リベラル勢力の再構築で安倍ファシズム政権退陣へ(40)

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《【国家暴力の破綻】「東京も沖縄も法律は同じはずなのに」〜高江のN1テントと経産省前「脱原発テント」で政府の矛盾が浮き彫り—小口幸人弁護士インタビュー》

高江ヘリパッド建設工事に抗議する市民が設置した「N1裏」テント。

撤去期限となった8月5日当日、沖縄県を拠点に活動する弁護士の小口幸人氏に、テント撤去を巡る法的根拠について話を聞いた。沖縄防衛局は7月22日「N1ゲート前」の市民テントを強制撤去した。全国から集められた500人にも及ぶ機動隊と抗議する市民らとの攻防戦は「Xデー」と呼ばれ、3人の怪我人が救急搬送される事態にまで発展した。次に防衛局が狙っているのが「N1裏」テントだ。いつ撤去されてもおかしくない2度目の「Xデー」に備え、全国から100人規模の市民が集まっている。小口弁護士は「N1裏」テントを強制撤去する法的根拠は見当たらないと訴える。

「N1ゲート前」と何が違うのか。小口弁護士の説明から見えてきたのは、2つのテントを巡る法的権限の差異だけではない。東京・霞が関の経産省前に設置されている、通称「脱原発テント」の国の対応とは明らかに違う、沖縄差別の実態だった。

<N1ゲート前テントとの法的根拠の違い。N1裏には「道路法」が適応されない!?>

―N1ゲート前とN1裏では、沖縄防衛局によって貼られた張り紙の内容が違うということですが、ご説明いただけますか?

小口幸人弁護士「7月22日のN1ゲート前では、県道70号の路側帯にあった車2台と(市民)テントが撤去されました。それまで張り紙には『7月19日を過ぎたら所有権を放棄したものとみなします』と書かれていました。それに関してはN1裏も変わりません。しかし張り紙の内容をよく読むと、違っている点があります。N1ゲート前のテントについては、道路法の条文をちゃんとあげて『道路管理者(沖縄県)の許可を取らずに置いていますね』というもので『これに反しているからどけてください』という文言が入っていました。ですがN1裏に(道路法の条文)は入っていません。

何故N1裏の説明には入っていないのか。おそらくN1裏は道路法上の道路ではない。つまり『道路法に反していますよ』という根拠がないということです。そこにN1ゲート前とN1裏の違いがあります」

<N1裏の車両には警告の張り紙も貼っていない!? 強制的にどける権限がない>

「N1裏」には道路法が適応されないという見立てをした小口弁護士。

防衛局には、車両を強制移動する権限もないのでは、と指摘する。

「もう一つ、この真ん中にある『統一連・平和号』という車。N1ゲート前であれば、車については道路交通法76条3項の『みだりに交通を妨害するように車を置いてはいけない』という条文に反している、という張り紙を名護警察署の署長名で貼っていましたが、N1裏には何も貼っていません。

それに反しているという警告も今のところない状態です。正直、弁護士の目から見れば、N1裏のテントも車も、どける要素が見当たらない。

撤去しろとは言っているが、強制的にどける権限は見当たらないのです。確かに、ここは沖縄防衛局が管理しているので、防衛局の土地に勝手に置いていると言われれば勝手に置いているかもしれない。でも、だからといって勝手にどけていい訳ではない。一番解りやすい例は、霞が関の経産省前にずっと建っている『脱原発テント』です。

<3年以上続いた経産省前「脱原発テント」撤去の裁判闘争、「脱原発テント」撤去判決に至るまでの法的手続きが、なぜ沖縄では踏まれることがないのか>

 原発推進政策に反対する市民の手によって2011年9月、経産省敷地内に「脱原発テント」が建てられた。2013年3月末、国は土地の明け渡しを求める裁判を起こし、7月28日の最高裁の決定によって「脱原発テント」はいつでも強制撤去される状況になった。3年以上続いた裁判闘争。

沖縄では法的な手続きを取らず、一瞬でテントが強制的に撤去される。小口弁護士は、ここに国の沖縄への暴力的な扱いがあると話す。『脱原発テント』については、国もまさに経産省の土地だとして裁判を起こして、(最高裁の)判決が先日、出てしまいました。今後は裁判所が強制執行手続きをとって、テントをどけるという手順になります。これが本来の法治国家であり、霞が関ではそうやっている訳です。しかし何故か沖縄では裁判を起こしてテントをどけるという手続きを今のところやっていない。

N1ゲート前については、それをやらずに強制的にどけたという事です。

<テント撤去の法的根拠とは〜防衛局からの新たな回答「防衛省設置法」>

「N1裏」テント撤去の法的権限はなにか。沖縄防衛局に問い合わせた小口弁護士の口は、「防衛省設置法」という回答を引き出したという。

「『N1裏』の貼り紙にある、『8月5日を過ぎたら所有権を放棄したものと見做します』という文言について、防衛局に何の権限に基いたものなのか問い合わせをした。すると防衛局は、『防衛省設置法4条19項』というのを上げてきた。各々、設置法というものがあって『こういう目的で、こういう事務をやるのですよ』というお仕事リストがある。そういう省を設置するための法律があって、そこには各省の業務や使命が書かれているのです。その業務の中には物資の調達とか、職員の確保とか、いろんな事が書いてあるのですけど、その中の一つに『日本に駐留する外国軍の基地に関する事もお仕事ですよ』いう条文があるんです。それに基づいて(所有権を放棄したものと)見做そうとしてどけた、というのがこの間、防衛局が言っている事なのです。しかし、もしそれで(強制撤去が)できてしまうと、日本の全ての行政行為は、どこかの省庁のお仕事リスト(管轄)に入っていますから、他の法律は全部関係なしに、設置法だけを根拠に、(やりたいと思う事が)全部できるという、とんでもない話になるので『設置法でテントや車をどけられるのだ』という解釈は、およそ見かけない、少なくとも私自身は見た事のない解釈です。防衛省設置法は、各省庁の『お仕事リスト』ですから、それでどけるというのはどう逆立ちしても通らないかな、と思います。その上で防衛省が繰り返し、その条文を出しているという事は、一生懸命、他の根拠となりそうな法律も探したけれども、どうしても他に思い当たらなかったのでしょう。無理筋です」

防衛省設置法第四条

十九:条約に基づいて日本国にある外国軍隊(以下「駐留軍」という。)の使用に供する施設及び区域の決定、取得及び提供並びに駐留軍に提供した施設及び区域の使用条件の変更及び返還に関すること。

<属国の傀儡政権ゆえの強硬姿勢!? なりふり構わず工事を進めるのは、米国様とのお約束!?「すごく格好悪い話」>

―高江と霞が関の対応の違いはどこからきているのでしょう。

小口弁護士「どこからきているのでしょう…。もちろん(東京も沖縄も)憲法も法律も同じ。そこは違わないはずなのですね」

―変わらないはずですよね。何がこんなに差をつけているのでしょう。

小口弁護士「穿った見方をすれば、霞が関で強制排除をすると大きく報道もされる。反対の声もあがり、そういう目を気にしてというのは一つ、あり得るかなと。もう一つあるとすればアメリカ軍様とのお約束、米国様とのお約束で『今年中に工事をやりますよ』と。その約束を守る事を何よりも優先している。霞が関の『脱原発テント』のケースのように、法治国家の枠組みに沿ってやるよりも、アメリカとの約束を重視しているから、なりふり構わずにいく。凄い格好悪い話だと思いますけど、そうなのかなぁと。その約束があるから、法律的な根拠がなくてもやっていい、なんてことは成り立たない。裁判所は法律に基づいてやっていますから、日本が法治国家ならば絶対に許されないですね。やるのであれば、この車やテントについて、ちゃんと裁判を起こして、裁判の中で、これが本当に不当な占拠なのか、それとも正当な抵抗権に基づくものなのか、という事をちゃんとやるべきです。もしも負けて判決でどけるというなら、私も弁護士として、そこまで文句言う気はないのですけど。すっ飛ばしすぎですね」

―話を伺っていると、防衛局や機動隊はテントの強制撤去ができるとは思えませんね。

小口弁護士「私もこないと思うのです。一応、防衛省に問い合わせをした時に、もう一つ聞いたのです。この『N1裏』のテントを撤去できる権限の有無と、根拠の如何について。当初、防衛省からは『仮定の質問にはお答えできませんので、お答えを差し控えさせて頂きます』と言われたので『差し控えさせて頂きますと言われても、私は嫌ですので、教えてください』と返したのです。そうしたらまた連絡があって『仮定の質問なので…』と。仮定じゃないですよね。『ここにある、今設置されているテントについて、どかす権限があるかどうか、早急に、そこを教えてください』と返信したところ、防衛局は『それはまだ検討していません』と。

私はもの凄く驚いたので『本当に検討していないのですか?』と念を押すと『検討していません』と。『それは防衛省の正式解答ですか?』と聞くと、『はい、現在検討しておりません』と言われたので『そんなアホな』と思いますが、検討はしていないようです。なので慌てて『検討して連絡してくれ』と伝えたのですが、折り返しの電話はまだありません。

 検討していないからやらないのか、検討しないでやるのであれば、その時点で法律を守る気ないという事ですよね」どこに住んでいる人であろうと、全ての日本人に高江で起きているこの現実を、見てもらいたい。

 日本は今や、本当に「法治国家」ではなくなりつつある。法的根拠なく行政が権力を行使する。米国からの命令に従うだけの「無法」の属国である。この現実に全ての人が気づき、日本の「主権」の回復と「法治」の実現のために「主権者」としてできうる限りの事をして頂きたいと願う。(IWJ)



 《【戦争の愚】敗戦前日の大阪大空襲、徴用工らが見た「地獄」》

 太平洋戦争が終わる前日、米軍が大阪城周辺を爆撃した最後の大阪大空襲(京橋駅空襲)。標的は「東洋一の兵器工場」といわれた日本陸軍の大阪砲兵工廠だった。そこで働く人の中には、朝鮮半島から動員された若者もいた。京橋駅で生き地獄を目にした少年もいる。数百人の命が奪われた悲劇から14日で71年。体験者はなお痛みを抱え、あの日を語り継ぐ。

■足に傷痕、消えぬ記憶

 大阪砲兵工廠には敗戦時、従事者の2%に当たる1319人の朝鮮人徴用工がいたとされる。実態を調べる市民団体「大阪府朝鮮人強制連行真相調査団」の空野佳弘弁護士らが韓国の公文書で動員された人を突き止め昨年、生存者3人に初めて聴き取りをした。その1人が先月、記者の取材に応じ、右足の傷痕をさすりながら71年前の体験を語った。故郷の韓国南西部・井邑(ジョンウプ)市に住む洪東周(ホンドンジュ)さん(88)。

 朝鮮半島が日本の植民地下にあった16歳の春。官憲が突然、家に来て「ちょっと用がある」。数十人が集められ、汽車やトラックで釜山へ向かい、船で山口・下関へ。辿り着いたのが大阪砲兵工廠だった。配属先は高射砲の部品等を造る工場。日本人の工員から「おい、半島人」と呼ばれるのが嫌だった。訳も分からず殴られる事もあった。

 学徒動員の女学生が差別的な言動をたしなめるのに救われたという。

 1945年。砲兵工廠は空襲に曝され、広い敷地を逃げ惑った。右足のふくらはぎを爆弾とみられる金属片でえぐられ、両足に火傷も負った。バラバラの遺体が電線にぶらさがる「地獄の光景」。今も脳裏から消えない。

 同じ集落の出身者で、創氏改名で「カネシロ」と名乗る先輩がいた。「兄貴」と慕った。その彼が死んだのは8月14日、最大規模の空襲。

 川べりの防空施設に避難したが、爆撃で建物ごと水中に沈んだ。

 後1日生きていれば、日本の敗戦で解放されるはずだった。洪さんは故郷へ戻り、彼の遺品を持ち帰った。実家を訪ねると母は泣き崩れた。父は憤り、動員対象の若者を選んだ集落の責任者を殴り飛ばしたという。生涯癒えぬ傷を負った洪さん。「大勢の若者が望みもしないのに故郷から日本へ連れて行かれ死んでいった。歴史の事実を忘れないでほしい」と願う。

■語り継ぐ、生きる限り

 空襲は当時の国鉄京橋駅周辺に及び、駅の乗客らも巻き添えになった。

 JR京橋駅近くに住む照屋盛喜さん(83)。当時12歳。45年8月14日、砲兵工廠に勤める父は「今日は空襲が来るらしいから待避せよと言われた」。照屋さんはいつも通り、駅の北東約1キロにある学徒動員先の軍需工場へ向かった。作業を始めて直ぐ空襲警報が鳴り、防空壕へ逃げた。「ドッカーン」「ドタドタドタ」。凄まじい爆音と振動が1時間余り続いた。家に戻ると、母が「京橋駅がえらいことやて」。駆けつけると線路が8本、空へ向かって大きく曲がっていた。「どういうこっちゃ」駅前は遺体の山。そこへ線路の枕木を積むのを手伝い、兵隊らが火をつけた。

 運ばれた中に、赤ちゃんを背負い、女の子を抱く女性の遺体があった。

 兵隊が地面に降ろすと、赤ちゃんはかすかに「にゃっ」と声を上げた。

 上官の顔を窺う兵隊。首を横に振る上官。照屋さんはそれを見て体中の力が抜けた。「もう、こんなことでけへんわ」。血とほこりまみれの体を近くの川で洗った。翌日、玉音放送をラジオで聞いた。「戦争は大変やけど、頑張ろうて言うている」「何言うてんねん、負けたんや」。天皇の言葉を直ぐに理解できず言い争う大人達。戦争が終わったと分かると静まりかえり、すすり泣く声も。「あの赤ちゃんに誰が責任とるんや」。

 照屋さんは怒りと悲しみがこみ上げた。鉄鋼会社を退職後、地元の小学生らに体験を語る。「きちんと勉強しなさい。そして戦争を許さない賢い子になりなさい」。今年も14日の慰霊祭で冥福を祈った。「生きている限り語り継ぎます」。非戦を誓う憲法が揺らぐ時代、その思いを更に強める。

*〈京橋駅空襲〉広島・長崎への原爆投下で日本の敗戦が濃くなる中、米軍は1945年8月14日、大阪砲兵工廠一帯に約850発の爆弾を落とし、壊滅的被害を与えた。京橋駅周辺でも市民に200人を超す死者が出て、犠牲者は計500~600人という説もある。(朝日)



《【強権ヒットラー安倍政権】「沖縄-東村高江:オスプレイ用ヘリパット建設強行工事」関連動画ニュース等集》

<【弾圧】沖縄・高江で機動隊員が反対市民をぶん殴っている映像がTBSのニュースで流される!/健康になるためのブログ[http://健康法.jp/archives/19675]2動画有り>

<現地メディア:ニュース関連>

◆琉球朝日放送  9分11秒

『高江で強制排除始まる』

http://www.qab.co.jp/news/2016072281990.html …

◆RBC琉球放送

「工事再開の高江 きょう1日の動き」5分20秒

http://goo.gl/FKBCa4

◆沖縄テレビ放送ニュース」

「反対する住民を排除 ヘリパッド建設工事を強行」5分3秒

http://otv.co.jp/newstxt/index.cgi?code=20160722181517 …

【緊急速報1】新着!

沖縄-高江:強制撤去期限で緊迫

[琉球朝日放送 報道制作部 ニュースQプラス »]

http://www.qab.co.jp/news/2016072081916.html

【緊急速報2】新着!

[沖縄・高江]大変です!警察がひき逃げか?逃げ去る7/21

 https://www.youtube.com/watch?v=N58VnQzOhD4&app=desktop

【緊急速報3】新着!

沖縄‐高江で機動隊が殺人行為!紐で女性の首を絞める!

[動画確認!]

https://www.youtube.com/watch?v=_GBrJqYhcmk

【緊急抗議行動】

上記【緊急速報】の拡散、抗議をお願いします!

●警察庁 03-3581-0141: ●沖縄県警 098-863-9110

●沖縄防衛局 098-921-8131:●防衛省 03-5366-3111

●内閣官房 03-5253-2111:●首相官邸 03-3581-0101

●外務省 03-3580-3311:●米国大使館 03-3224-5000

*電話・ファックスで抗議を❗警察職員の職務執行に対する苦情24時間受付

【注意!】管理者も警察関係に抗議電話したが、そのコツは「沖縄-高江地区のヘリパット工事強行と暴力弾圧に抗議します!」と一方的に述べて電話を切ってください。もちろん住所・名前は聞かれても答えず無視!あまり「不当弾圧すると大きな社会問題になるぞ!」と言ったような事をクドクドいうと、逆に「脅迫ですか!?」と当方が犯罪者に仕立て上げられる可能性があるので要注意!手短に淡泊に言って淡泊に切りましょう!

 大事な事は「抗議内容」でなく「抗議件数」です!

【ご案内1】新着!

総統閣下はヘリパッド建設の反対運動にお困りのようです

https://youtu.be/X75G_-ZoYss

【ご案内2】新着!

Targeted Village /標的の村 - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=raJ8vTr8r4c

(民守 正義)