リベラル勢力の再構築で安倍ファシズム政権退陣へ(19)
リベラル勢力の再構築で安倍ファシズム政権退陣へ(19)
《大橋巨泉の遺言「安倍晋三に一泡吹かせて!」がテレビ追悼特集で尽くボツ!》
以前より体調の悪化を心配されていたタレント・司会者の大橋巨泉氏が、今月12日に急性呼吸不全で亡くなった。82歳だった。巨泉氏は「週刊現代」7月9日号掲載の連載コラム「今週の遺言」最終回で、すでに病が身体を蝕んでいる事を綴っていた。だが、それでも巨泉氏は〈このままでは死んでも死にきれない〉と綴り、直後に迫った参院選について、読者にメッセージを送っていた。〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。
しかし、このままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉まさに、このメッセージが巨泉氏にとって本当に最後の遺言となってしまった訳だが、しかしワイドショーやニュース番組は、この巨泉氏の遺言を尽く無視。ベテラン司会者としての仕事を紹介するに留め『報道ステーション』でさえ最後のコラムの〈今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずなことが連日報道されている〉という部分までしか紹介しなかった。安倍(独裁)総理について言及した部分まで報じたのは、『NEWS23』(TBS)だけだ。確かに『11PM』や『クイズダービー』『世界まるごとHOWマッチ』といった人気番組の司会を数々こなし、一方でお茶の間ロックやアングラ演劇等のサブカルチャーをテレビに持ち込んだり、クイズバラエティを定着させたりといった巨泉氏の功績が大きいのは言うまでもないが、最後の遺言にも顕著なように、巨泉氏は自民党の強権性にNOの姿勢を貫き続けた人であった。テレビはそこから目を逸らしたのだ。巨泉氏といえば、民主党議員だった2001年に、アメリカの同時多発テロを非難し「アメリカを支持する」との国会決議に民主党でたった1人反対、戦争へ向かおうとする姿勢を断固拒否したエピソードが有名だが、既にセミリタイア状態だった巨泉氏が政界へ進出しようとしたのは、そもそも当時、人気絶頂だった小泉純一郎首相の進めようとする国づくりに対する危機感があった。周知の通り、小泉首相は新自由主義(要は国家の「個人放置主義」)的な政策を押し進め、この国は弱い者にとって非常に生きづらい国になってしまった。巨泉氏は「週刊現代」の連載コラムで小泉政権がつくったこの国の在り方をこう批判している。〈冷戦終了以降、アメリカ型の新自由主義経済が我が物顔の現在、それに歯止めをかける思想や組織の存在は必須なのである。でないと「負け組」や「新貧困層」が拡大し、その中からテロリズムが増殖するのである。(中略)小泉やハワードが目指しているのは「強者の論理」で括る社会。自由主義経済なればこそ、弱者のための政党や組合は必要なのだ。何万人とリストラする大企業に対し、個人でどう戦うのかね!?〉(「週刊現代」05年12月10日号より)周知の通り、その後、巨泉氏は議員を辞職し、再びセミリタイア状態に戻る。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドを転々とする悠々自適な生活を送るのだが、第二次安倍政権の時代に入ると再び社会的なメッセージを発信するようになっていく。それは、安倍(独裁)総理は経済を最優先にすると口当たりのいい事を言っているが、その本音は憲法を変えて国民から権利を奪い、日本を再び戦争ができる国へと戻そうとしている事を見抜いていたからだ。〈彼にとって「経済」はムードを煽る道具に過ぎず、本当の狙いは別のところにあるからだ。(中略)安倍は先日、「国づくり」に関する有識者会議で「ふるさと」や「愛国心」について熱弁をふるった。曰く「日本人は生れ育った地を愛し、公共の精神や道徳心を養って来た。故郷をどう守ってゆくかを考えて欲しい」。見事なウソツキと言う他ない。(中略)「公共の精神や道徳心」を強調する事で、現憲法が保障してくれている「個人の権利(人権)」に制限を加えたくて仕方がないのだ。それでなくても「知らしむべからず」なのに、もっと制限を加えて、政権の思う通りに操れる国民にしたいのである。そのためには現在の憲法が邪魔なので、これを改悪するために、先ず人気を取り、その勢いで改悪してしまおうという訳だ。(中略)
そもそも憲法とは、国民が守るの、変えるのという法律ではない。国家権力(時の政府)の公使を制限するためにあるものだ。軍部が暴走して、数百万人の国民の命を奪った戦前戦中のレジームへのタガとして現憲法は存在する。それを変えて戦前への回帰を計る現レジームは、禁じ手さえ使おうとしている。止めようよ、みんな〉(「週刊現代」13年5月4日号より)巨泉氏は更に、このようにも語っている。〈ボクの危惧は、4月にウォール・ストリート・ジャーナルに、麻生太郎副総理が述べた言葉によって、裏打ちされている。麻生は「参院選で安倍政権が信任された時、首相の関心は、おそらく経済から教育改革と憲法改正に向うだろう」と言っていた。要するにボクの持論通りなのだ。“経済”とか“景気”とかいうものは、あくまで人気(支持率)を高めるための道具であり、本当の目的は教育と憲法を変えて、「強い日本(平成の富国強兵策)」をつくる事なのである。この鎧を衣の下に隠した、安倍晋三は恐ろしい男なのだ〉(「週刊現代」13年6月22日号)
しかし巨泉氏の警告も虚しく「アベノミクス」を釣り餌に圧倒的な議席数を獲得した安倍政権は横暴な国会運営を開始。周知の通り、昨年はまともな議論に応じず、国民の理解を得られぬまま戦争法制を強行採決させてしまった。そんな状況下、巨泉氏は「週刊朝日」15年9月18日号で、自身の戦争体験を語っている。1934年生まれの彼が実際に、その目で見た戦争は、人々が人間の命を何ものにも思わなくなる恐ろしいものだった。
それは安倍政権や、彼らを支持する者達が目を向けていない、戦争の真の姿である。〈何故、戦争がいけないか。戦争が始まると、全ての優先順位は無視され、戦争に勝つことが優先される。昔から「人ひとり殺せば犯罪だけど、戦争で何人も殺せば英雄になる」と言われてきた。特に日本国は危ない。民主主義、個人主義の発達した欧米では、戦争になっても生命の大事さは重視される。捕虜になって生きて帰ると英雄と言われる。
日本では、捕虜になるくらいなら、自決しろと教わった。一旦、戦争になったら、日本では一般の人は、人間として扱われなくなる。(それどころか「敵方兵士」の目玉や男根をくり抜くと言った「死体損壊」が双方の軍で平然と行われる。それが真の戦争実態だ!)
それなのに安倍政権は、この国を戦争のできる国にしようとしている。(中略)ボクらの世代は、辛うじて終戦で助かったが、実は当時の政治家や軍部は、ボクら少年や、母や姉らの女性達まで動員しようとしていた。 11、12歳のボクらは実際に竹槍の訓練をさせられた。校庭に、わら人形を立て、その胸に向かって竹槍(単に竹の先を斜めに切ったもの)で刺すのである。なかなかうまく行かないが、たまにうまく刺さって「ドヤ顔」をしていると、教官に怒鳴られた。「バカモン、刺したらすぐ引き抜かないと、肉がしまって抜けなくなるぞ!」どっちがバカモンだろう。
上陸してくる米軍は、近代兵器で武装している。竹槍が届く前に射殺されている。これは「狂気」どころか「バカ」であろう。それでもこの愚行を本気で考え、本土決戦に備えていた政治家や軍人がいたのである。
彼らの根底にあったのは「生命の軽視」であったはずである。
しかし立憲主義を揺るがすような国会運営をし、メディアに圧力をかけて「報道の自由度ランキング」が72位にまで下がるほどの暗澹たる状態に成り果てたのにも関わらず、先の参院選では改憲勢力が3分の2を超えれば遂に憲法改悪に手がかかるという状況になった。しかも衆参共3分の2以上になれば憲法改悪発議ができる事すら知らなかったバカ国民が多かったという。そんな中、巨泉氏の体調は悪化。3月半ば頃から体力の落ち込みが酷く、4月には意識不明の状態に陥り2週間ほど意識が戻らなくなったことで、5月からは集中治療室に入っていた。そして前述した「週刊現代」の連載も、4月9日号を最後に休載となっていたのだが、家族の助けを受けて何とか書き上げたのが、7月9月号掲載の最終回。ここで巨泉氏は本稿冒頭で挙げた〈安倍晋三に一泡吹かせて下さい〉という「最後のお願い」を読者に投げかけたのだ。だが残念な事に改憲勢力が3分の2を越え、現在政権は選挙中に争点隠しを続けていたのが嘘のように、したたかに憲法改悪への動きを進めようとしている。最後の最後まで、平和を希求するメッセージを投げかけ続けた巨泉氏の思いを無駄にしないためにも、我々は政権の悪辣なやり方に断固としてNOを突きつけ続けなくてはならない。
〈「戦争とは、爺さんが始めて、おっさんが命令し、若者達が死んでゆくもの」。〉これは大林素子さんの力作「MOTHER 特攻の母 鳥濱トメ物語」の中で、特攻隊長が、出撃してゆく隊員に「戦争とは何か」を告げるセリフであった。現在に例えれば「爺さん」は、尖閣諸島の国有化のタネをまいた石原慎太郎だろう。「おっさん」は当然、“国防軍”を平気で口にする安倍(独裁)総理である。彼らはおそらく死なない筈だ。扇動したり、命令したりするだけで、自分達は安全なところに居る。前の戦争の時もそうだった。そして実際に死んでゆくのは、罪もない若者なのだ。それを知っていたからこそ、9条改悪に6割以上の若者が反対しているのである。
おそらく前の戦争のことは、学校で教わったに違いない。安倍政権は、この“教育”さえも改悪しようとしている。もし南スーダンも含めて戦争になれば「先ずは安倍総理からどうぞ」と言いたいところだが、実際の戦争・紛争の危機が迫ると、そんなパロディーは通用しない。そんな怖ろしい企みが、もう目前まできている。(基本文献-「週刊現代」/管理者:総合編集)
《【暴虐の安倍政権】沖縄-東村高江「突然のオスプレイ用ヘリパット建設工事」強行シリーズ4》
<高江ヘリパッド強行工事・22日の強制排除〜大手メディアで絶対流れない動画、命がけの取材をするジャーナリスト達に支援を>
[動画案内サイト:シャンティ・フーラ
:https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=114608NHK沖縄放送局]
冒頭の動画は、大手メディアでは絶対に流れないものだと思います。全体の流れから、強制排除の街宣車上の攻防戦まで、とてもよくまとまっている動画だと思います。田中龍作ジャーナルの冒頭の写真は、明らかに街宣車の上から撮っていたものだったので、田中龍作さんがその上に居たのは明らかでした。田中龍作さん以外にも琉球新報、沖縄タイムスの記者も、同じ場所でシャッターを切っていたとのことです。下の田中龍作ジャーナルを見ると、“大ケガも逮捕も覚悟した”とのことで、そうでなければ、このような写真を撮り、記事は書けないと思いました。
今や沖縄の問題は、沖縄2紙とフリージャーナリストの方達の命がけの取材なくしては、知る事が出来なくなってしまいました。ぜひ田中龍作ジャーナルをはじめとするフリージャーナリストの方達に御支援をお願いします。フリージャーナリストの方達が、逮捕も覚悟して取材をしている事を考えると、現場で懸命の抵抗をしていた現地の人達の、これまでの努力はいかばかりのものかを、私達は、ほんの少しでも想像出来なければならないと思います。22日にあった強制排除 (中略)… 2台合わせたら10人以上が乗っている。機動隊がよじ登ってくれば、車が転倒する恐れがある。死者が出てもおかしくない。転倒しなくても、反対派が下に転落すれば大ケガをするだろう。(中略)… 街宣車上の攻防は修羅場となる。
10年間の闘いが凝縮されることになる…こう見た田中は反対派と一緒に街宣車の上に乗ることにした。大ケガも逮捕も覚悟した。(中略)…敵味方相乱れての大乱闘となったが、柔剣道の猛者に対抗できる訳がない。
機動隊員の手足が大きく動く度に悲鳴があがった。(中略)… 機動隊から降りるように要請されたが「私にはここで起きている事を世界に伝える義務がある」と言って拒否した。(シャンティ・フーラ)
《【強権ヒットラー安倍政権】「沖縄-東村高江:オスプレイ用ヘリパット建設強行工事」関連ニュース等集》
<【弾圧】沖縄・高江で機動隊員が反対市民をぶん殴っている映像がTBSのニュースで流される!/健康になるためのブログ[http://健康法.jp/archives/19675]2動画有り>
<現地メディア:ニュース関連>
◆琉球朝日放送 9分11秒
『高江で強制排除始まる』
http://www.qab.co.jp/news/2016072281990.html …
◆RBC琉球放送
「工事再開の高江 きょう1日の動き」5分20秒
http://goo.gl/FKBCa4
◆沖縄テレビ放送ニュース」
「反対する住民を排除 ヘリパッド建設工事を強行」5分3秒
http://otv.co.jp/newstxt/index.cgi?code=20160722181517 …
【緊急速報1】新着!
沖縄-高江:強制撤去期限で緊迫
[琉球朝日放送 報道制作部 ニュースQプラス »]
http://www.qab.co.jp/news/2016072081916.html
【緊急速報2】新着!
【沖縄・高江】大変です!警察がひき逃げか?逃げ去る7/21
https://www.youtube.com/watch?v=N58VnQzOhD4&app=desktop
【緊急速報3】新着!
沖縄‐高江で機動隊が殺人行為!紐で女性の首を絞める!
[動画確認!]
https://www.facebook.com/YuntakuTakae/videos/549342561934799/
↓
https://www.facebook.com/YuntakuTakae/videos/549342561934799/
【緊急抗議行動】
上記【緊急速報】の拡散、抗議をお願いします!
●警察庁 03-3581-0141: ●沖縄県警 098-863-9110
●沖縄防衛局 098-921-8131:●防衛省 03-5366-3111
●内閣官房 03-5253-2111:●首相官邸 03-3581-0101
●外務省 03-3580-3311:●米国大使館 03-3224-5000
【ご案内1】新着!
動画:小池候補、鳥越候補へ癌患者差別発言!
http://10pic.jp/detail.html?id=m_000000_0_32279925
【ご案内2】新着!
[動画]創価学会員の方から「幹部からの指令で偽票を書いた。」
https://www.youtube.com/watch?v=xo7WttVZlEI
【ご案内3】動画:新着!
総統閣下は天皇陛下が生前退位の意向を示した事にお怒りのようです
www.youtube.com/watch?v=j-4sj5QSl5s
【ご案内5】新着!
[自民ヤバい]自民党議員おもしろ失言集
https://www.youtube.com/watch?v=t4UlxG5nURM&feature=share
【ご案内6】新着!
動画「安倍首相が政治資金で『ガリガリ君』を買ったことを山本太郎が追及」
https://www.youtube.com/watch?v=lLI2q35qq4M]
【ご案内7】新着!
「特定秘密ver.」自民党広報パロディ
https://www.youtube.com/watch?v=Z-rVuBynhso
【ご案内8】新着!
創価学会員が公明党に「無理」宣言
https://www.youtube.com/watch?v=3QKXPbVXAFc
【ご案内9】新着!
[古賀茂明氏:動画]謝れない安倍政権の無知と傲慢の暴走
https://www.youtube.com/watch?v=gMMAz8CWGK4
【ご案内10】新着!
総統閣下はマスコミと会食中です。
www.youtube.com/watch?v=27Yvtm8Z78g
【ご案内11】新着!
「さとにきたらええやん」、しびれる「切り花の一生」
釜ヶ崎の「こどもの里」のドキュメンタリー映画
◆SHINGO★西成 / 切り花の一生
https://www.youtube.com/watch?v=H-sNaZT-8sc&sns=tw
SHINGO★西成 - 切り花の一生 歌詞&MV
テーマ:SHINGO★西成
http://ameblo.jp/miyu0728cbr/entry-11939722046.html
YouTube
◆SHINGO☆西成@2008.12.25 こどもの里 クリスマス
「諸先輩方からのお言葉」♪XmasLIVE
https://www.youtube.com/watch?v=KOvsaAE2t0M
◆446 & SHINGO★西成 / 「生きる」っていうこと 【MV】
https://www.youtube.com/watch?v=z5X328VWK1c
◆「TRY」SHINGO☆西成 詩の朗読@高砂中学校
詩とことば そして 歌とダンス
https://www.youtube.com/watch?v=5mRIqQBD_I4
◆「諸先輩方からのお言葉」SHINGO☆西成 通天閣パフォーマンス
https://www.youtube.com/watch?v=_kL4uoTB7ME
【ご案内12】新着!
【「ヒトラー『わが闘争』〜封印を解かれた禁断の書〜】
https://www.facebook.com/akihiro.yamaguchi.9699/videos
/631741153642922/
↓
www.facebook.com/akihiro.yamaguchi.9699/videos/631741153642922
【ご案内13】新着!
世界が泣いた「戦場に駈けるネトウヨ」
https://youtu.be/CnRLV0s0ooo
【ご案内14】新着!
総統閣下はヘリパッド建設の反対運動にお困りのようです
https://youtu.be/X75G_-ZoYss
【ご案内15】新着!
2016.7.25 高江ヘリパッド強行工事 ゲート前 山本太郎スピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=aiyax0X1CXw&feature=youtu.be
【お願い】
三上智恵監督新作製作のための製作協力金カンパのお願い
『戦場ぬ止み』のその後――沖縄の基地問題を伝え続ける三上智恵監督が、年内の公開を目標に新作製作取り組んでいます。
製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。
◎振込先‐郵便振替口座:00190-4-673027
/加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
◎銀行からの振込の場合は、銀行名:ゆうちょ銀行
/金融機関コード:9900/店番 :019
◎預金種目:当座/店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
/口座番号:0673027
◎加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
《大橋巨泉の遺言「安倍晋三に一泡吹かせて!」がテレビ追悼特集で尽くボツ!》
以前より体調の悪化を心配されていたタレント・司会者の大橋巨泉氏が、今月12日に急性呼吸不全で亡くなった。82歳だった。巨泉氏は「週刊現代」7月9日号掲載の連載コラム「今週の遺言」最終回で、すでに病が身体を蝕んでいる事を綴っていた。だが、それでも巨泉氏は〈このままでは死んでも死にきれない〉と綴り、直後に迫った参院選について、読者にメッセージを送っていた。〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。
しかし、このままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉まさに、このメッセージが巨泉氏にとって本当に最後の遺言となってしまった訳だが、しかしワイドショーやニュース番組は、この巨泉氏の遺言を尽く無視。ベテラン司会者としての仕事を紹介するに留め『報道ステーション』でさえ最後のコラムの〈今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずなことが連日報道されている〉という部分までしか紹介しなかった。安倍(独裁)総理について言及した部分まで報じたのは、『NEWS23』(TBS)だけだ。確かに『11PM』や『クイズダービー』『世界まるごとHOWマッチ』といった人気番組の司会を数々こなし、一方でお茶の間ロックやアングラ演劇等のサブカルチャーをテレビに持ち込んだり、クイズバラエティを定着させたりといった巨泉氏の功績が大きいのは言うまでもないが、最後の遺言にも顕著なように、巨泉氏は自民党の強権性にNOの姿勢を貫き続けた人であった。テレビはそこから目を逸らしたのだ。巨泉氏といえば、民主党議員だった2001年に、アメリカの同時多発テロを非難し「アメリカを支持する」との国会決議に民主党でたった1人反対、戦争へ向かおうとする姿勢を断固拒否したエピソードが有名だが、既にセミリタイア状態だった巨泉氏が政界へ進出しようとしたのは、そもそも当時、人気絶頂だった小泉純一郎首相の進めようとする国づくりに対する危機感があった。周知の通り、小泉首相は新自由主義(要は国家の「個人放置主義」)的な政策を押し進め、この国は弱い者にとって非常に生きづらい国になってしまった。巨泉氏は「週刊現代」の連載コラムで小泉政権がつくったこの国の在り方をこう批判している。〈冷戦終了以降、アメリカ型の新自由主義経済が我が物顔の現在、それに歯止めをかける思想や組織の存在は必須なのである。でないと「負け組」や「新貧困層」が拡大し、その中からテロリズムが増殖するのである。(中略)小泉やハワードが目指しているのは「強者の論理」で括る社会。自由主義経済なればこそ、弱者のための政党や組合は必要なのだ。何万人とリストラする大企業に対し、個人でどう戦うのかね!?〉(「週刊現代」05年12月10日号より)周知の通り、その後、巨泉氏は議員を辞職し、再びセミリタイア状態に戻る。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドを転々とする悠々自適な生活を送るのだが、第二次安倍政権の時代に入ると再び社会的なメッセージを発信するようになっていく。それは、安倍(独裁)総理は経済を最優先にすると口当たりのいい事を言っているが、その本音は憲法を変えて国民から権利を奪い、日本を再び戦争ができる国へと戻そうとしている事を見抜いていたからだ。〈彼にとって「経済」はムードを煽る道具に過ぎず、本当の狙いは別のところにあるからだ。(中略)安倍は先日、「国づくり」に関する有識者会議で「ふるさと」や「愛国心」について熱弁をふるった。曰く「日本人は生れ育った地を愛し、公共の精神や道徳心を養って来た。故郷をどう守ってゆくかを考えて欲しい」。見事なウソツキと言う他ない。(中略)「公共の精神や道徳心」を強調する事で、現憲法が保障してくれている「個人の権利(人権)」に制限を加えたくて仕方がないのだ。それでなくても「知らしむべからず」なのに、もっと制限を加えて、政権の思う通りに操れる国民にしたいのである。そのためには現在の憲法が邪魔なので、これを改悪するために、先ず人気を取り、その勢いで改悪してしまおうという訳だ。(中略)
そもそも憲法とは、国民が守るの、変えるのという法律ではない。国家権力(時の政府)の公使を制限するためにあるものだ。軍部が暴走して、数百万人の国民の命を奪った戦前戦中のレジームへのタガとして現憲法は存在する。それを変えて戦前への回帰を計る現レジームは、禁じ手さえ使おうとしている。止めようよ、みんな〉(「週刊現代」13年5月4日号より)巨泉氏は更に、このようにも語っている。〈ボクの危惧は、4月にウォール・ストリート・ジャーナルに、麻生太郎副総理が述べた言葉によって、裏打ちされている。麻生は「参院選で安倍政権が信任された時、首相の関心は、おそらく経済から教育改革と憲法改正に向うだろう」と言っていた。要するにボクの持論通りなのだ。“経済”とか“景気”とかいうものは、あくまで人気(支持率)を高めるための道具であり、本当の目的は教育と憲法を変えて、「強い日本(平成の富国強兵策)」をつくる事なのである。この鎧を衣の下に隠した、安倍晋三は恐ろしい男なのだ〉(「週刊現代」13年6月22日号)
しかし巨泉氏の警告も虚しく「アベノミクス」を釣り餌に圧倒的な議席数を獲得した安倍政権は横暴な国会運営を開始。周知の通り、昨年はまともな議論に応じず、国民の理解を得られぬまま戦争法制を強行採決させてしまった。そんな状況下、巨泉氏は「週刊朝日」15年9月18日号で、自身の戦争体験を語っている。1934年生まれの彼が実際に、その目で見た戦争は、人々が人間の命を何ものにも思わなくなる恐ろしいものだった。
それは安倍政権や、彼らを支持する者達が目を向けていない、戦争の真の姿である。〈何故、戦争がいけないか。戦争が始まると、全ての優先順位は無視され、戦争に勝つことが優先される。昔から「人ひとり殺せば犯罪だけど、戦争で何人も殺せば英雄になる」と言われてきた。特に日本国は危ない。民主主義、個人主義の発達した欧米では、戦争になっても生命の大事さは重視される。捕虜になって生きて帰ると英雄と言われる。
日本では、捕虜になるくらいなら、自決しろと教わった。一旦、戦争になったら、日本では一般の人は、人間として扱われなくなる。(それどころか「敵方兵士」の目玉や男根をくり抜くと言った「死体損壊」が双方の軍で平然と行われる。それが真の戦争実態だ!)
それなのに安倍政権は、この国を戦争のできる国にしようとしている。(中略)ボクらの世代は、辛うじて終戦で助かったが、実は当時の政治家や軍部は、ボクら少年や、母や姉らの女性達まで動員しようとしていた。 11、12歳のボクらは実際に竹槍の訓練をさせられた。校庭に、わら人形を立て、その胸に向かって竹槍(単に竹の先を斜めに切ったもの)で刺すのである。なかなかうまく行かないが、たまにうまく刺さって「ドヤ顔」をしていると、教官に怒鳴られた。「バカモン、刺したらすぐ引き抜かないと、肉がしまって抜けなくなるぞ!」どっちがバカモンだろう。
上陸してくる米軍は、近代兵器で武装している。竹槍が届く前に射殺されている。これは「狂気」どころか「バカ」であろう。それでもこの愚行を本気で考え、本土決戦に備えていた政治家や軍人がいたのである。
彼らの根底にあったのは「生命の軽視」であったはずである。
しかし立憲主義を揺るがすような国会運営をし、メディアに圧力をかけて「報道の自由度ランキング」が72位にまで下がるほどの暗澹たる状態に成り果てたのにも関わらず、先の参院選では改憲勢力が3分の2を超えれば遂に憲法改悪に手がかかるという状況になった。しかも衆参共3分の2以上になれば憲法改悪発議ができる事すら知らなかったバカ国民が多かったという。そんな中、巨泉氏の体調は悪化。3月半ば頃から体力の落ち込みが酷く、4月には意識不明の状態に陥り2週間ほど意識が戻らなくなったことで、5月からは集中治療室に入っていた。そして前述した「週刊現代」の連載も、4月9日号を最後に休載となっていたのだが、家族の助けを受けて何とか書き上げたのが、7月9月号掲載の最終回。ここで巨泉氏は本稿冒頭で挙げた〈安倍晋三に一泡吹かせて下さい〉という「最後のお願い」を読者に投げかけたのだ。だが残念な事に改憲勢力が3分の2を越え、現在政権は選挙中に争点隠しを続けていたのが嘘のように、したたかに憲法改悪への動きを進めようとしている。最後の最後まで、平和を希求するメッセージを投げかけ続けた巨泉氏の思いを無駄にしないためにも、我々は政権の悪辣なやり方に断固としてNOを突きつけ続けなくてはならない。
〈「戦争とは、爺さんが始めて、おっさんが命令し、若者達が死んでゆくもの」。〉これは大林素子さんの力作「MOTHER 特攻の母 鳥濱トメ物語」の中で、特攻隊長が、出撃してゆく隊員に「戦争とは何か」を告げるセリフであった。現在に例えれば「爺さん」は、尖閣諸島の国有化のタネをまいた石原慎太郎だろう。「おっさん」は当然、“国防軍”を平気で口にする安倍(独裁)総理である。彼らはおそらく死なない筈だ。扇動したり、命令したりするだけで、自分達は安全なところに居る。前の戦争の時もそうだった。そして実際に死んでゆくのは、罪もない若者なのだ。それを知っていたからこそ、9条改悪に6割以上の若者が反対しているのである。
おそらく前の戦争のことは、学校で教わったに違いない。安倍政権は、この“教育”さえも改悪しようとしている。もし南スーダンも含めて戦争になれば「先ずは安倍総理からどうぞ」と言いたいところだが、実際の戦争・紛争の危機が迫ると、そんなパロディーは通用しない。そんな怖ろしい企みが、もう目前まできている。(基本文献-「週刊現代」/管理者:総合編集)
《【暴虐の安倍政権】沖縄-東村高江「突然のオスプレイ用ヘリパット建設工事」強行シリーズ4》
<高江ヘリパッド強行工事・22日の強制排除〜大手メディアで絶対流れない動画、命がけの取材をするジャーナリスト達に支援を>
[動画案内サイト:シャンティ・フーラ
:https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=114608NHK沖縄放送局]
冒頭の動画は、大手メディアでは絶対に流れないものだと思います。全体の流れから、強制排除の街宣車上の攻防戦まで、とてもよくまとまっている動画だと思います。田中龍作ジャーナルの冒頭の写真は、明らかに街宣車の上から撮っていたものだったので、田中龍作さんがその上に居たのは明らかでした。田中龍作さん以外にも琉球新報、沖縄タイムスの記者も、同じ場所でシャッターを切っていたとのことです。下の田中龍作ジャーナルを見ると、“大ケガも逮捕も覚悟した”とのことで、そうでなければ、このような写真を撮り、記事は書けないと思いました。
今や沖縄の問題は、沖縄2紙とフリージャーナリストの方達の命がけの取材なくしては、知る事が出来なくなってしまいました。ぜひ田中龍作ジャーナルをはじめとするフリージャーナリストの方達に御支援をお願いします。フリージャーナリストの方達が、逮捕も覚悟して取材をしている事を考えると、現場で懸命の抵抗をしていた現地の人達の、これまでの努力はいかばかりのものかを、私達は、ほんの少しでも想像出来なければならないと思います。22日にあった強制排除 (中略)… 2台合わせたら10人以上が乗っている。機動隊がよじ登ってくれば、車が転倒する恐れがある。死者が出てもおかしくない。転倒しなくても、反対派が下に転落すれば大ケガをするだろう。(中略)… 街宣車上の攻防は修羅場となる。
10年間の闘いが凝縮されることになる…こう見た田中は反対派と一緒に街宣車の上に乗ることにした。大ケガも逮捕も覚悟した。(中略)…敵味方相乱れての大乱闘となったが、柔剣道の猛者に対抗できる訳がない。
機動隊員の手足が大きく動く度に悲鳴があがった。(中略)… 機動隊から降りるように要請されたが「私にはここで起きている事を世界に伝える義務がある」と言って拒否した。(シャンティ・フーラ)
《【強権ヒットラー安倍政権】「沖縄-東村高江:オスプレイ用ヘリパット建設強行工事」関連ニュース等集》
<【弾圧】沖縄・高江で機動隊員が反対市民をぶん殴っている映像がTBSのニュースで流される!/健康になるためのブログ[http://健康法.jp/archives/19675]2動画有り>
<現地メディア:ニュース関連>
◆琉球朝日放送 9分11秒
『高江で強制排除始まる』
http://www.qab.co.jp/news/2016072281990.html …
◆RBC琉球放送
「工事再開の高江 きょう1日の動き」5分20秒
http://goo.gl/FKBCa4
◆沖縄テレビ放送ニュース」
「反対する住民を排除 ヘリパッド建設工事を強行」5分3秒
http://otv.co.jp/newstxt/index.cgi?code=20160722181517 …
【緊急速報1】新着!
沖縄-高江:強制撤去期限で緊迫
[琉球朝日放送 報道制作部 ニュースQプラス »]
http://www.qab.co.jp/news/2016072081916.html
【緊急速報2】新着!
【沖縄・高江】大変です!警察がひき逃げか?逃げ去る7/21
https://www.youtube.com/watch?v=N58VnQzOhD4&app=desktop
【緊急速報3】新着!
沖縄‐高江で機動隊が殺人行為!紐で女性の首を絞める!
[動画確認!]
https://www.facebook.com/YuntakuTakae/videos/549342561934799/
↓
https://www.facebook.com/YuntakuTakae/videos/549342561934799/
【緊急抗議行動】
上記【緊急速報】の拡散、抗議をお願いします!
●警察庁 03-3581-0141: ●沖縄県警 098-863-9110
●沖縄防衛局 098-921-8131:●防衛省 03-5366-3111
●内閣官房 03-5253-2111:●首相官邸 03-3581-0101
●外務省 03-3580-3311:●米国大使館 03-3224-5000
【ご案内1】新着!
動画:小池候補、鳥越候補へ癌患者差別発言!
http://10pic.jp/detail.html?id=m_000000_0_32279925
【ご案内2】新着!
[動画]創価学会員の方から「幹部からの指令で偽票を書いた。」
https://www.youtube.com/watch?v=xo7WttVZlEI
【ご案内3】動画:新着!
総統閣下は天皇陛下が生前退位の意向を示した事にお怒りのようです
www.youtube.com/watch?v=j-4sj5QSl5s
【ご案内5】新着!
[自民ヤバい]自民党議員おもしろ失言集
https://www.youtube.com/watch?v=t4UlxG5nURM&feature=share
【ご案内6】新着!
動画「安倍首相が政治資金で『ガリガリ君』を買ったことを山本太郎が追及」
https://www.youtube.com/watch?v=lLI2q35qq4M]
【ご案内7】新着!
「特定秘密ver.」自民党広報パロディ
https://www.youtube.com/watch?v=Z-rVuBynhso
【ご案内8】新着!
創価学会員が公明党に「無理」宣言
https://www.youtube.com/watch?v=3QKXPbVXAFc
【ご案内9】新着!
[古賀茂明氏:動画]謝れない安倍政権の無知と傲慢の暴走
https://www.youtube.com/watch?v=gMMAz8CWGK4
【ご案内10】新着!
総統閣下はマスコミと会食中です。
www.youtube.com/watch?v=27Yvtm8Z78g
【ご案内11】新着!
「さとにきたらええやん」、しびれる「切り花の一生」
釜ヶ崎の「こどもの里」のドキュメンタリー映画
◆SHINGO★西成 / 切り花の一生
https://www.youtube.com/watch?v=H-sNaZT-8sc&sns=tw
SHINGO★西成 - 切り花の一生 歌詞&MV
テーマ:SHINGO★西成
http://ameblo.jp/miyu0728cbr/entry-11939722046.html
YouTube
◆SHINGO☆西成@2008.12.25 こどもの里 クリスマス
「諸先輩方からのお言葉」♪XmasLIVE
https://www.youtube.com/watch?v=KOvsaAE2t0M
◆446 & SHINGO★西成 / 「生きる」っていうこと 【MV】
https://www.youtube.com/watch?v=z5X328VWK1c
◆「TRY」SHINGO☆西成 詩の朗読@高砂中学校
詩とことば そして 歌とダンス
https://www.youtube.com/watch?v=5mRIqQBD_I4
◆「諸先輩方からのお言葉」SHINGO☆西成 通天閣パフォーマンス
https://www.youtube.com/watch?v=_kL4uoTB7ME
【ご案内12】新着!
【「ヒトラー『わが闘争』〜封印を解かれた禁断の書〜】
https://www.facebook.com/akihiro.yamaguchi.9699/videos
/631741153642922/
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【ご案内13】新着!
世界が泣いた「戦場に駈けるネトウヨ」
https://youtu.be/CnRLV0s0ooo
【ご案内14】新着!
総統閣下はヘリパッド建設の反対運動にお困りのようです
https://youtu.be/X75G_-ZoYss
【ご案内15】新着!
2016.7.25 高江ヘリパッド強行工事 ゲート前 山本太郎スピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=aiyax0X1CXw&feature=youtu.be
【お願い】
三上智恵監督新作製作のための製作協力金カンパのお願い
『戦場ぬ止み』のその後――沖縄の基地問題を伝え続ける三上智恵監督が、年内の公開を目標に新作製作取り組んでいます。
製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。
◎振込先‐郵便振替口座:00190-4-673027
/加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
◎銀行からの振込の場合は、銀行名:ゆうちょ銀行
/金融機関コード:9900/店番 :019
◎預金種目:当座/店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
/口座番号:0673027
◎加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
(民守 正義)
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