リベラル勢力総結集で政権交代!(398)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》

《【被爆体験】被爆から74年:今だから伝えたい-全身焼けただれ死んだ弟:16歳の少年が見た広島のあの日》

 16歳のとき広島で被爆した鈴木太郎氏(仮名)が体験を綴った手記が、家族より下関原爆被害者の会に寄せられた。この手記は鈴木氏が広島平和記念資料館に送ったものだ。
 家族も手記の存在を知らなかったが、平和記念資料館を訪れた際に展示してあるのを発見し、手元に取り寄せた。鈴木氏は元気な頃、「語り部をしたい」という思いを語っていたという。下関原爆被害者の会は預かった手記を出向いた小学校に届けている、その内容を紹介したい。

<家族も知らなかった手記>

 思い出す事も話しする事も今まで拒否していました。大変暑い日でした。
 学徒動員令に依り、広島・観音町三菱重工(造機)で浅薄のエンジン部の鋳物工場で働いておりました。私は当時県立広島2中の生徒でした。仕事が始まる直前に原爆が投下され、工場の中におりました。熱射による火傷は免れましたが家屋(スレートの屋根、壁)の破片で頭部に約5㎝位の外傷を受けました。何がなんだか全然わかりませんでした。
 直ちに帰宅する様指示されました。外に出て目にしたものは市内全域が火の海と化し、避難する人々で混乱し、外傷で血にまみれ、火傷やヤケタダレた衣服はボロボロ。
事の重大さに驚き、どうしたらよいのか判断も何も出来ませんでした。
 友達(同級生)数人と私は己斐方面へと急ぎました。突然、大雨が降りましたが、黒い雨で全身ズブ濡れになりました。家屋は倒れ又火災で通ることは出来ない為、山陽本線線路の上を横川、広島駅へと急ぎました。横川駅の周辺は阿鼻叫喚、大勢の人の死体、怪我した人達が横たわり、周辺は火と煙と破壊された家屋。この世の地獄と言える状態でした。
 交通の邪魔となっていた人達を近くの救護所に焼けたトタンの上にのせ運びました。
 大変なショックを受け私達は広島駅に向って線路を歩きました。線路の枕木も燃えておりました。広島駅に近い太田川の支流周辺には大勢の怪我人、死者が横たわり「水をくれ、水をくれ」と哀願し、実に可哀想で、私達も為す術もなく「水を飲むと死ぬるよ」と言うことで一杯でした。其の時、欲する水を与えた方が良かったか、後日今日に至るも時々考えて居ます。また別な人達はヤケドで痛さ、熱さで耐えられず、川の水の中に入っておりました。
 川の中で死亡した人達は水面に浮き、下流に流されていました。(合掌)
 私は郊外の自宅迄、約1時間ほど徒歩にて帰りました。自宅では私の弟の事で皆が心配し、父親は市内に向って弟を探す為出発しておりました。私も自転車で急いで後を追いました。
 弟は私と同じ学校の下級生で、当日市内に防火帯を作る為に家屋倒壊作業に同学年全員で原爆投下中心地域に行っておりました。私は自転車で大津、比治山下を通り、千田町より目的地に向かいました。旧日赤病院(現原爆記念病院)近く迄はどうにか行きましたが、其れ以上は前に進めませんでした。前後左右火災で猛烈な勢いで炎を吹き、どうする事も出来ず自宅に引き返しました。弟は父親が背中にしょって帰って来ました。其の姿たるや全身焼けタダレ、見る影も無く、衣服のボロボロが僅か身に付いておりました。翌日午後1時に永遠に還らぬ人となりました。150人位の同学年の生徒は全滅し、聞く処によれば、家に引き取られた人は僅かとの事です。遺体の確認も出来ない人が殆どと思われます。数日後、私は毎日の様に市内に入り、人を尋ねたり、探しておりました。(基本文献—長周新聞)


《【「退職の自由」侵害】「バイト辞めたい」20歳大学生が“店主の逆上”に困惑》

 A郎さん(20)は大学2年生で、カフェでアルバイトをしています。将来に向けてある資格を取るためにバイトの時間を減らしたいと考え、店主に申し出たところ「今すぐには難しい」と言われました。「それならば辞めたい」と伝えると「うちの店が営業できなくなったら責任をとってくれるのか」と逆上され、困っています。

<バイト先の暗黙のルール>

 A郎さんは大学の近くで1人暮らしをしています。大学入学後、バイトを探していたところ、このカフェでバイトをしていたサークルの先輩に誘われて働き始めました。
 その先輩は、A郎さんがバイトを始めて直ぐに就活のために辞めました。
 この店では、自分が辞める場合、代わりの人を見つけるのが暗黙のルールになっているようでした。店は学生バイトが中心で和気藹々とし、好きなときに働くというスタイルでした。ただ大学の定期試験の時期になると、店は人手不足になりました。
 A郎さんは店から一番近くに住んでおり、人手が足りないときは一番に呼び出され、できるだけ対応していました。しかしA郎さんが仕事に慣れると更に呼び出しが増え、定期試験や帰省の時期等お構いなしに、店主から「店にいて当然」といった扱いを受けるようになりました。頼りにされるのは嬉しかったものの、バイト中心の生活をしたい訳ではありません。
 2年生になり、新入生のバイトが入ってきたら働く時間を減らすつもりでした。

<「辞めたい」と店主に伝えるが…>

 A郎さんは2年生になりましたが、新入生のバイトは思ったように集まりませんでした。
 店の“暗黙のルール”を果たさずに辞める人が増えたことが理由でした。彼らは少しずつ働く時間を減らし、何かの理由で店主に「しばらく休みたい」と申し出ます。
 そして、そのまま自然に辞めていくパターンが続きました。バイトの人数が減ると店主の機嫌が徐々に悪くなり、バイトは店主の機嫌を窺いながらビクビクして働く事になりました。更に店主から各バイトに「週○日、1日△時間」等と働く時間を指定されるようになり、働けない場合も代わりの人を自分で探すよう、はっきりと指示されるようになりました。
 A郎さんは他のバイトから「代わり」を頼まれることが多く、毎日のように働くことになり、疲れ切ってしまいました。どうすれば辞められるか悩んでいます。

<退職の時期についてのルール>

 昨今の人手不足の状況から、会社が退職したい社員やアルバイトを辞めさせないというケースが増えています。厚生労働省によると、全国の労働基準監督署に設置された総合労働相談コーナーへの相談内容は、2016年から3年連続で「解雇」より「自己都合退職」の件数が多くなっています。A郎さんの事例のように、職場内に「辞めるときは別の人を連れてくる」といった独自ルールがあるケースがあります。他にも「次の人が決まり引き継ぎを終えてからでないと辞められない」「2カ月前までに退職を申し出なければならない」といったルールを決めている場合もあるようですが、退職希望者は法律が定めたルールに沿って対応すれば十分です。労働者からの退職の申し出に関する規定は民法にあり、雇用期間に定めのない場合は「雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する」(627条)とされています。

<はっきりと退職の意思を伝える>

 A郎さんは時間給のアルバイトです。雇用期間に定めのない契約であれば、改正前の現行法でも退職の意思を伝えてから2週間が経過すれば解約の効力が生じます。しかし会社から引き止められることもあるでしょう。その場合も、辞める日を決めて「それ以降は働きません」とはっきり伝えるようにします。それでも会社が承諾しない場合、学生であれば大学が設置する相談窓口を訪ねたり、道府県労働相談所、また労基署に相談したりすることもできます。場合によっては道府県労働相談所等で、具体的に使用者側の間に入って、対応してくれる場合もあります。(もちろん無料)或いは「一人でも入れる労働組合=合同労組)」に相談・加入して解決を図る方法もあります。また本ブログ管理者-民守にご相談頂ければ、適切な体応手段を、共に講じます。(下記《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》参照)こうした対抗手段を知っていれば、最近、流行りの「退職代行業」が、全く無駄金である事が、よく解ります。なお会社の承認を得ずに辞めた場合でも、働いた期間の賃金を受ける権利があります。(参考文献-毎日新聞/文責:民守 正義)

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《「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネットの当面の日程》

11/3(日)輝け憲法!いかそう9条!大阪総がかり集会(13時半~扇町公園)
  9(土)君が代強制反対キリスト者の集い「即位礼・大嘗祭に異議あり」
                       (14時~東梅田教会)
 14(木)「大嘗祭は違憲だ!」集会(18時~中央公会堂前水上ステージ)
     →19:10~デモ〔西梅田公園〕
 16(土)声をあげよう!弾圧許すな!関生弾圧反対集会(14時~西梅田公園)
     →16時~デモ〔雨天決行〕
 17(日)岡本朝也さん講演会「なぜ『日の丸』『君が代』に反対するのか~植民地支配の問題から考える」(14時~高槻生涯学習センター)


《ブログ「リベラル広場」では次の事業も行っています。》

職場(仕事)における労働・人権相談(ハラスメント・メンタルヘルス等、含む)
*大阪府労働相談経験10年以上。*産業カウンセラー資格、有り。
*但しメンタルヘルスの場合、もし心療内科等に受診されている場合、または、その受診の方が望ましい場合は、当該医師の指導を優先し、カウンセリングを断る事もありますので予めご了承ください。【費用:交通費等、実費+α(委細相談)】
②「企業内人権研修」等の講師派遣も行います。【但し有料(2万円程度-委細相談)】
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*出版実績:『公正採用と採用選考・応募と人権のハーモニー』絶賛発売中!
                  (求人・就職活動中の方には必見!)
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(民守 正義)