リベラル勢力の再構築で安倍ファシズム政権退陣へ(64)

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《【虚像のアホノミクス1】マイナス金利-真夏の金融怪談:同志社大学-浜矩子教授》

この夏、金融の世界では、いささか怪談めいた奇妙な状況が広がりつつある。 実は、とてつもなく巨大で怖い一つの金融怪談が、密かに進行中なのかもしれない。その様々な側面が、フラッシュ映像風に我々の前に間欠的に姿を現す。そんな雰囲気がある。怖いフラッシュ映像の一つが、ヨーロッパで閃いた。ユーロ圏の主要銀行が、現金保有を大幅に増やそうとしているかもしれない。そんな記事が国際金融紙のフィナンシャル・タイムズに掲載された(2016年8月17日付)。注意深く読んでみれば、そのような行動が実際に具体化しているという訳ではない。だが、そのイメージはなかなか鮮烈なものだ。日銀に先行して、ユーロ圏の中央銀行である欧州中央銀行(ECB)は、マイナス金利政策を導入している。

民間銀行の中央銀行預け金に対してマイナス金利すなわち“罰金”を科する。そうする事で、民間金融機関の貸し出しを促すという発想だ。

ところが幾ら罰金が怖いからといって、民間金融機関も、そうハイハイとは貸し出しを増やす訳にはいかない。得体の知れない相手に手当たり次第にカネを貸す事で、どんなリスクを負うか分からない。そんな事をすれば、金融機関は自ら敢えて自分の経営を危険に曝す事になる。さりとて貸し出しを手控えてカネをECBに預けたままにしておけば、罰金を取られる。そこでユーロ圏の金融機関はどうするか。 ここまで考えてくれば、自ずと結論は出る。ECBに預けているカネを、現金化してしまえばいい。現金にマイナス金利をつける事はできない。だからECB預金を引き出して倉庫に入れる。それをユーロ圏の金融機関が考え出して可笑しくはない。そのように取り沙汰されているのである。ここまで御読み頂いた読者の中には「そんな事、自分も既にやっている」と思われている方々もおいでになるかもしれない。いささか手前みそになるが、筆者は、今年3月19日付本欄に「マイナス金利特需:地下に潜るしかないのか」という記事を掲載させて頂いた。その中で日本のマイナス金利導入に対応して、金庫を買って現金を、その中で「タンス預金」された皆さんの知恵を称えた。 この「金庫預金」行動を、いまやヨーロッパの主力金融機関達も検討し始めているかもしれない。そんな事が話題になるようになっているのである。これは大変な事だ。

 ヒトがヒトを信頼してカネを貸す。その行為を通じて経済活動の輪が広がる。この構図が相当に危機に曝されてくることになる。さて上記のフラッシュ映像に出合ったことで、筆者の頭の中に「おや?」という既視体験感覚が浮かんだ。民間金融機関の現金保蔵行為。これに対して日銀さんが何か言っていたような気がしてきた。 もう一つのフラッシュ映像。その記憶である。調べてみて、やっぱりだった。今年の1月、マイナス金利導入に関する日銀資料の中に次の件があった。 「……2.現金保有額が大きく増加した場合の取り扱い-金融機関の現金保有によってマイナス金利の効果が減殺される事を防止する観点から、金融機関の現金保有額が基準期間から大きく増加した場合には、その増加額を(2)のマクロ加算残高(それを上回る場合には(1)の基礎残高)から控除する」(「日本銀行当座預金のマイナス金利適用スキーム」日本銀行16年1月29日)抜粋引用なので、突然出てくる「2」や(1)あるいは(2)という付番が意味不明だと思う。更には、やれ「マクロ加算残高」だの「基礎残高」等という言い方も「一体なんじゃこれは」と思われる事だろう。 これらもご説明したいところだが、紙幅がない。要は、日本銀行は、マイナス金利を導入した段階で、ヨーロッパで今、出てきているフラッシュ映像の発生を恐れていたということだ。 金融機関が、そのような行動に及ぶようなら、その分についてペナルティーを科しますよ。そう言っていたのである。賢いといえば賢い。 先見の明があるといえば、ある。だが、この種の先見性は実に不気味だ。幽霊が次の角の向こう側で待ち伏せしている感がある。こんな先見性まで発揮しながら、何故やるのか分からない事をやる。そんなところまで、今の日本の金融政策は追い込まれているのか。政策は庶民の助け手であるはずだ。庶民の生活を脅かすお化けではないはずだろう。 オリンピックが過ぎて、マイナス金利のお化けと我々との秋の陣が始まる。

 勝利の金メダルは、我々市民のものとしなければ。



《【虚像のアホノミクス2】日銀が自己総括の大笑い:狂乱緩和の先は奈落》

「これで一安心だ」「年内1万9000円もあるぞ」―。5日、3カ月ぶりに平均株価が1万7000円台を回復した株式市場は俄然、勢いづいている。

 日本銀行の黒田総裁が「異次元緩和」の継続を明らかにした事で、一気にイケイケムードが広がっているのだ。黒田総裁は5日、東京都内で開かれた講演で「マイナス金利の深掘りも、量の拡大もまだ十分に可能だ」と強気の姿勢を見せ、市場に広がっていた金融政策の限界論についても「限界という考えには距離を置いている」と明言。更に「金融緩和による副作用があっても、躊躇すべきではない」「20、21日に実施する総括的検証は緩和縮小という方向ではない」と言い放っている。要するに、まだまだ派手に金融緩和を続けるぞと宣言したのだ。「日銀は20日、21日に開く“金融政策決定会合”で、3年半続けてきた金融緩和について自ら“総括的検証”を行う予定です。市場は『緩和縮小もあるのではないか』と、心配していました。副作用が目立ちはじめ、収益が悪化している銀行から批判が出ていたからです。ところが、黒田総裁は、そうした見方を一蹴した。20日、21日の“総括的検証”も『金融緩和の成果は上がっている』という結論になるでしょう。もし金融緩和が縮小されたら株価の下落は必至だっただけに、緩和見直し懸念が後退した事で、市場には安心感が広がっています」(経済ジャーナリスト・松崎隆司氏)

 しかし「異次元の金融緩和」について日銀が自ら検証するなんてアホみたいな話だ。 なぜ大手メディアが指摘しないのか不思議だが、日銀が3年以上続けてきた自分達の政策を「間違いでした」と総括するはずがない。誰が見ても「異次元の金融緩和」は失敗である。景気は回復せず、副作用だけが拡大している。中立公正な第三者が検証するならまだしも、自分達で評価するとは、これほど国民をバカにした話もない。

■「異次元緩和」やめたらクラッシュ

2013年4月、華々しくスタートした「異次元の金融緩和」が失敗に終わった事は、もう隠しようがない。3年半前、黒田総裁は、市場への資金投入を2倍にし、2年で2%の物価上昇を達成すると胸を張っていたが、3年過ぎても物価上昇率はゼロ%。「追加緩和」まで行い、マネーの量は2倍どころか、3倍の400兆円を突破している。異次元緩和の結果が出ないと、苦し紛れに「マイナス金利」にまで手を出す有様である。 さすがに黒田日銀も、政策が間違いだったことは分かっているはずだ。それでも「副作用があっても、躊躇すべきではない」等と、止めようとしないのは、止めたくても、止められないからだ。「恐らく、黒田総裁は“こうなったら行くところまで行くしかない”という気持ちなのだと思います。異次元緩和をストップした瞬間、日本経済はクラッシュするからです。日銀は毎年、国債を80兆円も買っている。全体の8割に達しています。もし、ある日突然、購入する事を止めたらどうなるか。国債市場は急速に需給悪化が進み、国債価格が暴落し、金利が高騰してしまうでしょう。日本経済は破綻してしまう。今、国債を大量に保有している日銀も巨額の含み損を抱えてしまう。だから、ひたすら買いつづけるしかないのです。ETFを年間6兆円購入している政策も、買う事を止めた途端、株価が暴落するから、買い続けるしか道がない。どんなに“効果がない”と批判されようが、副作用があろうが、日銀は現在の政策をやり続ける以外ないのです」(筑波大名誉教授・小林弥六氏=経済学)恐ろしいことに黒田日銀は、やめたくてもやめられない“シャブ漬け”患者のようになっている。それなのにバカな街の投資家達は、株式市場は、その日銀の「追加緩和」に期待しているのだから、もうグロテスクというしかない。

■いずれハイパーインフレに襲われる

 このまま「異次元の金融緩和」を続けたら、日本経済はどうなるのか。

「ハイパーインフレ」の懸念は増すばかりだ。日銀が国債を買いつづけ、市場にカネを流し続けるということは、空からカネを撒く様なもので、事実上の「経済の禁じ手」ヘリコプターマネーである。コップから水が溢れるように、ある時点で物価上昇が制御不能となり、ハイパーインフレを起こす恐れがある。歴史を振り返っても、量的緩和に足を踏み入れた国は、ハイパーインフレに直撃されている。

 1923年のドイツは年率2万5000倍、1988年のアルゼンチンは年率5000倍という悪性インフレに襲われた。マイナス金利の継続も、既に収益悪化で悲鳴を上げている金融機関が耐え切れなくなる恐れがある。さすがに外国人は常軌を逸した日銀の政策に呆れ返っている。著名な投資家、ジム・ロジャーズ氏は、新聞のインタビューにこう語っている。〈アベノミクスは常軌を逸したようにお金を刷り続け、円の価値は僅か数年で一時3割も落ちました〉〈自国通貨の価値を下げたり、インフレを起こそうとする手法で成功した国は過去どこにもありません〉「そもそも、市場にカネさえ流せば、設備投資も個人消費も活発になり、景気が良くなるという発想が間違っています。企業は収益が上がるビジネスがなければ設備投資しないし、個人は欲しいモノがなければモノを買わない。マイナス金利は、預金に金利がつかず、年金の運用も難しくなり、将来を不安視させ、逆にモノを買わなくなる可能性だってある。 経済は人の営みなのに、黒田総裁は、人間の感情をまったく分かっていない。これでは景気が良くなるはずがありません」(小林弥六氏=前出)この狂乱緩和は、止めたら国債が暴落して金利が高騰、続けたらハイパーインフレと、管理者が以前から予想している「国債乱発⇒国家経済破綻⇒日本発-金融恐慌」が年内にも訪れる事も現実性をおびている。

行くも地獄、退くも地獄が待っている。

<黒田日銀は戦前の大本営と同じ>


 なのに黒田総裁は「マイナス金利の深掘りも、量の拡大もまだ十分に可能だ」と無責任に楽観論を振り撒いているのだから、殆ど戦前の大本営と変わらない。このまま突き進んだら、破滅が待っていると分かっているくせに、失敗を国民に明らかにせず「うまくいっている」と平気でウソをつく。日本は焼け野原になるまで戦争を止められなかった。黒田日銀の「異次元緩和」も、日本経済がクラッシュするまで止まらないだろう。 経済評論家の斎藤満氏はこう言う。「黒田総裁の発言は、支離滅裂になりはじめています。『もうデフレじゃない』と口にしながら、異常な政策を続けている。異常な政策は、異常な結末を招く事は、歴史が証明しています。恐ろしいのは、3年以上、異常な政策が続いたため、国民が“異次元緩和”や“マイナス金利”を異常だと思わなくなりつつあることです。特攻隊のような異常な作戦を受け入れてしまった戦前と同じです。最悪なのは、安易にカネをジャブジャブにする政策を取ってしまったために、コツコツとモノを作る日本の強みまで忘れさせてしまったことです」 もう国民は、この先に待っている奈落を覚悟するか、至急に経済ドライバー:安倍(経済音痴)総理の退陣を求めるしかない。(参考文献-日刊ゲンダイ/文責:民守正義)



《【虚像のアホノミクス3】8月に1.3兆円売り越し:外国人投資家“逃亡”が始まった》

どうも変だ―。日経平均が約3カ月ぶりに1万7000円台を回復したというのに、株式市場に不穏な空気が漂っている。6日は2日連続で大台をキープする1万7081円で取引を終えた。「市場から熱気が感じられません。とんでもない落とし穴が待ち受けているのではないか。そんな不安を抱いてしまいます」(証券アナリスト)確かに6日の出来高は約15億株(東証1部)と、活況の目安となる20億株にまるで届かなかった。売買代金は約1兆6250億円で、こちらも盛況といわれる2兆円を大きく割り込んでいる。相場は活気に満ちているどころか、実は閑散としているのだ。

最大の理由は外国人投資家の“国外逃亡”だという。「海外勢は露骨な官製相場に嫌気が差したのです。日銀は7月下旬の追加金融緩和で、ETF(上場投資信託)の購入額を年間3・3兆円から6兆円に拡大させました。公的マネーの巨額投入により、本来なら大幅下落する場面でも、日銀が買い支えるという思惑で株価は下がらない。海外勢はそんな歪んだ相場を見限ったのです」(投資顧問会社エフピーネット代表)8月の海外投資家の売買動向を見ると“逃亡”ぶりがよく分かる。

 東証の資料によると8月は4週(26日)までに現物と先物を合わせ、何と1兆3388億円を売り越した。7月は約1兆円の買い越しだったから、黒田日銀の7月追加金融緩和をきっかけに、海外勢は態度を豹変させた事になる。「今月20、21日と日銀の金融政策決定会合があります。追加緩和を期待する声は高まりつつありますが、日銀に打つ手はあるのか。黒田総裁はマイナス金利の深掘りを否定していませんが、そんな事をしたら、銀行株は暴落しかねません。となると日銀の国債買い支え(例;買い取り額を年間80兆円から100兆円に)ぐらいしか思いつかないが、今でさえ『日銀の国債買い支えは限界』に達している。海外勢は追加緩和の限界を見透かし、日本撤退を決めたのです」(市場関係者)売買代金の6割以上を占める海外投資家が去ったら、日本市場に上がり目はない。これも管理者は以前から言い続けているが、勤労者(給与所得者)は、プチブル志向はサッサと捨てて株式取引等、止めて本気で「賃上げ闘争」に取り組んだ方が「デフレからの脱却」には早道だと断言する。(参考文献-日刊ゲンダイ/文責:民守 正義)



《沖縄-東村高江へのアクセス》


[東京からの高江への行き方]

http://helipad-verybad.org/modules/d3blog/details.php?bid=356

「高江に行きたいと思ったら」

http://hyoteki.com/news/wp-content/uploads/2013/08/

高江に行きたいと思ったらA6.pdf

「やんばる高江」高江初心者向けガイドHP

http://okinawa-takae.tumblr.com

☆激安航空券 (成田・羽田ー那覇):

・ジェットスター:片道6,590円~(成田発)

http://www.jetstar.com/jp/ja/home

・エアアジア:片道6,680円~(成田発)

http://www.airasia.com/jp/ja/home.page

・スカイマーク:片道13,800~17,800円ぐらい(羽田発)http://www.skymark.co.jp/ja/

・ANAやJAL:片道26,970円など(羽田発)

☆バス:那覇バスターミナル(旭橋駅前)

(高速バスで1時間45分 111番バス 2040〜2230円)

(一般バスで2時間15分 120番バス 1850円−1940円、

なお120番バスは那覇空港からも乗車可能)↓

名護バスターミナル(1時間、一日3便、73番バス(川田線) 1180円、時刻表

(7月27日時点)平日5:50、14:25、17:15、

土日祝5:55、14:20、17:30)時刻表検索

http://www.daiichibus.jp/map/Transit?searchType=4



高江 バス停:那覇バス、琉球バス 時刻表検索

http://www.daiichibus.jp/map/

☆レンタカー:那覇空港周辺(空港から車で5−10分程度)に50件程度あります。

[代表的なお店:トヨタレンタカー那覇空港店:那覇市赤嶺2-13-1]

http://cars.travel.rakuten.co.jp/cars/rcf130a.do?eid=4328&v=1

[参考サイト:「那覇空港 周辺のレンタカー店舗一覧」]で検索してください。

[日産レンタカー那覇空港店 沖縄県那覇市金城3ー8ー17]

http://cars.travel.rakuten.co.jp/cars/rcf130a.do?eid=9571&v=1

タイムズカーレンタル那覇空港店那覇市鏡水457-1

http://cars.travel.rakuten.co.jp/cars/rcf130a.do?eid=6745&v=1

☆名護市内のホテル、民宿

:楽天・検索サイト:1000円台の民宿からあります。

http://web.travel.rakuten.co.jp/portal/my

/search_undecided.main?f_cd=03&f_dai=

japan&f_chu=okinawa&f_shou=hokubu&f_sai=&f_teikei=

&f_hyoji=30&f_page_style=&f_city=4720900&f_sort=hotel_kin_low

標準的な価格(例):シングル6000円位:

スーパーホテル名護 名護市宮里1018番地 TEL:0980-50-9000

http://www.superhotel.co.jp/s_hotels/nago/nago.html

ホテルルートイン名護 名護市東江5-11-3 電話 0980-54-8511



【ご案内1】新着!

FFTV175 続報/沖縄・高江があぶない!

やんばるの森と人々の暮らしを守ろう

https://www.youtube.com/watch?v=EDfbICUGE2M

【ご案内2】新着!

カラーでみる太平洋戦争~3年8か月・日本人の記録~

http://www.dailymotion.com/video/x32rh18

【ご案内3】新着!

8/22 早朝行動@北部訓練所前

https://www.youtube.com/watch?v=fm6EB4T5m74#t=109.2092177

【ご案内4】新着!

20160819 UPLAN 沖縄への弾圧をやめろ!

知事提訴・高江・辺野古8.19緊急行動

https://www.youtube.com/watch?v=xjzoziF0nRE

【ご案内5】新着!

8/23早朝行動@高江N1ゲート前

https://www.youtube.com/watch?v=0U-eUZzv8x8

【ご案内6】新着!

しゃぶしゃぶ温野菜 ブラックバイト特集

https://www.youtube.com/watch?v=elPHGxI9mQ8

【ご案内7】新着!七尾旅人/沖縄県東村高江の唄 https://youtu.be/fRJ5QzDN2R8

(民守 正義)