「戦争法案-反対」の蠢き(23)

「戦争法案-反対」の蠢き(23)


《「戦争総理=安倍総理!」「戦争関連法案‐廃案!」の声・抗議行動!》
<長崎「平和祈念式典」山本太郎議員の時だけ物凄い拍手に!>
 8月9日「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」で各党代表者達が献花する場面で山本太郎議員が挨拶した時に盛大な拍手があったことが話題になっている。献花のシーンを撮影した映像を見てみると、他の政党の議員達に対しては拍手が数人程度だったのに対して山本太郎議員の時だけは数十人規模の大きな拍手があった。ここまで献花の時に大きな拍手があるのは異例のことで、それだけ山本太郎議員は多くの方に注目されている存在だと言えるだろう。
 因みに安倍(戦争)総理の際は献花から挨拶後まで頻繁にヤジが飛んだ。

<中高年グループも結成&参戦「安保反対デモ」拡大に自民焦り>
 「戦争法案」に「抗議」する動きが、どんどん拡大している。学生団体「SEALDs(シールズ)」に刺激される形で70代の高齢者も「デモ」に参加し始めた。高校生、大学生、高齢者と、広がりつづける「抗議活動」に自民党は本気で焦り始めている。8日、東京で「戦争法案」に「ノー」を突き付けたのは「OLDs(オールズ)」のメンバー。   60~70代で構成され、7月から毎週土曜日、東京―巣鴨に集結している。シールズに刺激を受け、行動を始めた。Aさん(70)はこう言う。「正直、安倍政権に対しては“ふて寝”状態でした。でも若い人にケツを蹴られて、目が覚めたような格好です。自分達も動かないとダメだと。ネットで呼びかける形で集まってもらっています」
 この日の参加者は100人超。「これまで、集まったのはせいぜい10人くらい。今日はたくさんの人が来てくれた」という。音楽やシュプレヒコールを中心にデモを行うシールズとは、現場の雰囲気は全く違う。一人一人がマイクを握り、淡々と「戦争法案」や安倍(戦争)総理への批判を展開。巣鴨は創価学会との繋がりが深い事もあり「創価学会は今の公明党を見て何も感じないのか」と訴える場面もあった。こうしたオールズの姿に触発され、30~60代で結成されたのが「MIDDLEs(ミドルズ)」だ。8日の行動にも加わった。
 現役バリバリの社会人が中心で、弁護士や報道関係者らも参加する。デモなどの際の実務的な“サポート”もしていくという。
 自民党関係者がこう言う。「ここまで反対運動が広がるとは思わなかった。高校生、大学生、高齢者とあらゆる年齢層に反対運動が広がっている。しかも東京だけでなく全国規模になっている。まるで国民が覚醒したようです。どうすれば終息するのか正直、分からない」シールズ取材してきたジャーナリストもこう話す。
「シールズのメンバーは、実名や顔がネット上にさらされて、激しい誹謗中傷を受ける事もあります。それでも彼、彼女らは堂々と行動している。そうした姿を見て『自分達も何かやらなければ』と感じる人が多いのだと思います。ネット上の動画を見てシールズに参加する人は若者から年配の方まで、今もどんどん増えている状況です」夏休み最後の日曜日(8月30日)には、国会前で10万人、全国で100万人の「反安保デモ」が予定されている。このままいけば20万、30万人が国会に押し寄せてもおかしくはない。(日刊ゲンダイ)

<安倍(戦争)総理の地元-下関市でも「戦争法制反対」の市民集会(IWJ)>
 安倍(戦争)総理のお膝元、下関市でも「戦争法案」反対の狼煙があがった。8月9日(日)11時より下関市にある海峡ゆめ広場にて、山口県弁護士会が主催する「安全保障法制改定法案反対の市民集会」が開かれた。猛暑の中、5人の地元有力者がスピーチし、次々に安倍政権が強行に推し進める「戦争法案」に対し強い危機感を表明した。
 その後、会場に集まった約500人の参加者は約20分にわたり下関市内をデモ行進し「戦争法案」の廃案を訴えた。下関市は安倍(戦争)総理の選挙区(山口4区)である。前回2014年の衆院選では得票率76.3%と圧倒的な強さで勝利している安倍(戦争)総理であるが「戦争法案」に関しては、地元からも痛烈な非難の声が上がった。

〔清水弘彦弁護士(山口県弁護士会会長)「この一線だけは守らないといけないという砦が崩されようとしている」〕
 最初に開会の挨拶に立った清水弁護士は、これまで何度も弁護士会として「戦争法案」に反対する声明を発表してきた経緯を説明した上で、その理由を次のように述べた。「一人一人の弁護士は、政治的信条を有している。強制加入団体である弁護士会が政治活動をする事はございません。しかし弁護士法の第一条で『弁護士は基本的人権を擁護し社会正義を実現する事を使命とする。弁護士は前項の使命に基づき誠実にその職務を行い社会秩序の維持及び、社会制度の改善に努力しなければならない』と規定しています。弁護士は日本国憲法を駆使して基本的人権を擁護し社会正義実現に向けて行動するが、その憲法が今、危機に瀕している。この一線だけは守らないといけないという砦が崩されようとしている。憲法の解釈変更は、実質的な憲法改悪の動きであり、基本的人権の擁護者である弁護士及び弁護士会として、この動きには黙っておれません。情勢は厳しいと言わざると得ないが声をあげるべき時は今です」

〔那須正幹さん(児童文学作家)「例え安保法案が成立しても死文化させよう」〕
 続けて登壇した「ズッコケ三人組」等の代表作がある児童文学作家の那須正幹さんは、開口一番「こんなクソ熱い中で、こんな集会を開かなければならないのは、みんな安倍が悪い」と皮肉った上で「僕のみるところ、おそらく、この法案は通るでしょう。しかし我々が、ずっと声を上げて「戦争法案」を死文にしましょう。自衛隊を海外に出さなければいい。今日は、その息の長い出発点だと思う」と述べた。

〔高橋見性さん(常正寺住職)「なぜかお孫さんはおかしくなっている」〕
 続けて登壇した安倍(戦争)総理の実家がある長門市の常正寺住職、高橋見性さんは「総理の父である安倍晋太郎さんは『憲法9条は一番大事。これを変えることは絶対にならんよ』というのが口癖だった。その父(総理の祖父)である安倍寛さんは、地元で「大津聖人」と呼ばれ、第二次世界大戦の時に戦争反対をされた方であります。それが何故か、お孫さんはおかしくなっている」と、これまで先代が地元で培ってきた支持基盤・政治姿勢とは対極をなす 安倍(戦争)総理を強く批判した。

<「維新」-「戦争法案」対案、参議院でも提出へ>
*(  )内は管理者。
 維新の党は「戦争関連法案」への独自対案を来週、参議院にも提出する方向で調整している。(勝手にやったら!)先に民主党と衆議院に共同で提出した「領域警備法案」の取り扱いを巡っては党内に意見の隔たりがあり、今後の審議で連携して対応できるかどうかは見通せない状況だ。
(連携する必要なし!そんなもの「現実路線でなく日和見主義」という。)
 維新の党は、今国会の最大の焦点である「戦争関連法案」への独自の対案として、先に衆議院に提出したアメリカ軍への攻撃が日本への攻撃にも繋がる危険がある場合に限り武力行使ができる等とする法案を来週、参議院にも提出する方向で調整に入った。
(もう「維新」は憲法合憲・違憲判断は、どうでもいいのね♪)
 対案の提出にあたって維新の党は、衆議院段階では3本にまとめた8本の法案を、1本ずつ個別に提出する事にしていて、安倍政権が自衛隊法等10本の法律の改悪を1本の法案にまとめた姿勢を批判し、徹底した審議を求めていく方針だ。
(そんな事を問題指摘するのもエエけど、もっと「戦争法案」の本質問題を指摘しろ!)
 一方で先に民主党と衆議院に共同で提出した武力攻撃に至らないグレーゾーン事態に対処するための「領域警備法案」の取り扱いを巡っては、民主党との連携を重視する立場から参議院にも共同で提出すべきとする幹部と、連携に否定的な議員らとの間で党内の意見の隔たりが埋まっていない。民主党内にも参議院を中心に「政府案の問題点の追及に軸足を置くべきだ」として提出に慎重な意見がある事から、今後の審議で連携して対応できるかどうかは見通せない状況だ。(ハッキリ言って「維新」等の憲法違反容認派と、ただ野党同士と言う事で連携する必要なし。野党同士なら「ナチズムとも共闘せよ」と言っているようなもの。それと民主党対案提出派〔代表して「細野」〕の中で今日の「戦争法案‐廃案」の大衆運動に少しでも人集め貢献した者がいるのか!選挙闘争以外では100人も自分の力のみでは集める事が危うい大衆的人望もないオマエラが、闘いの終息を図りたいが為に、最後に政治家面して姑息な「対案」を駆引き的に口にするな!また「腰抜け野党ども」と言われるぞ!)
 皆さんにも呼びかける!今「アベ」はヘタっている。〔民主党に「対案」なし!「闘いの励ましメール」を!〕【民主党本部 ご意見メール担当:〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1:電話 03-3595-9988:URL http://www.dpj.or.jp:
民主党へのご意見はこちらから→:https://ssl.dpj.or.jp/form/contact/request】
文例;「戦争法案に対案ナンセンス!直ちに廃案を!」
(民守 正義)