『韓国の恥』というような声が韓国内からもあった」と述べている。そうした中で韓国の支援団体は“「慰安婦」問題は「女性の人権」問題である”と定義し、国際的世論を創っていったのだという。─日本において「慰安婦」問題が語られるとき置き去りにされているのが、この「女性の人権」という視点、そして「性暴力は絶対に許されないもの」という考えだろう。
そうした視座がないがために、今回の少女像設置に対して、安倍(戦争)首相をはじめ、テレビに出てコメントする文化人や芸能人も「韓国はけしからん」「日韓合意を守れ(⇒「努力義務」で守られている)」等とカネで解決できる問題として扱おうとするのである。北原氏は、韓国の被害者女性達が日本に求めてきたものを「一貫して、加害者の真摯な謝罪と賠償。そして絶対に今後繰り返さないという日本社会での教育」と語る。日韓合意は、そうした当事者の声を無視したものだが、安倍(戦争)首相が「「少女像をどかしてね」等、「被害者側にも要求をつきつける」(北原氏)という姿勢を貫く今、改めて確認しなければならないのは「今、現在における和解」とは何か、ということだ。管理者は、今現在における真の「謝罪の真心」はドイツ連邦共和国:ヴィリー・ブラント元首相の「慟哭の謝罪」のように「日本大使館・総領事館職員は、毎朝、一礼を捧げて職務に就く」事ぐらい、行う「謝罪度量」を持って欲しいし、ましてや勝手に「不可逆的解決が日本国民の要求」のようにデッチアゲ成果を自画自賛して貰いたくない。正直、安倍(戦争)総理が「不可逆的解決」を自慢する度に毛虫が走ったような悪感触と日本国民として恥ずかしさを覚える。ここで北原さんと佐藤さんの会話を紹介しよう。
〈北原:忘れないけども許すというのが、本当の「和解」ですよね。/佐藤:そうです、それが和解です。ナチスの戦時犯罪を巡ってユダヤ人、ポーランド人はドイツ人と和解しても絶対に忘れない。/北原:忘れないけど許すということを、日本軍「慰安婦」の被害者は求めてきたと思うんです。/佐藤:和解は双方向的な行為だけど、謝罪は一方的な行為ですからね。謝罪をしても受け入れて貰えるかどうかは解らないんですよ。/北原:受け入れる側が決めることですよね。/佐藤:その通りです。だから世界において「この謝罪を貴方は受け入れてくれるよね?これを受け入れてくれるのだから、この先は大丈夫だよね?」という形は、謝罪じゃないのです〉
この佐藤氏と北原氏による『性と国家』では「慰安婦」問題に留まらず、沖縄の構造化された差別の問題や、女性に対する憎悪を募らせる男性の被害者意識の高まりという“ファシズム以下の女性蔑視社会”について等、多岐に亙る切り口で今日的な問題を巡る対話が繰り広げられている。そして日本軍による「慰安婦」問題と、現在の日本における女性の性の問題は地続きにあるということだ。植民地支配下にあった国の女性達に振るった性暴力を「女の自由意志だ」「強制ではない」と言う事と、女性への性暴力に対して被害者を貶めるような主張が当たり前のように飛び出す現在─。この歪な状況自体が“ファシズム以下の女性蔑視社会”と言うのだ。(参考文献-リテラ/文責:民守 正義)
<バイデン米副大統領が安倍首相に話した内容を日本政府がわざと削除?>
6日、ジョー・バイデン米副大統領と安倍(戦争)総理の電話会談で、バイデン副大統領が現在の韓日関係を悪化させないように呼びかけた事が分かった。韓国メディアの聯合ニュースによると、韓国の外交消息筋は8日「日本側が釜山の日本総領事館前の少女像の設置に抗議して駐韓日本大使の一時帰国等の対応措置を公式発表する前に、バイデン副大統領が安倍首相に電話をした」とし、これは「釜山の少女像の設置に関連した日本の措置計画に対して状況の悪化を避けるように呼びかけようとしたもの」と伝えた。
これに先立ち、共同通信は6日、バイデン副大統領と安倍(戦争)総理の電話会談を伝えながら、安倍(戦争)総理が「日韓両政府が責任を持って(合意内容を)実施していく事が重要で、これに逆行する事は建設的ではない」と反論したと明らかにした。
共同通信以外にもバイデン米国副大統領と安倍(戦争)総理との電話会談を伝えた日本の報道にバイデン副大統領の発言内容はなかった。これに対し韓国では、日本政府が自国に有利な内容だけをメディアで伝えたのではないかと指摘されている。(基本文献-中央日報日本語版/管理者:部分編集)
<慰安婦“少女像“に過剰反応する安倍の差別思想! “不可逆的“暴言>
札びらと形だけの謝罪で「慰安婦問題は最終決着」と楽観視していた安倍(戦争)総理が、自ら墓穴を掘ろうとしている。本年1月通常国会で「韓国とは慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決を確認し、長年の懸案に終止符を打ちました」と自画自賛した。
しかし今回、釜山の少女像設置に対して駐韓大使一時帰国という強硬手段に出たことで、韓国世論は反発。野党も日韓合意撤回や再協議を主張し、春に予定される大統領選の大きな争点となる事は確実となった。
この事で更に慰安婦問題は長期化し、日韓関係は悪化の一途だ。
安倍(戦争)総理の日韓関係悪化を招く"国賊的愚行"の発想は何か?その根底には、元慰安婦への差別感情がある。
未だに謝罪も撤回もしない過去の暴言に目を向けると「嘘つきが多い元慰安婦に10億円出したのだから黙っていろ!」という安倍の本音が透けて見えるのだ。安倍(戦争)総理の若手議員時代の"本音トーク"が収録されているのは、1997年12月に出版された『若手国会議員による歴史教科書問題の総括:歴史教科書への疑問』(日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会編)だ。高市(経歴詐称)総務大臣や下村博文元文科大臣や根本匠元復興大臣らも登場する"お友達"発言集である。
この本の編集をした「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」(以下、「議員の会」)が結成されたのは97年。中学校歴史教科書に従軍慰安婦の記述が載ることに疑問をもつ若手議員が集まり、歴史教育のあり方について真剣に研究・検討、国民的議論を起こす事等を目的に設立されたが、当時当選二回の若手議員だった安倍はこの会の事務局長を務めていた。そして6回目の勉強会では「河野官房長官談話に至る背景」をテーマに河野談話当時の内閣官房副長官だった石原信雄氏が説明した。安倍はこの時、戦後46年間の沈黙を破って元慰安婦が名乗りを上げた事に対し、幾つもの言いがかりをつけたのだ。
先ずは北朝鮮の拉致問題と重ね合わせた強制的連行否定論だった。
「実態は強制的に連れていかれたという事になると、本人だけではなくて、その両親、その兄弟、隣近所がその事実を知っている訳ですね。強制的にある日、突然、拉致されてしまう訳ですから。横田めぐみさんみたいに連れていかれちゃう。そうすると、周りがそれを知っている訳ですね。その人達にとっては、その人達が慰安婦的行為をする訳ではなくて、何の恥でもない訳ですから、何故その人達が、日韓基本条約を結ぶときに、あれだけ激しいやりとりがあって、いろいろな事をどんどん、どんどん要求する中で、その事を誰もが一言も口にしなかったかというのは、極めて大きな疑問であると言わざるを得ない」(前掲『若手国会議員による歴史教科書問題の総括』より) 日韓基本条約が締結されたのは65年だが、元慰安婦の金学順さんが初めて名乗りを上げたのは91年。そこで安倍(戦争)総理は、26年経ってから声を上げた事をあげつらい「北朝鮮の拉致問題と同様、強制的連行なら恥ずべき事ではないから、もっと前に名乗りを上げるはず」という元慰安婦の「言えない屈辱心理」を全く理解できない疑問を投げかけたのだ。現代の日本社会でさえ、レイプされた被害女性が名乗り出る事をためらうケースが沢山ある。「強制されて慰安婦になったら堂々と名乗り出ているはずだ」等と平気でいうのは、女性の人権への意識が全くないとしか思えない。
しかも慰安婦は当時、韓国を植民地支配している日本軍の行為なのだ。それを、いきなり行方不明になった北朝鮮の拉致犯罪と同列に語るというのは、話のすり替えもいいところ。
二番目に飛び出したのは、富山に慰安所がなかった事を根拠とする"元慰安婦嘘つき発言"だった。「私は慰安婦だったと言って要求をしている人達の中には、富山県に出ていたというような事を言う人だっています。富山には慰安所も何もなかった。明らかに嘘をついている人達がかなり多くいる訳です。そうすると、ああ、これはちょっとおかしいな、と我々も思わざるを得ない」(前掲『若手国会議員による歴史教科書問題の総括』) この元慰安婦とは、カン・ドッキョンさんと考えられる。しかしカンさんはNHKの番組「戦争-心の傷の記憶」(1998年8月14日放送)に登場し、その中で「『いい仕事がある』と言われて日本に来たら、富山の軍需工場で働かされる羽目になったが、脱走した時に軍人に強姦された後、大本営の移転先として工事中の長野県松代の慰安所に連れていかれた」という足取りが紹介されているのだ。
つまり安倍(戦争)総理は、こうした経緯をよく調べずに「富山に慰安所はなかったから嘘つき」と決めつけたようだ。嘘を言い張ったのは安倍(ウソツキ)総理の方なのだ。
三番目が、儒教思想国家を否定する"韓国売春大国説"に基づく疑問呈示だった。講師の石原氏が戦後46年間沈黙した事について「非常に儒教思想が強い韓国では性の問題については非常にナーバス」「例え強制されたとはいえ売春のような事をした事を認めるのは非常に恥」等と説明をしたのに対し、安倍はこう反論したのだ。「ですから、もしそれが儒教的な中で五十年間黙っていざるを得なかったという、本当にそういう社会なのかどうかと。実態は韓国にはキーセン・ハウスがあって、そういう事を沢山の人達が日常どんどんやっている訳ですね。ですから、それはとんでもない行為ではなくて、かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら私は思っているのですけれども」(前掲『若手国会議員による歴史教科書問題の総括』)と「勝手な推測もいい加減にしろ!」という能書きを垂れ捲くっている。
ここでも安倍(ウソツキ)総理は、"韓国売春大国"で沈黙し続けたのはおかしいという疑問を投げかけたのだ。これで安倍(ウソツキ)総理の妄想"元慰安婦像"が明らかになっていく。それは「元慰安婦=キーセンハウスで働く売春婦=強制性のない商業的行為(ビジネス)だから問題なし」というものだ。こうした「元慰安婦-誹謗差別観」の延長線上として橋下徹・大阪前市長も13年5月、「(沖縄で)米兵は風俗をもっと活用するといい」と言い、従軍慰安婦肯定論を展開。
国内外から批判が殺到しても、橋下は「風俗業を否定する事は自由意志で選んだ女性に対する差別」と、手品騙しのような屁理屈反論した。慰安婦を商売と捉えて開き直るのは、安倍(ウソツキ)総理の詭弁と重なり合う。14年9月16日、慰安婦問題に関する朝日新聞バッシングを考える集会で、元NHKプロデューサーの永田浩三・ 武蔵大学教授は、安倍のキーセンハウス発言等が載った本を手でかざしながら、「ETV2001問われる戦時性暴力」における番組改変事件を振り返った。「NHKは『自主的に変えた』と言っていますが、政治介入があったとらえた方が自然です。放送の前、伊東律子番組制作局長(当時)が"黄色本"(『歴史教科書への疑問』)という本のページを開き『言って来ているのはこの人達よ』と告げました。そこには『議員の会』の前事務局長だった安倍首相らの名前が列挙されていました。伊東局長は『政治家が言って来ているのだから、分かってね』と恥ずかしそうに伝えました。『そんな事は許されない』という現場感覚が、まだ錆びついていなかったのでしょう」元「慰安婦」問題を扱ったETV 2001は、安倍らの圧力を受けたと疑われるNHK幹部の指示で内容が劇的に変わった。放送予定前日、当時官房副長官だった安倍ら国会議員との面会を終えて松尾武放送総局長(当時)と野島直樹総合企画室担当局長(当時)が戻ってきた後、番組内容の改変が指示された。元慰安婦や元日本兵の証言等が削除され、放送時間も4分縮められてしまった。
「当時、こんな押し問答もあった」と永田氏は振り返る。「安倍氏と面会をした野島氏は慰安婦についての表現を『ビジネスで慰安婦になった人達ですと言えないか』と提案、私が『事実と違う』と拒否したことがありました。安倍首相はいまだに過去の発言を撤回していませんが、オランダの飾り窓を引き合いに出して慰安婦問題は解決済とした籾井勝人会長の就任発言を聞いた時、97年当時のキーセンハウス発言が時計が止まっていたかのように蘇りました」
既に韓国メデイアは安倍(ウソツキ)総理の暴言を取り上げ、07年に韓国の国会議員であるウリ党のユ・キホン議員も来日、外務省に抗議書を渡した。日本でも阿部知子衆院議員(現・民進党)が07年5月7日と11日に国会で追及した事もあった。今回の少女像撤回要求で、安倍(ウソツキ)総理の暴言批判が再び噴出しても不思議ではない。既に日韓合意直後から反発はあった。
韓国の支援団体は「被害者や国民の願いを裏切った外交的談合だ」と非難。合意翌月の昨年1月26日、韓国人の元慰安婦が来日、両国政府の合意は「間違っている」と批判したのだ。直接謝罪しなかった安倍(ウソツキ)総理への怒りを露わにしのは、ソウル近郊広州市で元慰安婦が暮らす「ナヌムの家」から来た李玉善さんと姜日出さんだ。彼女達は戦時中に旧満州(中国東北部)で慰安婦をさせられた女性である。
「私達は強制的に連れて行かれて全身傷だらけになって帰ってきました。それなのに安倍首相は何故、私達を無視して後ろに隠れてばかりいるのでしょうか」(李玉善さん)
安倍(ウソツキ)総理の暴言については、姜さんも「ウソをついているのは(安倍ら)日本政府の方です。ウソをつきながら(私達を)嘘つき呼ばわりしているのです」と怒った。
いまだに過去の暴言を撤回も謝罪もしていない安倍(ウソツキ)総理の本音を、韓国民はこう見抜いているのではないか。「アメリカの要請で札びらと形だけの謝罪で日韓合意にこぎつけたが、本音は謝罪する気は全くない」と。「ナヌムの家」にはカン・ドッキョンさんの追悼碑がある。安倍(ウソツキ)総理はここを訪ねて、嘘つき呼ばわりをしたことを謝罪するべきだ!過去の暴言を撤回し、心からの謝罪がない限り、慰安婦問題の真の解決はあり得ない。(参考文献-リテラ/文責:民守 正義)
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