参議院選挙-落選運動から安倍ファシズム政権退陣へ(75)
参議院選挙-落選運動から安倍ファシズム政権退陣へ(75)
1.選挙に行こう!
2.安倍政権退陣へ!
(1)与党+補完勢力(自民党・公明党+「おおさか維新」等)は投票を止めよう!
(2)「リベラル4野党」へ投票しよう!
《【腐蝕の安倍政権1】自民党:保守リベラリストの孤軍-村上議員が「自民党執行部批判!『あまりにも傲慢」》
自民党の村上誠一郎衆院議員が6月10日、日弁連が主催した「安保法制」に反対する集会に出席し、自民党の執行部を「あまりに傲慢」と批判した。会場には弁護士や野党議員ら190人が参加し各々「安保法制」に批判的な意見を述べていたが、集会の途中で与党・自民党に所属する村上議員が姿を見せ、マイクを握ると大きな「どよめき」が起きた。
村上議員は9日の自民党総務会で「安保法制」について「党議拘束を外すべきだ」と発言したところ、執行部の一人から「最高裁判決(砂川判決)を読んだ事があるのか」と問われたという。そこで村上議員が「貴方だけですよ、砂川判決が(集団的自衛権の)根拠だと言っているのは」と反論すると「学者は、最高裁判決までおかしいというヤカラだから、話を聞く必要がない」と言われてしまったのだという。村上議員はこうしたやり取りに激怒したとして「学者がそろって違憲だと言っているのに、自民党がそれを無視することは、あまりにも傲慢ではないか」と、強い口調で自らの所属する自民党を批判した。
<「民主主義の危機にある」>
集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更について、村上議員は「この事で突破口を開けば、例えば主権在民や基本的人権に至るまで、時の政府の恣意によって、実は憲法を曲げる事ができてしまう。大変、民主主義の危機にあるという事です」と警鐘を鳴らした。その上で「本当にこういうことを、党内で、一人で言う事は結構しんどいのです。ですから先生方、皆さん方も本当にこの問題の重要性にお気づきであるわけですから、一人でも多くの皆さん方にその問題点を伝えて頂きたい」と、集まった弁護士・国会議員、市民らに呼びかけていた。
<村上誠一郎議員の発言全文>
実は私は、そこにいらっしゃる山岸(良太・日弁連憲法問題対策本部本部長代行)先生と、大学の同級生、同じクラスでした。まさか43年後に、こういう集会に出るとは、夢にも想像していませんでした。正直申し上げます。私も自民党員です。本来ならば、こういう集会は、実はご遠慮申し上げようと思っていたのです。だけど昨日の総務会で執行部とやりあって、これはもう困ったなあと。やはり本当の事を国民の皆さん方に知って頂く事が大事だと。特に私は、柳澤先生(※集会で講演した元内閣官房副長官補の柳澤協二氏)に申し訳なく思っているのですが、昔の政治家は、柳澤さんのようなきちっとした議論を皆、聞く耳を持っていました。
ところが昨今、やはり、これもマスコミの人に反省してほしいんですが、小選挙区になって公認と比例と、人事まで党幹部に握られてしまって、なかなか昔のように自分の考えていることが言いにくくなってしまいました。もっと反省してほしいのは、特定秘密保護法のとき。28年前には(※1985年に国会提出されたいわゆる『スパイ防止法案』について)、大島(理森)さんや谷垣(禎一)さんまでが「おかしい」と言って廃案にしたのです。ところが(2013年の特定秘密保護法については)、一番、被害を受けるというか、当事者であるマスコミの人達が、最後の総務会で私が指摘するまで、誰も指摘しなくなった。それからもう一つ、バッジを付けている先生方も反省してほしいのは、去年の公務員法の「改正」ですよ。
私は最後まで反対した。何故ならば600人の人事を全部官邸に持っていった。こうなれば官僚諸君は、もう正論も本音も言わなくなるよ。
私は最後まで総務会で抵抗したのですが、これも官邸の意向という事で通ってしまった。案の定、それから公務員は正論も本音も言わなくなりました。もっと重要なのは、そのように外堀を埋められるために、今回の「安保法制」について、本来、一番モノを言わなきゃいけない国会議員が、口を閉ざしたままになっている。
●6月9日の自民党総務会で
今回、先ず昨日の事から申し上げますと、私が申し上げたのは、このような問題は国会議員の政治的良心・使命に関わる問題であるから、党議拘束を外すべきだと。そしたらですね。ハッキリ言いますよ。貴方達の先輩の、ある代議士が「お前は最高裁判決を読んだことがあるのか」と言ってきた。砂川判決を。だから私は言った。「貴方だけですよ、砂川判決が根拠だと言っているのは」。そしたら何て言ったと思いますか?「学者は、最高裁判決までおかしいというヤカラだから、話を聞く必要がない」と言ったのですよ。それで私は激怒したのです。3人のオーディナリーな学者が違憲だと言っている事に対して、自民党がそれを無視するという事は、あまりにも傲慢ではないか。
●安保条約の時を思い出して
まさに、このような重要な問題を本当に国民の皆さん方が、お一人お一人本当に理解なさっているのかと。皆さん、思い出してください。今から55年前の、日米安保条約のときには、この国会の周りに十重二十重と皆さんが集まって、全国民、全マスコミ、全学者で喧々諤々と議論しておりました。今、どうでしょうか。ハッキリ申し上げましょう。2年前に私が「この問題は、実は民主主義の根幹に関わる問題である」と。こんな事を天下の自民党がやっていいのかと言ったときは、マスコミは無視したものでした。私がどうしても、ここへ来てお話したくなったのは、今一番、問題なのが「ダブル先生」ですよ。ダブル先生って分かりますか?議員バッジと弁護士のバッジを付けている、その先生達です。責任、大きいのですよ。結論を言うと、議論して、つくづくおかしいと思うのは、弁護士の資格を持っているものですから、自分の言っていることが正しいのだと。
他の学者さんや、他の普通の国会議員が言っていることは、とるに足らないのだ。そういうような、今の状況であります。特に執行部に、3人の先生がおります。言わないでも分かっていると思います。結論は、もう簡単です。今日お集まりの皆さん方は、錚々たる皆さんです。各々の国会議員や、多くのマスコミの方を知っていると思います。我々が財政の危機を言っても、この憲法の危機を言っても、残念ながら門前の小僧でしかありません。説得力がありません。(弁護士の)先生方が、お一人お一人の国会議員や、国民や、マスコミのみなさん方に説明して頂きたい。
●「自民党は、いつからこんなに惻隠の情のない党になってしまったのか」
なぜ私が敢えて、このような場所に来たか。2つあるのですよ。
一つは前から申し上げているように、もし憲法に書いていない事を、内閣の一部局である法制局が解釈で変えることができたら…。まあ、自民党にある方が「ナチス憲法のマネをしろ」と言ったのですが、もちろんナチス憲法はありません。戦前のドイツで、議会において、全権委任法を通して、民主的なワイマール憲法を葬り去ったという、一番悪しき例があるのです。即ち、この事で突破口を開けば、例えば主権在民や基本的人権に至るまで、時の政府の恣意によって、実は憲法を曲げることができてしまう。大変、民主主義の危機にあるということです。それから、もう1点。
18歳の人達が有権者になります。私は、次の世代が気の毒です。
このままでいけば、財政がおかしくなる、金融がおかしくなる、社会保障もおかしくなる。その上、地球の裏側まで行くことになる。
自民党は、いつからこんなに惻隠の情のない党になってしまったのか。
●「当たり前のことが、当たり前でなくなるときが一番あぶない」
実は私の父は、増原惠吉さんと吉田さんに頼まれて警察予備隊を立ち上げた男です。一次防も二次防もやりました。父が死ぬまで言っていたのは、防衛予算は少なくて済むなら少ない方が良い。もう1点は、自衛隊の諸君の身の安全について、万全に期すべきだと言って死にました。私は、父の言った事が自分の政治命題だと考えております。この民主主義を守る事と、そしてまた次の世代のために…。私は、皆さん方のお力を、何卒、一人でも多くの皆さん方に、この問題がどこにあるのか(伝えていただきたい)。特に私は最後に、あえて言います。私が一番、今、危機を感じているのは、民主主義の危機、すなわちファシズムの危機であります。
私が大学のときに、ある先生が言っていました。「当たり前のことが、当たり前でなくなるときが一番、危ない」。結論はどういう事かと言いますと、もしこういう事で突破されれば、次の世代は、アメリカの要求を断る事もできません。歯止めもありません。そういう中で、こういうような非常に不完全な法制というものを、短期間で180度転換するような事を、軽々としていいものだろうか。最後に、もう本当にお願いします。弁護士の先生方。我々では説得する力がありません。自民党には、まともな大学で憲法を学んだ人が数います。そういう人達一人一人に説得して頂きたい。そして一番重要なのは、国民の皆さん方に、この法案並びに今までの手法が、どこに大きな間違いがあるかという事を、やはり一人でも多くの皆さん方に伝えて頂きたい。以上であります。
●「国民が絶対自分のこととして考えなければいけないこと」
不肖・村上誠一郎が、ただでさえ、やせ細った身体で、国会に来て必死にお願いをしたのは、後輩である(福島)瑞穂先生が、体重では負けないだろうからというのですが…。本当にこういう事を、党内で、一人で言う事は結構しんどいのです。ですから、先生方、皆さん方も、本当に、この問題の重要性にお気づきである訳ですから、一人でも多くの皆さん方に、その問題点を伝えて頂いて、国民お一人お一人が、自分が現憲法と、どのように立ち向かうのかという事を、御理解頂ける事を、切に切にお願い申し上げまして、簡単ではございますが…。今日は応援演説ではないのですよ。言っておきますけど、これは絶対ね、国民が、自分の事として考えなければいけない事です。そしてまた自分自身の事として判断すべきことであって、一部の国会議員で決められることではないということです。
よろしくお願いします。【管理者感想:村上議員は、本当に自民党の中にあって、多選を果たしながらも孤独な「保守リベラル主張」を展開されている。その民主主義リベラル性は、ハッキリ言って民進党右派幹部より、崇高で正当性が高い。我々は、国民世論として村上議員の活動に賛同と支援の声を上げていくべきではないか】(弁護士ドットコムニュース)
《【腐蝕の安倍政権2】戦争させない未来を選ぶ。主権者は私達。棄権はキケン!》
⦿2014年総選挙の自民党の絶対得票率は、比例代表選で僅か17パーセント未満だった。小選挙区でも25パーセントに届かない。一方、入れたいと思う政党や候補者がいないから等の理由で選挙に行かなかった人は、全有権者の47パーセントに上る。
⦿政府にとって不都合なことは特定秘密保護法で市民から隠し、フクシマの事故検証も終わらないまま原発を再稼働させる。武器輸出三原則を反故にして輸出を大っぴらに始め、格差と貧困を放置する一方で大企業優遇政策を推進する。そうやって安倍政権は市民の暮らしの安心と安全を奪ってきた。
⦿その挙句、昨年9月、安倍政権は広範な市民の反対の声を無視して「戦争障関連法(安保法)を成立させた。歴代政府が「違憲」だと説明してきた「集団的自衛権」を「合憲」と言い訳し、政府が「存立危機事態」と判断すれば、世界のどこへでも兵器を持つ自衛隊を派遣することを可能にする法律が「暴力成立?」された。
⦿「選挙に行っても何も変わらないし」と棄権してしまうのは、まさにこうした安倍政権の思うつぼです。
<選挙の争点は「改憲」!>
⦿衆議院で与党とその同調者が3分の2を占める現在、参議院でも与党に3分の2の議席を許せば、緊急事態条項新設や憲法9条の戦争放棄の定めの廃止を公言している自民党憲法草案の実現に大きく近づくことになる。
⦿70年前の大戦は、アジア全体でおよそ2,300万人もの死者を出した。敗れた日本人は「国によって再び戦争の惨禍が起こる事の無いようにする事を決意し、武力による国際紛争の解決を永久に放棄する」とした日本国憲法第9条を自らの発案で制定した。
⦿9条誕生から70年を迎える今年、満18歳以上の未成年が初めて選挙権を行使する。憲法誕生と同じ年、女性に選挙権が認められた。そのとき、女性達は喜びを胸に列に加わり、未来を決める選挙に臨んだ。
⦿主権者は私達。この権利をずっと大切に使う事が未来の平和を守る事に繋がる。
<7月10日;政治を変える!>
⦿今度の選挙は棄権しないでください。10人に5人しか投票に行かない現状を、10人に6人が投票するようにすれば、それだけで政治は大きく変わります。
⦿例え支持政党ではなくても、憲法違反の戦争法を廃止するために共闘している野党を応援すること。日本を再び戦争する国にしないために、今それが本当に必要です。
1.選挙に行こう!
2.安倍政権退陣へ!
(1)与党+補完勢力(自民党・公明党+「おおさか維新」等)は投票を止めよう!
(2)「リベラル4野党」へ投票しよう!
(参考文献-朝日新聞/文責:民守 正義)
【ご案内1】
「沖縄に『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」
◎活動のご案内と寄付のお願い
*詳しくは【サイト/[島ぐるみ会議]http://shimagurumi.org/】をご覧ください。
【ご案内2】[ナビラ募金への御協力のお願い]
パキスタンでの戦争やテロによって教育を受けられなくなったナビラさんの兄妹たちが、教育設備の充実したペシャワールの「Smart School等」で寄宿舎生活により教育を受けることができるよう「ナビラ募金」を起ち上げ、早急な支援を実施していくことといたしました。
年間で二百万円ほどの資金が必要です。
募金先は、三菱東京UFJ銀行赤坂見附支店、普通預金口座0280580
「一般社団法人現代イスラム研究センターナビラ募金」。
問い合わせは当センター☎042(426)8280までお願いいたします。
多くの皆様にご賛同頂き、ご協力を賜りたく思います。
1.選挙に行こう!
2.安倍政権退陣へ!
(1)与党+補完勢力(自民党・公明党+「おおさか維新」等)は投票を止めよう!
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《【腐蝕の安倍政権1】自民党:保守リベラリストの孤軍-村上議員が「自民党執行部批判!『あまりにも傲慢」》
自民党の村上誠一郎衆院議員が6月10日、日弁連が主催した「安保法制」に反対する集会に出席し、自民党の執行部を「あまりに傲慢」と批判した。会場には弁護士や野党議員ら190人が参加し各々「安保法制」に批判的な意見を述べていたが、集会の途中で与党・自民党に所属する村上議員が姿を見せ、マイクを握ると大きな「どよめき」が起きた。
村上議員は9日の自民党総務会で「安保法制」について「党議拘束を外すべきだ」と発言したところ、執行部の一人から「最高裁判決(砂川判決)を読んだ事があるのか」と問われたという。そこで村上議員が「貴方だけですよ、砂川判決が(集団的自衛権の)根拠だと言っているのは」と反論すると「学者は、最高裁判決までおかしいというヤカラだから、話を聞く必要がない」と言われてしまったのだという。村上議員はこうしたやり取りに激怒したとして「学者がそろって違憲だと言っているのに、自民党がそれを無視することは、あまりにも傲慢ではないか」と、強い口調で自らの所属する自民党を批判した。
<「民主主義の危機にある」>
集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更について、村上議員は「この事で突破口を開けば、例えば主権在民や基本的人権に至るまで、時の政府の恣意によって、実は憲法を曲げる事ができてしまう。大変、民主主義の危機にあるという事です」と警鐘を鳴らした。その上で「本当にこういうことを、党内で、一人で言う事は結構しんどいのです。ですから先生方、皆さん方も本当にこの問題の重要性にお気づきであるわけですから、一人でも多くの皆さん方にその問題点を伝えて頂きたい」と、集まった弁護士・国会議員、市民らに呼びかけていた。
<村上誠一郎議員の発言全文>
実は私は、そこにいらっしゃる山岸(良太・日弁連憲法問題対策本部本部長代行)先生と、大学の同級生、同じクラスでした。まさか43年後に、こういう集会に出るとは、夢にも想像していませんでした。正直申し上げます。私も自民党員です。本来ならば、こういう集会は、実はご遠慮申し上げようと思っていたのです。だけど昨日の総務会で執行部とやりあって、これはもう困ったなあと。やはり本当の事を国民の皆さん方に知って頂く事が大事だと。特に私は、柳澤先生(※集会で講演した元内閣官房副長官補の柳澤協二氏)に申し訳なく思っているのですが、昔の政治家は、柳澤さんのようなきちっとした議論を皆、聞く耳を持っていました。
ところが昨今、やはり、これもマスコミの人に反省してほしいんですが、小選挙区になって公認と比例と、人事まで党幹部に握られてしまって、なかなか昔のように自分の考えていることが言いにくくなってしまいました。もっと反省してほしいのは、特定秘密保護法のとき。28年前には(※1985年に国会提出されたいわゆる『スパイ防止法案』について)、大島(理森)さんや谷垣(禎一)さんまでが「おかしい」と言って廃案にしたのです。ところが(2013年の特定秘密保護法については)、一番、被害を受けるというか、当事者であるマスコミの人達が、最後の総務会で私が指摘するまで、誰も指摘しなくなった。それからもう一つ、バッジを付けている先生方も反省してほしいのは、去年の公務員法の「改正」ですよ。
私は最後まで反対した。何故ならば600人の人事を全部官邸に持っていった。こうなれば官僚諸君は、もう正論も本音も言わなくなるよ。
私は最後まで総務会で抵抗したのですが、これも官邸の意向という事で通ってしまった。案の定、それから公務員は正論も本音も言わなくなりました。もっと重要なのは、そのように外堀を埋められるために、今回の「安保法制」について、本来、一番モノを言わなきゃいけない国会議員が、口を閉ざしたままになっている。
●6月9日の自民党総務会で
今回、先ず昨日の事から申し上げますと、私が申し上げたのは、このような問題は国会議員の政治的良心・使命に関わる問題であるから、党議拘束を外すべきだと。そしたらですね。ハッキリ言いますよ。貴方達の先輩の、ある代議士が「お前は最高裁判決を読んだことがあるのか」と言ってきた。砂川判決を。だから私は言った。「貴方だけですよ、砂川判決が根拠だと言っているのは」。そしたら何て言ったと思いますか?「学者は、最高裁判決までおかしいというヤカラだから、話を聞く必要がない」と言ったのですよ。それで私は激怒したのです。3人のオーディナリーな学者が違憲だと言っている事に対して、自民党がそれを無視するという事は、あまりにも傲慢ではないか。
●安保条約の時を思い出して
まさに、このような重要な問題を本当に国民の皆さん方が、お一人お一人本当に理解なさっているのかと。皆さん、思い出してください。今から55年前の、日米安保条約のときには、この国会の周りに十重二十重と皆さんが集まって、全国民、全マスコミ、全学者で喧々諤々と議論しておりました。今、どうでしょうか。ハッキリ申し上げましょう。2年前に私が「この問題は、実は民主主義の根幹に関わる問題である」と。こんな事を天下の自民党がやっていいのかと言ったときは、マスコミは無視したものでした。私がどうしても、ここへ来てお話したくなったのは、今一番、問題なのが「ダブル先生」ですよ。ダブル先生って分かりますか?議員バッジと弁護士のバッジを付けている、その先生達です。責任、大きいのですよ。結論を言うと、議論して、つくづくおかしいと思うのは、弁護士の資格を持っているものですから、自分の言っていることが正しいのだと。
他の学者さんや、他の普通の国会議員が言っていることは、とるに足らないのだ。そういうような、今の状況であります。特に執行部に、3人の先生がおります。言わないでも分かっていると思います。結論は、もう簡単です。今日お集まりの皆さん方は、錚々たる皆さんです。各々の国会議員や、多くのマスコミの方を知っていると思います。我々が財政の危機を言っても、この憲法の危機を言っても、残念ながら門前の小僧でしかありません。説得力がありません。(弁護士の)先生方が、お一人お一人の国会議員や、国民や、マスコミのみなさん方に説明して頂きたい。
●「自民党は、いつからこんなに惻隠の情のない党になってしまったのか」
なぜ私が敢えて、このような場所に来たか。2つあるのですよ。
一つは前から申し上げているように、もし憲法に書いていない事を、内閣の一部局である法制局が解釈で変えることができたら…。まあ、自民党にある方が「ナチス憲法のマネをしろ」と言ったのですが、もちろんナチス憲法はありません。戦前のドイツで、議会において、全権委任法を通して、民主的なワイマール憲法を葬り去ったという、一番悪しき例があるのです。即ち、この事で突破口を開けば、例えば主権在民や基本的人権に至るまで、時の政府の恣意によって、実は憲法を曲げることができてしまう。大変、民主主義の危機にあるということです。それから、もう1点。
18歳の人達が有権者になります。私は、次の世代が気の毒です。
このままでいけば、財政がおかしくなる、金融がおかしくなる、社会保障もおかしくなる。その上、地球の裏側まで行くことになる。
自民党は、いつからこんなに惻隠の情のない党になってしまったのか。
●「当たり前のことが、当たり前でなくなるときが一番あぶない」
実は私の父は、増原惠吉さんと吉田さんに頼まれて警察予備隊を立ち上げた男です。一次防も二次防もやりました。父が死ぬまで言っていたのは、防衛予算は少なくて済むなら少ない方が良い。もう1点は、自衛隊の諸君の身の安全について、万全に期すべきだと言って死にました。私は、父の言った事が自分の政治命題だと考えております。この民主主義を守る事と、そしてまた次の世代のために…。私は、皆さん方のお力を、何卒、一人でも多くの皆さん方に、この問題がどこにあるのか(伝えていただきたい)。特に私は最後に、あえて言います。私が一番、今、危機を感じているのは、民主主義の危機、すなわちファシズムの危機であります。
私が大学のときに、ある先生が言っていました。「当たり前のことが、当たり前でなくなるときが一番、危ない」。結論はどういう事かと言いますと、もしこういう事で突破されれば、次の世代は、アメリカの要求を断る事もできません。歯止めもありません。そういう中で、こういうような非常に不完全な法制というものを、短期間で180度転換するような事を、軽々としていいものだろうか。最後に、もう本当にお願いします。弁護士の先生方。我々では説得する力がありません。自民党には、まともな大学で憲法を学んだ人が数います。そういう人達一人一人に説得して頂きたい。そして一番重要なのは、国民の皆さん方に、この法案並びに今までの手法が、どこに大きな間違いがあるかという事を、やはり一人でも多くの皆さん方に伝えて頂きたい。以上であります。
●「国民が絶対自分のこととして考えなければいけないこと」
不肖・村上誠一郎が、ただでさえ、やせ細った身体で、国会に来て必死にお願いをしたのは、後輩である(福島)瑞穂先生が、体重では負けないだろうからというのですが…。本当にこういう事を、党内で、一人で言う事は結構しんどいのです。ですから、先生方、皆さん方も、本当に、この問題の重要性にお気づきである訳ですから、一人でも多くの皆さん方に、その問題点を伝えて頂いて、国民お一人お一人が、自分が現憲法と、どのように立ち向かうのかという事を、御理解頂ける事を、切に切にお願い申し上げまして、簡単ではございますが…。今日は応援演説ではないのですよ。言っておきますけど、これは絶対ね、国民が、自分の事として考えなければいけない事です。そしてまた自分自身の事として判断すべきことであって、一部の国会議員で決められることではないということです。
よろしくお願いします。【管理者感想:村上議員は、本当に自民党の中にあって、多選を果たしながらも孤独な「保守リベラル主張」を展開されている。その民主主義リベラル性は、ハッキリ言って民進党右派幹部より、崇高で正当性が高い。我々は、国民世論として村上議員の活動に賛同と支援の声を上げていくべきではないか】(弁護士ドットコムニュース)
《【腐蝕の安倍政権2】戦争させない未来を選ぶ。主権者は私達。棄権はキケン!》
⦿2014年総選挙の自民党の絶対得票率は、比例代表選で僅か17パーセント未満だった。小選挙区でも25パーセントに届かない。一方、入れたいと思う政党や候補者がいないから等の理由で選挙に行かなかった人は、全有権者の47パーセントに上る。
⦿政府にとって不都合なことは特定秘密保護法で市民から隠し、フクシマの事故検証も終わらないまま原発を再稼働させる。武器輸出三原則を反故にして輸出を大っぴらに始め、格差と貧困を放置する一方で大企業優遇政策を推進する。そうやって安倍政権は市民の暮らしの安心と安全を奪ってきた。
⦿その挙句、昨年9月、安倍政権は広範な市民の反対の声を無視して「戦争障関連法(安保法)を成立させた。歴代政府が「違憲」だと説明してきた「集団的自衛権」を「合憲」と言い訳し、政府が「存立危機事態」と判断すれば、世界のどこへでも兵器を持つ自衛隊を派遣することを可能にする法律が「暴力成立?」された。
⦿「選挙に行っても何も変わらないし」と棄権してしまうのは、まさにこうした安倍政権の思うつぼです。
<選挙の争点は「改憲」!>
⦿衆議院で与党とその同調者が3分の2を占める現在、参議院でも与党に3分の2の議席を許せば、緊急事態条項新設や憲法9条の戦争放棄の定めの廃止を公言している自民党憲法草案の実現に大きく近づくことになる。
⦿70年前の大戦は、アジア全体でおよそ2,300万人もの死者を出した。敗れた日本人は「国によって再び戦争の惨禍が起こる事の無いようにする事を決意し、武力による国際紛争の解決を永久に放棄する」とした日本国憲法第9条を自らの発案で制定した。
⦿9条誕生から70年を迎える今年、満18歳以上の未成年が初めて選挙権を行使する。憲法誕生と同じ年、女性に選挙権が認められた。そのとき、女性達は喜びを胸に列に加わり、未来を決める選挙に臨んだ。
⦿主権者は私達。この権利をずっと大切に使う事が未来の平和を守る事に繋がる。
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⦿今度の選挙は棄権しないでください。10人に5人しか投票に行かない現状を、10人に6人が投票するようにすれば、それだけで政治は大きく変わります。
⦿例え支持政党ではなくても、憲法違反の戦争法を廃止するために共闘している野党を応援すること。日本を再び戦争する国にしないために、今それが本当に必要です。
1.選挙に行こう!
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(1)与党+補完勢力(自民党・公明党+「おおさか維新」等)は投票を止めよう!
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(参考文献-朝日新聞/文責:民守 正義)
【ご案内1】
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*詳しくは【サイト/[島ぐるみ会議]http://shimagurumi.org/】をご覧ください。
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募金先は、三菱東京UFJ銀行赤坂見附支店、普通預金口座0280580
「一般社団法人現代イスラム研究センターナビラ募金」。
問い合わせは当センター☎042(426)8280までお願いいたします。
多くの皆様にご賛同頂き、ご協力を賜りたく思います。
[一般社団法人 現代イスラム研究センター]
*なお「現代イスラムセンター」理事長 宮田律さんは「リベラル広場」にも友好関係で、以前も投稿していただき、イスラム諸国の平和立国としての日本の価値と非武装・非軍事援助の重要性を「戦争関連法」反対の中で力説しています。
【ご案内3】
[動画:安倍(売国奴)総理「私は『TPP反対』は一回も言った事が無い」麻生財務大臣もズッコケ!](現在、拡散中!:【https://t.co/XqnzZktatw”】)
【ご案内4】動画「卒業~アベ政治からの卒業~」をご覧ください。
面白いですよ♪[https://www.youtube.com/watch?v=Q4rwbXwAVbk&feature=share]
【ご案内5】
隠された、これがチェ・ゲバラの「広島訪問」
動画サイトYouTube:検索ワード『チェ・ゲバラ広島に立つ』
〔http://nicotter.net/player.php?video_id=sm6185210〕
【ご案内6】
[動画案内]総統閣下は「地球13周分のガソリン代」が計上された事にお怒りのようです:【http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/859.html】
*安倍(独裁)総理をヒットラーに模して面白いですよ♪
【ご案内7】
[動画]「韓国人です。いっしょにハグしませんか?」と、京都で呼びかけてみたら…
[http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/004d86e724dc88b155bd1cadb25f8c3b]
ぜひ、ご覧ください。感動しますよ♪
【ご案内8】動画
◎「戦争のつくりかた」アニメーションプロジェクト
-What Happens Before War?-
https://youtu.be/cUGu73hnjdY
【ご案内9】
へー!?こんな簡単な事も知らないの~?
安倍総理「私は立法府の長であります」 2016年5月16日衆院予算委員会 – YouTube
https://youtu.be/L6y1Evc6UVU
【ご案内10】
[動画サイト]「沖縄」が抱える基地問題について、7つのポイントでわかりやすくまとめた「#知らない沖縄」
https://www.youtube.com/watch?feature=share&v=2xUhXj0UVuM&app=desktop
【ご案内11】
自民党神奈川県議会議員が露骨な「精神障害者差別発言!」
参加者も拍手喝采で「自民党差別体質」露呈!
[証拠動画サイト:http://matome.naver.jp/odai/2146375016738897501]
【ご案内12】
吉祥寺での“安倍帰れ”コール!
「帰れ」コールの動画[http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12105.html]
【ご案内13】
ブックレット「安保法制違憲訴訟 – 憲法を取り戻すために」
かもがわ出版から、安保法制違憲訴訟の会編著のブックレット「安保法制違憲訴訟 – 憲法を取り戻すために」が発行されます。
2016年6月発刊予定です。ぜひお買い求めのうえ、お読みください。
[目次]
私たちが安保法制の違憲訴訟を提起する意義 (寺井一弘・伊藤真)
原告の決意表明から
安保法制違憲訴訟を支援する会から(鎌田慧)
憲法学者からの連帯のメッセージ(青井未帆)
違憲訴訟Q&A
差止請求行政訴訟及び国家賠償請求訴訟(訴状要約)
詳しくは標題検索ワードでHP(書籍注文書)をごらんください。
【お願い1】
[三上智恵監督新作製作のための製作協力金カンパのお願い]
『戦場ぬ止み』のその後―沖縄の基地問題を伝え続ける三上智恵監督が、年内の公開を目標に新作製作取り組んでいます。
製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。
◎振込先/郵便振替口座:00190-4-673027
/加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
◎銀行からの振込の場合は、銀行名:ゆうちょ銀行
/金融機関コード:9900/店番 :019
預金種目:当座/店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
/口座番号:0673027
加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
【お願い2】
IWJの財政が悪化!このままでは7月末には3千万円の大赤字の見通し!
皆様、ご寄付・カンパの緊急-ご支援をお願いします!
IWJのピンチをお助けください!
[会員登録][ https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php]をご覧ください。
[カンパ・寄付][http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html]を御覧ください。
【ご案内3】
[動画:安倍(売国奴)総理「私は『TPP反対』は一回も言った事が無い」麻生財務大臣もズッコケ!](現在、拡散中!:【https://t.co/XqnzZktatw”】)
【ご案内4】動画「卒業~アベ政治からの卒業~」をご覧ください。
面白いですよ♪[https://www.youtube.com/watch?v=Q4rwbXwAVbk&feature=share]
【ご案内5】
隠された、これがチェ・ゲバラの「広島訪問」
動画サイトYouTube:検索ワード『チェ・ゲバラ広島に立つ』
〔http://nicotter.net/player.php?video_id=sm6185210〕
【ご案内6】
[動画案内]総統閣下は「地球13周分のガソリン代」が計上された事にお怒りのようです:【http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/859.html】
*安倍(独裁)総理をヒットラーに模して面白いですよ♪
【ご案内7】
[動画]「韓国人です。いっしょにハグしませんか?」と、京都で呼びかけてみたら…
[http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/004d86e724dc88b155bd1cadb25f8c3b]
ぜひ、ご覧ください。感動しますよ♪
【ご案内8】動画
◎「戦争のつくりかた」アニメーションプロジェクト
-What Happens Before War?-
https://youtu.be/cUGu73hnjdY
【ご案内9】
へー!?こんな簡単な事も知らないの~?
安倍総理「私は立法府の長であります」 2016年5月16日衆院予算委員会 – YouTube
https://youtu.be/L6y1Evc6UVU
【ご案内10】
[動画サイト]「沖縄」が抱える基地問題について、7つのポイントでわかりやすくまとめた「#知らない沖縄」
https://www.youtube.com/watch?feature=share&v=2xUhXj0UVuM&app=desktop
【ご案内11】
自民党神奈川県議会議員が露骨な「精神障害者差別発言!」
参加者も拍手喝采で「自民党差別体質」露呈!
[証拠動画サイト:http://matome.naver.jp/odai/2146375016738897501]
【ご案内12】
吉祥寺での“安倍帰れ”コール!
「帰れ」コールの動画[http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12105.html]
【ご案内13】
ブックレット「安保法制違憲訴訟 – 憲法を取り戻すために」
かもがわ出版から、安保法制違憲訴訟の会編著のブックレット「安保法制違憲訴訟 – 憲法を取り戻すために」が発行されます。
2016年6月発刊予定です。ぜひお買い求めのうえ、お読みください。
[目次]
私たちが安保法制の違憲訴訟を提起する意義 (寺井一弘・伊藤真)
原告の決意表明から
安保法制違憲訴訟を支援する会から(鎌田慧)
憲法学者からの連帯のメッセージ(青井未帆)
違憲訴訟Q&A
差止請求行政訴訟及び国家賠償請求訴訟(訴状要約)
詳しくは標題検索ワードでHP(書籍注文書)をごらんください。
【お願い1】
[三上智恵監督新作製作のための製作協力金カンパのお願い]
『戦場ぬ止み』のその後―沖縄の基地問題を伝え続ける三上智恵監督が、年内の公開を目標に新作製作取り組んでいます。
製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。
◎振込先/郵便振替口座:00190-4-673027
/加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
◎銀行からの振込の場合は、銀行名:ゆうちょ銀行
/金融機関コード:9900/店番 :019
預金種目:当座/店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
/口座番号:0673027
加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
【お願い2】
IWJの財政が悪化!このままでは7月末には3千万円の大赤字の見通し!
皆様、ご寄付・カンパの緊急-ご支援をお願いします!
IWJのピンチをお助けください!
[会員登録][ https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php]をご覧ください。
[カンパ・寄付][http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html]を御覧ください。
(民守 正義)
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