リベラル勢力の再構築で安倍ファシズム政権退陣へ(5)
リベラル勢力の再構築で安倍ファシズム政権退陣へ(5)
《国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<4>》
■目を覆うテレビ局の開票速報バカ騒ぎ
選挙中、改憲について一言も触れなかった安倍(戦争)総理の狡猾さは論外として、それを指摘しなかったテレビ局も同罪だ。今回の参院選で公示後、与野党の党首が集うテレビ討論会が開かれたのはTBSの1回だけ。13年の参院選で、在京5局の内4局が公示後に党首討論を実施したのと比べると、極端に少なかった。自民党が断ったからだが、民放も“視聴率が取れない”とあっさり出演辞退を受け入れたのが理由だ。元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏は言う。「今回の参院選は、ただの選挙ではありません。改憲勢力が3分の2を窺うかどうかの極めて重要な選挙でした。にも関らずテレビ局は公示後、東京都知事選の候補者選びや英国のEU離脱、男性タレントの薬物逮捕一色。改憲の是非を正面から検証したり、分析したりするメディアは皆無でした。【管理者:現に「ひるおぴ」で連日「舛添問題」ばかりなので、視聴者センターに対し誘導的に「参議院選挙は、あまり企画しないようになっているのか?」と聞いたところ「え~♭ま~♭」と否定しない答えが返ってきた】恐らく安倍政権からの無言の圧力にビビり、“政治的公平性”に配慮したのでしょうが、積極的に選挙報道をしようとする姿勢は、ちっとも伝わってきませんでした。政権の顔色を窺い、萎縮し、自粛したのでしょう」10日の開票速報のバカ騒ぎにしたってそうだ。民主主義の天王山という重要局面で、民放は選挙報道をエンタメ化した。ゲストにモデルの藤田ニコルを起用したフジテレビは、国会内で安倍を間近で見せる録画映像を流し「生の方がイケメンですね❤」と言わせていた。テロップでハートマークを出す必要があったのか。「日本テレビは『嵐』の桜井翔と小泉進次郎衆院議員の対談を、投票締め切り20分後に放送しました。内容は選挙速報と関係がなく、1週間後にワイドショーで流せばいいようなものだったので驚きました。選挙報道をバラエティーと勘違いしているのじゃないでしょうか」(政治評論家・伊藤達美氏)政府の争点逸らしに協力したかと思えば、選挙報道を放棄し、視聴率さえ稼げればいいという目を覆うようなテレビの劣化、退廃である。
■民主主義だけでなく日本経済も同じ運命
自らが“勝敗ライン”とした自公で改選過半数確保が判ると、安倍は「力強く経済政策を進めるため強力な布陣を創りたい」とシレッと言い放った。アベノミクスは信任を得たと強弁したいのだろうが、民主主義と同じように、この国の経済もぶっ壊される運命だ。【管理者:経済同友会は既に「経済破綻の危惧」をコメントしている】安倍が日銀の黒田総裁と一緒に推し進めた「財政出動」と「異次元金融緩和」のせいで、日本経済はボロボロだ。景気は上向くどころか、国の借金は約1045兆円に膨らんだ。ジャブジャブの緩和マネーは400兆円を突破し、それでも目標の「2%の物価上昇」を達成できない。第2次世界大戦で敗色濃厚になってから企てた旧日本軍の「インパール作戦」と経済専門家が揶揄するほど、アベクロがやっている事は無謀なのだ。経済評論家の斎藤満氏は言う。「追い込まれた日銀に残された策は禁じ手の財政ファイナンスくらいです。政府が国債をどんどん発行し、日銀が引き受けて国民にカネをバラまく『ヘリコプターマネー』に手をつけかねない。財政金融を破壊する『ヘリコプターマネー』の先に待っているのは強烈なインフレ(ハイパーインフレ)です。インフレによる実質増税で個人の家計からカネをむしり取る。安倍政権はそこまでやりかねません」株価も期待できない。与党の大勝は通常“買い”だが、市場は英国のEU離脱ショックから抜け切れていない。その上、世界経済も米経済の先行き不透明や離脱ショックを受けたイタリア発の銀行不安等、悪材料がゴロゴロしている。「円高に振れた為替はとんでもなく不安定な動きになる。アベノミクスを演出してきた円安株高シナリオはもう通用しない。株価は当面、低迷するでしょう」(斎藤満氏=前出)既に終わっているアベノミクスを、これ以上「前へ」進められては堪らないのである。
《国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<5>》
■せめてもの溜飲は現職閣僚2人の落選
予想通り落選した島尻安伊子沖縄北方担当相と岩城光英法相。現職閣僚2人が討ち死にし、安倍は内心、憮然としているはずだ。しかし沖縄選出の島尻と、福島選出の岩城の落選は当然の結果だ。政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。「沖縄県民と福島県民の共通点は、政治に無関心ではいられないという事です。沖縄は米軍基地、福島は原発を抱え、政治によって自分達の暮らし、命、将来が大きく変わってしまう。その分、何となく自民党に一票を投じた大都市の有権者と違って、政治家の言葉に敏感なのだと思う。安倍自民党が、街頭演説で調子のいい事を口にしても、鵜呑みにしなかったのでしょう。政治に敏感な沖縄と福島の県民が安倍自民党にノーを突きつけたことは、重い意味を持っています」沖縄は、これで自民党の参院議員はゼロになった。沖縄県民は基地問題に、福島県民は原発問題にノーを突きつけたということだ。それでも安倍内閣が「辺野古基地建設」と「原発再稼働」を強行【管理者:既に「機動隊導入-強行」が始まっている】しようとしたら、県民の怒りが広がるだけだ。
■ボロ負け野党はこれで都知事選を戦えるのか
参院選の“宴”が終わり、次の与野党対決の注目は首都決戦の「都知事選」に移る。だが、ボロ負けの野党が「汚名返上」の闘いに持ち込めるのか。自民党都連等に推された前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏は10日、正式に出馬を表明。一方、先に都連に推薦依頼していた小池百合子元防衛相は推薦願を取り下げる文書を提出した。これで自民は99年の都知事選以来の分裂選挙となることが確実となったが、問題は野党の対応だ。
野党は紆余曲折を経ながらも、とりあえず「鳥越俊太郎さん」で、4野党統一候補擁立で固まった。ただ先に立候補表明していた宇都宮健児さん(前回:共産党・社民党推薦)が、遂に立候補意思取り下げ、結果的に「保守系2名:革新系1名」の革新系有利情勢になっている。
これこそ宇都宮さんに「平成の隠れた英雄『徳川慶喜』」だとエールを送りたい。特に宇都宮さんの気持ちになると、元々の経過が当初は民進党都連-松原会長(日本会議メンバー)が古賀茂明氏を担いだり、石田純一氏を担いだりと「本音は野党共闘模索のポーズを見せながら、共産党排除・岡田代表降ろし」をボス交渉できめてしまおうという本音が見え隠れしていた。だから、それに気づいた民進党-岡田代表が都連-松原会長を黙らせ「鳥越俊太郎さん4野党統一候補」を数時間で協議をまとめ、民進党-枝野幹事長と共産党-小池書記局長の直接説得により(陰に長野県-民進党:杉尾秀哉さんの鳥越さんへの再度説得があったという)「鳥越さん4野党統一候補」決定に至ったと言う。確かに、こうした時間が無く、様々な思惑が蠢く中での「鳥越さん4野党統一候補」決定の経過は理解できるが、宇都宮候補にしてみれば、そもそも「野党共闘統一候補の決定基本プロセス」は市民団体も含めたボトムアップで決定すべき事で、政党幹部がボス交渉で決める事ではないだろう」という基本原則への思いがあったのではないか。特に宇都宮候補はマルマル市民団体の推薦とボランティア協力を得て、最も選挙準備の先頭を走っていた。それだけに「4野党共闘が整ったので降りろ」と言われても反発を感じたのも無理はない。しかし鳥越候補も誠実な方だけに、鳥越-宇都宮:直接二者会談により、かろうじてギリギリで宇都宮候補の立候補取り下げで「革新系一本化」が為された。今後は宇都宮さんの英断に敬意を表し、宇都宮さんの政策だった「市民団体も含めたガラス張りの都政監視団体」も大いに取り入れた、むしろ「鳥越都政のうるさ型監視役」としての活躍を期待したい。そして、この4野党共闘が「野党は共闘から結束へ」の礎になる事を期待したい。(おわり/管理者:部分編集)
《安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合:参議院選挙の結果に関する見解》
<参議院選挙の結果に関する見解>
2016年7月10日の参議院選挙において、自民党、公明党、おおさか維新、こころの改憲4党は合わせて77議席を獲得、改憲発議に必要な78議席には至らなかったものの、非改選の改憲派無所属議員4名を加えると、戦後初めて、改憲勢力が衆参両院において3分の2を超える議席を占める事態となってしまいました。しかしながら、憲法改正が徹底的に争点から隠され、野党共闘と市民の結集そして参議院選挙そのものについてさえ報道が極端に少ない厳しい戦いのなか、私たち市民連合が各地の市民運動と連携しつつ、32の1人区全てにおいて野党統一・市民連合推薦候補の擁立を実現し、そのうち11名が当選を果たしたことは、全国規模で市民の後押しする野党が共闘するという新しい取り組みが一定の成果を上げたものと考えます。福島と沖縄という重要な選挙区においては、市民の力が、安倍政権の現職大臣2名を落選させました。さらにこれまで保守基盤の強かった1人区においても、善戦をはたした選挙区が少なくありませんでした。このことは3年前の参議院選挙において、野党候補が当時31あった1人区でわずか2議席しか獲得することができなかったことと比較すると明らかです。また複数区や比例区においても、広汎な市民が自ら選挙に参加し、野党候補を押し上げ、1人区も含めて3年前の参議院選挙(野党4党で28名)と比較して一定の前進(野党4党で44名)を獲得しました。
残念ながら、私たちは今回の選挙で改憲勢力の膨張を阻止することができませんでしたが、市民と立憲野党(民進党、共産党、社民党、生活の党)が共闘する新しい政治の模索はまだ始まったばかりです。日本政治史上初めて、市民が主権者として連帯して野党の統一を促し、市民が政治を変える試みが実現したことの意義は大きいと思います。私たちは、この試みの成功と限界から教訓を学び、安倍政権の下におけるだまし討ちのような改憲の動きに毅然と反対し、個人の尊厳を擁護する政治の実現をめざして、ひきつづき安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めてまいります。
2016年7月11日
《国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<4>》
■目を覆うテレビ局の開票速報バカ騒ぎ
選挙中、改憲について一言も触れなかった安倍(戦争)総理の狡猾さは論外として、それを指摘しなかったテレビ局も同罪だ。今回の参院選で公示後、与野党の党首が集うテレビ討論会が開かれたのはTBSの1回だけ。13年の参院選で、在京5局の内4局が公示後に党首討論を実施したのと比べると、極端に少なかった。自民党が断ったからだが、民放も“視聴率が取れない”とあっさり出演辞退を受け入れたのが理由だ。元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏は言う。「今回の参院選は、ただの選挙ではありません。改憲勢力が3分の2を窺うかどうかの極めて重要な選挙でした。にも関らずテレビ局は公示後、東京都知事選の候補者選びや英国のEU離脱、男性タレントの薬物逮捕一色。改憲の是非を正面から検証したり、分析したりするメディアは皆無でした。【管理者:現に「ひるおぴ」で連日「舛添問題」ばかりなので、視聴者センターに対し誘導的に「参議院選挙は、あまり企画しないようになっているのか?」と聞いたところ「え~♭ま~♭」と否定しない答えが返ってきた】恐らく安倍政権からの無言の圧力にビビり、“政治的公平性”に配慮したのでしょうが、積極的に選挙報道をしようとする姿勢は、ちっとも伝わってきませんでした。政権の顔色を窺い、萎縮し、自粛したのでしょう」10日の開票速報のバカ騒ぎにしたってそうだ。民主主義の天王山という重要局面で、民放は選挙報道をエンタメ化した。ゲストにモデルの藤田ニコルを起用したフジテレビは、国会内で安倍を間近で見せる録画映像を流し「生の方がイケメンですね❤」と言わせていた。テロップでハートマークを出す必要があったのか。「日本テレビは『嵐』の桜井翔と小泉進次郎衆院議員の対談を、投票締め切り20分後に放送しました。内容は選挙速報と関係がなく、1週間後にワイドショーで流せばいいようなものだったので驚きました。選挙報道をバラエティーと勘違いしているのじゃないでしょうか」(政治評論家・伊藤達美氏)政府の争点逸らしに協力したかと思えば、選挙報道を放棄し、視聴率さえ稼げればいいという目を覆うようなテレビの劣化、退廃である。
■民主主義だけでなく日本経済も同じ運命
自らが“勝敗ライン”とした自公で改選過半数確保が判ると、安倍は「力強く経済政策を進めるため強力な布陣を創りたい」とシレッと言い放った。アベノミクスは信任を得たと強弁したいのだろうが、民主主義と同じように、この国の経済もぶっ壊される運命だ。【管理者:経済同友会は既に「経済破綻の危惧」をコメントしている】安倍が日銀の黒田総裁と一緒に推し進めた「財政出動」と「異次元金融緩和」のせいで、日本経済はボロボロだ。景気は上向くどころか、国の借金は約1045兆円に膨らんだ。ジャブジャブの緩和マネーは400兆円を突破し、それでも目標の「2%の物価上昇」を達成できない。第2次世界大戦で敗色濃厚になってから企てた旧日本軍の「インパール作戦」と経済専門家が揶揄するほど、アベクロがやっている事は無謀なのだ。経済評論家の斎藤満氏は言う。「追い込まれた日銀に残された策は禁じ手の財政ファイナンスくらいです。政府が国債をどんどん発行し、日銀が引き受けて国民にカネをバラまく『ヘリコプターマネー』に手をつけかねない。財政金融を破壊する『ヘリコプターマネー』の先に待っているのは強烈なインフレ(ハイパーインフレ)です。インフレによる実質増税で個人の家計からカネをむしり取る。安倍政権はそこまでやりかねません」株価も期待できない。与党の大勝は通常“買い”だが、市場は英国のEU離脱ショックから抜け切れていない。その上、世界経済も米経済の先行き不透明や離脱ショックを受けたイタリア発の銀行不安等、悪材料がゴロゴロしている。「円高に振れた為替はとんでもなく不安定な動きになる。アベノミクスを演出してきた円安株高シナリオはもう通用しない。株価は当面、低迷するでしょう」(斎藤満氏=前出)既に終わっているアベノミクスを、これ以上「前へ」進められては堪らないのである。
《国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<5>》
■せめてもの溜飲は現職閣僚2人の落選
予想通り落選した島尻安伊子沖縄北方担当相と岩城光英法相。現職閣僚2人が討ち死にし、安倍は内心、憮然としているはずだ。しかし沖縄選出の島尻と、福島選出の岩城の落選は当然の結果だ。政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。「沖縄県民と福島県民の共通点は、政治に無関心ではいられないという事です。沖縄は米軍基地、福島は原発を抱え、政治によって自分達の暮らし、命、将来が大きく変わってしまう。その分、何となく自民党に一票を投じた大都市の有権者と違って、政治家の言葉に敏感なのだと思う。安倍自民党が、街頭演説で調子のいい事を口にしても、鵜呑みにしなかったのでしょう。政治に敏感な沖縄と福島の県民が安倍自民党にノーを突きつけたことは、重い意味を持っています」沖縄は、これで自民党の参院議員はゼロになった。沖縄県民は基地問題に、福島県民は原発問題にノーを突きつけたということだ。それでも安倍内閣が「辺野古基地建設」と「原発再稼働」を強行【管理者:既に「機動隊導入-強行」が始まっている】しようとしたら、県民の怒りが広がるだけだ。
■ボロ負け野党はこれで都知事選を戦えるのか
参院選の“宴”が終わり、次の与野党対決の注目は首都決戦の「都知事選」に移る。だが、ボロ負けの野党が「汚名返上」の闘いに持ち込めるのか。自民党都連等に推された前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏は10日、正式に出馬を表明。一方、先に都連に推薦依頼していた小池百合子元防衛相は推薦願を取り下げる文書を提出した。これで自民は99年の都知事選以来の分裂選挙となることが確実となったが、問題は野党の対応だ。
野党は紆余曲折を経ながらも、とりあえず「鳥越俊太郎さん」で、4野党統一候補擁立で固まった。ただ先に立候補表明していた宇都宮健児さん(前回:共産党・社民党推薦)が、遂に立候補意思取り下げ、結果的に「保守系2名:革新系1名」の革新系有利情勢になっている。
これこそ宇都宮さんに「平成の隠れた英雄『徳川慶喜』」だとエールを送りたい。特に宇都宮さんの気持ちになると、元々の経過が当初は民進党都連-松原会長(日本会議メンバー)が古賀茂明氏を担いだり、石田純一氏を担いだりと「本音は野党共闘模索のポーズを見せながら、共産党排除・岡田代表降ろし」をボス交渉できめてしまおうという本音が見え隠れしていた。だから、それに気づいた民進党-岡田代表が都連-松原会長を黙らせ「鳥越俊太郎さん4野党統一候補」を数時間で協議をまとめ、民進党-枝野幹事長と共産党-小池書記局長の直接説得により(陰に長野県-民進党:杉尾秀哉さんの鳥越さんへの再度説得があったという)「鳥越さん4野党統一候補」決定に至ったと言う。確かに、こうした時間が無く、様々な思惑が蠢く中での「鳥越さん4野党統一候補」決定の経過は理解できるが、宇都宮候補にしてみれば、そもそも「野党共闘統一候補の決定基本プロセス」は市民団体も含めたボトムアップで決定すべき事で、政党幹部がボス交渉で決める事ではないだろう」という基本原則への思いがあったのではないか。特に宇都宮候補はマルマル市民団体の推薦とボランティア協力を得て、最も選挙準備の先頭を走っていた。それだけに「4野党共闘が整ったので降りろ」と言われても反発を感じたのも無理はない。しかし鳥越候補も誠実な方だけに、鳥越-宇都宮:直接二者会談により、かろうじてギリギリで宇都宮候補の立候補取り下げで「革新系一本化」が為された。今後は宇都宮さんの英断に敬意を表し、宇都宮さんの政策だった「市民団体も含めたガラス張りの都政監視団体」も大いに取り入れた、むしろ「鳥越都政のうるさ型監視役」としての活躍を期待したい。そして、この4野党共闘が「野党は共闘から結束へ」の礎になる事を期待したい。(おわり/管理者:部分編集)
《安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合:参議院選挙の結果に関する見解》
<参議院選挙の結果に関する見解>
2016年7月10日の参議院選挙において、自民党、公明党、おおさか維新、こころの改憲4党は合わせて77議席を獲得、改憲発議に必要な78議席には至らなかったものの、非改選の改憲派無所属議員4名を加えると、戦後初めて、改憲勢力が衆参両院において3分の2を超える議席を占める事態となってしまいました。しかしながら、憲法改正が徹底的に争点から隠され、野党共闘と市民の結集そして参議院選挙そのものについてさえ報道が極端に少ない厳しい戦いのなか、私たち市民連合が各地の市民運動と連携しつつ、32の1人区全てにおいて野党統一・市民連合推薦候補の擁立を実現し、そのうち11名が当選を果たしたことは、全国規模で市民の後押しする野党が共闘するという新しい取り組みが一定の成果を上げたものと考えます。福島と沖縄という重要な選挙区においては、市民の力が、安倍政権の現職大臣2名を落選させました。さらにこれまで保守基盤の強かった1人区においても、善戦をはたした選挙区が少なくありませんでした。このことは3年前の参議院選挙において、野党候補が当時31あった1人区でわずか2議席しか獲得することができなかったことと比較すると明らかです。また複数区や比例区においても、広汎な市民が自ら選挙に参加し、野党候補を押し上げ、1人区も含めて3年前の参議院選挙(野党4党で28名)と比較して一定の前進(野党4党で44名)を獲得しました。
残念ながら、私たちは今回の選挙で改憲勢力の膨張を阻止することができませんでしたが、市民と立憲野党(民進党、共産党、社民党、生活の党)が共闘する新しい政治の模索はまだ始まったばかりです。日本政治史上初めて、市民が主権者として連帯して野党の統一を促し、市民が政治を変える試みが実現したことの意義は大きいと思います。私たちは、この試みの成功と限界から教訓を学び、安倍政権の下におけるだまし討ちのような改憲の動きに毅然と反対し、個人の尊厳を擁護する政治の実現をめざして、ひきつづき安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めてまいります。
2016年7月11日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合
《【腐蝕の安倍政権】「防衛出動は違憲」自衛官が国を訴え:東京地裁》
「戦争関連法」に基づく防衛出動は集団的自衛権の行使となり憲法違反だとして、関東地方の陸上自衛官が国を相手取り出動命令に従う義務がないことの確認を求めて東京地裁に提訴した。「戦争関連法」が施行されて以降、各地で訴訟が起きているが現役自衛官の提訴が明らかになるのは初めて。 提訴は3月30日付。11日に開かれた第1回口頭弁論で、国側は「(防衛出動の条件となる)存立危機事態は発生しておらず、将来発生するかも不明で、訴えの利益はない」として却下を求めた。
訴えによると、原告の自衛官は1993年に入隊した。憲法9条は日本への攻撃がない場合の武力行使を認めていないとした上で「入隊時は集団的自衛権行使となる命令に従うことに同意しておらず、従う義務はない」と主張している。【管理者解説:本訴訟は、今までの「戦争法-違憲訴訟」は一般的に「戦争法の違憲性」を争うもので、現在の最高裁の憲法判断は「具体的訴訟に関わる事実」が無い限り、そもそも審査も行わず、既に数件の「戦争法-違憲訴訟」は全て却下されている。ただ本件「自衛官訴訟」は仮に「集団的自衛権行使となる命令拒否しても懲戒権行使はできない」という「予備的不利益無効確認訴訟」であり、従来の最高裁見解「一般的・抽象的憲法判断は行わない」にも合致できるものでもない。そこで地裁⇒最高裁が如何なる判断が予想されるかであるが、一つは「現実に原告に訴える不利益が発生していない」で却下する事、二つ目に「入隊時は集団的自衛権行使となる命令に従うことに同意しておらず、従う義務はない」に着目して「懲戒権認定に関わる仮決定判断」をくだす事等が考えられる。ただ訴訟焦点が「業務命令違反-懲戒処分権の有無」にある以上、これまでの最高裁の逃げ口上「統治行為論」はナンセンスであることは指摘しておく】
【ご案内1】
[動画:安倍(売国奴)総理「私は『TPP反対』は一回も言った事が無い」麻生財務大臣もズッコケ!](現在、拡散中!:【https://t.co/XqnzZktatw”】)
【ご案内2】動画「卒業~アベ政治からの卒業~」をご覧ください。
面白いですよ♪
[https://www.youtube.com/watch?v=Q4rwbXwAVbk&feature=share]
【ご案内3】
隠された、これがチェ・ゲバラの「広島訪問」
動画サイトYouTube:検索ワード『チェ・ゲバラ広島に立つ』
〔http://nicotter.net/player.php?video_id=sm6185210〕
【ご案内4】
[動画案内]総統閣下は「地球13周分のガソリン代」が計上された事にお怒りのようです。
【http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/859.html】
*安倍(独裁)総理をヒットラーに模して面白いですよ♪
【ご案内5】新着!
[動画]創価学会員の方から「幹部からの指令で偽票を書いた。」
https://www.youtube.com/watch?v=xo7WttVZlEI
【ご案内6】
へー!?こんな簡単な事も知らないの~?
安倍総理「私は立法府の長であります」 2016年5月16日衆院予算委員会 – YouTube
https://youtu.be/L6y1Evc6UVU
【ご案内7】
[動画サイト]「沖縄」が抱える基地問題について、7つのポイントでわかりやすくまとめた「#知らない沖縄」
https://www.youtube.com/watch?feature=share&v=2xUhXj0UVuM&app=desktop
【ご案内8】
自民党神奈川県議会議員が露骨な「精神障害者差別発言!」
参加者も拍手喝采で「自民党差別体質」露呈!
[証拠動画サイト:http://matome.naver.jp/odai/2146375016738897501]
【ご案内9】
吉祥寺での“安倍帰れ”コール!
動画[http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12105.html]
【ご案内10】新着!
[動画]「山本太郎氏の発言でストレスmax。発狂寸前?
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=112980
【ご案内11】新着!
[自民ヤバい]自民党議員おもしろ失言集
https://www.youtube.com/watch?v=t4UlxG5nURM&feature=share
【ご案内12】新着!
動画「安倍首相が政治資金で『ガリガリ君』を買ったことを山本太郎が追及」
https://www.youtube.com/watch?v=lLI2q35qq4M]
【ご案内13】動画:新着!
総統閣下は天皇陛下が生前退位の意向を示した事にお怒りのようです
www.youtube.com/watch?v=j-4sj5QSl5s
【ご案内14】新着!
「特定秘密ver.」自民党広報パロディ
https://www.youtube.com/watch?v=Z-rVuBynhso
【ご案内15】新着!
稲田朋美議員「国民の生活が大事」は間違っていると思います!
[動画:「この国を安倍総理をはじめてするこの方々に任せてよいのですか?」
http://www.dailymotion.com/video/x4hswvi]
【ご案内16】新着!
動画:GPIF資産横領・絶望的運用損(報道ステーションから)
http://www.dailymotion.com/video/x4jc1e7
【ご案内17】新着!
創価学会員が公明党に「無理」宣言
https://www.youtube.com/watch?v=3QKXPbVXAFc
「戦争関連法」に基づく防衛出動は集団的自衛権の行使となり憲法違反だとして、関東地方の陸上自衛官が国を相手取り出動命令に従う義務がないことの確認を求めて東京地裁に提訴した。「戦争関連法」が施行されて以降、各地で訴訟が起きているが現役自衛官の提訴が明らかになるのは初めて。 提訴は3月30日付。11日に開かれた第1回口頭弁論で、国側は「(防衛出動の条件となる)存立危機事態は発生しておらず、将来発生するかも不明で、訴えの利益はない」として却下を求めた。
訴えによると、原告の自衛官は1993年に入隊した。憲法9条は日本への攻撃がない場合の武力行使を認めていないとした上で「入隊時は集団的自衛権行使となる命令に従うことに同意しておらず、従う義務はない」と主張している。【管理者解説:本訴訟は、今までの「戦争法-違憲訴訟」は一般的に「戦争法の違憲性」を争うもので、現在の最高裁の憲法判断は「具体的訴訟に関わる事実」が無い限り、そもそも審査も行わず、既に数件の「戦争法-違憲訴訟」は全て却下されている。ただ本件「自衛官訴訟」は仮に「集団的自衛権行使となる命令拒否しても懲戒権行使はできない」という「予備的不利益無効確認訴訟」であり、従来の最高裁見解「一般的・抽象的憲法判断は行わない」にも合致できるものでもない。そこで地裁⇒最高裁が如何なる判断が予想されるかであるが、一つは「現実に原告に訴える不利益が発生していない」で却下する事、二つ目に「入隊時は集団的自衛権行使となる命令に従うことに同意しておらず、従う義務はない」に着目して「懲戒権認定に関わる仮決定判断」をくだす事等が考えられる。ただ訴訟焦点が「業務命令違反-懲戒処分権の有無」にある以上、これまでの最高裁の逃げ口上「統治行為論」はナンセンスであることは指摘しておく】
【ご案内1】
[動画:安倍(売国奴)総理「私は『TPP反対』は一回も言った事が無い」麻生財務大臣もズッコケ!](現在、拡散中!:【https://t.co/XqnzZktatw”】)
【ご案内2】動画「卒業~アベ政治からの卒業~」をご覧ください。
面白いですよ♪
[https://www.youtube.com/watch?v=Q4rwbXwAVbk&feature=share]
【ご案内3】
隠された、これがチェ・ゲバラの「広島訪問」
動画サイトYouTube:検索ワード『チェ・ゲバラ広島に立つ』
〔http://nicotter.net/player.php?video_id=sm6185210〕
【ご案内4】
[動画案内]総統閣下は「地球13周分のガソリン代」が計上された事にお怒りのようです。
【http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/859.html】
*安倍(独裁)総理をヒットラーに模して面白いですよ♪
【ご案内5】新着!
[動画]創価学会員の方から「幹部からの指令で偽票を書いた。」
https://www.youtube.com/watch?v=xo7WttVZlEI
【ご案内6】
へー!?こんな簡単な事も知らないの~?
安倍総理「私は立法府の長であります」 2016年5月16日衆院予算委員会 – YouTube
https://youtu.be/L6y1Evc6UVU
【ご案内7】
[動画サイト]「沖縄」が抱える基地問題について、7つのポイントでわかりやすくまとめた「#知らない沖縄」
https://www.youtube.com/watch?feature=share&v=2xUhXj0UVuM&app=desktop
【ご案内8】
自民党神奈川県議会議員が露骨な「精神障害者差別発言!」
参加者も拍手喝采で「自民党差別体質」露呈!
[証拠動画サイト:http://matome.naver.jp/odai/2146375016738897501]
【ご案内9】
吉祥寺での“安倍帰れ”コール!
動画[http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12105.html]
【ご案内10】新着!
[動画]「山本太郎氏の発言でストレスmax。発狂寸前?
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=112980
【ご案内11】新着!
[自民ヤバい]自民党議員おもしろ失言集
https://www.youtube.com/watch?v=t4UlxG5nURM&feature=share
【ご案内12】新着!
動画「安倍首相が政治資金で『ガリガリ君』を買ったことを山本太郎が追及」
https://www.youtube.com/watch?v=lLI2q35qq4M]
【ご案内13】動画:新着!
総統閣下は天皇陛下が生前退位の意向を示した事にお怒りのようです
www.youtube.com/watch?v=j-4sj5QSl5s
【ご案内14】新着!
「特定秘密ver.」自民党広報パロディ
https://www.youtube.com/watch?v=Z-rVuBynhso
【ご案内15】新着!
稲田朋美議員「国民の生活が大事」は間違っていると思います!
[動画:「この国を安倍総理をはじめてするこの方々に任せてよいのですか?」
http://www.dailymotion.com/video/x4hswvi]
【ご案内16】新着!
動画:GPIF資産横領・絶望的運用損(報道ステーションから)
http://www.dailymotion.com/video/x4jc1e7
【ご案内17】新着!
創価学会員が公明党に「無理」宣言
https://www.youtube.com/watch?v=3QKXPbVXAFc
(民守 正義)
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