リベラル勢力総結集・安倍政権打倒!(49)

《Ken Sway Kenと管理者の【緊急事態条項等、憲法改悪阻止】》
《【森友・加計疑獄】幕引き狙う罪深さ/毎日新聞東京社会部長-磯崎由美》

 この国を1年以上も揺さぶり続けてきた森友学園問題で、検察の捜査と財務省の調査が「結論」を示した。だが財務官僚をここまで執拗な公文書改竄に走らせたものは何だったのか。
 その正体はいまだに見えない。「いつまでモリカケをやっているのか」「疑惑が消えぬまま幕引きでいいのか」。世論は分かれ連日、双方の声が数多く寄せられる。
 相反する声に見えても、突き詰めればいずれも背景にあるのは国政が進まぬ事への苛立ちだろう。その責任は政権側にあるのに今尚、真相究明を尽くさないことの罪は重い。
 社会には政治不信を通り越し、諦めさえ漂う。政治家や官僚は国民より自らの保身を優先させる─。そんな意識が広がれば、国会を通して民意を反映する民主主義の土台が蝕まれていく。それを強く懸念する。国の組織で、これほどの不祥事があれば大臣が引責辞任するのは、自衛隊の日報隠し問題など過去の例からみても当然のことだ。
 にも関わらず、麻生太郎財務相は公文書の膨大な改竄を「悪質ではない」とまで言った。
 それでも職に留める安部政権の姿勢そのものが政治不信を一層、増幅させている。
 大阪地検特捜部の捜査は不発に終わった。政権は同省の調査結果も踏まえ、幕引きを図ろうとしている。だがこれで終わりにしてはいけない。むしろ国会が真相解明に果たす役割は更に大きくなったと考えるべきだ。加計学園の問題でも、学部新設のプロセスへの疑念は深まるばかりだ。森友文書の改竄を強いられた近畿財務局職員が告発のメモを残して自殺したことを忘れてはいけない。政と官の関係が、かつてないほど歪み、個人の命まで犠牲になってしまった。その不条理を直視せず済んだことにする政治や社会であることが許されていいのか。事件は、検察審査会に舞台を移し、市民の目が不起訴処分の妥当性をチェックする。
 平成史に残る事件をどう決着させるのか。私達は大きな岐路に立っている。


《【賭博汚濁】カジノ法成立:公明党自主投票から賛成へ》

◎公明、選挙睨み賛成:カジノ法、早めの成立を重視
 統合型リゾート(IR)実施法が20日に成立した。実施法の前提となるカジノ解禁法の採決時には反対者も出した公明党は今回、党として賛成に転じた。与党の立場と支持者の間で板挟みとなった末の方針変更に、党内には不安が残る。カジノ解禁法は自民党が主導し、2016年12月に採決した。この時、公明党は自主投票として、衆議院で採決に臨んだ33人中11人、参議院で25人中7人が反対に回った。山口代表は、賛成票に転じた理由を「ギャンブル依存症が生じないよう、厳しい条件を作った」説明する。
 党内には自民党との連立を重視する議員がいる一方、支持母体の「創価学会」の声に耳を傾ける議員もいる。学会の池田大作名誉会長は、「他人の不幸の上に自分の幸福を築かない」と説いており、学会内にはカジノ解禁への反対が根強い。
◎評価:カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の成立。だが、それがどこまで正当化されるか。日本において賭博が社会にとってマイナスなのは古代から解っていて、禁止されてきた。『日本史年表』を見れば、持統天皇時代の689年「双六を禁ず」とある。
 徳川幕府も賭博禁止令を出した。そして今日、刑法に賭博を行った者への罰則規定がある。賭博は社会に悪を広げる。カジノへの依存症対策をすれば、悪が駆逐されるというものでない。先の世論調査で公明支持層では「必要はない」が7割を超えた。
 全般的に言えるが、自公連立政権の中、公明党国会議員の意識は、どんどん支持層と乖離してきている。(基本文献-孫崎享のつぶやき/管理者:部分編集)


《【反戦】ロヒンギャへの差別と弾圧を止めて!/アムネスティ-アピール》

 国籍を認められず、長年、国から差別的な扱いを受けてきたミャンマー(ビルマ)のロヒンギャの人達。ラカイン州北部に暮らす彼らは村や地域を出ることを許されないため仕事に就けず、農作業は妨害され、貧困と栄養失調に苦しんできました。
 学校や病院からも締め出されています。昨年8月、ロヒンギャの武装グループが治安施設を次々と襲撃。これを機に、国軍は容赦のないロヒンギャ掃討作戦に出ました。
 村々を焼き払い、殺人、暴行等の残虐な行為を繰り広げたのです。
 こうした事態で、ロヒンギャの8割以上に当たる70万人以上が、隣国バングラデシュに逃れざるを得ませんでした。差別的な政策がある限り、ロヒンギャの人達がミャンマーに戻っても悲劇が繰り返されるばかりです。日本は、政府開発援助(ODA)を通じて、同国に様々な資金援助、技術援助を行ってきました。国連機関と連携して、ラカイン州での和解・和平プロセスの支援や人道支援もしています。支援国として日本政府からミャンマー政府に対して、差別的な政策の撤廃等を働きかけるよう、要請してください!
◎期間:2018年7月12日~9月末日(予定)
◎要請先:日本の外務大臣

<アクションメッセージ>

※署名(お名前のみ)はアムネスティ日本で取りまとめて要請先に提出します。
※メール、お電話にて、後日、アムネスティ日本から活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。
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  外務大臣 河野太郎 殿
 日本の政府開発援助(ODA)の支援先であるミャンマーで、国軍による民族浄化作戦により70万人以上のロヒンギャに人達が、国を追われました。ロヒンギャの人達が安全に帰還し、安心して暮らせるようになるには、国による差別的な政策が廃止されなければなりません。また悲劇を繰り返さないために、国軍による残虐行為の責任追及も不可欠です。
 日本政府からミャンマー政府に以下の働きかけを行ってください。
・ロヒンギャへの差別や隔離政策を廃止し、彼らの尊厳が守られ、自由意思で安全に帰還できるようにすること。
・ロヒンギャへの暴行・殺害を調査し、これに加わった疑いのある個人を起訴すること。
・人道支援のための国内への自由なアクセスを即刻認めること。


《【反差別・多様性】第一子誕生のりゅうちぇるが語った「リンク」の名に込めた反差別・多様性への思い》

 タレントのぺこ・りゅうちぇる夫妻の第一子となる男児が無事に生まれた。
 二人は男の子が生まれたら名前を「リンク」とすると出産前に公言していた。
 しかし、この名前に批判の声が多く上がっていた。いわゆる「キラキラネーム」批判である。ツイッター上には〈正直、子供が可哀そう。まさに親のエゴ〉や〈仕事の関係で最近のキラキラネーム、色々見るけどホント止めてやって欲しい どんな願いがあるのか知らんが珍名って人生の難易度が何段階か上がるのだよ〉といった文章が多数投稿されている。それらの声は二人の下にも届いていた。りゅうちぇるは、今年5月に行われた第1回ベストウェディングアワードの授賞式で「インスタとかで『本当に子供の事を考えているなら、もっと真面目な名前にしてください』とか」と発言している。
 どんな名前が「一般的」か等という基準は時代によって変わるし、単に「珍しい」からといってバカにしたり非難したりするのはおかしい。「難読」等という批判も、批判している方こそ教養や知識がないケースだって少なくない。そもそも、りゅうちぇるの父方の祖父はスペイン系アメリカ人なのだから、ルーツを考えてもアメリカ的な名前をつけても全くおかしくはない。こういった背景を一切、考慮せず安易に叩くのは、自分達とは違う文化の多様性を完全に無視したものであり、看過できる傾向ではない。

 そして「本当に子供の事を考えているなら、もっと真面目な名前にしてください」等というのも、とんでもないお門違いな文句である。ぺこ・りゅうちぇる夫妻が子供に「リンク」という名前をつけようと考えたのには確固とした理由がある。「僕達が大好きなミュージカル映画『ヘアスプレー』の役名からとったのですが、リンクっていう男の子は人の中身を見て人を愛せる子。そういう人になってほしい」映画『ヘアスプレー』は2007年に公開されたミュージカル映画。「リンク」の由来となったリンク・ラーキン(ザック・エフロン)は、主人公トレイシー・ターンブラッド(ニッキー・ブロンスキー)の恋人役となるキャラだ。
 映画の舞台は、黒人差別が色濃く残る1962年のメリーランド州ボルチモア。トレイシーは地元で人気のテレビ番組『コーニー・コリンズ・ショー』に出演して看板ダンサーであるリンクと共に踊ることを夢見ていた。ぽっちゃり体型であるトレイシーは、そのスタイル故に『コーニー・コリンズ・ショー』出演をかけたオーディションで番組プロデューサーのベルマ・フォン・タッスル(ミシェル・ファイファー)から酷い事を言われた上、落選してしまう。しかし、ひょんなきっかけで番組司会者のコーニー・コリンズ(ジェームズ・マースデン)に気に入られて番組レギュラーの座を獲得する。
 『コーニー・コリンズ・ショー』には、月に一度「Negro Day」という黒人ダンサーのみが出演する日がある。逆にいうと、この日以外は黒人の出演は許されていない。
 つまり白人と黒人が一緒にダンスする姿を放送する事は認められていないのだ。
 プロデューサーのベルマは人種差別的な考えを強くもつ人で、彼女の意向により「Negro Day」すら廃止される事が決まる。その事を聞いたトレイシーは、番組の黒人ダンサーらと共にデモに参加する事を決意し、番組からの差別撤廃を求めた戦いに向かうのであった。

<「リンク」の由来は「体重や肌の色等の見た目で人を差別するのは止めよう」という思い>

 あらすじを簡単に見ただけでもわかる通り、映画『ヘアスプレー』のテーマは一つ。
「体重や肌の色などの見た目で人を差別するのは止めよう」というものだ。
 リンクは元々、差別的な人ではなかったが、それでも黒人差別撤廃を求めたデモへの参加をトレイシーに誘われると、番組を降板させられる恐怖や、芸能エージェントの心証が悪くなることを恐れて、デモへの参加を断ってしまう。ただトレイシーの奮闘を見て、彼女への愛に気づき、差別撤廃への闘いに加わっていくキャラクターとして描かれる。
 リンクはトレイシーが、ぽっちゃり体型だからといって気にしたりはしないし、肌の色が黒かろうと白かろうと、そんな事は関係なく友達になる。ぺこ・りゅうちぇる夫妻は、自分の子供には、そんな人になってほしいという願いを込めて「リンク」という名前をつけると語ったのだ。しかも、りゅうちぇるは「ちゃんと考えているから、キラキラネームじゃない」と釈明しているわけではない。りゅうちぇるはこのようにも語っている。
「人の名前で苛めるような子にリンクはしないし、僕達も人の見た目や名前で人を判断する子には絶対しない。キラキラと言われても、リンクの中身を見て友達になって、愛してくれる子が現れるようにリンクを育てたい」名前が少し人と違っているからと言っただけで「キラキラネーム」だとバカにしたり、その名前の意味すら知らずに「真面目に考えろ」等と非難する“キラキラネーム攻撃”という行為自体に異を唱えているのだ。実際のところ、キラキラネーム攻撃というのは「常識ない」とか「子供が可哀そう」とか「就職できない」とか尤もらしい事を言っているが、要は多様性を否定し、異質なものを排除しようという同調圧力に他ならない。こうした同調圧力に抗い「多様性」や「個性」「自分らしさ」を大切にしたいというのは、りゅうちぇるが一貫してもっている確固たる信念そのものだ。その強い思いがよく解るのが、2016年7月放送『爆笑!いいね動画シアター』内のドッキリ企画だ。

<「普通の父親」像を押しつけられても「可愛いパパ」でいると主張続けるりゅうちぇる>

 このドッキリの内容は、同じ事務所の先輩モデルから嫌いな牛乳を勧められたり、メイクを説教されたりするというもの。飲めない牛乳を無理矢理、勧められても如才なく先輩を立てていたりゅうちぇるだったが、メイクについて「化粧している男って有り得ないだよね」と説教された途端、それまでとは態度を一変させて敢然と反論したのだ。
 りゅうちぇるは「自分が一番よく見える方法として化粧を選んだり、男の子でもカラータイツを履いたりしている」と、先輩を気遣って、にこやかな表情ながらも、きっぱりと主張。更に先輩モデルが「男らしくない。子供ができても、そういうパパでいるの?子供が可哀そう」等と批判を重ねると、りゅうちぇるは、かなり熱い調子でこう語った。
「絶対、可愛いパパでいる。人に何を言われても自分がしっかりしていれば大丈夫」
「人に合わせないで自分の好き嫌いを表現できる子、しっかり自分をもった子に育てるので、お父さんが、こうやって言われるのがイヤと思うなら『お父さんって思わなくてもいいよ』って言います。何か言われるのが恥ずかしいと思うような弱い子には絶対に育てない」「ずっとそう言われて育ってきたので、こうやって言われるのは人生初めてのことじゃない。家族ができて子供ができても、偽りの自分に慣れたら人に何も教えられない」
 こうしたりゅうちぇるの姿勢は今も変わっていない。ぺこと結婚して以降「パパになったら今のメイクやファッションを止めるのか」等と、しょっちゅう質問されているが、その度にりゅうちぇるは変わらず「可愛いパパでいる」と答えている。
 りゅちぇるは、社会一般が考えるスタンダードなイケメンや、男らしさ、夫、父親等というものに、全く興味をもっていない。自分らしくあり続ける事、異物であり続ける事で、「普通」を押しつけ異物を排除しようという空気に、自身の身を呈して抵抗している。
 「リンク」という名前には、りゅうちぇるのその強い思いが込められているのだ。
 育児をしていく中で、益々「普通の父親」「普通の育児」を押し付けられ「非常識」「子供が可哀そう」等と非難されたり炎上したりする場面は増えるかもしれない。
 それでもりゅうちぇるには、変わる事無く、これからも「多様性」と「自分らしさ」を強く主張し続けて欲しい。(基本文献-リテラ/管理者:部分編集)
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《憲法学習会「自民党改憲案を斬る!」》

◎講師:永山 茂樹さん(東海大法科大学教授・憲法学)
◎日時:7月29日(日)午後2時~午後4時
◎会場:PLP会館4階小会議室B
 (大阪市北区天神橋3-9-27:JR天満400ⅿ/地下鉄扇町200ⅿ)
◎参加費:500円
◎主催:護憲大阪の会(連絡先-社民党大阪府連合/℡06-6351-7074)


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(民守 正義)