リベラル勢力の再構築で安倍ファシズム政権退陣へ(9)

リベラル勢力の再構築で安倍ファシズム政権退陣へ(9)



《【マスコミの歪】池上彰「番組を全て録画し毎日のように抗議してくる。こんな政権は今までなかった」》

 参院選でも向うところ敵なしの安倍政権下でメディアへの「言論統制」が強まっている。ジャーナリストの池上彰氏、原寿雄共同通信社元社長が昨今のメディアのへたれぶりを一喝した。

原:日本人記者の根性には「お上の話を承る」という姿勢が昔からある。それが克服できていない。

池上:その傾向は年々強まっています。最近までは権力を持つ側は「メディアに圧力をかけてはいけない」というのが共通認識でした。政治家もメディアから批判されたからといって一々、文句を言ってくることはなかった。「権力は抑制的であるべきだ」と考えられていたからです。

 だから、たまに権力欲のある政治家がメディアに介入する発言をすると大騒ぎになった。ところが安倍政権になってからは、自民党は主なニュース番組を全て録画して、細かい部分まで毎日のように抗議し、訂正を求め、注文をつけてくる。するとテレビ局は「面倒くさい」となる。

 対応が大変で、次第に「文句を言われない表現にしようか」となってしまうのです。【管理者:そもそも一々、対応するのが良くないのじゃないか!「無視して闘う!」姿勢が無いマスコミも軟弱だ!】

原:トラブルが面倒になったら、ジャーナリズムは後退しますよ。

「この権力野郎!」というぐらいの気持ちで仕事をし、その結晶で報道が生まれるようでないとダメです。

池上:ある番組で、安倍(独裁)総理の映像がテレビで流れている時に、技術的なミスで違う映像が入ってしまったことがありました。すると「安倍政権を貶めようとしている」と言わんばかりに抗議が来るわけです。明らかに技術担当者のスイッチミスで、番組でも訂正と謝罪をしているにも関らずです。【管理者:でもメディアの一般視聴者からの「誤報道クレーム」は全く無視。(「ちちんぷいぷい」等、最たる例!)そういう大手メディアの手抜き・横柄態度も大いに問題がある】私が特定秘密保護法についてテレビで批判的な解説をした時も、すぐに役所から「ご説明を」と資料を持ってやってきた。こういうことが日常的にあるわけです。

原:私の現役時代はあまりなかったですね。覚えているのは編集局長時代、文部大臣自ら来て、私が言い分を聞いて帰って貰った事ぐらい。

池上:第1次安倍政権(06~07年)の時に、メディアへの抗議が増えたんです。ところが安倍さんが辞めた後にパタリとなくなりました。

 福田政権、麻生政権、民主党政権の時は抗議が大量にくるような事はなかった。それが第2次安倍政権(12年~)になって復活しました。参院選でも向うところ敵なしの安倍政権下でメディアへの「言論統制」が強まっている。

原:問題はメディア側にある。弱者に強く、強者に弱くなった。自分達は読者・視聴者のために仕事をしていると思っていれば、政治家や役人、企業等からくる圧力とは断固として戦い、押し返せるものです。(「緊急復活-朝日ジャーナル」より抜粋)



《【差別⇔人権】元ミス・ユニバース日本代表がはねのけた「反日」レッテル》

「私は日本(長崎県佐世保市)で生まれて日本で育ったから、日本人だと思っている。でも100%ではないし、はっきり日本人とも答えたくない。だって、そう答えたら、父やその家族、祖先に申し訳ない気もするから。だから昔も今もこう答えています。私は日本とアメリカのハーフですって」こう語るのは、昨年のミス・ユニバース日本代表であり、世界大会6位の美女・宮本エリアナ(22)。アフリカ系アメリカ人の父と、日本人の母の間に生まれたエリアナは、ミス・ユニバース初のハーフの日本代表としても話題になった。実は2年前にも一度、ミス・ユニバース長崎県大会への出場を打診されていたが、断っていた。「その頃の私は、ミスコンに全く興味を持てなくて」(エリアナ・以下同)ところが、その年の春、気持ちが変わる事件が起きる。「1歳上のステファンは、白人系アメリカ人と日本人のハーフでした。ハーフ仲間の間では、自分が如何に生きにくかったか、どんな苛めを受けたかを笑い話にするのが定番でしたが、あるとき彼が真顔で『日本ってさ、居心地悪いよね』と言ったのです。『自分の居場所がわからない』って溢していて…」彼が自ら命を断ったのは、その数日後のことだった。「お酒に酔って首をつったと聞きました。ショックでした」葬儀の後、SNSを通じて、ステファンが生前、様々な偏見に苦しむ人達を支え、居心地のいい社会になるように訴える活動をしていた事を知る。翌年、改めてミス・ユニバースの打診があったとき、エリアナは出場を決意した。「偏見に悩んで死にたいって思っているコに、私も何かできないかって考えたのです」長崎県大会を経て、‘15年3月、日本代表に選出された彼女を待っていたのは、海外メディアの取材ラッシュだった。しかし国内では、ネットを中心に「ハーフの日本代表ってあり?」という偏見丸出しの発言が散見されるようになる。ある取材で100年後の日本について聞かれ「もっといろんな国の方が増えると思います。その結果、いろんな差別や偏見がなくなったらいいなと思っています」と、答えたコメントは「純日本人は少なくなる。いい意味で革命を起こしたい」と、捻じ曲げられ、センセーショナルに伝えられた。結果、彼女は「反日」という思いもよらないレッテルを貼られ、ネトウヨ達に非難され、揚げ足を取られた。だが彼女は動じない。「慣れちゃいました(笑)。悲しくないわけじゃないけど想定内。これが人種差別や偏見に対する問題提起のチャンスになればいいと思います」昨年12月、ラスベガスで開催された世界大会を経験したエリアナは、さらに大きく成長したようだ。

「私は私、ありのままでいい。日本代表だからこうしなきゃ、日本人だから、こうでなきゃって、考えなくなりました」他国の代表達は、もっと自由に素直に、自分自身を表現して輝いていた。「それまで私自身がハーフの自分という立場に囚われ過ぎていた気がしたんですね。ハーフを言い訳にしていたところもあったかもしれません。でも世界大会に出てみたら、出場者の8~9割は、ハーフだったんですよ」優勝してミス・ユニバースに選ばれたフィリピン代表のピアさんは、ブラジルとフィリピンのハーフだった。「でも彼女はハーフであることに全く、負い目も引け目も感じていませんでした」大会中に仲よくなり、トップ5に入ったミス・フランスのフローラさんはアフリカ系だ。「彼女も私同様、初めてのアフリカ系ハーフの代表ということで、母国ではとても注目されたって苦笑していました」彼女達との出会いがエリアナの新たな力になっていた。

「民族や国籍に囚われる必要は全くないと学びましたし、私自身の視野も、とっても狭かったのだと実感しました。一度、世界に出てしまえば、ハーフなんて珍しくもなんともなかったのです」エリアナは先日、会社を立ち上げた。起業は幼い頃からの夢だったという。「主な業務内容は、トータル・ビューティー。ミス・ユニバースで経験し、学んだウオーキングやスピーチ、マナーも含めたトータルの美をプロデュースしていきたいです」(女性自身)



《【東京都知事選】増田候補「ファーストクラス使いながら、他人の使用は批判」》

<増田候補、岩手県知事時代は「ファーストクラス」を愛用していた>

 本稿に関わって出馬記者会見ということで、報道各社の記者の、ぜひとも質問してほしいネタをまとめました。その質問ネタとは「増田さんは、岩手県知事時代はファーストクラスを御利用されていたんですか?」というものです。今回の一連の舛添辞任劇の発端は舛添さんのファーストクラスを利用した豪華海外視察が都議会で追及されたことでした。

そのため東京都よりも何倍も規模が小さい岩手県知事にも関らず、知事時代にファーストクラスを利用している人物を都議会自民党が都知事に推薦しようとしていたらシュールな冗談ですよね。では実際のところはどうだったのかを検証してみましょう。下記の「岩手日報(2016年5月17日朝刊)」にそのまま回答が載っていました。(笑)

〔岩手日報〕

「ファーストクラス:増田知事が自粛へ-海外出張で見直し」

 増田知事は16日の記者会見で、海外出張の渡航について「ファーストクラスを使わない方向で見直したい」と述べた。欧米出張時に飛行機のファーストクラスを過去5回利用したが、他県の事例も参考に今後は自粛する考えを示した。増田知事は任期中に計23回の海外出張を行い、うち復路で1回、往復で2回ファーストクラスを利用。出張費が最も高かったのは、復路でファーストクラスを利用した2013年8月の南北アメリカ訪問で、16日間の渡航と宿泊費が383万円だった。増田知事は「旅程の策定は規則に従い、その都度、判断し決めている」とし「全国の多くの知事がファーストクラスを使わず節約しているのは参考にしなければならない」と述べた。旅費法を準用した県の特別職給与条例は、知事のファーストクラス利用を認めている。政治家の海外出張を巡っては、東京都の舛添要一知事がファーストクラスやスイートルームを使用し「高額過ぎる」と批判が集まっている。増田寛也前知事も海外出張の際にファーストクラスを利用していた。

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 筆者自身も一瞬、目の錯覚かなと思いましたが、増田候補も「岩手県知事はトップリーダーだと思い込んでファーストクラスを使っていた」ようです。因みに上記の記事は日経テレコンで検索すると出てくるのですが、何故か現在の岩手日報のネットで無料で読める記事では「増田前知事のことは触れていない」記事になっています(笑)さて、こうなってくると、都議会自民党の候補者選定はいよいよ「頭と目は大丈夫か?」というレベルに突入してきましたね。記者の皆さんは本日の記者会見で「岩手県知事時代にファーストクラス利用していましたか?」という質問をしてほしいものです。前知事の首を取ったメディアの皆様にはその質問を行う義務があると思います。

 <増田候補、他人のファーストクラスの利用については徹底批判>

 ところで東京都知事に立候補した以上、増田候補には更なる説明責任を果たしてもらう必要があります。それは、自分自身はファーストクラスを使った過去を持ちながら「改革派のふり」をして「他人のファーストクラスを糾弾してきたこと」についてです。

[増田寛也の目]自治体の事業仕分け地方分権を迫る武器に(朝日新聞2009年12月22日)

「増田-国の事業仕分けの評価=「光と影」の「光」から言えば、今まで密室でやっていた予算編成の一過程が、公開されたことだ。予算は多様な観点から見なくてはいけないことが国民に伝わった。民主党政権が標榜する政治スタイルを見せた。天下りの問題に象徴されるように、役人同士でやっていた時代には削減できなかった限界を乗り越えた。ノーベル賞科学者が反論したが、必ずしも賛同を受けなかった。JICA(国際協力機構)予算や外務省職員の給料、ファーストクラスを使っていることまで洗いざらい出てきた。」「増田:今までは、農業や建設業等の力の強い圧力団体と、これに結び付いている族議員=「影」の世界に通じる言葉さえ発していれば予算は獲得できた。「隠語」で通じた。これからは、国民に対して語りかけないと予算の正当性が説明できない。訴える相手が内輪から国民に変わった。」

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 もはや自分の目を疑う事を止めて「人生を賭けたギャグなのではないかとすら疑う状況」ですね。舛添さんは少なくとも「ファーストクラスを使用する意義」について語っていましたが、増田候補は自分を棚に上げて他人を糾弾する「舛添を上回るセコさ」を発揮しています。それとも岩手県知事はトップリーダーだから良いのでしょうか(笑)しかも今回の東京都知事選挙立候補までの「都民に全く説明責任が果たされない」プロセスなんて、完全に内輪の隠語ではないですか?この点についても是非出馬会見で記者の皆様には追及してほしいものです。

 <「自分に甘く他人に厳しい」性格の増田候補は舛添以下の可能性>

 因みに直近では増田候補は舛添さんが湯河原に帰って東京都内にいなかったことを批判していました。「舛添都知事:集まる批判・高額な海外出張費・毎週末の別荘通い」(読売新聞2016年5月9日)

■都庁から100キロ

 舛添知事が、ほぼ毎週末、都庁から約100キロ離れた神奈川県湯河原町の別荘で過ごすことへの批判も集まる。舛添知事は「翌週の準備や資料整理等をして過ごす。緊急連絡体制が整っており、危機管理上も問題ない」と説明する。公務後に別荘に行く場合や、別荘から直接、公務先に向かう場合は公用車を使い、4月11日までの1年間に計48回、使用した。知事の公用車使用を巡っては、石原氏が知事時代、別荘への移動で使用したことの是非が訴訟で争われ「交通手段、連絡体制の確保などの観点から妥当」との司法判断が出ている。しかし舛添知事は頻度が高く、元岩手県知事の増田候補は「毎週末は多すぎる。公私をきちんと峻別し、公用車の使用も控えるべきだ」と指摘。危機管理の点も「知事が直ぐに登庁できない確率が高まる」と問題視している。・・・立派な発言ですね。

 では実際の増田候補の岩手県知事時代のトラックレコードはどうだったのでしょうか?以下、平成16年3月9日の岩手県議会議事録を参照し、県外への視察日数が多すぎる旨を追及された証拠を提示しておきます。

<以下会議録から引用>

斎藤信議員

「知事の県外出張について、実態について聞きます。県外、県内、海外と、その状況はどうでしょうか。」

増田寛也

「私の出張の日数の問い合わせでございますけれども、今年度の数字で申し上げますと、2月末現在まででございますけれども、この中で県外出張が81日、県内出張が66日、それから海外出張が24日という数字になっております。」

斎藤信議員

「実際、結局171日出張していることになるのですね。私は、東京に行っているより、児童虐待とか県内の本当に深刻な問題をしっかり知事の目で見て頂きたい、そういう仕事をして頂きたい。終わります。」

 県外出張と海外出張の合計が105日という状況だった訳ですが、確か舛添さんの事を「危機管理の点から問題で知事が直ぐに登庁できない確率が高まる」と批判していた人の名前も「増田寛也」だったように思います。

 同姓同名の別の誰かでしょうか?増田前知事の任期中に東北大震災が起きなかっただけのことであり、彼の海外出張中に震災が発生していたなら史上最悪の知事として名前を残したと思います。「できる人間(改革派)に見られるためには、できる人間(改革派)として振る舞う事が大事」上記の通り、増田候補は「自分自身がやってきたこと」を「他人もやることは許せない」ようです。但し改革派のような発言で繰り返し他人を批判していますが、物凄いブーメランぶりで驚きを禁じ得ません。

 まさに「できる人間に見られるためには、できる人間として振る舞う事が大事」という格言を地で行く有様であります。自分と周囲のお友達で「実務派・改革派」と言い続ければ、実務や改革の実際のトラックレコードとは関係なく「実務派・改革派」になれてしまう「御友達政治の象徴」のような存在だと言えるでしょう。増田候補については少し調べただけでも湯水の如く様々な問題が出てきます。本当は有権者を心の底から舐めているのだろうなと感じるから。 (基本文献-アゴラ/管理者:部分編集)



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SHINGO★西成 - 切り花の一生 歌詞&MV

テーマ:SHINGO★西成

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YouTube

◆SHINGO☆西成@2008.12.25 こどもの里 クリスマス

「諸先輩方からのお言葉」♪XmasLIVE

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◆446 & SHINGO★西成 / 「生きる」っていうこと 【MV】

https://www.youtube.com/watch?v=z5X328VWK1c

◆「TRY」  SHINGO☆西成 詩の朗読@高砂中学校 詩とことば そして 歌とダンス

https://www.youtube.com/watch?v=5mRIqQBD_I4

◆「諸先輩方からのお言葉」SHINGO☆西成 通天閣パフォーマンス

https://www.youtube.com/watch?v=_kL4uoTB7ME

(民守 正義)